差分

2,609 バイト追加 、 2013年8月25日 (日) 20:30
編集の要約なし
21行目: 21行目:  
戦争が終結した後、プレアの代わりに[[マルキオ導師]]の元へNジャマーキャンセラーを届ける。その際、砂浜でキラを目撃するが、何もせずに立ち去った。<br />[[C.E.]]73時には[[傭兵]]となっており、プレアのドレッドノートを改修したドレッドノートイータに乗って戦っている。この頃になっても時々暴走する事があるようで、ジェス・リブルの護衛任務の最中に[[ゲルズゲー]]と交戦し、完膚なきまでに破壊していた。
 
戦争が終結した後、プレアの代わりに[[マルキオ導師]]の元へNジャマーキャンセラーを届ける。その際、砂浜でキラを目撃するが、何もせずに立ち去った。<br />[[C.E.]]73時には[[傭兵]]となっており、プレアのドレッドノートを改修したドレッドノートイータに乗って戦っている。この頃になっても時々暴走する事があるようで、ジェス・リブルの護衛任務の最中に[[ゲルズゲー]]と交戦し、完膚なきまでに破壊していた。
   −
失敗作とはいえ、その能力は通常の[[コーディネイター]]以上であり、[[叢雲劾]]とも互角に戦えるほどである。また集団戦や指揮の重要性を理解し[[メビウス]]を有効活用するなど戦術家としても優れているのだが、性格や目的の関係上それが活かされた場面は多くはない。
+
失敗作とはいえ、曲がりなりにもスーパーコーディネイターを目指した存在だけあり、その能力は通常の[[コーディネイター]]以上であり、[[叢雲劾]]とも互角に戦えるほどである。また集団戦や指揮の重要性を理解し[[メビウス]]を有効活用するなど戦術家としても優れているのだが、性格や目的の関係上それが活かされた場面は多くはない。
    
キラと顔立ちが似ており、ゲーム作品で声を担当したのはキラ役の保志氏。そのため遺伝子的にはキラ、[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]の兄にあたるのではないかとの説が囁かれている(なお、勘違いしているファンもいるが、カナードはキラ達より年上なので、三つ子ではない)。
 
キラと顔立ちが似ており、ゲーム作品で声を担当したのはキラ役の保志氏。そのため遺伝子的にはキラ、[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]の兄にあたるのではないかとの説が囁かれている(なお、勘違いしているファンもいるが、カナードはキラ達より年上なので、三つ子ではない)。
37行目: 37行目:     
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[シールド防御]]
+
;[[シールド防御]][[切り払い|斬り払い]][[撃ち落とし]][[カウンター]][[コーディネイター]][[底力]][[援護攻撃]][[コンボ|マルチコンボ]]
:
  −
;[[切り払い|斬り払い]]
  −
:
  −
;[[撃ち落とし]]
  −
:
  −
;[[カウンター]]
  −
:
  −
;[[コーディネイター]]
  −
:
  −
;[[底力]]
  −
:
  −
;[[援護攻撃]]
  −
:
  −
;[[コンボ|マルチコンボ]]
   
:
 
:
   60行目: 46行目:  
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[プレア・レヴェリー]]
 
;[[プレア・レヴェリー]]
:カナードの生き方を変えるきっかけとなる。
+
:ライバル。あらゆる意味で正反対の存在であり、そしてある意味で同一の存在。その命を賭してカナードの生き方を変えるきっかけとなる。
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
:[[スーパーコーディネイター]]の成功作であり、ある意味もう一人の自分自身ともいえる存在。彼を倒して自分が「本物」になろうとした。キラ本人はカナードの事は知らない。Xアストレイのラストではキラ、アスランとすれ違いながら立ち去っていく。ときた氏がここを4コマでifルートとして絡んだ場合を描いたが…?
 
:[[スーパーコーディネイター]]の成功作であり、ある意味もう一人の自分自身ともいえる存在。彼を倒して自分が「本物」になろうとした。キラ本人はカナードの事は知らない。Xアストレイのラストではキラ、アスランとすれ違いながら立ち去っていく。ときた氏がここを4コマでifルートとして絡んだ場合を描いたが…?
66行目: 52行目:  
:カナードにキラの事を教えた。ちなみに、教えた人物の正体は当初はクルーゼではなく[[ギルバート・デュランダル]]ではないかと推測されていたが、ゲーム『Generation of C.E.』にて公式にクルーゼだと明言された。
 
:カナードにキラの事を教えた。ちなみに、教えた人物の正体は当初はクルーゼではなく[[ギルバート・デュランダル]]ではないかと推測されていたが、ゲーム『Generation of C.E.』にて公式にクルーゼだと明言された。
 
;[[ジェラード・ガルシア]]
 
;[[ジェラード・ガルシア]]
:上官。しかし、カナードは独自行動をとる事が多く、彼の命令を聞く事はあまりなかった。キラを「裏切り者のコーディネイター」と蔑んでいた彼だが、カナードの事も「スーパーコーディネイターの出来損ない」と蔑んでいた。しかも、カナード達をむざむざと脱走を許してしまった挙句、虎の子の[[バルサム・アーレンド]]とハイペリオン2号機を倒されてしまう。
+
:上官。しかし、カナードは独自行動をとる事が多く、彼の命令を聞く事はあまりなかった。キラを「裏切り者のコーディネイター」と蔑んでいた彼だが、カナードの事も「スーパーコーディネイターの出来損ない」と蔑んでいた。しかも、カナード達をむざむざと脱走を許してしまった挙句、虎の子の[[バルサム・アーレンド]]とハイペリオン2号機を倒されてしまう。
 
;[[叢雲劾]]
 
;[[叢雲劾]]
 
:『SEED DESTINY』の時代には彼ら[[サーペントテール]]と行動を共にする事も。
 
:『SEED DESTINY』の時代には彼ら[[サーペントテール]]と行動を共にする事も。
74行目: 60行目:  
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「お前…その機体、ガンダムだな」
 
;「お前…その機体、ガンダムだな」
:『X ASTRAY』のプロローグで、ロウのレッドフレームを見て。
+
:『X ASTRAY』のプロローグで、ロウのレッドフレームを見て。スパロボではガンダム系全般に対する特殊台詞として採用。
;「そうだ…俺もお前もまだ戦える!生きている内は負けじゃない!!」
+
;「そうだ…俺もお前もまだ戦える! 生きている内は負けじゃない!!」
 +
:ドレッドノートの猛攻の前に一度は敗北するも、再起動したハイペリオンを見て叫ぶ。直後に突撃をかけるが、右腕と右足を切断されて完敗を喫することに。
 +
;「戦わねばお前もここで死ぬのだ!!」
 
:
 
:
 
;「決まったな」
 
;「決まったな」
:特務部隊Xごとアルテミスから脱走して、カナードが次の目標を「月面基地からニュートロンジャマーキャンセラーを強奪する」とした時、プレアは反対するが、メリオルらオルテュギア一同はカナードに従う姿勢を見せた時に、プレアに言い放った。
+
:特務部隊Xごとアルテミスから脱走した際に。カナードが次の目標を「月面基地からニュートロンジャマーキャンセラーを強奪する」とした時、プレアは反対するが、メリオルらオルテュギア一同はカナードに従う姿勢を見せた時に、プレアに言い放った。
 +
;「ああ もちろんさ」<br/>「お前にここで死なれてしまっては オレはお前に負けたままになってしまうからな」<br/>「だが オレをこのまま残して死ぬようなことは 絶対に許さないからな」
 +
:モーガンへの思念交信の反動で疲弊したプレアが目を覚ました際に。どこまでもプレアとの決着にこだわり続けるカナードだが……。
 +
;「……面白い ならばオレ達は“同じモノ”だ 戦うために生まれた存在」<br/>「お前のその能力 オレのスーパーコーディネイターとしての資質 全てを懸けて戦おう!」<br/>「オレ達は戦うことしか出来ないんだ!!」
 +
:
 +
;「………なぜだ なぜプレアは死んだ……」<br/>「――――誰かのコピーだからか? クローンは死んでいい人間なのか? 生きる価値がないというのか?」<br/>「……このオレはどうだ……失敗作であるオレは生き残っている……」<br/>「他人を殺してでも生き残る―――それがオレの勝利だったはず……だがこれが本当に望んだ勝利なのか?」<br/>「オレは……これからどう生きて行けばいい?」
 +
:決着後、戦況を確認しに来た風花を前に。その手には、ついさっきまで戦っていた宿敵の亡骸。答えの出ない問いを自らに投げかけるその姿に、勝利を掴んだ喜びはない。
 +
;(……キラ…ヤマト……)<br/>「オレはオレだ プレア お前の言うとおり――――」<br/>「オレはオレの道を探そう――――」
 +
:2巻の〆。マルキオにキャンセラーのデータを届けた後、海岸でキラとすれ違う。それを一瞥し、しかし気に留めるでもなくカナードは歩き去る。まだ明けない夜空の下、己の道を探して。
 
;「俺のガンダム…ドレッドノートH(イータ)を甘く見るなよ」<br />「借りは返すぞ、ロウ・ギュール」
 
;「俺のガンダム…ドレッドノートH(イータ)を甘く見るなよ」<br />「借りは返すぞ、ロウ・ギュール」
:『DESTINY ASTRAY』第1話にて再登場した時の台詞。
+
:『DESTINY ASTRAY』第1話にて再登場した時の台詞。かつて敗北を喫した少年の愛機を駆り、黒い炎が再び戦場に燃える。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
553

回編集