差分

暁の彗星 (トーク) による版 485819 を取り消し
526行目: 526行目:  
:第37話のドラゴンガンダム戦にて。両腕を失い、ゴッドフィンガーを受けながらも死力を尽くして向かってくるサイ・サイシーに対して。直後にネオチャイナ総帥による水入りが入る。監督曰く「ドモンは本気でサイ・サイシーを殺そうとしている」とのこと。命を賭して戦う相手への格闘家としての礼儀とも言えるが、当時のムックには「「今、楽にしてやろう!」というドモンのセリフはないんじゃないかな(笑)」と指摘されていた<ref>徳間書店『ロマンアルバム エクストラ 機動武闘伝Gガンダム テクニカルマニュアルVOL.2 最終奥義』35頁。</ref>。ただヒート・エンドの「エンド」を長々と叫んでいる辺り、ドモンも無意識に悩んでいたのかもしれない。
 
:第37話のドラゴンガンダム戦にて。両腕を失い、ゴッドフィンガーを受けながらも死力を尽くして向かってくるサイ・サイシーに対して。直後にネオチャイナ総帥による水入りが入る。監督曰く「ドモンは本気でサイ・サイシーを殺そうとしている」とのこと。命を賭して戦う相手への格闘家としての礼儀とも言えるが、当時のムックには「「今、楽にしてやろう!」というドモンのセリフはないんじゃないかな(笑)」と指摘されていた<ref>徳間書店『ロマンアルバム エクストラ 機動武闘伝Gガンダム テクニカルマニュアルVOL.2 最終奥義』35頁。</ref>。ただヒート・エンドの「エンド」を長々と叫んでいる辺り、ドモンも無意識に悩んでいたのかもしれない。
 
;「そんな……じゃあ俺はそんな事も知らずにこの一年間兄さんを追いかけていたなんて……」
 
;「そんな……じゃあ俺はそんな事も知らずにこの一年間兄さんを追いかけていたなんて……」
:シュバルツからデビルガンダム暴走の真相を明かされて。
+
:シュバルツからデビルガンダム暴走の真相を明かされて。兄が全ての元凶と教え込まれていただけにショックを受ける。『超級!』ではこの場面で「レインを巻き込んでしまった事」や「多くのファイターを地獄に落としてまで戦ってきた事」を言及するなど、ドモンの絶望がより深いものになっていた。
:兄が全ての元凶と教え込まれていただけにショックを受ける。
  −
:『超級!』ではこの場面で「レインを巻き込んでしまった事」や「多くのファイターを地獄に落としてまで戦ってきた事」を言及するなど、ドモンの絶望がより深いものになっていた。
   
;「ならどうして!最初に出会った時に、本当の事を言ってくれなかったんだ!!」
 
;「ならどうして!最初に出会った時に、本当の事を言ってくれなかったんだ!!」
:事件の真相を知るシュバルツに泣きそうになりそうな顔で問い詰めて。
+
:事件の真相を知るシュバルツに泣きそうになりそうな顔で問い詰めて。もっともネオ・ドイツ所属であるシュバルツが事件の真相を語っても信用できるはずもなく、彼が仮面を外して素顔を晒していれば間違いなく怒りに任せて殴っていたのは想像に難くないが、『超級』だと初対面時に「兄さんじゃないのか?」と突っ込んでいたりする。
:もっともネオ・ドイツ所属であるシュバルツが事件の真相を語っても信用できるはずもなく、彼が仮面を外して素顔を晒していれば間違いなく怒りに任せて殴っていたのは想像に難くないが、『超級』だと初対面時に「兄さんじゃないのか?」と突っ込んでいたりする。
   
;「あんた兄さんだ…間違いなく俺の兄さんだ!」
 
;「あんた兄さんだ…間違いなく俺の兄さんだ!」
 
:シュバルツが自分や父のために心を鬼にして正体を隠し続けていた事を知って。
 
:シュバルツが自分や父のために心を鬼にして正体を隠し続けていた事を知って。
 
;「そんな…! 嫌だ!! ''僕には出来ない!!''」
 
;「そんな…! 嫌だ!! ''僕には出来ない!!''」
:デビルガンダムのコックピットに入ったシュバルツが、キョウジごと自分を吹き飛ばせと叫んだ時の台詞。
+
:デビルガンダムのコックピットに入ったシュバルツが、キョウジごと自分を吹き飛ばせと叫んだ時の台詞。普段の一人称は「俺」だが、この場面のみドモンの一人称が「僕」なのはドモンの声優、関智一氏が言い間違えたものであり、「俺」で再収録も行われたが、関氏の「僕」の方がいいのではないかという考えに今川監督が同意して採用された<ref>大日本絵画『ガンダムウォーズIV ファイティングG』188頁。</ref>。ドモンは普段と家族に対する言葉遣いが異なるが、本来の彼の性格を表しているのかもしれない。
:普段の一人称は「俺」だが、この場面のみドモンの一人称が「僕」なのはドモンの声優、関智一氏が言い間違えたものであり、「俺」で再収録も行われたが、関氏の「僕」の方がいいのではないかという考えに今川監督が同意して採用された<ref>大日本絵画『ガンダムウォーズIV ファイティングG』188頁。</ref>
  −
:ドモンは普段と家族に対する言葉遣いが異なるが、本来の彼の性格を表しているのかもしれない。
   
;(…ッ!こ…これは…拳から深い悲しみが伝わってくる…東方不敗の拳が…拳が泣いている…!?)<br />「な、何故だ!?」<br/>(俺の心に悲しみが響く…そうだ…己の拳は己の魂を表現するものだと教えてくれたのはこの人だ…ならばぁ!これが東方不敗の魂の叫びなのか…!?)
 
;(…ッ!こ…これは…拳から深い悲しみが伝わってくる…東方不敗の拳が…拳が泣いている…!?)<br />「な、何故だ!?」<br/>(俺の心に悲しみが響く…そうだ…己の拳は己の魂を表現するものだと教えてくれたのはこの人だ…ならばぁ!これが東方不敗の魂の叫びなのか…!?)
:ゴッドフィンガーとダークネスフィンガーがぶつかり合う中、右手の拳から東方不敗の意識が流れ込む。
+
:ゴッドフィンガーとダークネスフィンガーがぶつかり合う中、右手の拳から東方不敗の意識が流れ込む。しかし、そこから感じられたのは悪意や欲望でもなく、すべてに絶望したかのような悲しみの感情だった。その真実を知ったドモンに動揺が広がる。
:しかし、そこから感じられたのは悪意や欲望でもなく、すべてに絶望したかのような悲しみの感情だった。
  −
:その真実を知ったドモンに動揺が広がる。
   
;「…東方不敗、あんたは間違っている!」 <br />「何故ならばあんたが抹殺しようとする人類もまた、天然自然の中から生まれた物…いわば地球の一部! それを忘れて、何が自然の、地球の再生だ! そう、共に生き続ける人類を抹殺しての理想郷など…愚の骨頂!!」
 
;「…東方不敗、あんたは間違っている!」 <br />「何故ならばあんたが抹殺しようとする人類もまた、天然自然の中から生まれた物…いわば地球の一部! それを忘れて、何が自然の、地球の再生だ! そう、共に生き続ける人類を抹殺しての理想郷など…愚の骨頂!!」
 
:地球の再生のために人類を滅ぼそうとするマスター・アジアに対してドモンが辿りついた答え。地球を愛するマスターに対してハッキリと「人類も地球の自然の一部」と言い切り、圧倒的な高みから睥睨していると錯覚させるかのごとく威圧感を師に与えた。
 
:地球の再生のために人類を滅ぼそうとするマスター・アジアに対してドモンが辿りついた答え。地球を愛するマスターに対してハッキリと「人類も地球の自然の一部」と言い切り、圧倒的な高みから睥睨していると錯覚させるかのごとく威圧感を師に与えた。
:余談であるが、宇宙世紀のガンダムシリーズでシャアが提唱した「地球のために人類を一度粛清しなければならない」という考え方に対する、明確な答えとも言える。
+
:余談であるが、宇宙世紀のガンダムシリーズでシャアが提唱した「地球のために人類を一度粛清しなければならない」という考え方に対する、明確な答えとも言える。これは深く見れば「Gガンダム」を監督した今川氏の師匠であり、ガンダムシリーズの生みの親でもある「逆襲のシャア」の製作した当時の富野由悠季氏の思想に対する、弟子の今川なりの返答だったのかもしれない。
:これは深く見れば「Gガンダム」を監督した今川氏の師匠であり、ガンダムシリーズの生みの親でもある「逆襲のシャア」の製作した当時の富野由悠季氏の思想に対する、弟子の今川なりの返答だったのかもしれない。
   
<!--:『T』ではGガン原作終了後なのでシャアがこのセリフを直接聞くシーンはないが、逆シャアは原作終了前という時間軸を考えるとシャアがアクシズ落としを行なわず、人類の為にあえて悪役を演じて団結させようとしたのはこのセリフを聞いていたからなのかもしれない。-->
 
<!--:『T』ではGガン原作終了後なのでシャアがこのセリフを直接聞くシーンはないが、逆シャアは原作終了前という時間軸を考えるとシャアがアクシズ落としを行なわず、人類の為にあえて悪役を演じて団結させようとしたのはこのセリフを聞いていたからなのかもしれない。-->
;東方不敗「美しいな……」<br />「はい…とても美しゅうございます…!」<br />東方不敗「ならば!」<br />両者「流派・東方不敗は!」<br />「王者の風よ!」<br />東方不敗「全新!」<br />「系裂!」<br />両者「天破侠乱!」<br />両者「'''見よ! 東方は、紅く燃えている!!'''」<br />「……っ! …師匠? 師匠……! ぅぅっ、師匠ぉ…! 師匠ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
+
;東方不敗「美しいな……」<br />ドモン「はい…とても美しゅうございます…!」<br />東方不敗「ならば!」<br />両者「流派・東方不敗は!」<br />ドモン「王者の風よ!」<br />東方不敗「全新!」<br />ドモン「系裂!」<br />両者「天破侠乱!」<br />両者「'''見よ! 東方は、紅く燃えている!!'''」<br />ドモン「……っ! …師匠? 師匠……! ぅぅっ、師匠ぉ…! 師匠ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
:第45話「さらば師匠!マスター・アジア暁に死す」のラストシーン。
+
:第45話「さらば師匠!マスター・アジア暁に死す」のラストシーン。マスター・アジアとドモンが交互に発言し、最後は同時に地平線の彼方に昇る朝日を見つめて叫ぶ。ドモンの「人類も地球の一部」という言葉で自分の過ちに気付いたマスターと、師を越えながらも自分の手で葬ることになってしまったドモン。この言葉を最後に[[ガンダムシリーズ]]屈指の名キャラクターとなったマスター・アジアは舞台から去ることとなる。Gガンダム作中でも特に'''熱く、泣けるシーン'''であり、見たことの無い人は必見。
:マスター・アジアとドモンが交互に発言し、最後は同時に地平線の彼方に昇る朝日を見つめて叫ぶ。ドモンの「人類も地球の一部」という言葉で自分の過ちに気付いたマスターと、師を越えながらも自分の手で葬ることになってしまったドモン。この言葉を最後に[[ガンダムシリーズ]]屈指の名キャラクターとなったマスター・アジアは舞台から去ることとなる。Gガンダム作中でも特に'''熱く、泣けるシーン'''であり、見たことの無い人は必見。
+
:朝日に向かってドモンは号泣し、ラストカットには漢文で上記の台詞が添えられる。今川監督は製作時にこのシーンの絵コンテを切った際、「Gガンダム完」と書いてしまったという<ref>大日本絵画『ガンダムウォーズIV ファイティングG』191頁。</ref>。ドモンの「美しゅうございます…!」という台詞回しやBGM、そして彼の絶叫とともに道を違えた2人がそれぞれの考え方で守ろうとした美しい地球の夜明けの光景で〆られるなど、全てが熱い。
:朝日に向かってドモンは号泣し、ラストカットには漢文で上記の台詞が添えられる。
+
;東方不敗『おめでとうドモン…。ガンダムファイト優勝者は、お前だ』<br />ドモン「この炎は、俺の涙を焼き尽くす…。今こそ、本当の決別の時……!」<br />(嘶く風雲再起)<br />ドモン「そうだ…今は泣け、風雲再起!これが師匠のために流す、最後の涙だっ…」
:今川監督は製作時にこのシーンの絵コンテを切った際、「Gガンダム完」と書いてしまったという<ref>大日本絵画『ガンダムウォーズIV ファイティングG』191頁。</ref>。ドモンの「美しゅうございます…!」という台詞回しやBGM、そして彼の絶叫とともに道を違えた2人がそれぞれの考え方で守ろうとした美しい地球の夜明けの光景で〆られるなど、全てが熱い。
  −
;東方不敗『おめでとうドモン…。ガンダムファイト優勝者は、お前だ』<br />「この炎は、俺の涙を焼き尽くす…。今こそ、本当の決別の時……!」<br />(嘶く風雲再起)<br />「そうだ…今は泣け、風雲再起!これが師匠のために流す、最後の涙だっ…」
   
:第46話アバン。炎の中で焼けていくマスターガンダムを見ながら。
 
:第46話アバン。炎の中で焼けていくマスターガンダムを見ながら。
;東方不敗『何がガンダムファイトだ! 何が理想的な戦争よ! 我が身を痛まぬ勝利が何をもたらす! 所詮はただのゲームぞ!』<br />「うっ、師匠の言う通りだ……ガンダムファイトとは一体何なんだ! 俺たちファイターがこの一年で得た物は何なんだ!」
+
;東方不敗『何がガンダムファイトだ! 何が理想的な戦争よ! 我が身を痛まぬ勝利が何をもたらす! 所詮はただのゲームぞ!』<br />ドモン「うっ、師匠の言う通りだ……ガンダムファイトとは一体何なんだ! 俺たちファイターがこの一年で得た物は何なんだ!」
:優勝パレードで沸き立つ観客達を見て。
+
:優勝パレードで沸き立つ観客達を見て。マスター・アジアに対し「自然の一部である人間を抹殺するのは愚かな行為だ」という答えを示したドモンだが、単なる一人のファイターでしかないドモンがガンダムファイトの問題を解決できるわけもなく兄と師匠を失いレインが出て行った心境の中で他人の功績や周囲の熱で浮かれ、他者の痛みや苦しみなどまるで知らない顔をしている人々を見て、マスターの言葉の重みを初めて実感し、ガンダムファイトの意義に疑問を抱かざるをえなかった。上記の熱い台詞だけならどうとでもいえるが現実な複雑な課題についてはどうしようもない、ある意味『Gガン』の中でも最も従来のガンダムらしい台詞と言える。
:マスター・アジアに対し「自然の一部である人間を抹殺するのは愚かな行為だ」という答えを示したドモンだが、単なる一人のファイターでしかないドモンがガンダムファイトの問題を解決できるわけもなく兄と師匠を失いレインが出て行った心境の中で他人の功績や周囲の熱で浮かれ、他者の痛みや苦しみなどまるで知らない顔をしている人々を見て、マスターの言葉の重みを初めて実感し、ガンダムファイトの意義に疑問を抱かざるをえなかった。
  −
:上記の熱い台詞だけならどうとでもいえるが現実な複雑な課題についてはどうしようもない、ある意味『Gガン』の中でも最も従来のガンダムらしい台詞と言える。
   
:『T』ではこの疑問に対し、東方不敗は『人々に勇気を与えるため』という結論に至り、ドモンもその答えにたどり着いている。
 
:『T』ではこの疑問に対し、東方不敗は『人々に勇気を与えるため』という結論に至り、ドモンもその答えにたどり着いている。
 
;「うるさい! 俺はもう自由のはずだ! なんなら優勝も放棄してやろうか…!」
 
;「うるさい! 俺はもう自由のはずだ! なんなら優勝も放棄してやろうか…!」
 
:優勝パレードの中、大喜びでこれからのことを話しに来たカラト委員長に苛立って。
 
:優勝パレードの中、大喜びでこれからのことを話しに来たカラト委員長に苛立って。
 
;「わかったぜ!皆!俺の勝利はいつでも、お前達の友情と、俺を支えてくれた、ただ一人の女の為にあった…それがわかった今、俺とレインの未来はこの手で掴む!」<br />4人「おうっ!!」<br />「なら行くぞ!ガンダァァァァァァム!!」
 
;「わかったぜ!皆!俺の勝利はいつでも、お前達の友情と、俺を支えてくれた、ただ一人の女の為にあった…それがわかった今、俺とレインの未来はこの手で掴む!」<br />4人「おうっ!!」<br />「なら行くぞ!ガンダァァァァァァム!!」
:レインの危機を知らせるミカムラ博士からの通信とサイ・サイシーの涙ながらの説得を受けて。
+
:レインの危機を知らせるミカムラ博士からの通信とサイ・サイシーの涙ながらの説得を受けて。これにより、ドモンはレインを救うべくゴッドガンダムを呼び出してネオジャパンコロニーへ向かう
:これにより、ドモンはレインを救うべくゴッドガンダムを呼び出してネオジャパンコロニーへ向かう
   
;「ウォン! 所詮貴様はファイターに非ず! 俺を倒すことなどは無理ッ!行くぞ、風雲再起ッ!!」<br />「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて地獄へ堕ちろぉっ!」
 
;「ウォン! 所詮貴様はファイターに非ず! 俺を倒すことなどは無理ッ!行くぞ、風雲再起ッ!!」<br />「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて地獄へ堕ちろぉっ!」
:レインの元へ向かう時に邪魔をした[[ウォン・ユンファ]]に対し、この言葉で切り捨てた。
+
:レインの元へ向かう時に邪魔をした[[ウォン・ユンファ]]に対し、この言葉で切り捨てた。ドモンがレインへの気持ちをはっきり「恋」と認識していることも重要かもしれない。そしてウォンはその言葉通りモビルホース[[風雲再起]]に蹴られて最期を迎える。
:ドモンがレインへの気持ちをはっきり「恋」と認識していることも重要かもしれない。
  −
:そしてウォンはその言葉通りモビルホース[[風雲再起]]に蹴られて最期を迎える。
   
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では後者がDVE。[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pによれば「この台詞を録ったがために風雲再起が追加され、ウォンの出番も増えました」とのこと<ref>宝島社『スーパーロボット大戦F完結編 戦略解説』87頁。</ref>。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では[[ゴッドガンダム+風雲再起]]のバックキック使用時に「馬に蹴られて~」の部分を発してくれる。
 
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では後者がDVE。[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pによれば「この台詞を録ったがために風雲再起が追加され、ウォンの出番も増えました」とのこと<ref>宝島社『スーパーロボット大戦F完結編 戦略解説』87頁。</ref>。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では[[ゴッドガンダム+風雲再起]]のバックキック使用時に「馬に蹴られて~」の部分を発してくれる。
 
;「住民の心配が先に立ってるなんて、あんた、意外といい首相になるかもしれんな!」
 
;「住民の心配が先に立ってるなんて、あんた、意外といい首相になるかもしれんな!」
:デビルガンダムコロニーの動力部へ向かう中、カラト委員長がコロニーの住民の安全を確保するために頑張っているのを通信越しに知って。
+
:デビルガンダムコロニーの動力部へ向かう中、カラト委員長がコロニーの住民の安全を確保するために頑張っているのを通信越しに知って。嫌な権力者にしか見えないカラト委員長が実はいい人だったことが判明するシーンだが、人類の危機の中で折り合いが悪い相手の長所に気づき、素直に褒める余裕があるドモンにも注目したい。幾多のガンダムファイトを乗り越えた彼がいかに人間的に成熟したかが分かるシーンである。
:嫌な権力者にしか見えないカラト委員長が実はいい人だったことが判明するシーンだが、人類の危機の中で折り合いが悪い相手の長所に気づき、素直に褒める余裕があるドモンにも注目したい。
  −
:幾多のガンダムファイトを乗り越えた彼がいかに人間的に成熟したかが分かるシーンである。
   
;「俺はもう失いたくない! かけがえのない人々を! 皆と生きてきた、この世界を!!」<br />「師匠が教えてくれた! 母なる大地、あの青い地球こそ、最高の命なのだと!!!」
 
;「俺はもう失いたくない! かけがえのない人々を! 皆と生きてきた、この世界を!!」<br />「師匠が教えてくれた! 母なる大地、あの青い地球こそ、最高の命なのだと!!!」
 
:グランドマスターガンダムに圧倒され、絶体絶命のドモンたちシャッフル同盟は、師匠や家族の魂に励まされ…。
 
:グランドマスターガンダムに圧倒され、絶体絶命のドモンたちシャッフル同盟は、師匠や家族の魂に励まされ…。
 
;五人『この魂の炎!極限まで高めれば!倒せないものなどぉぉぉ!無いッ!!』<br />『俺のこの手が真っ赤に燃える! 勝利をつかめと轟き叫ぶ!!』<br />『ばぁぁぁぁくねつッ! シャッフル!どぉぉぉぉめいけぇぇぇんっ!!』
 
;五人『この魂の炎!極限まで高めれば!倒せないものなどぉぉぉ!無いッ!!』<br />『俺のこの手が真っ赤に燃える! 勝利をつかめと轟き叫ぶ!!』<br />『ばぁぁぁぁくねつッ! シャッフル!どぉぉぉぉめいけぇぇぇんっ!!』
:気力を取り戻したドモン達は、この決め台詞と共に起死回生の究極奥義シャッフル同盟拳を放ち、ウルベ諸共グランドマスターガンダムを一撃で粉砕する。
+
:気力を取り戻したドモン達は、この決め台詞と共に起死回生の究極奥義シャッフル同盟拳を放ち、ウルベ諸共グランドマスターガンダムを一撃で粉砕する。なお、スパロボでは特定の区切りごとに一人ずつ台詞を言うが、実はこれはスパロボ独自のアレンジで、原作ではこのように全員同時に叫び台詞も違う。その為、叫びのシーンはスパロボ程長くない。
:なお、スパロボでは特定の区切りごとに一人ずつ台詞を言うが、実はこれはスパロボ独自のアレンジで、原作ではこのように全員同時に叫び台詞も違う。
  −
:その為、叫びのシーンはスパロボ程長くない。
   
:『T』でようやく原作通りに5人同時に叫ぶようになった。
 
:『T』でようやく原作通りに5人同時に叫ぶようになった。
 
;「レイン、聞こえるか? レイン!」<br />「返事はしなくてもいい、ただ聞いていてくれればいい…」<br />「ミカムラのおじさんは逝ってしまったよ…全て自分が悪かったと言い残してね」<br />「でも、そんな事はもういいんだ! …いいんだよ。それとも、その事で俺がお前を責めるって思っているのか?」<br />「なぁ、俺達はこの一年間、一体何をしてきたんだ? 俺達のこの一年間は一体何だったんだ…?」<br />「まだ何も答えなんて出てないじゃないか。憶えてるか? あの時、母さんの墓前で十年ぶりに会った俺達は、上の連中に無理やりガンダムファイトを押し付けられて、何もわからないまま、地球というリングに放り出された」<br />「俺は、無我夢中で闘った! でも、終わってみれば、周りは素知らぬ顔で後のことしか考えちゃいない。でもそれで、俺達の一年が終わってしまっていい訳がないだろ…?」<br />「確かに、俺はガンダムファイトに勝った。でもそれは全て、お前がいつも一緒に居てくれたお陰なんだ」<br />「そうだよ、お前と俺とで闘ってきた勝利なんだ。だから、これからも一緒じゃなくちゃ意味が無くなるんだ…!」<br />「なあレイン。決勝の朝、俺は言ったよな。優勝したらお前に聞いてほしい事があるって。俺は、闘う事しかできない不器用な男だ。だから、こんな風にしか言えない…」<br />「俺は、お前が…」<br />「お前が…」<br />「お前が好きだぁぁあ!!! お前が欲しいぃぃぃ!!! レイィィィン!!!!」
 
;「レイン、聞こえるか? レイン!」<br />「返事はしなくてもいい、ただ聞いていてくれればいい…」<br />「ミカムラのおじさんは逝ってしまったよ…全て自分が悪かったと言い残してね」<br />「でも、そんな事はもういいんだ! …いいんだよ。それとも、その事で俺がお前を責めるって思っているのか?」<br />「なぁ、俺達はこの一年間、一体何をしてきたんだ? 俺達のこの一年間は一体何だったんだ…?」<br />「まだ何も答えなんて出てないじゃないか。憶えてるか? あの時、母さんの墓前で十年ぶりに会った俺達は、上の連中に無理やりガンダムファイトを押し付けられて、何もわからないまま、地球というリングに放り出された」<br />「俺は、無我夢中で闘った! でも、終わってみれば、周りは素知らぬ顔で後のことしか考えちゃいない。でもそれで、俺達の一年が終わってしまっていい訳がないだろ…?」<br />「確かに、俺はガンダムファイトに勝った。でもそれは全て、お前がいつも一緒に居てくれたお陰なんだ」<br />「そうだよ、お前と俺とで闘ってきた勝利なんだ。だから、これからも一緒じゃなくちゃ意味が無くなるんだ…!」<br />「なあレイン。決勝の朝、俺は言ったよな。優勝したらお前に聞いてほしい事があるって。俺は、闘う事しかできない不器用な男だ。だから、こんな風にしか言えない…」<br />「俺は、お前が…」<br />「お前が…」<br />「お前が好きだぁぁあ!!! お前が欲しいぃぃぃ!!! レイィィィン!!!!」
:最終話にて。
+
:最終話にて。ドモン・カッシュ一世一代の愛の告白にして、Gガンダム屈指の長台詞。ちなみにコミックボンボンの漫画版では「俺はきみが好きだ! ずっと俺のパートナーでいてくれ!」と、割と普通な告白だった。『MX』や『T』においては、一度[[デビルガンダム]]と戦った際にこの台詞を言っていたらしく、周囲には『恥ずかしい告白』として語り草になっている。
:ドモン・カッシュ一世一代の愛の告白にして、Gガンダム屈指の長台詞。
+
:なお、この台詞のためにゴッドガンダムのコックピットから出てきた際、'''デビルガンダムのビームを素手で打ち払って回避している'''。師匠も大概だが弟子も大概である。が、ここまで「Gガンダム」を見続けてきた視聴者ならば今さらこんな事ぐらいで驚く者など一人もいないだろう。
:ちなみにコミックボンボンの漫画版では「俺はきみが好きだ! ずっと俺のパートナーでいてくれ!」と、割と普通な告白だった。
+
:『T』では原作終了後のため、[[ラッキー・ザ・ルーレット|ラッキー]]からこのセリフに関してからかわれる場面が存在する。更に、終盤にはレインが囚われたデビルガンダム用の特殊戦闘台詞としても最後の数行が使用され、新録ボイスでの告白が聞ける。'''2度目の告白となる'''。
:『MX』や『T』においては、一度[[デビルガンダム]]と戦った際にこの台詞を言っていたらしく、周囲には『恥ずかしい告白』として語り草になっている。
+
;ドモン「さあ、最後の仕上げだ!」<br />レイン「ええ!」<br />ドモン&レイン「二人のこの手が真っ赤に燃える!」<br />ドモン「幸せ掴めと!」<br />レイン「轟き叫ぶ!」<br />ドモン&レイン「ばぁぁぁぁくねつッ! ゴッド! フィンガー!」<br />ドモン「石!」<br />レイン「破!」<br />ドモン&レイン「ラァァァブラブ! 天驚けぇぇぇぇん!!!」
:なお、この台詞のためにゴッドガンダムのコックピットから出てきた際、'''デビルガンダムのビームを素手で打ち払って回避している'''。師匠も大概だが弟子も大概である。
+
:デビルガンダムの呪縛から解き放たれたレインと想いを確かめ合った後、なおも襲い掛かるデビルガンダムに対して2人で愛の最終奥義『石破ラブラブ天驚拳』を放った際の台詞。技名・台詞の内容・技の演出は傍目から見ればかなり突っ込みどころ満載なのだが、ここまで「Gガンダム」を見続けてきた視聴者ならばこのシーンで笑う者など一人もいないだろう。またドモン役の関智一氏、レイン役の天野由梨氏双方とも「まったく違和感なく演じられた」と発言している。
:が、ここまで「Gガンダム」を見続けてきた視聴者ならば今さらこんな事ぐらいで驚く者など一人もいないだろう。
+
:しかし、自身の最終奥義をこのような形に改変された師匠がこの場に立ち会っていたらどのような顔をしただろうか…?実際にスパロボでは立ち会う事もできる作品もあるが、特に何もリアクションはないが。
:『T』では原作終了後のため、[[ラッキー・ザ・ルーレット|ラッキー]]からこのセリフに関してからかわれる場面が存在する。
  −
:更に、終盤にはレインが囚われたデビルガンダム用の特殊戦闘台詞としても最後の数行が使用され、新録ボイスでの告白が聞ける。'''2度目の告白となる'''。
  −
;「さあ、最後の仕上げだ!」<br />レイン「ええ!」<br />ドモン&レイン「二人のこの手が真っ赤に燃える!」<br />「幸せ掴めと!」<br />レイン「轟き叫ぶ!」<br />ドモン&レイン「ばぁぁぁぁくねつッ! ゴッド! フィンガー!」<br />「石!」<br />レイン「破!」<br />ドモン&レイン「ラァァァブラブ! 天驚けぇぇぇぇん!!!」
  −
:デビルガンダムの呪縛から解き放たれたレインと想いを確かめ合った後、なおも襲い掛かるデビルガンダムに対して2人で愛の最終奥義『石破ラブラブ天驚拳』を放った際の台詞。
  −
:技名・台詞の内容・技の演出は傍目から見ればかなりツッコミどころ満載なのだが、ここまで「Gガンダム」を見続けてきた視聴者ならばこのシーンで笑う者など一人もいないだろう。
  −
:またドモン役の関智一氏、レイン役の天野由梨氏双方とも「まったく違和感なく演じられた」と発言している。
  −
:しかし、自身の最終奥義をこのような形に改変された師匠がこの場に立ち会っていたらどのような顔をしただろうか…?
  −
:実際にスパロボでは立ち会う事もできる作品もあるが、特に何もリアクションはないが。
   
;「さあ、帰ろう。兄さんとシュバルツと、師匠の愛した地球へ!」<br />「ガンダムファイトォォーー…レディーーー…」<br />『''ゴォーーーーッ!!''』
 
;「さあ、帰ろう。兄さんとシュバルツと、師匠の愛した地球へ!」<br />「ガンダムファイトォォーー…レディーーー…」<br />『''ゴォーーーーッ!!''』
:最終回、レインと共に地球へ帰る際の台詞。
+
:最終回、レインと共に地球へ帰る際の台詞。最後の部分は大勢のガンダムファイター達と共に喋っている。この台詞を最後に『Gガンダム』の物語は幕を閉じる。
:最後の部分は大勢のガンダムファイター達と共に喋っている。
  −
:この台詞を最後に『Gガンダム』の物語は幕を閉じた。
      
=== 漫画版 ===
 
=== 漫画版 ===
7,298

回編集