差分
→キャラクターの総評
確かに地球の人間が争いを繰り返しているのは否定しようの無い「事実」である為に、コンピュータドール第8号が地球人を「悪」と認識したのもあながち間違いでは無いとも取れる。とはいえ、やっている事は[[バグ (メカ)|機械による無作為の殺戮]]に他ならない<ref>そもそも、'''破壊や殺戮を「悪」と定義するならば、その化身である[[ガイゾック]]はまさに悪しき存在そのもの'''である。</ref>。
確かに地球の人間が争いを繰り返しているのは否定しようの無い「事実」である為に、コンピュータドール第8号が地球人を「悪」と認識したのもあながち間違いでは無いとも取れる。とはいえ、やっている事は[[バグ (メカ)|機械による無作為の殺戮]]に他ならない<ref>そもそも、'''破壊や殺戮を「悪」と定義するならば、その化身である[[ガイゾック]]はまさに悪しき存在そのもの'''である。</ref>。
「争いの無い星だった」というビアル星の伝承も考えると、何かしらの[[ガルファ皇帝|プログラム]][[Zマスター|エラー]]が起きていた、あるいはそもそもガイゾック星人の善悪観が地球人(やビアル人)のそれと異なっていた可能性や、「悪しき生物の抹殺」という理念そのものがガイゾック星人達の破壊や殺戮を正当化するための方便であった可能性もある<ref>実際、地球人が滅ぼさなければならないほど邪悪な存在だというなら、ただ粛々と迅速に抹殺すれば良いところを、ブッチャーらは明らかにジワジワと楽しんで殺戮を行っていた。<ref>が、作中、これらの可能性を否定証明するに足りうる要素が全く登場しないため、真相は不明である。
「争いの無い星だった」というビアル星の伝承も考えると、何かしらの[[ガルファ皇帝|プログラム]][[Zマスター|エラー]]が起きていた、あるいはそもそもガイゾック星人の善悪観が地球人(やビアル人)のそれと異なっていた可能性や、「悪しき生物の抹殺」という理念そのものがガイゾック星人達の破壊や殺戮を正当化するための方便であった可能性もある<ref>実際、地球人が滅ぼさなければならないほど邪悪な存在だというなら、ただ粛々と迅速に抹殺すれば良いところを、ブッチャーらは明らかにジワジワと楽しんで殺戮を行っていた。</ref>が、作中、これらの可能性を否定証明するに足りうる要素が全く登場しないため、真相は不明である。
なお、「第8号」の名の通り、複数機が存在する可能性があり(少なくとも7機)、更にはコンピュータドールを造り出したガイゾック星人自体が現在存在しているかも不明である為に、『ザンボット3』本編とは別の形で、ガイゾックの戦いは続いているのかもしれない。
なお、「第8号」の名の通り、複数機が存在する可能性があり(少なくとも7機)、更にはコンピュータドールを造り出したガイゾック星人自体が現在存在しているかも不明である為に、『ザンボット3』本編とは別の形で、ガイゾックの戦いは続いているのかもしれない。