差分

3,697 バイト追加 、 2012年5月16日 (水) 16:40
ページの作成:「=MODEL-X= *登場作品:バンプレストオリジナル **スーパーロボット大戦MX **スーパーロボット大戦MX PORTABLE [[ツェント...」
=MODEL-X=
*登場作品:[[バンプレストオリジナル]]
**[[スーパーロボット大戦MX]]
**[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE]]

[[ツェントル・プロジェクト]]の試作10号機として開発される予定の機体で、メンテナンスフリー機体の開発を標榜する同計画の最終開発目標。ゲーム中に機体は登場せず、名前が語られるのみである。OGシリーズでどのような扱いが為されるかは、現時点では不明。

本機は、同計画の責任者である[[ミタール・ザパト]]博士が開発した自律型金属細胞[[ラズムナニウム]]を装甲として採用して自己修復能力を持たせ、[[TEエンジン]]から理論上場所を問わず無限に供給されるターミナス・エナジーにより半永久的に稼働する、完全メンテナンスフリーの機体を目指して制作されていた。しかしラズムナニウムとTEエンジンの動作は不安定極まりなく、試作4号機までの試験段階で完全な統合は不可能であった。

そのため一旦ラズムナニウムを試作5号機の[[メディウス・ロクス]]へ、TEエンジンは試作6号機の[[サーベラス]]と試作7号機の[[ガルムレイド]]へ別々に搭載することが決定。それぞれの機体で運用データ収集と性能改良を行った後、改めて各要素を統合したMODEL-Xの製作を目指すことになった。ザパトは協力者の[[アルベロ・エスト]]によってメディウスが強奪されたかのように演出し、[[ヒューゴ・メディオ]]及び[[アクア・ケントルム]]に残った機体の片方を与えて追跡・交戦させた。

実は本機の開発計画はプロジェクトを裏で取り仕切る[[ゼーレ]]の[[AI1]]計画に組み込まれており、ゼーレはメディウスへ極秘に搭載・学習された[[AI1]]をMODEL-Xに移植することで、[[人類補完計画]]([[MX]]では多元世界補完計画)遂行の予備策にしようとしていた。だがザパトはMODEL-XからAI1を排除し、純粋な人の手による機動兵器にするつもりだった。また[[AI1]]の開発者である[[エルデ・ミッテ]]は、[[AI1]]の進化に執着していた(後に[[AI1]]に対して「あなたこそが真のMODEL-X」と呟いている)。

それぞれの思惑や利害の不一致は徐々に表面化し、機体の開発計画にも軋みが生じていく。最終的にはエルデによるザパトの殺害、彼女が[[AI1]]に取り込まれて死亡したこと、[[ゼーレ]]の壊滅などが理由で[[ツェントル・プロジェクト]]は解体。それと共にMODEL-Xも幻の機体となった。

ただし、[[AI1]]による進化を続ける[[メディウス・ロクス]]はストーリーの途中で[[サーベラス]]・[[ガルムレイド]]から[[TEエンジン]]を取り込んでおり、ある意味[[MODEL-X]]と呼べる状態にまで辿り着いている。(その姿が開発に関わった者の思惑通りであったとは限らないが・・・。)

名称は『[[スーパーロボット大戦MX]]('''M'''ODEL-'''X''')』から取られている可能性が高い。また『X』には、ローマ数字の『10』と言う意味合いも掛けられている。

==関連する用語==
:[[ツェントル・プロジェクト]]:
:[[ラズムナニウム]]:
:[[TEエンジン]]:
:[[AI1]]:

==他作品の関連用語==
:[[ゼーレ]]:
:[[人類補完計画]]:

{{DEFAULTSORT:もてる えっくす}}
[[Category:小事典]]
[[Category:スーパーロボット大戦MX]]