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最終的には自らの進むべき道を見つけているが、キラやラクスの考えを認めた訳ではなく、また結果的には祖国[[プラント]]を二度裏切り、[[オーブ連合首長国|オーブ]]も不本意な形で一度裏切る事になってしまう形となり、本来ならば導くべき存在だったシンと対立せざるを得ず、カガリとも立場的に離れざるを得なかった。
 
最終的には自らの進むべき道を見つけているが、キラやラクスの考えを認めた訳ではなく、また結果的には祖国[[プラント]]を二度裏切り、[[オーブ連合首長国|オーブ]]も不本意な形で一度裏切る事になってしまう形となり、本来ならば導くべき存在だったシンと対立せざるを得ず、カガリとも立場的に離れざるを得なかった。
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誠実な人柄故か多くの女性に好意を寄せられるが、本人は誰か一人に選ぶことができなかったため、前述の立場がはっきりしない振る舞いと合わせ優柔不断と言われる原因になっている。女性関係がクローズアップされがちだが、どちらかというと彼が上手くいかないのは人間関係全般であり、その意味では歴代「ガンダム」随一の苦労人と言える。
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誠実な人柄故か多くの女性に好意を寄せられるが、心に決めたであろう相手のカガリが立場上早々にアスランを取るわけにはいかなかったのもあってか、アスラン本人は誰か一人を公に選ぶことができなかった。これに加え前述の立場がはっきりしない振る舞いが合わさり、優柔不断と言われる原因になっている。女性関係がクローズアップされがちだが、どちらかというと彼が上手くいかないのは人間関係全般であり、その意味では歴代「ガンダム」随一の苦労人と言える。
    
もっともアスラン一人の力では打開するのが難しい状況は多く、作中での立場上多くの人間と出会っているものの、よき理解者であったニコルやハイネを失い、周囲の大人も父のパトリックを始め、クルーゼやデュランダル等、アスランとは相反する考え方の人物が多く、友人であるキラとも考えがずれていた面があり、彼を導く、あるいは支えるべき存在が少なかったのも事実である。ザフト所属時は『SEED』『DESTINY』含め、「信じるべきもの」と「信じたいもの」が対立関係になっているために精神状態が不安定となり、その結果として立ち回り方も複雑なものとなってしまっている節がある。
 
もっともアスラン一人の力では打開するのが難しい状況は多く、作中での立場上多くの人間と出会っているものの、よき理解者であったニコルやハイネを失い、周囲の大人も父のパトリックを始め、クルーゼやデュランダル等、アスランとは相反する考え方の人物が多く、友人であるキラとも考えがずれていた面があり、彼を導く、あるいは支えるべき存在が少なかったのも事実である。ザフト所属時は『SEED』『DESTINY』含め、「信じるべきもの」と「信じたいもの」が対立関係になっているために精神状態が不安定となり、その結果として立ち回り方も複雑なものとなってしまっている節がある。
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