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'''移動する際には天使のような白い羽が舞い散る演出がされている'''が、これは2014年に発売された[[ガンプラ]]で、「翼はフラクタルフェザーレイヤーストラクチャー(自己相似形状羽根積層構造)と呼ばれるナノサイズの部材の集合体で構成され、放熱・衝撃発生時に部材を羽毛のように剥離させて再編成する機能を持っている」と後付けで設定された。つまり、移動に際してこの翼を展開すると、'''人の目には、加速時の衝撃を受けてはがれた微小な部材の粒子の見せる一連の流れが、羽毛が舞い散るように見える'''<ref>つまり羽毛が散るのはアニメ的な演出等ではなく、'''劇中の人間にも実際に羽毛を散らしながら羽ばたくように見えている'''ことになる。</ref>。またこの翼は二対になっており、前方の一対である主翼(ウイングバインダー)は可動範囲が広く、機体の前面に展開する事で敵の攻撃を防御することができ、大気圏突入時のシールドとしても使用される。この主翼は地上では文字通り翼として、宇宙空間ではAMBAC作動肢として機能し、機体に[[トールギス]]以上の推力・機動性・運動性を与える。後方の一対である副翼にも同様にバーニア・スラスターが取り付けられており、例え主翼二枚を損失したとしても飛行能力を失う事はない。
 
'''移動する際には天使のような白い羽が舞い散る演出がされている'''が、これは2014年に発売された[[ガンプラ]]で、「翼はフラクタルフェザーレイヤーストラクチャー(自己相似形状羽根積層構造)と呼ばれるナノサイズの部材の集合体で構成され、放熱・衝撃発生時に部材を羽毛のように剥離させて再編成する機能を持っている」と後付けで設定された。つまり、移動に際してこの翼を展開すると、'''人の目には、加速時の衝撃を受けてはがれた微小な部材の粒子の見せる一連の流れが、羽毛が舞い散るように見える'''<ref>つまり羽毛が散るのはアニメ的な演出等ではなく、'''劇中の人間にも実際に羽毛を散らしながら羽ばたくように見えている'''ことになる。</ref>。またこの翼は二対になっており、前方の一対である主翼(ウイングバインダー)は可動範囲が広く、機体の前面に展開する事で敵の攻撃を防御することができ、大気圏突入時のシールドとしても使用される。この主翼は地上では文字通り翼として、宇宙空間ではAMBAC作動肢として機能し、機体に[[トールギス]]以上の推力・機動性・運動性を与える。後方の一対である副翼にも同様にバーニア・スラスターが取り付けられており、例え主翼二枚を損失したとしても飛行能力を失う事はない。
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劇中では[[張五飛]]の駆る[[アルトロンガンダムカスタム|ナタク]]と激闘を繰り広げ海に墜落する。最後は大統領府のシェルターをツインバスターライフルにより破壊するが、中破した状態の本機はサーペントの集中攻撃とツインバスターライフルの反動により大破した。
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劇中では[[張五飛]]の駆る[[アルトロンガンダムカスタム|ナタク]]と激闘を繰り広げ海に墜落する。最後は大統領府のシェルターをツインバスターライフルにより破壊するが、中破した状態の本機はサーペントの集中攻撃とツインバスターライフルの反動により胴体部分を除いて大破した。
    
コミック版では、TVシリーズと『Endless Waltz』をつなぐストーリーとして描かれた『新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST』でEW版のデザインが採用されている。そして本編に新設定を盛り込む形で描かれた『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』ではまずTV版ゼロの外見を持つ「ウィングガンダムプロトゼロ」が登場。TV版同様に搭乗したトラント・クラークがゼロシステムにより錯乱して自爆したプロトゼロはシールドと外装パーツを失った状態で[[ハワード]]達に回収される。この「プロトゼロ」を改修したものがEW版ゼロであるとされた。改修も2度行われており、1回目はハワードらが当時支援していた[[ゼクス・マーキス]]の乗機[[トールギス|トールギスF]]に代わる機体として、外装フレームを新造し、ウイングスラスターはトールギスFが装備していたウイングバインダーのデータを基に新たにウイングバインダーを製造して完成させたが、その際に原作アニメ同様プロトゼロが持っていたバード形態への変形はオミットされていた。2度目の改修時にシールドを新造するなどして'''バード形態に変形させることが出来る'''<ref>変形プロセスはTV版ゼロとは若干異なり、[[ウイングガンダム (EW版)]]に近い。</ref>ようになった。この機体はアニメの『Endless Waltz』での設定から、胸部デザインがプロトゼロの形状とラインを取り入れたものへと変更されているため、厳密な意味ではデザインが同一ではないが、「アニメ本編に登場する本機が変形しなかったのは、シールドを持っていなかったためだった」という解釈も可能である。
 
コミック版では、TVシリーズと『Endless Waltz』をつなぐストーリーとして描かれた『新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST』でEW版のデザインが採用されている。そして本編に新設定を盛り込む形で描かれた『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』ではまずTV版ゼロの外見を持つ「ウィングガンダムプロトゼロ」が登場。TV版同様に搭乗したトラント・クラークがゼロシステムにより錯乱して自爆したプロトゼロはシールドと外装パーツを失った状態で[[ハワード]]達に回収される。この「プロトゼロ」を改修したものがEW版ゼロであるとされた。改修も2度行われており、1回目はハワードらが当時支援していた[[ゼクス・マーキス]]の乗機[[トールギス|トールギスF]]に代わる機体として、外装フレームを新造し、ウイングスラスターはトールギスFが装備していたウイングバインダーのデータを基に新たにウイングバインダーを製造して完成させたが、その際に原作アニメ同様プロトゼロが持っていたバード形態への変形はオミットされていた。2度目の改修時にシールドを新造するなどして'''バード形態に変形させることが出来る'''<ref>変形プロセスはTV版ゼロとは若干異なり、[[ウイングガンダム (EW版)]]に近い。</ref>ようになった。この機体はアニメの『Endless Waltz』での設定から、胸部デザインがプロトゼロの形状とラインを取り入れたものへと変更されているため、厳密な意味ではデザインが同一ではないが、「アニメ本編に登場する本機が変形しなかったのは、シールドを持っていなかったためだった」という解釈も可能である。
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