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カロン・ラット
(編集)
2024年2月9日 (金) 08:25時点における版
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2024年2月9日 (金)
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'''カロン・ラット'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。
'''カロン・ラット'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。
== 概要 ==
== 概要 ==
−
ニュータイプ研究所の所長で、
[[
フロスト兄弟
]]
に
[[
カテゴリーF
]]
の烙印を刻んだ張本人でもある。
[[
ニュータイプ (X)|ニュータイプ
]]
の力を戦争に利用する為だとしか考えておらず、自らの研究の為ならば手段を選ばない冷酷な人物。
+
[[
新地球連邦
]]
擁するニュータイプ研究所所長で、
[[
フロスト兄弟
]]
に「
[[
カテゴリーF
]]
」の烙印を刻んだ張本人でもある。
−
自らのニュータイプ研究所に、ニュータイプを乗せた
[[フリーデン]]
が近づいてくる事を
[[シャギア・フロスト]]
から聞かされ、彼の提案に乗ってジャミル・ニートと
[[ティファ・アディール]]
の二人をサンプルとして手に入れるべく、フリーデンを待ち構えようとする。しかし、それはフロスト兄弟の仕組んだ罠であり、シャギアがカロンに提案している間、
[[オルバ・フロスト]]
が新地球連邦軍に、ニュータイプ研究所がフリーデンと組んでクーデターを起こそうとしていると示唆していた。実際に、カロンはフリーデンのリーダーであるジャミルとニュータイプ研究所で会談を行っていた為、その信憑性は増してしまい、ニュータイプ研究所は新地球連邦軍からの総攻撃を受け、カロンも
[[ガンダムヴァサーゴ]]と[[ガンダムアシュタロン]]
の襲撃を受け、死亡した。
+
自らの目的の為、フロスト兄弟と結託して
[[フリーデン]]
一行に罠を仕掛けようとするも、それは自らを破滅に導く罠でもあった。
+
+
=== 人物 ===
+
長髪を纏め上げた髪型に眼鏡と、いかにも科学者然としたインテリジェンスな外見が特徴。
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+
一見穏やかそうに見える口調だが、典型的な学者馬鹿であり、[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]の力を戦争に利用する為の道具程度にしか考えていない。また、基本的に自らの研究にしか興味が無い為に、その目的の為ならば手段を択ばず、他人の尊厳を踏みにじる行いも厭わない等、冷酷非情さを持ち合わせている。
+
+
科学者である以前に、人間性が大きく欠落している面が目立ち、ニュータイプを戦争に利用する事に異を唱える[[ジャミル・ニート]]に対し顔色一つ変えず居直った態度を見せつけたり、
[[シャギア・フロスト]]
に対しても屈辱的な汚名である事実を分かっていながらカテゴリーFである事を指摘する無神経さも見せている。これらからも、非常に敵を増やし易い性格と言え、フロスト兄弟からも激しい憎悪を向けられていたのだが、内心彼等を軽んじていた為なのか、その事への自覚は全く無く、自らがリストアップした[[デマー・グライフ|ニュー]][[ドゥエート・ラングラフ|タイプ]][[ミルラ・ドライド|候補の]][[アベル・バウアー|4人]]が全員カテゴリーF(フラッシュシステム不適合者)であったというシャギアの報告も鵜呑みにしてしまっている(実際は、[[アベル・バウアー|一人だけシステム適合者]]がいた)。
+
+
実は劇中において、自らの研究所にてフラッシュシステムに適応できるだけのニュータイプは一人もいなかったらしく、システムに適合出来るだけのニュータイプを躍起になって求めていた様だが、それが自らの命取りとなってしまう事になった。
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=== 劇中の様相 ===
+
第30話に登場。自らのニュータイプ研究所にかつてカテゴリーFに認定したシャギアが現れ、ニュータイプ候補生4人が全員ニュータイプに覚醒せず戦死した報告を聞かされるが、同時に正真正銘のニュータイプである
[[ティファ・アディール]]
を乗せたフリーデンが近づいてくる事を聞かされた結果、彼の提案に乗ってジャミルとティファの二人をサンプルとして手に入れるべく、フリーデンを待ち構えようとする。
+
+
しかし、それはフロスト兄弟の仕組んだ罠であり、シャギアがカロンに提案しているのとほぼ同時刻、
[[オルバ・フロスト]]
は新地球連邦軍に接触し、ニュータイプ研究所がフリーデンと組んでクーデターを起こそうとしていると示唆していた。そして実際に、カロンはフリーデンのリーダーであるジャミルとニュータイプ研究所で会談を行っていた為、その信憑性は増してしまう事になり、予定通りに新地球連邦軍がやってきた時、フリーデン側だけでなくニュータイプ研究所までもが新地球連邦軍からの総攻撃を受けた事に驚愕。そこに現れたシャギアとオルバの搭乗する
[[ガンダムヴァサーゴ]]と[[ガンダムアシュタロン]]
から怨嗟に満ちた言葉を聞かされた結果、初めて二人が自身を憎んでいた事に築くも、時既に遅く、最後は自らのいたオフィスごとヴァサーゴのメガソニック砲による砲撃で消し飛ばされ、死亡した。
+
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なお、自身の研究所には、[[宇宙革命軍]]に所属する二コラを含む数名の工作員が潜入しており、自身の死後、自らとフロスト兄弟のいざこざが、二コラによるティファの誘拐と宇宙革命軍首都への連行のお膳立てとなってしまう事になった。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
鴉
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