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| | 階級 = 元中尉(軍警察時代) | | | 階級 = 元中尉(軍警察時代) |
| | 資格 = [[ビッグオー]]の[[ドミュナス]] | | | 資格 = [[ビッグオー]]の[[ドミュナス]] |
| + | | 趣味 = 砂時計蒐集、および作成 |
| | 嫌いな物 = 地下<br/>トマト<br/>バーコード | | | 嫌いな物 = 地下<br/>トマト<br/>バーコード |
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| [[パラダイムシティ]]でも指折りの[[ネゴシエイター]]。世間から黒い[[メガデウス]]と呼ばれる[[ビッグオー]]を操縦する[[メモリー]]を持つ[[ドミュナス]](操縦者)。かつては[[警察官|軍警察]]に在籍していた事もあり、その手のコネには強い。[[ダン・ダストン]]はその時の上司である。 | | [[パラダイムシティ]]でも指折りの[[ネゴシエイター]]。世間から黒い[[メガデウス]]と呼ばれる[[ビッグオー]]を操縦する[[メモリー]]を持つ[[ドミュナス]](操縦者)。かつては[[警察官|軍警察]]に在籍していた事もあり、その手のコネには強い。[[ダン・ダストン]]はその時の上司である。 |
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− | [[性格]]は一見紳士的でクールに見えるが、実際は短気で頑固者でお人好し、女性と老人は大切にする<ref>女性でもアンドロイドやエンジェルは途中まで例外だったり、女性の胸に名刺を投げたりするが、お年寄りには、殴られて気絶させられた後に自分から打ち解けようと薄味のスクランブルエッグを作る、ボロアパートで貧乏そうなお婆ちゃんの話を聞く、あくどい手を使ってきた金持ちの老女の難しい依頼をちゃんと叶える、ボスの父親でも老人として労わって扱うなど、かなりブレない。</ref>人間味に溢れる男である。退廃的な世界観にあって銃を所持しない主義、砂時計のコレクションや作成、朝目覚めるときの音楽など、様々な拘りを持つが、中でも黒い色で服をキメる事に強い拘りを示す。ビッグオーはともかく、車、バイク、名刺…果ては家人の服まで全て黒でコーディネイトされている。 | + | [[性格]]は一見紳士的でクールに見えるが、実際は短気で頑固者でお人好し、女性と老人は大切にする<ref>女性でもアンドロイドやエンジェルは途中まで例外だったり、女性の胸に名刺を投げたりするが、お年寄りには、殴られて気絶させられた後に自分から打ち解けようと薄味のスクランブルエッグを作る、ボロアパートで貧乏そうなお婆ちゃんの話を聞く、あくどい手を使ってきた金持ちの老女の難しい依頼をちゃんと叶える、ボスの父親でも老人として労わって扱うなど、かなりブレない。ちなみにロジャー邸のルールの一つに'''女性は無条件で屋敷に入れる'''というものまである。</ref>人間味に溢れる男である。退廃的な世界観にあって銃を所持しない主義、砂時計のコレクションや作成、朝目覚めるときの音楽など、様々な拘りを持つが、中でも黒い色で服をキメる事に強い拘りを示す。ビッグオーはともかく、車、バイク、名刺…果ては家人の服まで全て黒でコーディネイトされている。 |
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| 苦手な物は地下とトマト、バーコードで、いずれも過去に[[トラウマイベント|トラウマ]]がある。トマトやバーコードについては、「(40年前のメモリーを持つとされる)元老議員のクローン」を示す隠語が「トマト」、それを識別するためのコードが「バーコード」であることが原因。自身がそのクローンであり、確固たる「自分」が存在しない可能性を恐れている。 | | 苦手な物は地下とトマト、バーコードで、いずれも過去に[[トラウマイベント|トラウマ]]がある。トマトやバーコードについては、「(40年前のメモリーを持つとされる)元老議員のクローン」を示す隠語が「トマト」、それを識別するためのコードが「バーコード」であることが原因。自身がそのクローンであり、確固たる「自分」が存在しない可能性を恐れている。 |
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| :[[小隊長能力|隊長能力]]は[[クリティカル]]率+30%、[[精神コマンド]]に[[魂]]を覚える……と、高い攻撃力を持つが、ビッグオーは対空面に弱点を抱えているので、優先的に[[強化パーツ]]を付けた方が良い。後半、ビッグオーのサブパイロットに[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]が加入するので、ビッグオーの弱点もカバーできる。 | | :[[小隊長能力|隊長能力]]は[[クリティカル]]率+30%、[[精神コマンド]]に[[魂]]を覚える……と、高い攻撃力を持つが、ビッグオーは対空面に弱点を抱えているので、優先的に[[強化パーツ]]を付けた方が良い。後半、ビッグオーのサブパイロットに[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]が加入するので、ビッグオーの弱点もカバーできる。 |
| :終盤では[[コペルニクス会談]]の進行役を任されている他、作中でも最重要の存在との交渉を行う事になるキーパーソン。彼の選択によりENDポイントが-15されてしまう場合がある為、エンディングを大きく左右するキャラクターになっている。 | | :終盤では[[コペルニクス会談]]の進行役を任されている他、作中でも最重要の存在との交渉を行う事になるキーパーソン。彼の選択によりENDポイントが-15されてしまう場合がある為、エンディングを大きく左右するキャラクターになっている。 |
| + | :なお、黒歴史エンドに到達した場合、万丈やサンドマン等と同じく何処かへと去って行ってしまい、勝平の台詞で触れられるだけで最後のシーンには登場しない。 |
| :今作では「'''碌に交渉もせずにすぐビッグオーを持ち出して力づくで解決する、無能なネゴシエイター'''」<ref>原作ではロボットアニメという関係上そもそも相手が交渉不可能という場合が多いため結果的にそうなるだけであり、普通の交渉では有能。ビッグオーを呼ぶのも「交渉に困ったから力づく」ではなく「相手がそうせざるを得ない状況にするから」である</ref>として悪く言われる事も多いが、スペシャルディスク以降は無能扱いすることはなくなり、優秀なネゴシエイターとして描かれるようになった<ref>しかし『第3次Z時獄篇』ボーナスシナリオ「S.W.A.L.K」では竹尾ワッ太から「本当にプロの[[ネゴシエイター]]なのか」と突っ込まれてしまう(後述)。</ref>。 | | :今作では「'''碌に交渉もせずにすぐビッグオーを持ち出して力づくで解決する、無能なネゴシエイター'''」<ref>原作ではロボットアニメという関係上そもそも相手が交渉不可能という場合が多いため結果的にそうなるだけであり、普通の交渉では有能。ビッグオーを呼ぶのも「交渉に困ったから力づく」ではなく「相手がそうせざるを得ない状況にするから」である</ref>として悪く言われる事も多いが、スペシャルディスク以降は無能扱いすることはなくなり、優秀なネゴシエイターとして描かれるようになった<ref>しかし『第3次Z時獄篇』ボーナスシナリオ「S.W.A.L.K」では竹尾ワッ太から「本当にプロの[[ネゴシエイター]]なのか」と突っ込まれてしまう(後述)。</ref>。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} | | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} |
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| ;[[Zシリーズ]] | | ;[[Zシリーズ]] |
| :'''[[ネゴシエイター]]、[[戦意高揚]]、[[ガード]]''' | | :'''[[ネゴシエイター]]、[[戦意高揚]]、[[ガード]]''' |
| + | :自衛のための[[ガード]]以外、戦闘に関するスキルを一切自力習得しないのが特徴。自分はあくまでもネゴシエイターであり、実力行使は最終手段というロジャーのスタンスを表現したものである。 |
| :ロジャー専用特殊能力「ネゴシエイター」が特徴。ただし発動条件は「ロジャーと戦闘すること」なので、システムの関係で'''[[熱気バサラ|バサラ]]の[[歌]]に対しても発動する'''。激しい曲調の音楽は嫌いなのだろう<ref>原作第6話でもドロシーの激しいピアノ演奏に安眠を妨害されて不機嫌になるシーンがある。</ref>。[[オズマ・リー|熱心な]][[ピエール・ヴィエラ|ファン達]]はこれを見てどう思うのか(ANGEL VOICEが採用されなかったのがある意味残念である)。 | | :ロジャー専用特殊能力「ネゴシエイター」が特徴。ただし発動条件は「ロジャーと戦闘すること」なので、システムの関係で'''[[熱気バサラ|バサラ]]の[[歌]]に対しても発動する'''。激しい曲調の音楽は嫌いなのだろう<ref>原作第6話でもドロシーの激しいピアノ演奏に安眠を妨害されて不機嫌になるシーンがある。</ref>。[[オズマ・リー|熱心な]][[ピエール・ヴィエラ|ファン達]]はこれを見てどう思うのか(ANGEL VOICEが採用されなかったのがある意味残念である)。 |
| :また、スーパー系の主役陣で'''ただ一人[[底力]]を自力習得しない'''<ref>[[天空侍斗牙|斗牙]]や[[クライン・サンドマン|サンドマン]]も持っていなかったが、この二人は再世篇で自力習得した。</ref>。そんなに底力を出すのが嫌なのか。被弾前提の機体性能という事もあり、終盤で雑魚に集中攻撃された時に無いと困るため、[[ブロッキング]]共々追加養成はしっかり行いたい。 | | :また、スーパー系の主役陣で'''ただ一人[[底力]]を自力習得しない'''<ref>[[天空侍斗牙|斗牙]]や[[クライン・サンドマン|サンドマン]]も持っていなかったが、この二人は再世篇で自力習得した。</ref>。そんなに底力を出すのが嫌なのか。被弾前提の機体性能という事もあり、終盤で雑魚に集中攻撃された時に無いと困るため、[[ブロッキング]]共々追加養成はしっかり行いたい。 |
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| :執事であり、[[ビッグオー]]の整備担当でもある。 | | :執事であり、[[ビッグオー]]の整備担当でもある。 |
| ;[[ダン・ダストン]] | | ;[[ダン・ダストン]] |
− | :[[警察官|軍警察]]時代の上司で親友。時折、軍警察の体質や現状に対する愚痴を言いに、度々ロジャー邸に訪問する。 | + | :[[警察官|軍警察]]時代の上司で親友。親子ほど歳が離れているが、非常にフランクな友人関係である。時折、軍警察の体質や現状に対する愚痴を言いに、度々ロジャー邸に訪問する。 |
| :ロジャーはあまり昔の話はしたくないようだが、互いに、酒を呑む際の最良の友人ではある模様。 | | :ロジャーはあまり昔の話はしたくないようだが、互いに、酒を呑む際の最良の友人ではある模様。 |
| ;[[ビッグ・イヤー]] | | ;[[ビッグ・イヤー]] |
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| ;「チャンスは自分で掴むものだ。アーティストなら」 | | ;「チャンスは自分で掴むものだ。アーティストなら」 |
| :路上ライブの傍らで清掃車のバイトで生計を立て、恋人のローラのためにプレゼントを買おうとするオリバー。 | | :路上ライブの傍らで清掃車のバイトで生計を立て、恋人のローラのためにプレゼントを買おうとするオリバー。 |
− | :ある晩、彼はバイトの帰りにサンタの服装をした老人に緑の宝石・デモンシードを手渡されるが、盲目のローラには意味がないものだった。 | + | :ある晩、彼はバイトの帰りに[[クリスマス|サンタ]]の服装をした老人に緑の宝石・デモンシードを手渡されるが、盲目のローラには意味がないものだった。 |
| :オリバーは高値でロジャーにこの宝石を引き換えようとするが、ロジャーはこの台詞で拒否した。 | | :オリバーは高値でロジャーにこの宝石を引き換えようとするが、ロジャーはこの台詞で拒否した。 |
| ;「青春…それは、ふりかかる現実を有り余る勢いで押し切る事」 | | ;「青春…それは、ふりかかる現実を有り余る勢いで押し切る事」 |
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| ;「雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい…自由とはそういうことだ!」<br />「ビッグオー!! ショータイム!!」 | | ;「雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい…自由とはそういうことだ!」<br />「ビッグオー!! ショータイム!!」 |
| :1stシーズン最終話であるAct:13ラストより、[[R・D]]との邂逅の後、異国のメガデウスであるカルノー、フーシェ、ロベスピエールと対峙しながら言った台詞で、自由という抽象的なものを的確に表した名言。ロジャーのこの力強い叫びと共に物語は一旦幕を閉じる。 | | :1stシーズン最終話であるAct:13ラストより、[[R・D]]との邂逅の後、異国のメガデウスであるカルノー、フーシェ、ロベスピエールと対峙しながら言った台詞で、自由という抽象的なものを的確に表した名言。ロジャーのこの力強い叫びと共に物語は一旦幕を閉じる。 |
− | :この台詞の元ネタはミュージカル映画の傑作として知られる『雨に歌えば』(ちなみにこの映画自体、1920年代のアメリカのポピュラーソングを元ネタにしたもの)である。 | + | :この台詞の元ネタはミュージカル[[映画]]の傑作として知られる『雨に歌えば』(ちなみにこの映画自体、1920年代のアメリカのポピュラーソングを元ネタにしたもの)である。 |
| :なお、この台詞は『[[Z]]』第58話で「己の職務を全うする」という選択を選んだ場合、[[黒のカリスマ]]に対しても放たれており、この前後の会話におけるロジャーの返答は黒のカリスマにも予想できないものであった。 | | :なお、この台詞は『[[Z]]』第58話で「己の職務を全うする」という選択を選んだ場合、[[黒のカリスマ]]に対しても放たれており、この前後の会話におけるロジャーの返答は黒のカリスマにも予想できないものであった。 |
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| ;「君の声を聞いていると不快になる。よって力で排除させてもらおう!」 | | ;「君の声を聞いていると不快になる。よって力で排除させてもらおう!」 |
| :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の[[ランド・トラビス|ランド]]ルート第37話「粛清の嵐」で[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]と交戦したときの台詞。声優が[[ジェイソン・ベック]]と同じであることからの[[声優ネタ]]。 | | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の[[ランド・トラビス|ランド]]ルート第37話「粛清の嵐」で[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]と交戦したときの台詞。声優が[[ジェイソン・ベック]]と同じであることからの[[声優ネタ]]。 |
− | ;;「ビッグオー!! アァァァァクション!!」
| + | ;「ビッグオー!! アァァァァクション!!」 |
| :開始台詞の一つ。時獄篇で追加されたパターンだが、同じ文面の別の台詞と異なり'''異様にテンションが高い'''。 | | :開始台詞の一つ。時獄篇で追加されたパターンだが、同じ文面の別の台詞と異なり'''異様にテンションが高い'''。 |
| ;「グッバイ! お別れだ!」<br/>「そのスフィアを砕く!!」 | | ;「グッバイ! お別れだ!」<br/>「そのスフィアを砕く!!」 |
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| ;「…私はパラダイムシティの住人だ。この街へ帰ってくる事は、当然と言えば当然だな…」<br/>「またネゴシエイターとしての生活が始まる…。それも悪くない…」 | | ;「…私はパラダイムシティの住人だ。この街へ帰ってくる事は、当然と言えば当然だな…」<br/>「またネゴシエイターとしての生活が始まる…。それも悪くない…」 |
| :第58話「メモリーズ」にて、「メモリーを捨て、シティで生きていく」という選択を選んだ場合。 | | :第58話「メモリーズ」にて、「メモリーを捨て、シティで生きていく」という選択を選んだ場合。 |
| + | ;「断る」<br/>黒のカリスマ「…何と言いました?」<br/>「断ると言ったのだ」<br/>黒のカリスマ「その理由は何です?」<br/>「理由は[[ZEUTH|彼ら]]が語ってくれた」<br/>「加えて、私生来のへそ曲がりのせいだ」 |
| + | :第50話「メモリーズ」にて、「己の職務を果たす」という選択を選んだ場合。 |
| ;「許せない輩を説き伏せるのではなく、力で叩きのめす…。そんな自由があってもいい」 | | ;「許せない輩を説き伏せるのではなく、力で叩きのめす…。そんな自由があってもいい」 |
| :最終話「私の未来、みんなの未来」or「俺の未来、お前の未来」より。指令クラスター上空にて、全ての黒幕である[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]と対峙して。悪辣極まりない存在であるジ・エーデルを叩きのめすと宣言した[[ZEUTH]]のメンバーにロジャーも喜んで同意した。 | | :最終話「私の未来、みんなの未来」or「俺の未来、お前の未来」より。指令クラスター上空にて、全ての黒幕である[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]と対峙して。悪辣極まりない存在であるジ・エーデルを叩きのめすと宣言した[[ZEUTH]]のメンバーにロジャーも喜んで同意した。 |
| ;「ザ・ヒート…ランド・トラビス。君の熱さに敬意を表する」 | | ;「ザ・ヒート…ランド・トラビス。君の熱さに敬意を表する」 |
− | :最終話「俺の未来、お前の未来」より。ZEUTHに敗れてもなお、時空修復の妨害を行うジ・エーデルを止めるために命がけで行動した[[ランド・トラビス|ランド]]に対して。 | + | :ランド編最終話「俺の未来、お前の未来」より。ZEUTHに敗れてもなお、時空修復の妨害を行うジ・エーデルを止めるために命がけで行動した[[ランド・トラビス|ランド]]に対して。 |
| + | ;「自由を捨てるな、セツコ君!」 |
| + | :セツコ編最終話「私の未来、みんなの未来」より。スフィアの反作用によって自分が自分でなくなりつつあることから、ジ・エーデルを止めるためとはいえ彼と心中しようとする[[セツコ・オハラ|セツコ]]に対して。 |
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