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− | エヴァンゲリオン(Evangelion)とは、『[[エヴァンゲリオンシリーズ]]』に登場する巨大人型ロボット。
| + | '''エヴァンゲリオン'''(Evangelion)とは、「[[エヴァンゲリオンシリーズ]]」に登場する巨大人型ロボット。 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
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| 名前の由来は、一般的に「'''Euangelion'''(福音)」であるとされるが、「'''Eve'''(イヴ)+'''Angel'''([[天使・悪魔|天使]])」だという説も存在する。イヴはアダムの助骨から作られた人間であり、天使は[[神]]に仕える兵隊である。[[第1使徒アダム]]の[[クローン]]が正式なエヴァンゲリオンと言われるなど、劇中の立ち位置を考えるとこの説も有力と言える。 | | 名前の由来は、一般的に「'''Euangelion'''(福音)」であるとされるが、「'''Eve'''(イヴ)+'''Angel'''([[天使・悪魔|天使]])」だという説も存在する。イヴはアダムの助骨から作られた人間であり、天使は[[神]]に仕える兵隊である。[[第1使徒アダム]]の[[クローン]]が正式なエヴァンゲリオンと言われるなど、劇中の立ち位置を考えるとこの説も有力と言える。 |
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− | 実は、'''エヴァンゲリオンのコアにはパイロットの母親の[[魂]]が組み込まれている'''<ref>TV版設定のみ。新劇場版設定では不明。</ref>。これは神の肉体(コピー)であるエヴァと人間であるパイロットの魂の間の格差を埋めるためのもの。経緯は不明だが、偶発的に[[碇ユイ]]の魂がコアに囚われることになった事件の後に明らかになった仕組みと考えられる。 | + | 実は、'''エヴァンゲリオンのコアにはパイロットの母親の[[魂]]が組み込まれている'''<ref>TV版設定のみ。新劇場版設定では不明。</ref>。これは神の肉体(コピー)であるエヴァと人間であるパイロットの魂の間の格差を埋めるためのもの。経緯は不明だが、偶発的に[[碇ユイ]]の魂がコアに囚われることになった事件の後に明らかになった仕組みと考えられる。つまり、パイロットの条件である「母親がいない」という一文が意味するところは、「既に母親の魂がコアに組み込まれている」ということであり、その子供たちがパイロットとして選ばれることはある意味、既定路線だということでもある。なお、[[相田ケンスケ]]の父親はこのことを知っていた。 |
− | つまり、パイロットの条件である「母親がいない」という一文が意味するところは、「既に母親の魂がコアに組み込まれている」ということであり、その子供たちがパイロットとして選ばれることはある意味、既定路線だということでもある。なお、[[相田ケンスケ]]の父親はこのことを知っていた。
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| どうやって[[鈴原トウジ]]らの母親の魂を入手したかはアニメでは一切語られないが、ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』では「[[ゼーレ]]の手によって事故や[[医療・病障害|病気]]を装って回収されたり、権力で無理矢理差し出させたりした」ということになっている。 | | どうやって[[鈴原トウジ]]らの母親の魂を入手したかはアニメでは一切語られないが、ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』では「[[ゼーレ]]の手によって事故や[[医療・病障害|病気]]を装って回収されたり、権力で無理矢理差し出させたりした」ということになっている。 |
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| 原作では機体の相互互換も可能だったが、スパロボでは各人の専用機扱いとされ、[[乗り換え]]システムの対象となったことは一度もない。 | | 原作では機体の相互互換も可能だったが、スパロボでは各人の専用機扱いとされ、[[乗り換え]]システムの対象となったことは一度もない。 |
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− | なお、「正確にはロボットではない主役の生体ユニット」としては初めてスパロボに登場した機体群である(サイズを問わなければ「ロボットでないユニット」は[[第2次スーパーロボット大戦G]]の[[マスター・アジア]]が最初)。
| + | なお、「正確にはロボットではない主役の生体ユニット」としては初めてスパロボに登場した機体群である(サイズを問わなければ「ロボットでないユニット」は『[[第2次スーパーロボット大戦G]]』の[[マスター・アジア]]が最初)。 |
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| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
− | :この2作のみクリティカルヒットを受けると、A.T.フィールドでダメージを無効化できたとしても、アンビリカルケーブルが自動で切断されてしまうので注意。
| + | この2作のみクリティカルヒットを受けると、A.T.フィールドでダメージを無効化できたとしても、アンビリカルケーブルが自動で切断されてしまうので注意。 |
| ;[[スーパーロボット大戦F]] | | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
| :初登場作品。零号機、初号機、弐号機が登場。スポット参戦のあと仲間になる。飛び道具が貧弱、近接武器が豊富なのは2号機だけな上に命中精度が低いので、基本はA.T.フィールドを頼りにナイフで立ち向かうことになる。 | | :初登場作品。零号機、初号機、弐号機が登場。スポット参戦のあと仲間になる。飛び道具が貧弱、近接武器が豊富なのは2号機だけな上に命中精度が低いので、基本はA.T.フィールドを頼りにナイフで立ち向かうことになる。 |
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| :新劇場版と[[エヴァンゲリオン ANIMA|ANIMA]]で参戦。マゴロク・E・ソード装備の初号機も登場している。 | | :新劇場版と[[エヴァンゲリオン ANIMA|ANIMA]]で参戦。マゴロク・E・ソード装備の初号機も登場している。 |
| ;[[スーパーロボット大戦DD]] | | ;[[スーパーロボット大戦DD]] |
− | :新劇場版で参戦。配信当初はA.T.フィールドを所持してなかったが、Ver3.4の超改造実装と同時に初期装備として持つようになった。 | + | :新劇場版で参戦。配信当初はA.T.フィールドを所持していなかったが、Ver3.4の超改造実装と同時に初期装備として持つようになった。 |
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| == 関連用語 == | | == 関連用語 == |
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| *ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ』(未参戦)にはEVA乙号機、EVA甲号機が登場している。 | | *ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ』(未参戦)にはEVA乙号機、EVA甲号機が登場している。 |
| *新劇場版において、2号機以降の正規実用型EVAではパイロットの乗り換えによる、シンクロに関わるコアの影響があまり無いような描写がある([[真希波・マリ・イラストリアス]]が2号機を問題なく起動・運用している)。 | | *新劇場版において、2号機以降の正規実用型EVAではパイロットの乗り換えによる、シンクロに関わるコアの影響があまり無いような描写がある([[真希波・マリ・イラストリアス]]が2号機を問題なく起動・運用している)。 |
− | *スパロボにエヴァが参戦するにあたり、全長「可変」の設定が新たに付け加えられたというのは有名な話。というのもアニメ本編では作画をダイナミックに行うために「大体40mぐらい(TV版、新劇場版では80mぐらいになっている)」程度にしか決めていなかったのである。 | + | *原作では場面ごとに全長が変化している。スパロボに『エヴァ』が参戦するにあたり、全長が40から200メートル、重量が700から96000トンという「可変」の設定が明かされた<ref>『[[α]]』の[[ロボット大図鑑]]で初号機と零号機の解説文に記載されている。</ref>。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |