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元々は何者かが作り上げたマキナの一機であり、死を認識するために殺し合い、生き残ってヒトマキナとなった者の一人。それらの中でこの機体は、マキナを使用する「主」としての立ち位置にある。通常のマキナに対するファクターに該当する、といえばいいだろう。
 
元々は何者かが作り上げたマキナの一機であり、死を認識するために殺し合い、生き残ってヒトマキナとなった者の一人。それらの中でこの機体は、マキナを使用する「主」としての立ち位置にある。通常のマキナに対するファクターに該当する、といえばいいだろう。
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ちなみに名称については21巻で真来梓が「デウス」と言及したのみ。また、一切会話するシーンがないため、人類に対して何を考えていたのかは今の所わかっていない。
    
==登場作品と操縦者==
 
==登場作品と操縦者==
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:アニメ版の設定かつ「マキナ」名義で登場。「鋼鉄の華」クリア時のイベントで浩一と絵美にバジュラ襲撃の未来を見せた上で「変えられる未来」と示し、ラインバレルを復活させて送り返した。アニメ版とは違い、ストーリー上に意味がある役割が与えられている。
 
:アニメ版の設定かつ「マキナ」名義で登場。「鋼鉄の華」クリア時のイベントで浩一と絵美にバジュラ襲撃の未来を見せた上で「変えられる未来」と示し、ラインバレルを復活させて送り返した。アニメ版とは違い、ストーリー上に意味がある役割が与えられている。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:原作漫画版の設定でヒトマキナのボスとして登場。今回は原作とは違いUXと真正面から対決し、決着をつけるというオリジナルの流れとなっている。また、仄めかす程度だが「鋼鉄の華」を想起させる要素がいくつかみられる。
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:原作漫画版の設定でヒトマキナのボスとして登場。名義は「デウスエクスマキナ」。今回は原作とは違いUXと真正面から対決し、決着をつけるというオリジナルの流れとなっている。また、仄めかす程度だが「鋼鉄の華」を想起させる要素がいくつかみられる。
 
=== ユニット ===
 
=== ユニット ===
 
:HP回復L3、重装甲に底力が相まって異常なまでのタフさを誇り、オーバーライドで分身する上に2回行動までしてくる。おまけに登場時のイベントで自軍の気力がガタ落ちした状態で戦うハメになるため(HPを削れさえすれば気力アップイベントが起こる)、本作でも最強クラスに面倒な敵。ファクターがいないため自動回復がないのは幸い。合体後のカイザー・「飛影」組は気力の実数がそのまま、浩一は下がっても120前後なので、この面子を起点に何とか規定値まで削り切りたい。
 
:HP回復L3、重装甲に底力が相まって異常なまでのタフさを誇り、オーバーライドで分身する上に2回行動までしてくる。おまけに登場時のイベントで自軍の気力がガタ落ちした状態で戦うハメになるため(HPを削れさえすれば気力アップイベントが起こる)、本作でも最強クラスに面倒な敵。ファクターがいないため自動回復がないのは幸い。合体後のカイザー・「飛影」組は気力の実数がそのまま、浩一は下がっても120前後なので、この面子を起点に何とか規定値まで削り切りたい。
 
=== キャラクター===
 
=== キャラクター===
:本作に何体か存在するデウス・エクス・マキナの一人。「死による想像を与えなければ人類が絶滅する」という物騒極まりない使命感に凝り固まっているものの、基本的には人類の未来を憂い、それを何とかしようとしているだけであり、その点では自軍と同じ。むしろ一切下心の無いその在り方は天児の言った'''愚かしいほど健気な機械'''その物と言っても良い。対立するのは偏に方法論の違いとその結果による「人類存続」の意味による。「人として生き、己の力で未来を掴む」ことを目指すUXと、「形はどうあれとにかく人類を生かす」ことを目指す彼らとではぶつかるのが当然であろう。敗れた後は人の可能性に未来を託し、力づくで物語に結末をもたらす「機械仕掛けの神」は舞台を降りることになる。
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:本作に何体か存在するデウス・エクス・マキナの一人。加藤機関同様の方法論で「死による想像を与えなければ人類が絶滅する」という物騒極まりない使命感に凝り固まっているものの、基本的には人類の未来を憂い、それを何とかしようとしているだけであり、その点では自軍と同じ。むしろ一切下心の無いその在り方は天児の言った'''愚かしいほど健気な機械'''その物と言っても良い。対立するのは偏に方法論の違いとその結果による「人類存続」の意味による。「人として生き、己の力で未来を掴む」ことを目指すUXと、「形はどうあれとにかく人類を生かす」ことを目指す彼らとではぶつかるのが当然であろう。敗れた後は人の可能性に未来を託し、力づくで物語に結末をもたらす「機械仕掛けの神」は舞台を降りることになる。
 
:ちなみに、戦場となる月内部に存在する東京らしき場所は、[[ショウ・ザマ]]がいた東京と同じだという。となると(少なくともショウがいた前の宇宙では)ショウがバーンと刺し違えた後に、城崎天児がナノマシンによる不死を生み出してしまい自滅スイッチで人類が絶滅したことになる。
 
:ちなみに、戦場となる月内部に存在する東京らしき場所は、[[ショウ・ザマ]]がいた東京と同じだという。となると(少なくともショウがいた前の宇宙では)ショウがバーンと刺し違えた後に、城崎天児がナノマシンによる不死を生み出してしまい自滅スイッチで人類が絶滅したことになる。
 
:本作においては、その名前は人の作り上げた、本来存在し得ない機械の神、即ち「エクストラ・デウス・マキナ」という意味を持ち、「[[鬼械神|デウス・マキナ]]」との関連があるとされている(奇しくも、マキナは「鬼」として語られることがある)。人造神ではない「本当の神」である[[ナイア|這い寄る混沌]]の事を知っているようなので、何かしら因縁はあるのは間違いない。九朗への特殊セリフなどを見る限りは当機が[[デモンベイン]]の'''「可能性」のひとつ'''(いわゆる「旧神」に近い存在)であるという解釈も可能なのだが、[[相羽孝三|始祖アイバ]]以上に過激なクロスオーバーになりかねないこともあってか、考察はユーザーに任されている。<br />実は原作漫画版では名前と姿がちらりと出ただけであり、戦闘能力は今回が初出。基本設定は原作者が監修しているため、今作におけるデウスエクスマキナの設定は原作漫画版の世界観にもある程度は準拠していると思われる。
 
:本作においては、その名前は人の作り上げた、本来存在し得ない機械の神、即ち「エクストラ・デウス・マキナ」という意味を持ち、「[[鬼械神|デウス・マキナ]]」との関連があるとされている(奇しくも、マキナは「鬼」として語られることがある)。人造神ではない「本当の神」である[[ナイア|這い寄る混沌]]の事を知っているようなので、何かしら因縁はあるのは間違いない。九朗への特殊セリフなどを見る限りは当機が[[デモンベイン]]の'''「可能性」のひとつ'''(いわゆる「旧神」に近い存在)であるという解釈も可能なのだが、[[相羽孝三|始祖アイバ]]以上に過激なクロスオーバーになりかねないこともあってか、考察はユーザーに任されている。<br />実は原作漫画版では名前と姿がちらりと出ただけであり、戦闘能力は今回が初出。基本設定は原作者が監修しているため、今作におけるデウスエクスマキナの設定は原作漫画版の世界観にもある程度は準拠していると思われる。
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==装備・機能==
 
==装備・機能==
 
===武装・[[必殺武器]]===
 
===武装・[[必殺武器]]===
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カットインは全て原作者の描き下ろし。
 
;ビーム
 
;ビーム
 
:掌からビームを放つ。着弾点指定型のMAPW版もあり、そちらがかなり面倒。
 
:掌からビームを放つ。着弾点指定型のMAPW版もあり、そちらがかなり面倒。
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===原作漫画版===
 
===原作漫画版===
 
;「ついにここまで辿りついたか、人間達よ……」<br/>「それほどの力を持っていながら……お前達はなぜ、自ら滅びの道に向かうのか」<br/>「想像力を失った種は、生きるコトを許されない……ならば、死こそが想像の糧……」<br/>「死こそが、生命の源……」<br/>「その糧をひとつ摘み取れば、人類はひとつ、滅びへと向かう」<br/>「そうだ。人類を滅ぼすのは、我々ではない。ここまで辿りついたお前たちこそが、滅びの元凶なのだ」
 
;「ついにここまで辿りついたか、人間達よ……」<br/>「それほどの力を持っていながら……お前達はなぜ、自ら滅びの道に向かうのか」<br/>「想像力を失った種は、生きるコトを許されない……ならば、死こそが想像の糧……」<br/>「死こそが、生命の源……」<br/>「その糧をひとつ摘み取れば、人類はひとつ、滅びへと向かう」<br/>「そうだ。人類を滅ぼすのは、我々ではない。ここまで辿りついたお前たちこそが、滅びの元凶なのだ」
:登場時。「平和を享受し、死が遠ざかれば想像力が衰え、やがて滅ぶ」ということなのだが、奇しくも久嵩の方法論と同じ。
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:登場時。「平和を享受し、死が遠ざかれば想像力が衰え、やがて滅ぶ」ということなのだが、奇しくも久嵩の方法論と同じ。実際当人との戦闘台詞では「お前のやり方は正しかった」と述べている。
 
;「閉じられた環の中にいながら、絶望に染められぬ者…」<br/>「だが、それもいずれ染まる。[[ナイア|貌なき存在]]の意ゆえに」
 
;「閉じられた環の中にいながら、絶望に染められぬ者…」<br/>「だが、それもいずれ染まる。[[ナイア|貌なき存在]]の意ゆえに」
 
:[[大十字九郎]]との戦闘前会話。「デモンベイン」という作品の根幹に言及している。
 
:[[大十字九郎]]との戦闘前会話。「デモンベイン」という作品の根幹に言及している。
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