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5,605 バイト追加 、 2022年9月28日 (水) 02:08
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=== ステージ ===
 
=== ステージ ===
スフィアの覚醒段階を表す用語。
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スフィアの覚醒段階を表す用語。全部で三段階あるが、三段階目は二つ存在する。
    
ファースト・ステージではただの動力源であり、誰にでも使うことが出来る。
 
ファースト・ステージではただの動力源であり、誰にでも使うことが出来る。
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セカンド・ステージ以降は引き出した次元力による事象制御が可能となるが、このステージに至るにはスフィアの司る感情を精神の根幹に持つ、つまりはスフィアに適合した資質が必要となる。この資質を持ち、かつセカンド・ステージへ到達して初めてリアクターとなる。ただし、同時にリアクターはスフィアの属性に応じた反作用を受けることになるため、大半がここで脱落・死亡する。
 
セカンド・ステージ以降は引き出した次元力による事象制御が可能となるが、このステージに至るにはスフィアの司る感情を精神の根幹に持つ、つまりはスフィアに適合した資質が必要となる。この資質を持ち、かつセカンド・ステージへ到達して初めてリアクターとなる。ただし、同時にリアクターはスフィアの属性に応じた反作用を受けることになるため、大半がここで脱落・死亡する。
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サード・ステージへ至るには、スフィアの司る感情を維持した上で反作用を受け、それを乗り越えて己を保つ、あるいは貫くだけの強い意志が必要となる。このステージへ至るとスフィアが完全に覚醒し、リアクターは搭載機に乗っていなくてもその力を引き出し、スフィア・アクトと言う事象干渉能力を操れるようになる。次元力の扱いに精通していればスフィアから無理矢理力を引き出すことも可能だが、スフィアと一体化するリアクターには劣る。
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サード・ステージへ至るには、スフィアの司る感情を維持した上で反作用を受け、それに流されずスフィアに適合する精神状態を貫徹する必要がある。このステージへ至るとスフィアが完全に覚醒し、リアクターは搭載機に乗っていなくてもその力を引き出し、スフィア・アクトと言う事象干渉能力を操れるようになる。次元力の扱いに精通していればスフィアから無理矢理力を引き出すことも可能だが、スフィアと一体化するリアクターには劣る。
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ただし、この状態でも発動キーとなる精神状態が崩れるとスフィアは稼働不能になる他、'''スフィア側にリアクターが徹底的に合わせなければならない'''都合上、その精神的コンディションは基本的に悪くなり、最悪の場合ヴィルダークやガドライトのようにスフィアの属性に飲み込まれる(ヴィルダークなら「反抗心」によって最善の道に対して妥協が出来ず、ガドライトなら無意味・有害とわかっている=やりたくないのに行動に移してしまう)。
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真のサード・ステージへ至るには、スフィアの司る感情を維持した上で反作用を受け、それに流されずスフィアに適合する精神状態を貫徹し、'''さらにその精神状態を超越する境地へ至る'''必要がある。わかりやすく言えば通常のサード・ステージは「スフィアにリアクターが使われる」のに対し、こちらは「リアクターがスフィアを制御する」状態になる。
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スフィアではなくリアクター側がイニシアチブを取るため、精神的コンディションは基本的に良好だが、スフィア・アクトの使用、反作用の克服、事象制御の行使などは覚醒した時点ではセカンド・ステージよりマシなレベルであり、リアクターが次元力の扱いに熟練する必要がある。
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ただしここまで至れるリアクターはほとんどおらず(それこそスフィアの出どころである御使いですら知らないほど)、Z-BLUEに所属する4人のリアクターが天獄戦争においてこの境地に踏み入っている。
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この境地に至った場合、全てのスフィアの根幹に位置する「意思の力」により近づくことになる。
    
また、セカンド・ステージの状態である程度リアクターの成長が進むと、発動キーと同じ感情を感知出来るようになる。アイムはこれを利用し、戦域に満ちる「嘘」を自身のそれに同調させることで強引に「偽りの黒羊」をサード・ステージクラスの同調率まで引き上げるという荒業をやってのけた(アイム自身はセカンド止まりなので反作用はそのまま)。また、セツコは真っ当にリアクターとして成長したため、再世戦争の時点で反作用を克服しつつあり、悲しみの感情を感知する力を見せていた。
 
また、セカンド・ステージの状態である程度リアクターの成長が進むと、発動キーと同じ感情を感知出来るようになる。アイムはこれを利用し、戦域に満ちる「嘘」を自身のそれに同調させることで強引に「偽りの黒羊」をサード・ステージクラスの同調率まで引き上げるという荒業をやってのけた(アイム自身はセカンド止まりなので反作用はそのまま)。また、セツコは真っ当にリアクターとして成長したため、再世戦争の時点で反作用を克服しつつあり、悲しみの感情を感知する力を見せていた。
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*スフィア・アクト:「真偽の境界の歪曲」
 
*スフィア・アクト:「真偽の境界の歪曲」
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アイムのいた世界に存在したスフィア。資質を持った人間を外から操り、器となる搭載機を作らせるなど危険な方向で確固たる意志を持っている。至高神ソルの「物事を偽る意志」を司る。
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アイムのいた世界に存在したスフィア。資質を持った人間を外から操り、器となる搭載機を作らせるなど危険な方向で確固たる意志を持っている。至高神ソルの「物事を偽る意志」「自己防衛」を司る。
    
嘘、つまり自分を偽る意志によって力を発揮する。反作用の正体は言葉を混乱させることで真実と嘘の境目をなくし、嘘をつけなくしてしまうこと。それをも超えて己を偽り続ける意志を貫徹することでサード・ステージに移行する。
 
嘘、つまり自分を偽る意志によって力を発揮する。反作用の正体は言葉を混乱させることで真実と嘘の境目をなくし、嘘をつけなくしてしまうこと。それをも超えて己を偽り続ける意志を貫徹することでサード・ステージに移行する。
    
真実の自分を暴かれると力が崩壊するため、あらゆる真実を好奇心で暴き出す「知りたがる山羊」との相性が悪く、再世戦争ではこの方法で無力化された。逆に、嘘をつくということは己の感情から逃避することでもあるため、相反する感情の両立を妨害することで「いがみ合う双子」を無力化することが出来る。ただし、「いがみ合う双子」が本当のアクトを発現している場合、マスターコアとしての機能により返り討ちにされる。
 
真実の自分を暴かれると力が崩壊するため、あらゆる真実を好奇心で暴き出す「知りたがる山羊」との相性が悪く、再世戦争ではこの方法で無力化された。逆に、嘘をつくということは己の感情から逃避することでもあるため、相反する感情の両立を妨害することで「いがみ合う双子」を無力化することが出来る。ただし、「いがみ合う双子」が本当のアクトを発現している場合、マスターコアとしての機能により返り討ちにされる。
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相生関係のスフィアは不明。「本来持っている己を偽る」という意味では、人として生来持つ感情を抑圧することで稼働する「沈黙の巨蟹」と相性がいいと思われる。
    
反作用の内容だけなら一番安全であり、極まると己の死すらも嘘に出来るため、生存性もかなり高い。
 
反作用の内容だけなら一番安全であり、極まると己の死すらも嘘に出来るため、生存性もかなり高い。
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*スフィア・アクト:「他者の力の強奪」
 
*スフィア・アクト:「他者の力の強奪」
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どこかの世界に存在したスフィア。プレイアデス・タウラの動力として未覚醒時から使用されていた。至高神ソルの「欲する意志」を司る。
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どこかの世界に存在したスフィア。プレイアデス・タウラの動力として未覚醒時から使用されていた。至高神ソルの「欲望」を司る。
    
何かに対する強い欲望によって力を発揮する。エルーナルーナは戦いに対する強い欲求によって力を行使している。その反作用は、欲望の根源をなくすことで、それをも越えて求める意志を促す「'''充足感の励起'''」だと思われる。
 
何かに対する強い欲望によって力を発揮する。エルーナルーナは戦いに対する強い欲求によって力を行使している。その反作用は、欲望の根源をなくすことで、それをも越えて求める意志を促す「'''充足感の励起'''」だと思われる。
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前のリアクターであるガドライトはサード・ステージを自称し「表面化する感情の逆転」のスフィア・アクトを発現していたが、これは反作用を受けずにサード・ステージに移行したことによる半端物。サード・ステージに至るには、他のスフィア同様発動キーを満たして反作用を受ける状態になり、その上でそれを乗り越える意志が必要になるが、ガドライトはここに挑まなかったのが原因である。
 
前のリアクターであるガドライトはサード・ステージを自称し「表面化する感情の逆転」のスフィア・アクトを発現していたが、これは反作用を受けずにサード・ステージに移行したことによる半端物。サード・ステージに至るには、他のスフィア同様発動キーを満たして反作用を受ける状態になり、その上でそれを乗り越える意志が必要になるが、ガドライトはここに挑まなかったのが原因である。
なお、ガドライトのスフィア・アクトの正体は厳密には感情を逆転させるものではなく、'''表面化している感情に対して逆の感情を励起し、ぶつかり合わせる'''というもの。これを不意打ちで叩き込まれ、励起された感情に飲まれる……というのが暴走の正体である(要はアドヴェントの存在に対して怒りを爆発させ、同調が切れた時のガドライトと同じ状態になる)。
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そして、誰にでも至り得るとは言っても、この境地にたどり着くのは並大抵では済まない精神力と意志の強さが必要とされるため、バルビエルは12の中でもっとも複雑な条件を持つこれを「欠陥スフィア」と評していた。
 
そして、誰にでも至り得るとは言っても、この境地にたどり着くのは並大抵では済まない精神力と意志の強さが必要とされるため、バルビエルは12の中でもっとも複雑な条件を持つこれを「欠陥スフィア」と評していた。
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余談だが「いがみ合う」は漢字だと「啀み合う」と書く。
 
余談だが「いがみ合う」は漢字だと「啀み合う」と書く。
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ちなみにガドライトのスフィア・アクトの正体は厳密には感情を逆転させるものではなく、'''表面化している感情に対して逆の感情を励起し、ぶつかり合わせる'''というもの。
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例えば劇中でも描写された元敵対勢力同士のぶつかり合いの場合、「遺恨を捨てて歩み寄る」という行動の裏には「必要がなければ歩み寄りたくなどない」という感情が存在する。そもそも人が何か行動を起こす時、強い意志を以てそれを行うのなら、本音では同じくらいそんなことはやりたくないと思っているのである(だからこそそれを実行するために「強い意志」がいる)。ガドライトの力はこの「意思の裏側の感情」、要は心の底の本音を引き出すため、まず抗いようがない。
    
;双子座(ジェミニ)
 
;双子座(ジェミニ)
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*スフィア・アクト:「感情の抑圧」
 
*スフィア・アクト:「感情の抑圧」
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「[[鬼宿]]」が住んでいた世界に存在したスフィア。他のスフィアと異なり、伝説の生き物の死骸に寄生している。至高神ソルの「死」を司る。わかりやすく言えば、このスフィア(の感情)があったためにソルは死を選べたのである。
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「[[鬼宿]]」が住んでいた世界に存在したスフィア。他のスフィアと異なり、伝説の生き物の死骸に寄生している。至高神ソルの「理性」を司る。わかりやすく言えば、このスフィア(の感情)があったためにソルは死を選べたのである。
    
発動キーの正体は「死への志向性」であり、分かりやすく言えば人間の心の中にある死の本能、心理学でいう「デストルドー」のことであり、Zシリーズの世界観で言う「消滅しようとする力」そのものである。
 
発動キーの正体は「死への志向性」であり、分かりやすく言えば人間の心の中にある死の本能、心理学でいう「デストルドー」のことであり、Zシリーズの世界観で言う「消滅しようとする力」そのものである。
    
自らの感情を抑圧し、己の精神を死に向かわせようとする意志によって力を発揮し、その中に己を保とうとする理性によってサード・ステージに移行する。そのため、活気や生命力に溢れた「生きている」人間では共鳴できず、意志そのものを持たない死者でも無理である。「沈黙の巨蟹」のリアクターとなり得る人間とは、生きたまま死を体現する存在……つまり「消滅しようとする力」を正しく導く「鬼宿」の人間='''生きたまま死んでいる人間達'''であり、尸空の場合は種族としての能力にスフィアが同調している。
 
自らの感情を抑圧し、己の精神を死に向かわせようとする意志によって力を発揮し、その中に己を保とうとする理性によってサード・ステージに移行する。そのため、活気や生命力に溢れた「生きている」人間では共鳴できず、意志そのものを持たない死者でも無理である。「沈黙の巨蟹」のリアクターとなり得る人間とは、生きたまま死を体現する存在……つまり「消滅しようとする力」を正しく導く「鬼宿」の人間='''生きたまま死んでいる人間達'''であり、尸空の場合は種族としての能力にスフィアが同調している。
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人として本来持っている感情を表に出さず、全ての行動を理性によって行うその姿は、何も知らない他者から見れば人間性の欠落した「虚無」の存在に見えるだろう。
    
反作用は不明だが、発動キー、そして反作用の共通項である「リアクターの死に繋がる」リスクからすると'''「感情の増幅」'''だと思われる。感情任せの行動によって死のリスクを増やし、それに負けず己を抑制する意志によって覚醒するのだろう。
 
反作用は不明だが、発動キー、そして反作用の共通項である「リアクターの死に繋がる」リスクからすると'''「感情の増幅」'''だと思われる。感情任せの行動によって死のリスクを増やし、それに負けず己を抑制する意志によって覚醒するのだろう。
 
スフィア・アクトは感情の動きの抑圧。相手の戦う意志や抗う精神を無力化し、耐性のない者が受け続けると意識を喪失する。特殊効果としてはSPが回復しなくなると言う形で表現されている。
 
スフィア・アクトは感情の動きの抑圧。相手の戦う意志や抗う精神を無力化し、耐性のない者が受け続けると意識を喪失する。特殊効果としてはSPが回復しなくなると言う形で表現されている。
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相性関係は不明。
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ちなみにこのスフィアの発動キーとなっている「虚無」だが、スフィアの力の根幹に意志の力が介在することを考えると、より正確に言えばそれは「死を恐れず、自然なものとして受け入れる意志」だと思われる。尸空が天獄編において、度々内心の激情を抑え損なって表に出しかけているシーンがあるのがそれを裏付ける(つまり「死への恐れ=生きたいという欲求を理性で抑え付ける」ことが同調の条件と思われる)。
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裏を返せばそれができずに感情を表に出してしまえばこのスフィアは無効化されるため、人間としてもっとも根源的な感情である「欲望」を引っ張り出す「欲深な金牛」に弱いと考えられる。
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逆に全ての感情を己の中に仕舞い込むため、感情をリンクさせることで力を発揮する「悲しみの乙女」に強いと思われる(「悲しみの乙女」は他人のための悲しみによって力を発揮するが、悲しみという感情は基本的に自己完結するものであるため、それを心の中に抑え込まれると何もできなくなる)。
    
ひたすらに己の自我を抑え、理性で全ての行動を行おうとするこのスフィアは、対極にある「知りたがる山羊」とは逆の「'''欲求を制する理性'''」と言える。
 
ひたすらに己の自我を抑え、理性で全ての行動を行おうとするこのスフィアは、対極にある「知りたがる山羊」とは逆の「'''欲求を制する理性'''」と言える。
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*スフィア・アクト:「生命力の励起」
 
*スフィア・アクト:「生命力の励起」
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荒廃世界に存在したスフィア。ガンレオンごと前のリアクターの元から漂流してきた。至高神ソルの「忍耐力」を司る。
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荒廃世界に存在したスフィア。ガンレオンごと前のリアクターの元から漂流してきた。至高神ソルの「忍耐力」「生存本能」を司る。
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心身の痛みに耐えようとする意志によって力を発揮し、痛みに耐えるだけでなく、痛みに負けない強い意思を貫くことでサード・ステージへ移行する。
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心身の痛みに耐えようとする意志によって力を発揮し、痛みに耐えるだけでなく、痛みに負けない強い意思を貫くことで真のサード・ステージへ移行する。
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また、ガンレオンの意志によって、メールが死亡した際に分離・融合して蘇生させた経緯があり、以後多元戦争終結までの間、機体とメールに分かれて存在していた。その関係か、このスフィアは起動するだけならメールでも可能。
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また、ガンレオンの意志によって、メールが死亡した際に分離・融合して蘇生させた経緯があり、以後多元戦争終結までの間、機体とメールに分かれて存在していた。その関係か、このスフィアは起動するだけならメールでも可能。
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反作用はリアクターの心身にとんでもないレベルの激痛がかかるというもの。これに耐え切れず悲鳴を上げてしまうと、'''次元力を暴走させ時空震動を起こす'''という「揺れる天秤」並みの危険度を誇る。ただし次元力を使わなければ何も起きない。
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反作用はリアクターの心身にとんでもないレベルの激痛がかかるというもの。これに耐え切れず悲鳴を上げてしまうと、'''次元力を暴走させ時空震動を起こす'''という「揺れる天秤」並みの危険度を誇る。
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スフィア・アクトは「激痛の伝播」だが、ランドは真のサード・ステージに至ったことにより、その痛みに耐える爆発的な生命の力を周囲に伝播させる能力として発現させた。特殊効果としては全味方パイロットの防御が上がるという形で表現。
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痛みに耐える生命の力によって発動するこのスフィアの力は、対極にある「尽きぬ水瓶」に対し、わかりやすく「'''痛みに抗う力'''」と言える。
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スフィア・アクトは痛みに耐える生命の力を周囲に伝播させること。特殊効果としては全味方パイロットの防御が上がるという形で表現。痛みに耐える生命の力によって発動するこのスフィアの力は、対極にある「尽きぬ水瓶」に対し、わかりやすく「'''痛みに抗う力'''」と言える。
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その属性ゆえに、力を奪い取るという形で痛みを与えに来る「欲深な金牛」と相性が良く、ぶつかると互いの力を大きく高める。
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無力化関係は不明だが、忍耐とは簡単に言えば「我慢」であり、我慢することはつまり、受け入れつつも屈さない=己を守ることである。そのため、理不尽や痛みを与える存在に対して抗うことで力を発揮する「立ち上がる射手」に強いと思われる(「立ち上がる射手」は要するに納得できないものに抗うことで稼働するが、こちらとぶつかればそれに対して「我慢しろ」と言われる=納得できないものを受け入れるように抑え付けられる)。
    
洗礼名は「'''ウェルキエル・ザ・ヒート'''」。痛みと熱によって自らを鍛える鋼である。
 
洗礼名は「'''ウェルキエル・ザ・ヒート'''」。痛みと熱によって自らを鍛える鋼である。
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スフィア・アクトは感覚を他者にリンクさせること。いわばニュータイプの持つ感応能力の近縁種とも言える。この力で他者の悲しみに同調することで、出力を大幅に引き上げることが可能。
 
スフィア・アクトは感覚を他者にリンクさせること。いわばニュータイプの持つ感応能力の近縁種とも言える。この力で他者の悲しみに同調することで、出力を大幅に引き上げることが可能。
 
セツコが再世篇で見せていた「悲しみの感情の探知」はこれの片鱗であり、連獄篇では一気にサード・ステージに移行した影響で居合わせた全員の悲しみにリンクした結果、異様なローテンションに陥った反面戦闘力が爆発的に上昇していた(ゲーム的には気力限界を振り切って200になる)。
 
セツコが再世篇で見せていた「悲しみの感情の探知」はこれの片鱗であり、連獄篇では一気にサード・ステージに移行した影響で居合わせた全員の悲しみにリンクした結果、異様なローテンションに陥った反面戦闘力が爆発的に上昇していた(ゲーム的には気力限界を振り切って200になる)。
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なお通常のサード・ステージの場合どうなったのかは不明だが、フェイクの力がSPの現象であることから、悲しみを伝播させ心を疲弊させるものだと思われる(この場合だと、「怨嗟の魔蠍」は憎しみを癒されるのではなく、疲れ切った心が憎しみを維持できなくなる)。
    
洗礼名は「'''ハマリエル・ザ・スター'''」。悲しみという闇の中に光る星である。
 
洗礼名は「'''ハマリエル・ザ・スター'''」。悲しみという闇の中に光る星である。
353行目: 371行目:     
スフィア・アクトは攻撃的なプレッシャーにより、他者の力の発揮を妨げる力。己の中の意思の衝突を乗り越えようとする「いがみ合う双子」の対極にあるこのスフィアの力は、言うなれば「'''他者に打ち勝とうとする力'''」と言える。
 
スフィア・アクトは攻撃的なプレッシャーにより、他者の力の発揮を妨げる力。己の中の意思の衝突を乗り越えようとする「いがみ合う双子」の対極にあるこのスフィアの力は、言うなれば「'''他者に打ち勝とうとする力'''」と言える。
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仮に真のサード・ステージに至っていた場合、洗礼名と合わせて他人の闘争心を煽り立てる力になったと推定できる。
    
洗礼名は「'''アドナキエル・ザ・ジェネラル'''」。己を旗頭に他者を率いて戦う将である。
 
洗礼名は「'''アドナキエル・ザ・ジェネラル'''」。己を旗頭に他者を率いて戦う将である。
383行目: 402行目:  
スフィア・アクトはあらゆる真実を公開すること。そのあくなき知識欲は「偽りの黒羊」の嘘を暴いて無力化してしまう。フェイクの方は「バリア無効化」という形でこれを表現している。アサキムはこの力とシュロウガの機能を合わせることで、アカシック・レコードへのアクセスを可能とした。
 
スフィア・アクトはあらゆる真実を公開すること。そのあくなき知識欲は「偽りの黒羊」の嘘を暴いて無力化してしまう。フェイクの方は「バリア無効化」という形でこれを表現している。アサキムはこの力とシュロウガの機能を合わせることで、アカシック・レコードへのアクセスを可能とした。
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相対する「沈黙の巨蟹」が「意欲を相殺する理性」とするなら、暴いてはいけないものを暴くこのスフィアは「理性を超越する欲求」といえる。
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相対する「沈黙の巨蟹」が「意欲を相殺する理性」とするなら、暴いてはいけないものを暴くこのスフィアは「'''理性を超越する欲求'''」といえる。
    
洗礼名は不明だが、守護天使の名前はハナエル。
 
洗礼名は不明だが、守護天使の名前はハナエル。
440行目: 459行目:  
*スフィア・アクト:不明
 
*スフィア・アクト:不明
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どこかの世界に存在していたスフィア。[[アサキム・ドーウィン]]が所持しており、[[シュロウガ]]に搭載されている。後にアサキムがリアクターとなった。至高神ソルの「希望」を司る。
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どこかの世界に存在していたスフィア。[[アサキム・ドーウィン]]が所持しており、[[シュロウガ]]に搭載されている。後にアサキムがリアクターとなった。至高神ソルの「想像力」を司る。
    
夢、つまり何かを望む意志によって力を発揮する。眠った時に見るそれではなく、未来への展望や目的などの漠然としたそれである。ゆえに力が崩壊する条件も簡単で、破れるか叶うかして夢を見なくなると力が崩壊する。アサキム=シュロウガは一時期[[ZONE]]に封印された際の自問自答から得た「自身の存在の確立」という目的が共鳴条件になっている。
 
夢、つまり何かを望む意志によって力を発揮する。眠った時に見るそれではなく、未来への展望や目的などの漠然としたそれである。ゆえに力が崩壊する条件も簡単で、破れるか叶うかして夢を見なくなると力が崩壊する。アサキム=シュロウガは一時期[[ZONE]]に封印された際の自問自答から得た「自身の存在の確立」という目的が共鳴条件になっている。
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