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ハイパーツールとは、『[[勇者王ガオガイガー]]』『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』に登場する兵器の一種。
ハイパーツールとは、『[[勇者王ガオガイガー]]』『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』に登場する道具の一種。
== 概要 ==
== 概要 ==
[[ガオガイガー]]を始めとする、勇者ロボ軍団の扱う超兵器の数々を現す言葉。
[[ガオガイガー]]を始めとする、勇者ロボ軍団の扱う特殊装備の数々を現す言葉。
ほぼ全て実在の工具や文房具をモチーフにしているのが特徴。
ほぼ全て実在の工具や文房具をモチーフにしているのが特徴。
また、大半のツールは前線任務が多いガオガイガー専用。これらはギャレオンに記録されていた[[ジェネシックガオガイガー]]の武装群「ガジェットツール」や「ゴルディオンネイル」などを地球の技術で再現したものだが、ガジェットガオーの機構を再現できなかったためオプション形式での運用となっている。
また、大半のツールは前線任務が多いガオガイガー専用。これらはギャレオンに記録されていた[[ジェネシックガオガイガー]]の武装群「ガジェットツール」や「ゴルディオンネイル」などを地球の技術で再現したものだが、機構の再現や小型化ができずオプション形式で運用している都合による。
== ツール一覧 ==
== ツール一覧 ==
=== ディバイディングドライバー ===
=== ディバイディングドライバー ===
ボルティングドライバーを元にした武装で、最初に実戦投入されたハイパーツールの代表格。全長約30m。[[ガオガイガー]]、[[スターガオガイガー]]、[[ガオファイガー]]、[[ガオガイゴー]]が使用。
先端を打ち込んだ地点を中心に、空間を歪曲させ周囲に押しのける事で戦闘領域を形成する。ちなみに地面だけでなく海にも応用可能で海のど真ん中にフィールドを形成したこともある。使用時は左腕に装着されるが、右腕でも使用可能。左腕で使う理由は、空間湾曲のためには防御エネルギー(プロテクトシェード)を発生させる左腕にアタッチメントしなければならないため。
ガオファイガーのものは腕に装着する基部パーツと運用に合わせて設定を変えた先端パーツに分割した状態で待機させるようになっており、基部パーツはガトリングドライバーと共有化されている。
モチーフはマイナスドライバー。
モチーフはマイナスドライバー。
その特性上ブロウクンエネルギーを有する右腕でも使用可能で、右腕にガトリングドライバー、左腕にディバイディングドライバーを同時装備した「ダブルヘッドドライバー」での運用も可能。
その特性上ブロウクンエネルギーを有する右腕でも使用可能で、右腕にガトリングドライバー、左腕にディバイディングドライバーを同時装備した「ダブルヘッドドライバー」での運用も可能。
TVシリーズではスターガオガイガーへの移行後に登場。[[ZX-06|頭脳原種]]戦の他、[[合体原種]]戦で重力レンズ、[[木星]]決戦で原種が生成した歪曲空間から脱出するためにダブルヘッドドライバーを行うために使用した。
TVシリーズではスターガオガイガーへの移行後に登場。[[ZX-06|頭脳原種]]戦の他、[[合体原種]]戦で重力レンズ、[[木星]]決戦で原種が生成した歪曲空間から脱出するためにダブルヘッドドライバーを行うために使用した。その特性上相手を破壊・殺傷せずに足止めできるため、「FINAL」におけるGGG追放の際には有人マイク部隊をこれで無力化している。
上記の通りガオファイガーの基部パーツはディバイディングドライバーと機構が共有されている。
モチーフはプラスドライバー。
モチーフはプラスドライバー。
[[超竜神]]が使用。
[[超竜神]]が使用。
弾頭から放たれる超振動で爆発・電磁波などのエネルギーを相殺し、被害の出ない方向に振り向ける。エネルギー保存の基本法則「使えば減る」を短時間で強制的に行わせるツールである。
発射の反動が大きく、ガオガイガー以上の強度・パワーを持つ超竜神専用のツールとなっている。目標となるエネルギー量に合わせ、L・LL(ツーエル)・XLのサイズバリエーションが存在する。
モチーフは鉛筆の頭に付属している消しゴム。そのためか[[ポロネズ]]からは「'''消しゴム'''」とまんまな呼ばれ方をされた事がある。
;SRWでの扱い
;SRWでの扱い
:使い捨ての『軽減[[バリア]]』に近い性質な訳だが、対象が自身単体ではなく例えばMAP兵器を使われた場合、範囲内にいる全機が対象となる(より正確に言うならば、MAP兵器の被害が他の機体に拡がらないようにする効果といえる)など、その特殊性ゆえか現在のところイベントのみの使用で、ユニット能力などでの再現はない([[特殊行動]]がシステムとして確立している『BX』も例外でない)。
:使い捨ての『軽減[[バリア]]』ないしカウンター専用武装に近い性質な訳だが、対象が自身単体ではなく例えばMAP兵器を使われた場合、範囲内にいる全機が対象となる(より正確に言うならば、MAP兵器の被害が他の機体に拡がらないようにする効果といえる)など、その特殊性ゆえか現在のところイベントのみの使用で、ユニット能力などでの再現はない([[特殊行動]]がシステムとして確立している『BX』も例外でない)。
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では[[ユウ・ブレン]]との連携で津波を消去する為に使用、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では[[テッカマンエビル]]のボルテッカを相殺した。
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では[[ユウ・ブレン]]との連携で津波を消去する為に使用、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では[[テッカマンエビル]]のボルテッカを相殺した。
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では[[ネオ・ジオン]]による[[コロニー落とし]]の津波と衝撃波を相殺するため、XL以上の超大型サイズの弾頭を使用した。こちらでは超竜神だけで反動を抑えられないため[[撃龍神]]も支えている。
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では[[ネオ・ジオン]]による[[コロニー落とし]]の津波と衝撃波を相殺するため、XL以上の超大型サイズの弾頭を使用した。こちらでは超竜神だけで反動を抑えられないため[[撃龍神]]も支えている。
[[ガオガイガー]]、[[ガオガイゴー]]が使用。
[[ガオガイガー]]、[[ガオガイゴー]]が使用。
「獅子の女王」に登場した、反中間子を利用して対象の物理結合を崩壊させる巨大な鉋。破壊力は絶大だがゾンダー核を回収する手段を搭載できず、フツヌシに封印されていた。
巨大なツールであるため両腕で保持した上でガオガイガーの脹脛であるドリルガオーのキャタピラをダンパーにして支える必要がある。
モチーフは鉋(かんな)。
モチーフは鉋(かんな)。
=== ゴルディオンモーター ===
=== ゴルディオンモーター ===
「金の牙、銀の爪」に登場。ゴルディオンハンマーが万一暴走した際に、グラビティショックウェーブを相殺するために作られたエマージェンシーツール。しかしゴルディーマーグによる完璧な制御を見せた事から不要となり、アメリカGGGに研究素材として渡されていた。
[[腕原種]]によってゾンダー化した大河、火麻に試作型CRごと取り込まれてしまい、EI-72、EI-73の素体にされる。合体ゾンダーとなった際にはゴルディオンハンマー以外の武装も無効化しており、力を消耗していないルートでは[[キングジェイダー]]のジェイクォースすらも防ぎきっていた。しかし、[[Gストーン]]と[[Jジュエル]]の共鳴により発動したシルバリオンハンマーは防ぎきれずに半壊し、機能停止状態となった。
[[腕原種]]によってゾンダー化した大河、火麻に試作型CRごと取り込まれてしまい、EI-72、EI-73の素体にされる。合体ゾンダーとなった際にはゴルディオンハンマー以外の武装も無効化しており、力を消耗していないルートでは[[キングジェイダー]]のジェイクォースすらも防ぎきっていた。しかし、[[Gストーン]]と[[Jジュエル]]の共鳴により発動したシルバリオンハンマーは防ぎきれずに半壊し、機能停止状態となった。
後に修復された物がアマテラス内に配備されていたがゾヌーダロボに取り込まれてしまい、これがゴルディオンハンマーの敗北に繋がった。
モチーフは削岩機。
モチーフは削岩機。
=== グランドプレッシャー ===
=== グランドプレッシャー ===
内部に閉じ込めた対象を超圧力で押しつぶすツール。マイクのディスクX技術を元に開発されており特定物質のみを破壊できるためゾンダー核の回収も可能だが、これ以降登場する敵のほとんどがツールより大きかった上に扱いづらかった(ガオガイガーのもとへ輸送するのに9面パズルを解き、クライマー1を4機で打ち上げねばならず、受け止めるのにも超竜神と[[撃龍神]]の二人がかりで止めねばならない上に、封印に遠距離からの二重ロックが必要)為、お蔵入りとなった。
ゴルディオンモーター同様に[[ゾヌーダロボ]]に取り込まれてしまう。
ゴルディオンモーター同様に[[ゾヌーダロボ]]に取り込まれてしまう。
モチーフは圧力釜。
=== カーペンターズ ===
=== カーペンターズ ===