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| ;[[スーパーロボット大戦α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
| :登場はしないが宇宙で[[SRX]]の合体訓練をする際に[[R-3]]の[[R-3パワード|プラスパーツ]]がないことに対し[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]が宇宙空間なら足は必要ないと本機のことについて触れる。 | | :登場はしないが宇宙で[[SRX]]の合体訓練をする際に[[R-3]]の[[R-3パワード|プラスパーツ]]がないことに対し[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]が宇宙空間なら足は必要ないと本機のことについて触れる。 |
− | :1年戦争が途中で終了してしまった『α』の世界にジオングは世間に知られていない(存在しない?)はずなのだがリュウセイは一体どこで知ったんだろうか。 | + | :『αシリーズ』では一年戦争がソロモン攻略戦で終了しているはずなのだが、この時点でロールアウトされていたのだろうか? |
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| === COMPACTシリーズ === | | === COMPACTシリーズ === |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}} |
− | :シーン3のファーストステージで[[ジオン兵]]が乗ってくる。そのステージでクワトロが[[ララァ・スン|ララァ]]に「私達が乗るはずだったもの」と言っているのが印象的。クリアボーナスで入手できる事があり、性能も悪くない。しかし択一のエルメスが改造済みで長射程対応なのに対して、本機は中射程P武器が主体で無改造状態。さらには性能が上の[[ファンネル]]搭載機体がたくさん手に入るので終盤は苦しい。他のNT専用機とは一風変わった性能なので、煮詰まったときなどに使ってみてほしい。 | + | :シーン3のファーストステージで[[ジオン兵]]が乗ってくる。そのステージで[[シャア・アズナブル|クワトロ]]が[[ララァ・スン|ララァ]]に「私達が乗るはずだったもの」と言っているのが印象的。クリアボーナスで入手できる事があり、性能も悪くない。しかし択一のエルメスが改造済みで長射程対応なのに対して、本機は中射程P武器が主体で無改造状態。さらには性能が上の[[ファンネル]]搭載機体がたくさん手に入るので終盤は苦しい。他のNT専用機とは一風変わった性能なので、煮詰まったときなどに使ってみてほしい。 |
| :;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}} | | :;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}} |
| ::第22話クリア時の総ターン数が170以下だと入手。[[援護]]の追加により、リメイク前より有用性は上がっている。 | | ::第22話クリア時の総ターン数が170以下だと入手。[[援護]]の追加により、リメイク前より有用性は上がっている。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}} |
− | :[[ベンメルコレクション]]としてフル改造されて登場。ステージ名は「こりないコレクター」。[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]で倒すと入手でき、[[ルー・ルカ|ルー]]を乗せると後にBルートで[[キラー・ザ・ブッチャー|ブッチャー]]と特殊会話がある。性能は中々のもの。 | + | :[[ベンメルコレクション]]としてフル改造されて登場。ステージ名は「こりないコレクター」。クワトロで倒すと入手でき、[[ルー・ルカ|ルー]]を乗せると後にBルートで[[キラー・ザ・ブッチャー|ブッチャー]]と特殊会話がある。性能は中々のもの。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}} |
| :第2部で入手していると登場。敵の[[防御]]LVが上がっているので、主力の有線メガ粒子砲の扱いには注意。 | | :第2部で入手していると登場。敵の[[防御]]LVが上がっているので、主力の有線メガ粒子砲の扱いには注意。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}} |
− | :初登場作品。「復活!ギルギルガン」に4機登場する。 | + | :初登場作品。マジンガー・チームで開始すると、[[ビューナスA]]の代わりに第3話「トワイライト リバー」に登場する。 |
| :HDリメイク版では「水中の死闘」と「最終決戦」で登場。どちらも[[エルメス]]も連れてきているが、前者で[[νガンダム]]が既に自軍にいる(つまりガンダムチームを選んでかつ離脱させていない)場合、このシナリオですぐ側に[[キュベレイ]]もいるため両手に花状態になっている。もっとも[[サザビー|これは序の口なのだが]]。有線式メガ粒子砲がP武器にして[[海]]Aで[[空]]も飛べるため、中々使いやすい。なお、'''「脚など飾り」だと豪語する'''。 | | :HDリメイク版では「水中の死闘」と「最終決戦」で登場。どちらも[[エルメス]]も連れてきているが、前者で[[νガンダム]]が既に自軍にいる(つまりガンダムチームを選んでかつ離脱させていない)場合、このシナリオですぐ側に[[キュベレイ]]もいるため両手に花状態になっている。もっとも[[サザビー|これは序の口なのだが]]。有線式メガ粒子砲がP武器にして[[海]]Aで[[空]]も飛べるため、中々使いやすい。なお、'''「脚など飾り」だと豪語する'''。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}} |
| :終盤、[[強化人間]]が乗ってやたら出てくる。それなりに強いのだが、それを上回る[[サイコガンダム]]や[[ヤクト・ドーガ]]がうろちょろしているので可愛く見えてしまう。 | | :終盤、[[強化人間]]が乗ってやたら出てくる。それなりに強いのだが、それを上回る[[サイコガンダム]]や[[ヤクト・ドーガ]]がうろちょろしているので可愛く見えてしまう。 |
| + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}} |
| + | :第40話「宇宙要塞ア・バオア・クー」のボスユニットとして登場。パイロットはシャア・アズナブル。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}} |
| :第5章で戦うことになるが、本作では[[ア・バオア・クー]]は最初から[[地球連邦軍]]の[[ゼダンの門|拠点]]で、しかも既に破壊されてしまっているため、宇宙空間での戦いとなる。メイン第19話-3「アクシズからの撤退」において、どのユニットでも良いのでジオングを撃墜すると、イベントが発生して[[ガンダム]]に「ラストシューティング」が追加される。 | | :第5章で戦うことになるが、本作では[[ア・バオア・クー]]は最初から[[地球連邦軍]]の[[ゼダンの門|拠点]]で、しかも既に破壊されてしまっているため、宇宙空間での戦いとなる。メイン第19話-3「アクシズからの撤退」において、どのユニットでも良いのでジオングを撃墜すると、イベントが発生して[[ガンダム]]に「ラストシューティング」が追加される。 |
− | :その後サブミッション「仮面の下の決意」での決闘後、一度その場を離れた[[シャア・アズナブル|シャア]]が[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]として[[百式]]に乗って戻ってくるのだが、ジオングは仮面と一緒に捨てられたようだ。ユーザーからは「[[百式]]はいいからこっちを使いたかった」という声も。 | + | :その後サブミッション「仮面の下の決意」での決闘後、一度その場を離れたシャアがクワトロとして[[百式]]に乗って戻ってくるのだが、ジオングは仮面と一緒に捨てられたようだ。ユーザーからは「百式はいいからこっちを使いたかった」という声も。 |
| :なお、この決闘のルールは[[ガンダムファイト]]がベースなのだが、頭部にコックピットがあるジオングをルール上どう扱うのかは'''一切触れられない'''。シャアがルールに合わせて胸部に乗っていたのだろうか? | | :なお、この決闘のルールは[[ガンダムファイト]]がベースなのだが、頭部にコックピットがあるジオングをルール上どう扱うのかは'''一切触れられない'''。シャアがルールに合わせて胸部に乗っていたのだろうか? |
| ;[[スーパーロボット大戦DD]] | | ;[[スーパーロボット大戦DD]] |
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| ;メガ粒子砲 | | ;メガ粒子砲 |
| :頭部に1門、腹部に2門内蔵している。頭部の方は分離時にも使用している。 | | :頭部に1門、腹部に2門内蔵している。頭部の方は分離時にも使用している。 |
| + | :『AP』では頭部側のみを使用。 |
| + | :;拡散メガ粒子砲 |
| + | ::出力を調整して拡散させることが可能。主に腹部側が拡散する。 |
| + | ::『AP』では頭部のメガ粒子砲を拡散させている。 |
| ;有線式メガ粒子砲 | | ;有線式メガ粒子砲 |
| :両腕部に装備されており、指の一本一本が砲門となっている。[[サイコミュ]]による有線誘導式で、[[オールレンジ攻撃]]が可能。前述のように二人乗りであれば[[オールドタイプ]]でも使用可能である。 | | :両腕部に装備されており、指の一本一本が砲門となっている。[[サイコミュ]]による有線誘導式で、[[オールレンジ攻撃]]が可能。前述のように二人乗りであれば[[オールドタイプ]]でも使用可能である。 |
| + | :5連装×2ということもあり本機で最も強力な武装なのか、劇中では次々に連邦の艦艇を撃墜していた。 |
| + | :文字表示のスペックの関係で、『初代』では「ワイヤービームキャノン」表記。 |
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| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
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| == 主な関連機体 == | | == 主な関連機体 == |
− | 一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%B0#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。
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| === 強化型・バリエーション機 === | | === 強化型・バリエーション機 === |
− | ;[[GUNDAM:パーフェクト・ジオング|パーフェクト・ジオング]](SRW未登場) | + | ;[[GUNDAM:パーフェクト・ジオング|パーフェクト・ジオング]](外部リンク・ガンダムwiki) |
− | :ジオングの完成状態の別称。脚が付いているために機動性は低下しているものの、重力下での運用も可能となった。 | + | :リンク先参照。 |
− | :SRW未登場だが、サターン版[[スーパーロボット大戦F|F]]の予約特典の冊子によると、ゲゼやサロンズと共に登場予定があり、SDの設定画が起こされていた。
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| === 関連機 === | | === 関連機 === |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *劇中でガンダムと相討ちになった実績から、『講談社ポケット百科シリーズ ロボット大全集1 機動戦士ガンダム』等の児童を対象とした書籍では「(一年戦争においては)'''最強のモビルスーツ'''」として紹介されるケースが有る。 | + | *劇中でガンダムと相討ちになった実績から、『講談社ポケット百科シリーズ ロボット大全集1 機動戦士ガンダム』等の児童を対象とした書籍では「(一年戦争時)'''最強のモビルスーツ'''」として紹介されるケースが有る。 |
| *『冒険王』掲載の漫画版では打ち切りの影響や作者が放送を見ていなかったこともあり、作中唯一ガンダムの装甲を破壊できた機体となっている。(同作のガンダムはムサイのビーム砲が背中に直撃してもほとんどダメージが無い程頑丈) | | *『冒険王』掲載の漫画版では打ち切りの影響や作者が放送を見ていなかったこともあり、作中唯一ガンダムの装甲を破壊できた機体となっている。(同作のガンダムはムサイのビーム砲が背中に直撃してもほとんどダメージが無い程頑丈) |
| *[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではシャアに本機を貸与したのがキシリアではなく[[ギレン・ザビ]]という設定になっており、ア・バオア・クーに接舷した[[ホワイトベース]]を強襲し大破目前まで追い詰めるものの、補給を果たし最後の出撃に臨むガンダムに阻止され相打ちとなった。そして、シャアによるこの直接攻撃がトドメとなり、[[ブライト・ノア|ブライト]]らはホワイトベースを捨てて脱出することとなった。 | | *[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではシャアに本機を貸与したのがキシリアではなく[[ギレン・ザビ]]という設定になっており、ア・バオア・クーに接舷した[[ホワイトベース]]を強襲し大破目前まで追い詰めるものの、補給を果たし最後の出撃に臨むガンダムに阻止され相打ちとなった。そして、シャアによるこの直接攻撃がトドメとなり、[[ブライト・ノア|ブライト]]らはホワイトベースを捨てて脱出することとなった。 |
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| **ただし、これは作中でもガセネタの可能性が示唆されており、事実かどうかは非常に微妙なところである。前述されたようにジオングが大型になったのはサイコミュ関連の小型化が難航していたため(事実[[エルメス]]や[[ブラウ・ブロ]]もかなりの大型機だった)であり、それ以前にガンダムの[[サイズ]]が普通のMSと大差ない事もそれまでの戦闘データや兵の報告で明白になっているはず。だが、アムロが叩き出した驚異的な戦果や、それによる士気低下を恐れたジオン側の情報操作次第では、この拡大解釈も充分ありえそうなのが恐ろしいところ(作中では「報告にあった『18mのガンダム』はジムの偽装ではないか?」といった台詞も存在)。 | | **ただし、これは作中でもガセネタの可能性が示唆されており、事実かどうかは非常に微妙なところである。前述されたようにジオングが大型になったのはサイコミュ関連の小型化が難航していたため(事実[[エルメス]]や[[ブラウ・ブロ]]もかなりの大型機だった)であり、それ以前にガンダムの[[サイズ]]が普通のMSと大差ない事もそれまでの戦闘データや兵の報告で明白になっているはず。だが、アムロが叩き出した驚異的な戦果や、それによる士気低下を恐れたジオン側の情報操作次第では、この拡大解釈も充分ありえそうなのが恐ろしいところ(作中では「報告にあった『18mのガンダム』はジムの偽装ではないか?」といった台詞も存在)。 |
| *後付け設定のAMBACシステム(手脚を使った姿勢制御)により、宇宙空間においてもモビルスーツの脚は'''飾りではなくなってしまった'''(元々シャアはキックや八艘飛びに脚を利用しているが)。そのため『ORIGIN』では「脚なんて飾りです」と発言した本人であるサキオカ少尉が、その後ジオング出撃時にAMBACシステムについてフォローする発言を行い、シャアに「"脚なんて飾り"じゃなかったのか?」と突っ込まれている。他にも漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では戦後に件の整備士と再会したシャアが脚が付いたジオングについて「以前無かった"カザリ"が付いたそうだな」と問うたところ、整備士は「ところがまんざら飾りでもないと判りました」と評価を改めている。 | | *後付け設定のAMBACシステム(手脚を使った姿勢制御)により、宇宙空間においてもモビルスーツの脚は'''飾りではなくなってしまった'''(元々シャアはキックや八艘飛びに脚を利用しているが)。そのため『ORIGIN』では「脚なんて飾りです」と発言した本人であるサキオカ少尉が、その後ジオング出撃時にAMBACシステムについてフォローする発言を行い、シャアに「"脚なんて飾り"じゃなかったのか?」と突っ込まれている。他にも漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では戦後に件の整備士と再会したシャアが脚が付いたジオングについて「以前無かった"カザリ"が付いたそうだな」と問うたところ、整備士は「ところがまんざら飾りでもないと判りました」と評価を改めている。 |
| + | *漫画/OVA『機動戦士ガンダム サンダーボルト』(SRW未参戦)では、[[ア・バオア・クー]]を制圧した[[ガンタンク]]とガンダムヘッドの[[ジム]]の部隊により建造中の2号機を発見・接触するシーンが登場する。 |
| + | **原作漫画第3部では、主人公のイオ・フレミングが鹵獲したジオングを連邦が改造したパーフェクト・ジオングに搭乗し、ニュータイプの少女リリー・シェリーナをサブパイロットとして同乗する形で出陣した。ちなみに、ライバルキャラであるダリル・ローレンツはジオンを脱し第3勢力「南洋同盟」に帰依してサイコ・ザク(SRW未参戦)にガンダムの装甲を取り付けた「パーフェクト・ガンダム」に搭乗しているので、現時点では'''「連邦のマークを書かれたジオングVS[[偽物|ガンダムそっくりのザク]]」'''という、『1st』の最終回を皮肉ったような立ち位置となっている。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |