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:この後、ジブリールはこの事実を世界中に公表し、地球の反コーディネイター感情を一時的に盛り上げる事に成功。傀儡である[[大西洋連邦]]大統領[[ジョゼフ・コープランド]]を利用して一気に世界を再び紛争へと導いていく。
 
:この後、ジブリールはこの事実を世界中に公表し、地球の反コーディネイター感情を一時的に盛り上げる事に成功。傀儡である[[大西洋連邦]]大統領[[ジョゼフ・コープランド]]を利用して一気に世界を再び紛争へと導いていく。
 
:余談だが、原作において'''「蒼き清浄なる世界の為に」をブルーコスモス盟主([[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]も含む)が発言するのは、実はこの場面だけ'''。
 
:余談だが、原作において'''「蒼き清浄なる世界の為に」をブルーコスモス盟主([[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]も含む)が発言するのは、実はこの場面だけ'''。
;「世界はね、『システム』なんですよ。だからそれを作り上げる者とそれを管理する者が必要だ。人が管理しなければ庭とて荒れる。誰だって自分の庭には好きな木を植える。芝を張り、綺麗な花を咲かせたがるものでしょう、『雑草』は抜いて。ところかまわず好き放題に草を生えさせ、それを美しいと言いますか? 『これぞ自由だ』と。人は誰だってそういうものが好きなんですよ。きちんと管理された場所、もの…安全なね。今までだって世界をそうしようと人はがんばってきたんじゃないですか。街を造り、道具を作り、ルールを作ってね。そして今、それをかつてない規模でやれる壮大なチャンスを得たんですよ、我々は。だからさっさと奴らを討って、早く次の楽しいステップに進みましょうよ。我々ロゴスのための美しい庭、新たなる世界システムの構築というね」
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;「世界はね、『システム』なんですよ。だからそれを作り上げる者とそれを管理する者が必要だ。人が管理しなければ庭とて荒れる。誰だって自分の庭には好きな木を植える。芝を張り、綺麗な[[花]]を咲かせたがるものでしょう、『雑草』は抜いて。ところかまわず好き放題に草を生えさせ、それを美しいと言いますか? 『これぞ自由だ』と。人は誰だってそういうものが好きなんですよ。きちんと管理された場所、もの…安全なね。今までだって世界をそうしようと人はがんばってきたんじゃないですか。街を造り、道具を作り、ルールを作ってね。そして今、それをかつてない規模でやれる壮大なチャンスを得たんですよ、我々は。だからさっさと奴らを討って、早く次の楽しいステップに進みましょうよ。我々ロゴスのための美しい庭、新たなる世界システムの構築というね」
 
:第9話「驕れる牙」より。この一連の台詞とともにまるで前祝をするかのようにグラスを掲げる。彼の台詞を端的に言えば、「雑草」つまり[[コーディネイター]]を排除し、自身にとって都合のいい世界を作るのが目的なのだろう。世界を「我々ロゴスのための美しい庭」と称し、それを好き勝手に作り替えることを喜ぶジブリールの傲慢さと幼稚さが如実に現れている。
 
:第9話「驕れる牙」より。この一連の台詞とともにまるで前祝をするかのようにグラスを掲げる。彼の台詞を端的に言えば、「雑草」つまり[[コーディネイター]]を排除し、自身にとって都合のいい世界を作るのが目的なのだろう。世界を「我々ロゴスのための美しい庭」と称し、それを好き勝手に作り替えることを喜ぶジブリールの傲慢さと幼稚さが如実に現れている。
 
:もっとも、通話相手のコープランド大統領はこの台詞に後に深いため息をついており、彼はジブリールの考えには賛同していない事が窺える。
 
:もっとも、通話相手のコープランド大統領はこの台詞に後に深いため息をついており、彼はジブリールの考えには賛同していない事が窺える。
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