47行目: |
47行目: |
| | | |
| 後述する制作面の都合上、地上波では関東地区のみのローカルセールス、放送開始当初は事実上のノンスポンサードであり宣伝展開も殆どされなかった事からその注目度は低かったが<ref>一応、全国的にはBSデジタルでの放送や児童向けTV雑誌『テレビマガジン』でコーナー記事が組まれるなどはされていた。</ref>、ロボットアニメの王道を行くストーリーや大張正己氏など著名アニメーターの参加によるクオリティの高いロボットアクションにより徐々に知名度を高め、放送終了後は様々な商品展開も行われた。 | | 後述する制作面の都合上、地上波では関東地区のみのローカルセールス、放送開始当初は事実上のノンスポンサードであり宣伝展開も殆どされなかった事からその注目度は低かったが<ref>一応、全国的にはBSデジタルでの放送や児童向けTV雑誌『テレビマガジン』でコーナー記事が組まれるなどはされていた。</ref>、ロボットアニメの王道を行くストーリーや大張正己氏など著名アニメーターの参加によるクオリティの高いロボットアクションにより徐々に知名度を高め、放送終了後は様々な商品展開も行われた。 |
| + | |
| + | 旧作とは異なり「地球に攻めてきた敵を迎え撃つ」話ではなく、話の序盤の段階から「地球に攻め込もうとしている敵の本拠地に殴り込んで闘う」(地球に攻めてくる敵怪獣は[[ダリウス界]]で戦っている自軍部隊や反乱軍が取り逃がしたザコ)というロボットアニメにおいても珍しいスタイルで話が進んでいる。 |
| | | |
| == ストーリー == | | == ストーリー == |
74行目: |
76行目: |
| :[[スティンガー (LOD)|スティンガー]]のパイロット。勝ち気で自身家。 | | :[[スティンガー (LOD)|スティンガー]]のパイロット。勝ち気で自身家。 |
| ;[[リー・ジェンシン]] | | ;[[リー・ジェンシン]] |
− | :[[サーペント (LOD)|サーペント]]のパイロット。後に艦載機部隊「コンバットフォース」のリーダーも務める。 | + | :[[サーペント (LOD)|サーペント]]のパイロット。拳法家で狙撃も得意。後に艦載機部隊「コンバットフォース」のリーダーも務める。 |
| ;[[ディック・アルカイン]] | | ;[[ディック・アルカイン]] |
− | :[[キルジャガー]]のパイロット。大空魔竜乗っ取りを企てたため追放された過去がある。 | + | :[[キルジャガー]]のパイロット。ずば抜けた合理的知略と胆力を有するが、大空魔竜乗っ取りを企てたため追放された過去がある。 |
| ;[[ヤンマ]] / [[ハッチョ]] / [[ブビィ]] | | ;[[ヤンマ]] / [[ハッチョ]] / [[ブビィ]] |
| :小型戦闘機バンザや[[クラブバンカー]]で後方支援を務める三馬鹿トリオ。全員が元泥棒という過去を持つ。 | | :小型戦闘機バンザや[[クラブバンカー]]で後方支援を務める三馬鹿トリオ。全員が元泥棒という過去を持つ。 |
92行目: |
94行目: |
| :大空魔竜医療班長。大空魔竜の最古参クルーの一人。その外見ゆえに「フランケン」と呼び間違えられることも多い。 | | :大空魔竜医療班長。大空魔竜の最古参クルーの一人。その外見ゆえに「フランケン」と呼び間違えられることも多い。 |
| ;パイロン | | ;パイロン |
− | :大空魔竜の給仕長。スパロボ未登場。 | + | :大空魔竜の給仕長。アルアルと喋る中国人の男性。スパロボ未登場。 |
| ;[[アベヤ・キョーコ]] | | ;[[アベヤ・キョーコ]] |
| :厨房の手伝い。腹黒いぶりっ子。 | | :厨房の手伝い。腹黒いぶりっ子。 |
98行目: |
100行目: |
| :大空魔竜クルーではないが便宜上こちらに記載。リミテーションシンドロームが発症したクルー達が見た幻。 | | :大空魔竜クルーではないが便宜上こちらに記載。リミテーションシンドロームが発症したクルー達が見た幻。 |
| | | |
− | === ダリウス軍 === | + | === [[ダリウス軍]] === |
| ;[[ダリウス17世]] | | ;[[ダリウス17世]] |
− | : | + | :ダリウス界を支配する第十七代大帝。 |
| ;[[ノーザ]] | | ;[[ノーザ]] |
| :ダリウス四天王の「北方将軍」。騎士道精神を重んじる武人。 | | :ダリウス四天王の「北方将軍」。騎士道精神を重んじる武人。 |
113行目: |
115行目: |
| ;[[プロイスト]] | | ;[[プロイスト]] |
| :ダリウス四天王の「東方将軍」。甲冑に身を包んだ謎の人物。 | | :ダリウス四天王の「東方将軍」。甲冑に身を包んだ謎の人物。 |
− | ;[[次大帝プロイスト]] | + | :;[[次大帝プロイスト]] |
− | :プロイストの真の姿である、ダリウスの「次大帝」。性別を超越した二重人格者。 | + | ::プロイストの真の姿である、ダリウスの「次大帝」。性別を超越した二重人格者。 |
| ;[[ヒガント]] | | ;[[ヒガント]] |
| :プロイスト直属の幹部「ダリウス新四天王」の東方将軍。プロイストの生体部品である。 | | :プロイスト直属の幹部「ダリウス新四天王」の東方将軍。プロイストの生体部品である。 |
217行目: |
219行目: |
| :ダリウス軍の生物兵器。 | | :ダリウス軍の生物兵器。 |
| ;[[ダリウス界]] | | ;[[ダリウス界]] |
− | :地球内部の異世界。 | + | :地球内部の異世界。といっても地底国というわけではなく、実は地球とは別の惑星である。 |
| ;リミテーションシンドローム | | ;リミテーションシンドローム |
| :戦争という極限状態の中で、その緊張感がもたらす集団幻覚症状。気晴らしで解消するとされているが、本編で垣間見せるその混沌とした気晴らしこそがこの症状の真面目であるのかもしれない……。 | | :戦争という極限状態の中で、その緊張感がもたらす集団幻覚症状。気晴らしで解消するとされているが、本編で垣間見せるその混沌とした気晴らしこそがこの症状の真面目であるのかもしれない……。 |
264行目: |
266行目: |
| == 余談 == | | == 余談 == |
| *本作は前番組にあたる東映アニメ制作のアニメ作品の打ち切りによりその穴埋めを目的とした急ごしらえ的な制作経緯を持ち、同じく東映アニメが2003年に制作したパイロットフィルム『大空魔竜ガイキングNEO<ref>本作のDVD最終巻に収録。</ref>』を叩き台として企画された。企画を含めた準備期間は放送開始まで3か月と極めてひっ迫した状況であり、メインライターの三条陸氏はわずか1晩で26話目までのシナリオプロットを組んだとのこと。 | | *本作は前番組にあたる東映アニメ制作のアニメ作品の打ち切りによりその穴埋めを目的とした急ごしらえ的な制作経緯を持ち、同じく東映アニメが2003年に制作したパイロットフィルム『大空魔竜ガイキングNEO<ref>本作のDVD最終巻に収録。</ref>』を叩き台として企画された。企画を含めた準備期間は放送開始まで3か月と極めてひっ迫した状況であり、メインライターの三条陸氏はわずか1晩で26話目までのシナリオプロットを組んだとのこと。 |
| + | **OP映像での乱戦は『ガイキングNEO』の殺陣を流用している。 |
| *伝説的アニメーター、金田伊功氏が後期オープニングのディレクターを担当<ref>ただし、名義は戸隠三郎となっている。</ref>しており、氏が最後に参加したTVアニメ作品となった。 | | *伝説的アニメーター、金田伊功氏が後期オープニングのディレクターを担当<ref>ただし、名義は戸隠三郎となっている。</ref>しており、氏が最後に参加したTVアニメ作品となった。 |
| *Blu-rayBOX初回特典には『[[ロボットガールズZ]]』の短編ドラマCDが付属している。 | | *Blu-rayBOX初回特典には『[[ロボットガールズZ]]』の短編ドラマCDが付属している。 |