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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「どうした?もう終わりか…闘いとは非情なものだ。勝つ者がいれば必ず負ける者もいる…」<br />「さらばだ…」
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:9話冒頭、霧の中でガンダムローズをじわじわ追い詰めてゆくジョンブルガンダム。手にしたスナイパーライフルの銃口が満身創痍のガンダムローズの頭部を捉え…。
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;「残念だったな。勝つ者がいれば負ける者もいる。勝負の世界とはこういうものだ」
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:カジノにて、ポーカーによる勝負をふっかけてきたドモンの役(エースのスリーカード)をフルハウスで返り討ちにして。しかしこの後ドモンにイカサマを見破られてしまう。
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;チャップマン「ぐ…うぅぅっ…はぁっ…」<br />マノン「かなり量が増えていますわ…もうおやめになった方がいいのではありませんか?」<br />チャップマン「大丈夫だ…心配ない…。この大会が終わったら火星へ行こう。あそこはここよりも温暖で、大分過ごしやすくなっているらしいぞ」<br />マノン「そうね…、ね…あの子」<br />チャップマン「ネオジャパンのファイターの事か?」<br />マノン「ええ。午後のパーティーに誘ってもいいかしら?」<br />チャップマン「気に入ったのか?」<br />マノン「あなたにそっくり…特にこのブラウンがかった鋭い目付きが…」<br />チャップマン「好きにしろ…」<br />マノン「ふふっ…あなただって気に入っているのでしょう?」<br />チャップマン「さあな…それにしても、あんな小僧がガンダム乗りとは、おもしろい時代になったものだな…」
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:9話、寝室での妻・マノンとのやり取り。服用している薬の副作用に苦しむチャップマンをマノンは気遣うが、チャップマンは大会後の身の振り方をマノンに提案する。マノンはそれを受け止めつつも、出会ったガンダムファイター…ドモンに、夫であるチャップマンを重ねて見ていた。
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;チャップマン「安心したまえ。別に毒など入っておらんよ」<br />ドモン「呑気に茶なんか飲んでられるか!俺はファイトさえしてくれればそれでいい!」<br />チャップマン「…ふっふっふっ…どいつもこいつもファイトファイトファイト…」<br />ドモン「何がおかしい…」<br />チャップマン「若いってのはいいものだな…自分の可能性だけを信じて突っ走る事ができる…。小僧、だがそれは過信というものだ。上には上がいるという事を悟った時にはもはや手遅れになる…」
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:9話、お茶会の席にて静かに火花を散らすドモンとチャップマン。猪突猛進に突っかかるドモンに対し、熟練の戦士たるチャップマンはドモンの挑発的な言葉に冷静に切り返していく。しかし傍らでチャップマンの手元を見ていたレインは見逃さなかった。チャップマンが自分のティーカップにカプセルを割り入れるのを…。
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;「そんなに闘いたいか…なんのためだ?私を倒して新たな英雄になりたいのか?私を倒せるとでも思っているのか?過去三回に渡って王座を守り抜いたこのチャップマンを!」
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:これほどまでに自分に執着する理由は何かとドモンに問いかける。対してドモンは、「過去の栄光にしがみついているだけの男なら、絶対に負けない」と痛烈なカウンターを返す。
 
;「小僧が、戦いの何たるかをみっちりと叩き込んでやる!」
 
;「小僧が、戦いの何たるかをみっちりと叩き込んでやる!」
:三連覇のチャンプらしいベテランの意地の表れ。
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:ジョンブルガンダムを起動し、ドモンを睨みつけて。三連覇のチャンプらしいベテランの意地の表れが見て取れる。
 
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;「戦いとは非情なものだ…強い者だけが生き残り、力及ばぬ者は泥に塗れる!」<br />「だがな…民衆は無敵の英雄を求めるのだ!私は常に英雄でなければならないのだよ!」
;「戦士とは…強くなればなるほど、その修羅の道から抜けられなくなるものなのだよ!」
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:霧の中からシャイニングガンダムを狙撃しつつ、自分の在り方を叫ぶチャップマン。無敵の英雄であり続けるために、彼は自分の身体をズタズタにしてまで闘い続ける…。
:第9話において、[[ドモン・カッシュ]]と対峙した時に言った台詞。
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;「戦士とは…強くなればなるほど、その修羅の道から抜けられなくなるものなのだよ!」<br />「頭を打ち抜かれたら終わりだったな… さあこれが最後のチャンスだ! 降りるなら今だぞドモン・カッシュ!」
 
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:第9話、シャイニングガンダムを追い詰め、その頭部にライフルを突きつけて。しかし…
 
;「だから甘いというのだ!討て…討て!さぁ…貴様が本当の戦士なら私を討てぇ!!」<br />「貴様にも闘う目的があるだろうが!」
 
;「だから甘いというのだ!討て…討て!さぁ…貴様が本当の戦士なら私を討てぇ!!」<br />「貴様にも闘う目的があるだろうが!」
:第9話において、度重なる戦闘でボロボロになった自身の体を補うため服用していた精神強化剤の効果が切れ、苦しむチャップマンを見てドモンは攻撃を躊躇う。しかしチャップマンは苦しみながらもドモンに発破を掛ける。勝者は敗者を乗り越えて行け、と言わんばかりに…。
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:第9話において、度重なる戦闘でボロボロになった自身の体を補うため服用していた精神強化剤の効果が切れ、苦しむチャップマン。その光景を見てドモンは攻撃を躊躇う。しかしチャップマンは苦しみながらもドモンに発破を掛ける。勝者は敗者を乗り越えて行け、と言わんばかりに…。
 
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;チャップマン「どうやら時代は…確実に流れているらしいな…すまん…火星に行く約束は、果たせんようだ…」<br />マノン「いいえ…あなたが満足の行く戦いができたのなら…」<br />チャップマン「お前の影の力添えが無ければ、こうはいかなかったさ…」<br />マノン「えっ…」<br />チャップマン「ありがとう、マノン…」
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:9話、過去の英雄・チャップマンとマノンの最期のやり取り。チャップマンは全てを知っていた上で、あえて戦い続けていたのだ。妻の愛に応える為に。しかしその代償はあまりにも大きいものだった…。
 
;「どこだぁぁッ!!」<br />「死…ね!」
 
;「どこだぁぁッ!!」<br />「死…ね!」
 
:ランタオ島決勝大会にて。再登場時から一貫して唸り声を上げていたのみのチャップマンだったが、変貌後の彼が喋った数少ないまともな人語である。
 
:ランタオ島決勝大会にて。再登場時から一貫して唸り声を上げていたのみのチャップマンだったが、変貌後の彼が喋った数少ないまともな人語である。
   
;(慣れないギャンブラーが歯止めきかず落ちていくパターンだな…この小僧…哀れな奴…!)
 
;(慣れないギャンブラーが歯止めきかず落ちていくパターンだな…この小僧…哀れな奴…!)
 
:「超級」にて。アニメの展開どおりにポーカーでの勝負を挑んでくるドモンを見てのモノローグ。ネオジャパンのガンダムファイターに招待状を送り、自身のカジノに招いたチャップマンだったが、姿を現した招待客=ドモンはカジノでの負けが込み身包みはがされネクタイ+フンドシ一丁という衝撃的な出で立ちで現れた。そりゃ「次は行けそうなんだよ!」だの「全部ここで取り返す!」などと眼前で言われればそんな印象も沸くだろう…。
 
:「超級」にて。アニメの展開どおりにポーカーでの勝負を挑んでくるドモンを見てのモノローグ。ネオジャパンのガンダムファイターに招待状を送り、自身のカジノに招いたチャップマンだったが、姿を現した招待客=ドモンはカジノでの負けが込み身包みはがされネクタイ+フンドシ一丁という衝撃的な出で立ちで現れた。そりゃ「次は行けそうなんだよ!」だの「全部ここで取り返す!」などと眼前で言われればそんな印象も沸くだろう…。
   
;「そうだ…ファイターはそうやって苦い戦いを重ねては成長し続ける…これがたまらんのだよ…これが…これがやめられんのだよ!うはははははははあっ」
 
;「そうだ…ファイターはそうやって苦い戦いを重ねては成長し続ける…これがたまらんのだよ…これが…これがやめられんのだよ!うはははははははあっ」
 
:「超級」にて。ジャミングの中でスナイパーライフルを構え、ドモンを探しながら。妻のマノン曰く、廃人の方がずっとましな程、チャップマンは人間として壊れてしまっているらしい。身も心もボロボロになり、もう本当は戦うことも出来ない体でも、戦わなければ自分を維持できないから、間違いを承知で、破滅に向かって突き進む。ガンダムファイターの行く末は、それしかない…。
 
:「超級」にて。ジャミングの中でスナイパーライフルを構え、ドモンを探しながら。妻のマノン曰く、廃人の方がずっとましな程、チャップマンは人間として壊れてしまっているらしい。身も心もボロボロになり、もう本当は戦うことも出来ない体でも、戦わなければ自分を維持できないから、間違いを承知で、破滅に向かって突き進む。ガンダムファイターの行く末は、それしかない…。
   
;「マノン!私はここまでだ!最期まですばらしいファイトをさせてくれて…ありがとう ありがとう マノン…!!!」
 
;「マノン!私はここまでだ!最期まですばらしいファイトをさせてくれて…ありがとう ありがとう マノン…!!!」
 
:シャイニングフィンガーがジョンブルガンダムの頭部を捕らえ、まさに頭部が砕かれようという最中に放った、マノンへの最期の言葉。もう戦えない自分を戦わせてくれた事への、マノンへの感謝を…。この直後、チャップマンは糸が切れたように力尽き、涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにして、大きく地に伏した…。
 
:シャイニングフィンガーがジョンブルガンダムの頭部を捕らえ、まさに頭部が砕かれようという最中に放った、マノンへの最期の言葉。もう戦えない自分を戦わせてくれた事への、マノンへの感謝を…。この直後、チャップマンは糸が切れたように力尽き、涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにして、大きく地に伏した…。
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