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;「我が名はアル・アジフ! アブドゥル・アルハザードによって記された、世界最強の魔導書なり!」
 
;「我が名はアル・アジフ! アブドゥル・アルハザードによって記された、世界最強の魔導書なり!」
 
:[[大十字九郎|九郎]]との契約時の台詞。彼女の尊大さを象徴する台詞と言える。事実最高位の魔導書なので、それほど過大な発言でもないが。
 
:[[大十字九郎|九郎]]との契約時の台詞。彼女の尊大さを象徴する台詞と言える。事実最高位の魔導書なので、それほど過大な発言でもないが。
;「識を伝え式を編む我、魔物の咆吼たる我」<br />「死を超ゆる、あらゆる写本(子)の原本(母)たる我、『アル・アジフ』の名に於いて問う」<br />「鋼鉄(はがね)を鎧い刃金を纏う神、人の造りし神、鬼械の神よ。汝は何者ぞ」
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;「識を伝え式を編む我、魔物の咆吼たる我」<br/>「死を超ゆる、あらゆる写本(子)の原本(母)たる我、『アル・アジフ』の名に於いて問う」<br/>「鋼鉄(はがね)を鎧い刃金を纏う神、人の造りし神、鬼械の神よ。汝は何者ぞ」
:[[デモンベイン]]を初起動した時の台詞。原作では格納庫内で搭乗する直前の台詞だが、アニメではこの台詞と共に地上に招喚した。また、アニメでは何やら奇怪な動きをしながら述べる。
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:[[デモンベイン]]を初起動した時の台詞。原作では格納庫内で搭乗する直前の台詞だが、アニメ版ではこの台詞と共に地上に招喚したが、何やら奇怪な動きをしながら述べる。
 
:ちなみに、この時のアルはマギウス状態のちびアルだったが、声音は通常のものになっている。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではこの直後の台詞まで含めて本作初の[[DVE]]であり、初っ端から非常に長い。
 
:ちなみに、この時のアルはマギウス状態のちびアルだったが、声音は通常のものになっている。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではこの直後の台詞まで含めて本作初の[[DVE]]であり、初っ端から非常に長い。
 
;「油断大敵だぞ。 機械人形如きに遅れを取っているようでは……」
 
;「油断大敵だぞ。 機械人形如きに遅れを取っているようでは……」
 
:序盤、マギウス・スタイルとなった九郎を圧倒する[[エルザ]]をアトラック=ナチャで捕縛して。そしてエルザの胸の上で仁王立ちしてこの台詞を言うが……(後述)。
 
:序盤、マギウス・スタイルとなった九郎を圧倒する[[エルザ]]をアトラック=ナチャで捕縛して。そしてエルザの胸の上で仁王立ちしてこの台詞を言うが……(後述)。
 
;「勝手に死ぬな。それと勝手に死なすな。無責任過ぎるぞ」
 
;「勝手に死ぬな。それと勝手に死なすな。無責任過ぎるぞ」
:終盤、ベルゼビュートの攻撃によってデモンベインもろとも自身も吹き飛んだと確信した九郎が見たのは、消滅したはずの愛しき魔導書―――アルだった……。
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:終盤、[[ベルゼビュート]]の必殺技である「怨霊呪弾」によってデモンベインもろとも自身も吹き飛んだと確信した九郎が見たのは、消滅したはずの愛しき魔導書―――アルだった……。
;九郎「……奇跡だ」<br />アル「否。それは違う。……汝は闘った。マギウスの力を失い、デモンベインを失い、それでも汝は戦った」<br />「絶望的な戦力差だった。瞬滅されてもおかしくはなかった。総てを諦め投げ捨てても、誰にも責めることなど出来はしなかったろう」<br />「だが汝は戦った。戦い抜いた。戦って戦って戦って……今の今まで堪え続けたのだ。彼奴等を前に一歩も引かず。だから……」<br />「妾が間に合った」<br />九郎「アル―――――――――――――――ッ!」<br />アル「そういうことだ! これは奇蹟などではない! 確実に汝がもたらした、当然の結果としての勝利だ! 我が主、大十字九郎!」
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;九郎「……奇跡だ」<br/>アル「否。それは違う。……汝は闘った。マギウスの力を失い、デモンベインを失い、それでも汝は戦った」<br/>「絶望的な戦力差だった。瞬滅されてもおかしくはなかった。総てを諦め投げ捨てても、誰にも責めることなど出来はしなかったろう」<br/>「だが汝は戦った。戦い抜いた。戦って戦って戦って……今の今まで堪え続けたのだ。彼奴等を前に一歩も引かず。だから……」<br/>「妾が間に合った」<br/>九郎「アル―――――――――――――――ッ!」<br/>アル「そういうことだ! これは奇蹟などではない! 確実に汝がもたらした、当然の結果としての勝利だ! 我が主、大十字九郎!」
 
:復活直後の会話。闘い闘い闘い抜いて、絶望的な闘いになお闘い続けた九郎が呼んだ奇蹟。それを彼女は奇蹟などではないと嘯く。必然の勝利だと。光の粒子が、最強の魔導書がデモンベインに流れこむ。今こそ魔を断つ剣は真の三位一体を取り戻したのだ。
 
:復活直後の会話。闘い闘い闘い抜いて、絶望的な闘いになお闘い続けた九郎が呼んだ奇蹟。それを彼女は奇蹟などではないと嘯く。必然の勝利だと。光の粒子が、最強の魔導書がデモンベインに流れこむ。今こそ魔を断つ剣は真の三位一体を取り戻したのだ。
 
:『UX』では九郎がこれの対になるセリフを第一部クライマックスで述べている。
 
:『UX』では九郎がこれの対になるセリフを第一部クライマックスで述べている。
;「確かにマギウス・スタイルに為れば、汝の魔力を底上げする事が出来る」<br />「だが正式な魔術を学ばない汝に、妾の力と知識は重い。肉体に、精神に、霊体に多大な負荷を掛ける。だが妾の知った事ではない。汝が選択した結果だ」<br />「脳が術式に灼け爛れようと、全身の血管が破裂しようと、妾は退かぬ」<br />「術者だのと、主だのと自惚れるな。汝は単なる部品。酷く性能の悪い、デモンベインのパーツに過ぎぬ」
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;「確かにマギウス・スタイルに為れば、汝の魔力を底上げする事が出来る」<br/>「だが正式な魔術を学ばない汝に、妾の力と知識は重い。肉体に、精神に、霊体に多大な負荷を掛ける。だが妾の知った事ではない。汝が選択した結果だ」<br/>「脳が術式に灼け爛れようと、全身の血管が破裂しようと、妾は退かぬ」<br/>「術者だのと、主だのと自惚れるな。汝は単なる部品。酷く性能の悪い、デモンベインのパーツに過ぎぬ」
 
:原作[[覇道瑠璃|瑠璃]]ルートにて。瑠璃が契約者代理となり、デモンベインを動かすことを提言した際の言い争いの末。アルが折れる形になり、憎まれ口を叩きながらも、瑠璃は寧ろ認めてくれたことで前向きに返事をしている。
 
:原作[[覇道瑠璃|瑠璃]]ルートにて。瑠璃が契約者代理となり、デモンベインを動かすことを提言した際の言い争いの末。アルが折れる形になり、憎まれ口を叩きながらも、瑠璃は寧ろ認めてくれたことで前向きに返事をしている。
;「それは違うぞ。無貌の」<br />「幻ではない。喩え宇宙が覚えておらずとも、総てが消えゆくとしても、意志は其処に在ったのだ。其れを消すことなど如何なる存在にも出来ぬ。妾にも、神たる汝にも、時たるヨグ=ソトースにも、全たるアザトースにも。決して。決して」<br />「意志は確かに存在するのだ。そしてその意志が、未来を創っていく。此奴等の様に―――」
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;「それは違うぞ。無貌の」<br/>「幻ではない。喩え宇宙が覚えておらずとも、総てが消えゆくとしても、意志は其処に在ったのだ。其れを消すことなど如何なる存在にも出来ぬ。妾にも、神たる汝にも、時たるヨグ=ソトースにも、全たるアザトースにも。決して。決して」<br/>「意志は確かに存在するのだ。そしてその意志が、未来を創っていく。此奴等の様に―――」
 
:同ルートトゥルーエンディングより。消え去る因果の中で、溢れる無限光の中で、邪神へ間違いを糺す魔導書は消えていった―――
 
:同ルートトゥルーエンディングより。消え去る因果の中で、溢れる無限光の中で、邪神へ間違いを糺す魔導書は消えていった―――
 
:正しき出逢いを迎えるであろう、主とその恋人を祝するかのように―――
 
:正しき出逢いを迎えるであろう、主とその恋人を祝するかのように―――
:このセリフはアルルートノーマルエンドの最後のモノローグと対になっている。
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:このセリフはアルルートのノーマルエンドの最後のモノローグと対になっている。
 
;「愚かなり、アズラッド! 魔物の咆吼たる我、最強の魔導書【アル・アジフ】は、自らを手にする者全てを血を啜り、魂を喰らい、禍々しき力を蓄えていくのだ!! アズラッド、我が主よ! 妾を憎め! 妾を呪え! 然るのち、邪悪の書に触れた己の不明を、地獄で悔やむがよい!!」
 
;「愚かなり、アズラッド! 魔物の咆吼たる我、最強の魔導書【アル・アジフ】は、自らを手にする者全てを血を啜り、魂を喰らい、禍々しき力を蓄えていくのだ!! アズラッド、我が主よ! 妾を憎め! 妾を呪え! 然るのち、邪悪の書に触れた己の不明を、地獄で悔やむがよい!!」
 
:前日譚『斬魔大聖デモンベイン 機神胎動』で死に瀕した主のアズラッドを前にしながら。本編中の彼女からは想像もできない完全に悪役の台詞だが、前述の通り「魔術師は消耗品、魔導書は武器」と割り切っているためである。アズラッドに対しては完全に割り切れなかったのか、どこか自分に言い聞かせているようなセリフでもある。
 
:前日譚『斬魔大聖デモンベイン 機神胎動』で死に瀕した主のアズラッドを前にしながら。本編中の彼女からは想像もできない完全に悪役の台詞だが、前述の通り「魔術師は消耗品、魔導書は武器」と割り切っているためである。アズラッドに対しては完全に割り切れなかったのか、どこか自分に言い聞かせているようなセリフでもある。