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台詞の補足
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[[ノヴィス・ノア]]の初代艦長[[アノーア・マコーミック]]の実子([[デザイナーベビー|試験管ベイビー]])だが、多感な幼少期にないがしろにされたという想いから、母親に対して愛憎入り混じった強烈なマザーコンプレックスを抱く。本名はジョナサン・マコーミックだが[[クインシィ・イッサー]]と同様に家族との決別のため捨てた。
 
[[ノヴィス・ノア]]の初代艦長[[アノーア・マコーミック]]の実子([[デザイナーベビー|試験管ベイビー]])だが、多感な幼少期にないがしろにされたという想いから、母親に対して愛憎入り混じった強烈なマザーコンプレックスを抱く。本名はジョナサン・マコーミックだが[[クインシィ・イッサー]]と同様に家族との決別のため捨てた。
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前述の境遇のせいか性格もかなり不安定で、普段は計算高く立ち回りクールな振舞いが目立つが、戦闘に際しては激昂して周りが見えなくなり狂気を帯びる。[[伊佐未勇|勇]]からはクインシィ同様に[[グランチャー]]に取り憑かれているとみなされていた。人との会話中に「腕をカマキリのように折りたたみ、結んで開いてを繰り返す」癖(精神的に不安定な者にみられるチック(トゥレット障害)と類推)を持つ。それ以外にも上着の胸ポケットに親指を引っかけるように突っ込んでいたり、頭の上にヘルメットを載せる等、他にもいろいろ独特な行動が見受けられる。
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前述の境遇のせいか性格もかなり不安定で、普段は計算高く立ち回りクールな振舞いが目立つが、戦闘に際しては激昂して周りが見えなくなり狂気を帯びる。[[伊佐未勇|勇]]からはクインシィ同様に[[グランチャー]]に取り憑かれているとみなされていた。人との会話中に「腕をカマキリのように折りたたみ、結んで開いてを繰り返す」癖(精神的に不安定な者にみられるチック(トゥレット障害)と類推)を持つ。それ以外にも上着の胸ポケットに親指を引っかけるように突っ込んでいたり、頭の上にヘルメットを載せる等、他にもいろいろ独特な仕草が見受けられる。
    
勇や母へのこだわりから数々の失態を演じたが、正体を知らずに師事した[[バロン・マクシミリアン]]の協力で愛機[[バロンズゥ]]を手に入れてからは再び強力なライバルとして返り咲く。クインシィとの戦いで損傷し消耗していた[[ユウ・ブレン]]を半壊させ、勇に死を覚悟させるまで追い詰める。それを庇った[[ネリー・キム]]と三度激闘を繰り広げ、最後は勝利したが、再リバイバルにより後半の主役機[[ネリー・ブレン]]が生まれるきっかけを生む。
 
勇や母へのこだわりから数々の失態を演じたが、正体を知らずに師事した[[バロン・マクシミリアン]]の協力で愛機[[バロンズゥ]]を手に入れてからは再び強力なライバルとして返り咲く。クインシィとの戦いで損傷し消耗していた[[ユウ・ブレン]]を半壊させ、勇に死を覚悟させるまで追い詰める。それを庇った[[ネリー・キム]]と三度激闘を繰り広げ、最後は勝利したが、再リバイバルにより後半の主役機[[ネリー・ブレン]]が生まれるきっかけを生む。
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その後も勇と死闘を繰り広げるが、最終話で信頼するバロンに愛機を持ち出されてしまう。シラーと共に駆け付けた際には決着がついており、バロンの正体が母親と判明。母に愛憎入り混じった胸の内をぶつけて共に戦場から去り、最後はバロンズゥにエナジーを吸われたことで衰弱した母を胸に抱いてオルファンの飛翔を見届けた。
 
その後も勇と死闘を繰り広げるが、最終話で信頼するバロンに愛機を持ち出されてしまう。シラーと共に駆け付けた際には決着がついており、バロンの正体が母親と判明。母に愛憎入り混じった胸の内をぶつけて共に戦場から去り、最後はバロンズゥにエナジーを吸われたことで衰弱した母を胸に抱いてオルファンの飛翔を見届けた。
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勇の姉であるクインシィ、更には勇の母である[[伊佐未翠]]の両方と肉体関係を結ぶ、所謂「'''親子どんぶり'''」をかましたと称し、その事実を勇に暴露して「'''犬畜生'''」と罵られる。ただ、[[小説|小説版]]によるとクインシィの方ははったりで実際に関係を持っていたのは翠だけだったらしい(どちらにせよ勇の反応からして罵られていたと推測される)。
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特筆すべき点として、その歪んだ精神性のためか、人を貶し侮辱し負の感情を煽り立てる話術に長けている。勇が肉親の情を捨て切れていないことを暴露するために、勇の姉であるクインシィ、更には勇の母である[[伊佐未翠]]の両方と肉体関係を結ぶ、所謂「'''親子どんぶり'''」をかましたと称した。このえげつない事実を巧みに演出することで勇の怒りを最大限に引き出し、その所業は「犬畜生以下」「鬼」「外道の極み」と勇からも罵られた。
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[[小説|小説版]]によるとクインシィの方ははったりで実際に関係を持っていたのは翠だけだったらしいが、勇の反応からしてどの道罵られていたと推測される。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「死ねよやぁー!」
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;「死ィねよやぁー!」
:ジョナサンを形容すると言ってもいい台詞。ある人物もこの台詞を発する。
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:ジョナサンの特徴的な台詞の1つ。「死ねよー!」でも「死ねやー!」でもなく「死ねよやー!」である。
;「8歳と9歳と10歳と、12歳と13歳との時も、僕はずっと、待ってた!」<br />「クリスマスプレゼントだろ!!カードもだ!ママンのクリスマス休暇だって待ってた!あんたはクリスマスプレゼントの代わりに、そのピストルの弾を息子にくれるのか!?」
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:奇しくもある人物もこの台詞を発し、結局は似た者同士であることを匂わせていた。
:母親に銃を向けられた時、思わずコンプレックスを爆発させてしまった時のもの。詳しくは語られなかった彼の生い立ちの一端が垣間見える。「11歳」のみが抜けている理由については視聴者の間でも様々な推察が交わされている。
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;「な、なんだと…?ブレンパワードのやつがソードエクステンションを使えるというのか…!?」
:余談ながら、欧米では「親がクリスマスを子供と一緒に過ごさない」事は育児放棄とみなされかねない虐待に等しい行為とされており、英語吹替版では声優陣が絶句したという噂も存在している。
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;「勇、貴様は私の手を切った…!勇がぁ…!!」
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:富野作品にありがちな妙に説明的なリアクション。余程衝撃的だったのか涙ぐみながらこの台詞を発している。
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:なお「手を切った」というのは「ジョナサンのグランチャーの左手を斬った」のと、慣用句としての「手を切った」の2つを表しており、一種の言葉遊びになっている。
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;「ぬぅ…っ!な、なんだ、この、げっっそりする感覚は!?」
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:ブレンの一撃を受け止めた際のセリフ。この時の特徴的なイントネーションは「っ」を重ねて表現されることが多い。
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;「勝手に想っているだけの想いなど、子供に伝わる訳がないだろぉ!」
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:武装して乗り込んだノヴィス・ノアにて母親との再会を果たしたジョナサンは、彼女に向かって激しい怒りをぶつける。アノーア艦長は日頃からジョナサンのことを愛していたと、ガバナーから伝えられた時の返答。確かに彼女はジョナサンを愛しており、クリスマスカードを今まで取っておく程であったが、本人への直接的な愛情表現を怠ったばかりに哀しいすれ違いを招いてしまった。
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;「8歳と9歳と10歳と、12歳と13歳との時も、僕はずっと、待ってた!」<br />アノーア「な、何を…?」
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;「クリスマスプレゼントだろ!!カードもだ!ママンのクリスマス休暇だって待ってた!あんたはクリスマスプレゼントの代わりに、そのピストルの弾を息子にくれるのか!?」
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:母親に銃を向けられた時、遂にコンプレックスを爆発させてしまった時のもの。詳しくは語られなかった彼の生い立ちの一端、母親から満足な愛情を受けられなかった孤独な少年時代が垣間見える。「'''11歳'''」のみが抜けている理由については視聴者の間でも様々な推察が交わされている。
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:親子の関係性を崩さず、どこか上から目線でありジョナサンに対して命令口調であったアノーア艦長だったが、明らかに動揺し呆然となってしまった。親子が共に過ごす時間を用意できなかったことを、忘れていたことすら忘れていたのである。
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:余談ながら、日本人の感覚からすると「たかがクリスマスプレゼントをもらえなかっただけで…」と思われがちではあるが、欧米では「親がクリスマスを子供と一緒に過ごさない」事は'''育児放棄とみなされかねない虐待に等しい行為'''とされている。英語吹替版では声優陣が絶句したという噂も存在している。
 
:視聴者の間でもジョナサンを象徴する名台詞として愛されており、『第2次α』では[[DVE]]で再現されている。
 
:視聴者の間でもジョナサンを象徴する名台詞として愛されており、『第2次α』では[[DVE]]で再現されている。
 
;「君は立派だったよ。尊敬に値する坊やだ。フフフ…」
 
;「君は立派だったよ。尊敬に値する坊やだ。フフフ…」
:[[クマゾー]]に対しての台詞。
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:[[クマゾー]]に対しての台詞。自分よりはるかに年下の幼いクマゾーであったが、武器を持った自分に対して堂々と物を言い、あまつさえ自分のコンプレックスを見抜いて見せた。その場では激昂し頬を張り飛ばしたジョナサンではあったが、後からそんなクマゾーを称える度量も見せている。
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:なお、ノヴィス・ノアの大人たちはみなアノーア艦長を擁護する態度を取っていたため、ジョナサンがこうして人柄を認めた人物はクマゾーだけであった。
 
;「俺さぁ、クインシィ・イッサーと愛し合ったなぁ…。粉をかけたらすぐに寄ってきたんだ」<br />「ドクター翠・伊佐未もなんだ…。いやさぁ、ババァなんて馬鹿にしてたさ。…がね?いや味わい深かったって感動したぁ…」<br />「ハハハッ! 怒れよ!」<br/>「普通こういう話は面白がるんだぜ? 怒るっていうことの意味は解るよなぁ?  お前にはオルファンを沈めることはできない!」<br/>「ならお母ちゃんに聞いてみなよ。情熱を秘めた肉体…」
 
;「俺さぁ、クインシィ・イッサーと愛し合ったなぁ…。粉をかけたらすぐに寄ってきたんだ」<br />「ドクター翠・伊佐未もなんだ…。いやさぁ、ババァなんて馬鹿にしてたさ。…がね?いや味わい深かったって感動したぁ…」<br />「ハハハッ! 怒れよ!」<br/>「普通こういう話は面白がるんだぜ? 怒るっていうことの意味は解るよなぁ?  お前にはオルファンを沈めることはできない!」<br/>「ならお母ちゃんに聞いてみなよ。情熱を秘めた肉体…」
:衝撃の'''親子丼'''発言。しかし、小説版によるとクインシィのほうはブラフだったらしい。
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:衝撃の'''親子丼'''発言。本当に親子の情を断ち切れているならばなんとかスルーできただろうが、内心では未練があった勇は大きく動揺した。この直前に「勇は肉親の情があるからオルファンを沈めることはできない」という旨の論争を行っていたが、この怒りによって「両親などオルファンもろとも消えてなくなればいい」とする勇の発言はただの強がりであることが暴かれてしまった。
;「済まない、言い過ぎた」<br/>「しかしもう一つ現状報告をしておくと、女房の態度が変わってもそれに気付かないのがお前のお父ちゃんってことだ! お前はそういう男と女の間に生まれた子供なんだ!」<br/>「可哀そうになぁ!生きてたって辛いだろう?楽にしてやるよ!心配するな、クインシィだってたっぷり可愛がってやる…。俺、包容力ってのあるつもりだからさ」
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:小説版によるとクインシィのほうはブラフだったようだが、それでもえげつない内容には変わりない。
:で、1度謝っておきながら、このいいようである。当初は動揺と怒りを抑えていた勇も最後にはジョナサンの所業を「'''犬畜生以下'''」「'''鬼'''」「'''外道の極み'''」として激昂していた。この何段にも構えられた周到かつ見事な煽り術は、視聴者の間でもネタとして親しまれた。
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;「済まない。言い過ぎたな」<br />「しかしもう一つ現状報告をしておくと、女房の態度が変わってもそれに気付かないのがお前のお父ちゃんってことだ! お前はそういう男と女の間に生まれた子供なんだ!」<br />「可哀そうになぁ!生きてたって辛いだろう?楽にしてやるよ!心配するな、クインシィだってたっぷり可愛がってやる…。俺、包容力ってのあるつもりだからさ」
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:散々勇の姉と母親の悪口を言っておきながら、急に謝るジョナサン。実際に言い過ぎなのでもっともらしい謝罪ではある。
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:だが、1度謝っておきながら今度は父親に対しても侮辱を始める。'''頭に血が上った勇を一旦クールダウンさせるためにあえて謝って見せた'''ところにジョナサンの煽りの腕前が伺える。重ね重ね肉親を貶され、生々しい現実を突き付けられた勇の精神は完全にボロボロとなっていた。
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:当初は動揺を抑えていた勇も殴りかかるまでに怒り、最後にはジョナサンの所業を「'''犬畜生以下'''」「'''鬼'''」「'''外道の極み'''」として激昂していた。この何段にも構えられた周到かつ見事な煽り術は、視聴者の間でもネタとして親しまれた。
 
;「残念だったな勇。本物なんだよ! お前の頭がおかしくなったわけではないことは、この俺が保証してやる!」
 
;「残念だったな勇。本物なんだよ! お前の頭がおかしくなったわけではないことは、この俺が保証してやる!」
 
:バイタルネットで飛ばされた先で都合良く現れたのを幻覚と勘違いした勇に。
 
:バイタルネットで飛ばされた先で都合良く現れたのを幻覚と勘違いした勇に。
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;「親子の間に入るな!!」
 
;「親子の間に入るな!!」
 
:上記の台詞の直後、「お袋さんを許してやれ」と声をかけた勇に対して。ようやくジョナサンと母の間に、親子の時間が戻ってきた。
 
:上記の台詞の直後、「お袋さんを許してやれ」と声をかけた勇に対して。ようやくジョナサンと母の間に、親子の時間が戻ってきた。
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:彼がこう言うのももっともではあるが、以前の彼の所業を考えると'''お前が言うな'''とも言える。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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