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− | テスラ・ライヒ研究所(Tesla Reich Institute)とは、[[バンプレストオリジナル]]の研究機関。
| + | '''テスラ・ライヒ研究所'''(Tesla Reich Institute)とは、[[バンプレストオリジナル]]の研究機関。 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[ビアン・ゾルダーク]]博士によって設立された、北米コロラドにあるオーバーテクノロジーの総合研究機関。通称は「'''テスラ研'''」。初出は『[[旧シリーズ]]』の『[[第4次スーパーロボット大戦]]』。『[[αシリーズ]]』や『[[OGシリーズ]]』の何れシリーズも[[新西暦]]171年に設立されたという設定。 | + | [[ビアン・ゾルダーク]]博士によって設立された、北米コロラドにあるオーバーテクノロジーの総合研究機関。通称は「'''テスラ研'''」。初出は「[[旧シリーズ]]」の『[[第4次スーパーロボット大戦]]』。「[[αシリーズ]]」や「[[OGシリーズ]]」でも[[新西暦]]171年に設立されたという設定。 |
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| ロボット工学の権威である[[ジョナサン・カザハラ]]、[[エリック・ワン]]等、数々の天才を輩出した。[[グルンガストシリーズ]]、[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]]、[[鋼機人]](ヒューマシン)などの[[特機]]や[[テスラ・ドライブ]]の開発実績を持ち、[[フェアリオン]]など一部の[[リオンシリーズ]]も開発している。 | | ロボット工学の権威である[[ジョナサン・カザハラ]]、[[エリック・ワン]]等、数々の天才を輩出した。[[グルンガストシリーズ]]、[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]]、[[鋼機人]](ヒューマシン)などの[[特機]]や[[テスラ・ドライブ]]の開発実績を持ち、[[フェアリオン]]など一部の[[リオンシリーズ]]も開発している。 |
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− | 第4次では、[[主人公]]の父親が所長を務める研究所として設定されていた。どの主人公の場合でも「父が親馬鹿」という共通設定があり、主人公へのバースデープレゼントの為に研究成果を惜しげもなく注ぎ込んで[[ヒュッケバイン]]、または[[グルンガスト]]を作り上げることになる。主人公機完成後は、その最強武器の開発に専念し、完成後は[[ロンド・ベル]]に送ってくれる。ちなみにスーパー系の場合、「暗剣殺」という名称に主人公が呆れる([[グレース・ウリジン]]曰く「九星に凝っている」らしい)。尚、この父親に顔グラフィックはない。
| + | 『第4次』では、[[主人公]]の父親が所長を務める研究所として設定されていた。どの主人公の場合でも「父が親馬鹿」という共通設定があり、主人公へのバースデープレゼントの為に研究成果を惜しげもなく注ぎ込んで[[ヒュッケバイン]]、または[[グルンガスト]]を作り上げることになる。主人公機完成後は、その最強武器の開発に専念し、完成後は[[ロンド・ベル]]に送ってくれる。ちなみにスーパー系の場合、「暗剣殺」という名称に主人公が呆れる([[グレース・ウリジン]]曰く「九星に凝っている」らしい)。尚、この父親に顔グラフィックはない。 |
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| 『[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]])』では事もあろうに、[[破嵐財閥]]から提供を受けた研究資金の大半をバースデープレゼント機に注ぎ込んでしまったようであり、[[破嵐万丈]]は苦笑いであった。その後、αシリーズに旧シリーズの主人公から[[イルムガルト・カザハラ]]が参戦したことに伴い、この親ばかな父親の設定は[[OG]]で初登場した彼の父・ジョナサンに受け継がれたようである。この他、この親馬鹿な父親は10代の主人公に「結婚しないのか」と言って呆れられている。 | | 『[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]])』では事もあろうに、[[破嵐財閥]]から提供を受けた研究資金の大半をバースデープレゼント機に注ぎ込んでしまったようであり、[[破嵐万丈]]は苦笑いであった。その後、αシリーズに旧シリーズの主人公から[[イルムガルト・カザハラ]]が参戦したことに伴い、この親ばかな父親の設定は[[OG]]で初登場した彼の父・ジョナサンに受け継がれたようである。この他、この親馬鹿な父親は10代の主人公に「結婚しないのか」と言って呆れられている。 |
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− | [[あちらの世界|シャドウミラーの世界]]でも存在しているが、研究内容や開発している機体が、本世界のOG世界とは一部異なっている。シャドウミラーの世界では持ち込まれた『[[システムXN]]』を基に、次元転移装置の『アギュイエウス』と『リュケイオス』が開発されていた。また、シャドウミラー所属の[[人造人間]]([[Wシリーズ]])である[[ラミア・ラヴレス]]が故障や不調を起こした際に、唯一修理できる所でもあったが[[アクセル・アルマー|アクセル]]が転移を行う際に『リュケイオス』の自爆も行ったため研究所自体も巻き込まれて崩壊した。ただ今のところは[[人造人間]](バイオテクノロジー)の研究・開発をしていないと思われる為、人造人間の修理技術関係等はどうしているのかは不明。ラミアが教えている可能性もある。 | + | [[あちらの世界|シャドウミラーの世界]]でも存在しているが、研究内容や開発している機体が、本世界のOG世界とは一部異なっている。シャドウミラーの世界では持ち込まれた「[[システムXN]]」を基に、次元転移装置の「アギュイエウス」と「リュケイオス」が開発されていた。また、シャドウミラー所属の[[人造人間]]([[Wシリーズ]])である[[ラミア・ラヴレス]]が故障や不調を起こした際に、唯一修理できる所でもあったが[[アクセル・アルマー|アクセル]]が転移を行う際に「リュケイオス」の自爆も行ったため研究所自体も巻き込まれて崩壊した。ただ今のところは[[人造人間]](バイオテクノロジー)の研究・開発をしていないと思われる為、人造人間の修理技術関係等はどうしているのかは不明。ラミアが教えている可能性もある。 |
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| 優秀な研究者・兵器を多数保有し、開発施設も充実していることから、[[インスペクター]]などの敵対勢力に狙われることも多い。OGシリーズでは、平行世界側のテスラ研の機体の幾つかをシャドウミラーが強奪し、リュケイオスによる転移でこちら側の世界に持ち込んできている。 | | 優秀な研究者・兵器を多数保有し、開発施設も充実していることから、[[インスペクター]]などの敵対勢力に狙われることも多い。OGシリーズでは、平行世界側のテスラ研の機体の幾つかをシャドウミラーが強奪し、リュケイオスによる転移でこちら側の世界に持ち込んできている。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *研究所名は発明家ニコラ・テスラと精神学者ウィルヘルム・ライヒの名前から。両名とも存命中に評価されたとは言い難い異端の科学者であり、その独自の道を貫く精神を尊重して、命名に用いられたと思われる。<br />余談ながら、ウィルヘルム・ライヒが生前研究していた生体エネルギーが[[オルゴン]]であり、[[J]]の設定に登場する[[オルゴン・クラウド]]の元ネタでもある(と思われる)。<br />この研究内容からも分かるように、ライヒは一般的にはトンデモ科学者的な評価をされる人物であるが、テスラは十分な業績を残した科学者である。最も有名なところでは交流電流の発見とその実用化などがあり、物理学の分野でも磁束密度の単位にその名を残している(磁束密度T[テスラ](=Wb/㎡))。 | + | *研究所名は発明家ニコラ・テスラと精神学者ウィルヘルム・ライヒの名前からと思われる<ref>ケイブンシャ『セガサターン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』65頁。</ref>。両名とも存命中に評価されたとは言い難い異端の科学者であり、その独自の道を貫く精神を尊重して、命名に用いられたと思われる。 |
− | | + | **余談ながら、ウィルヘルム・ライヒが生前研究していた生体エネルギーが[[オルゴン]]であり、『[[J]]』の設定に登場する[[オルゴン・クラウド]]の元ネタでもある(と思われる)。 |
| + | **この研究内容からも分かるように、ライヒは一般的にはトンデモ科学者的な評価をされる人物であるが、テスラは十分な業績を残した科学者である。最も有名なところでは交流電流の発見とその実用化などがあり、物理学の分野でも磁束密度の単位にその名を残している(磁束密度T[テスラ](=Wb/㎡))。 |
| *数々の機動兵器を作り出すテスラ研だが、中には本当にロクでもないトンデモ発明品もあり「ブースター付き三輪車」「三段変形自転車」が作られた事もあり、幼い頃のイルムがそれらで死にかけた事がある。ちなみに「RoA」ではジェットエンジン付き三輪車との事。 | | *数々の機動兵器を作り出すテスラ研だが、中には本当にロクでもないトンデモ発明品もあり「ブースター付き三輪車」「三段変形自転車」が作られた事もあり、幼い頃のイルムがそれらで死にかけた事がある。ちなみに「RoA」ではジェットエンジン付き三輪車との事。 |
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| *かつてバンプレストが、現在はナムコの子会社として運営されている遊園地「浅草花やしき」には同名の施設が存在している。そこではOGシリーズの立体物の造形などを制作している。 | | *かつてバンプレストが、現在はナムコの子会社として運営されている遊園地「浅草花やしき」には同名の施設が存在している。そこではOGシリーズの立体物の造形などを制作している。 |
| + | *『[[スーパーロボット大戦V]]』では上記の研究所名の元となった二人の名前の使われていない方を組み合わせたと思しき「ニコラ・ヴィルヘルム研究所」が登場し、グルンガスト並びにヒュッケバインが開発されている。 |
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− | *『[[スーパーロボット大戦V]]』では上記の研究所名の元となった二人の名前の使われていない方を組み合わせた『ニコラ・ヴィルヘルム研究所』が登場し、グルンガスト並びにヒュッケバインが開発されている。
| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |