差分

80行目: 80行目:  
*本作発売前の1997年1月には、バンプレストの親会社であるバンダイとセガサターンの発売元であったセガとの合併が発表された。そのため、本作の発売もその合併計画の一貫であるとの説が上がったが、発売前の5月時点で合併は断念されている。
 
*本作発売前の1997年1月には、バンプレストの親会社であるバンダイとセガサターンの発売元であったセガとの合併が発表された。そのため、本作の発売もその合併計画の一貫であるとの説が上がったが、発売前の5月時点で合併は断念されている。
 
*合併解消の影響か、約1年後には[[プレイステーション]]への移植版も発売された。サターン版で見かけられた[[バグ (ゲーム)|バグ]]が修正され、『完結編』で変更された仕様が統一されている。[[オープニング戦闘デモ]]も完結編限定キャラの一部を省いて採用された。ただしハードが変更されたことで[[BGM]]が大きく異なっており、セーブのスピード差のようにサターン版のほうが優れている要素も存在する。
 
*合併解消の影響か、約1年後には[[プレイステーション]]への移植版も発売された。サターン版で見かけられた[[バグ (ゲーム)|バグ]]が修正され、『完結編』で変更された仕様が統一されている。[[オープニング戦闘デモ]]も完結編限定キャラの一部を省いて採用された。ただしハードが変更されたことで[[BGM]]が大きく異なっており、セーブのスピード差のようにサターン版のほうが優れている要素も存在する。
*『新』に引き続き戦闘画面でのフルボイスを採用。[[代役]][[声優]]を多数起用していた『新』とは異なり、本作では原則としてオリジナルキャストを採用。そのため、『第4次』に登場したメイン級のキャラクターであってもオリジナルキャストを起用できなかった場合は、そのキャラクターを登場させなかったり、戦闘に参加させなかったりしている。またこの関係で、『第4次』に参戦していた『[[UFOロボ グレンダイザー]]』『[[無敵超人ザンボット3]]』は作品ごと不参戦となった。なおこの方針が行われたのは『F』と『F完結編』のみであり、その後の作品では『新』と同じく代役の採用も行う形となった。
+
*『新』に引き続き戦闘画面でのフルボイスを採用。[[代役]][[声優]]を多数起用していた『新』とは異なり、本作では[[スタッフ:阪田雅彦|阪田雅彦]]氏の方針により原則としてオリジナルキャストを採用<ref>ケイブンシャ『セガサターン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』77頁。</ref>。そのため、『第4次』に登場したメイン級のキャラクターであってもオリジナルキャストを起用できなかった場合は、そのキャラクターを登場させなかったり、戦闘に参加させなかったりしている。またこの関係で、『第4次』に参戦していた『[[UFOロボ グレンダイザー]]』は作品ごと不参戦となった<ref>双葉社『スーパーロボット大戦F DEEP FILE』19頁。</ref>。なおこの方針が行われたのは『F』と『F完結編』のみであり、その後の作品では『新』と同じく代役の採用も行う形となった。
 
*後に『F』のシステムを流用した、『[[第2次スーパーロボット大戦]]』『[[第3次スーパーロボット大戦]]』『[[スーパーロボット大戦EX]]』のリメイク作品『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』がリリースされた為、「旧シリーズの完結作として扱われるべきなのは、『第4次』よりも『F』『F完結編』の方である」と見なされる風潮が一部メディアやユーザーからあったが、公式における旧シリーズのシナリオの正統完結作はあくまでも『第4次』となっている。
 
*後に『F』のシステムを流用した、『[[第2次スーパーロボット大戦]]』『[[第3次スーパーロボット大戦]]』『[[スーパーロボット大戦EX]]』のリメイク作品『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』がリリースされた為、「旧シリーズの完結作として扱われるべきなのは、『第4次』よりも『F』『F完結編』の方である」と見なされる風潮が一部メディアやユーザーからあったが、公式における旧シリーズのシナリオの正統完結作はあくまでも『第4次』となっている。
 
*本作の作業量が増えたために、本作以前に企画されていた『[[新スーパーロボット大戦]]』および『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』の続編の制作が打ち切られた<ref name="en254" />。なお『新』続編は設定の再構築を経て「[[αシリーズ]]」のベースとなり、『魔装機神』の続編は本作発売の約15年後に[[プレイステーション・ポータブル]]で『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]』としてようやく日の目を見る形となった。
 
*本作の作業量が増えたために、本作以前に企画されていた『[[新スーパーロボット大戦]]』および『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』の続編の制作が打ち切られた<ref name="en254" />。なお『新』続編は設定の再構築を経て「[[αシリーズ]]」のベースとなり、『魔装機神』の続編は本作発売の約15年後に[[プレイステーション・ポータブル]]で『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]』としてようやく日の目を見る形となった。
10,900

回編集