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| === 人物 === | | === 人物 === |
− | 他者に対して極端なまでに潔癖さを求める、排他的にすら感じられる性格。[[ザンスカール帝国]]や[[リガ・ミリティア]]の争いに嫌悪感を示しウッソを庇うこともあったが、それはどちらかと言えば潔癖症に近い「大人への反発」から出たものであろう。
| + | 他者に対して極端なまでに潔癖さを求める、排他的にすら感じられる[[性格]]。[[ザンスカール帝国]]や[[リガ・ミリティア]]の争いに嫌悪感を示しウッソを庇う事もあったが、それはどちらかと言えば潔癖症に近い「大人への反発」から出たものであろう。 |
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| これらの性格は、後にザンスカールに下っても変わる事は無いばかりか、モトラッド艦隊による「地球クリーン作戦」が開始される時期あたりから、次第に冷酷さや高慢さが増していく事になっていき、特にウッソに対する偏執的な憎悪と執着が、精神面の暴走に拍車をかけていくことになる。 | | これらの性格は、後にザンスカールに下っても変わる事は無いばかりか、モトラッド艦隊による「地球クリーン作戦」が開始される時期あたりから、次第に冷酷さや高慢さが増していく事になっていき、特にウッソに対する偏執的な憎悪と執着が、精神面の暴走に拍車をかけていくことになる。 |
− | [[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦の時期になると、目的の為に手段を一切選ばない狡猾さや凶暴さも見せていくが、それがかつて自分が忌み嫌っていた「汚い大人たち」そのものであることに彼女が気付くことはなかった。 | + | [[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦の時期になると、目的の為に手段を一切選ばない狡猾さや凶暴さも見せていくが、それがかつて自分が忌み嫌っていた「汚い大人たち」そのものであることに彼女が気付く事はなかった。 |
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− | 総じて、周りの社会や戦争に振り回され歪んでいった悲しいキャラクターである。……はずなのだが、強烈な言動からあまりそうは見られていないようである。
| + | 総じて、周りの社会や戦争に振り回され歪んでいった悲しいキャラクターである。…はずなのだが、視聴者には彼女の強烈な言動からあまりそうは見られていないようである。 |
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| === 来歴 === | | === 来歴 === |
− | 当初はウーイッグで暮らす箱入り育ちのお嬢様に過ぎなかったが、彼女の人生は、ザンスカールの[[クロノクル・アシャー]]に誘拐されたことで一変する。
| + | 当初はウーイッグで暮らす箱入り育ちのお嬢様に過ぎなかったが、カテジナの人生は、ザンスカールの[[クロノクル・アシャー]]に[[誘拐・拉致イベント|誘拐]]された事で一変する。 |
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| 周りと上手く付き合えない自身に対し、優しく紳士的な態度を見せたクロノクルに惹かれ、その結果、彼女はリガ・ミリティアとザンスカール(クロノクル)の間で揺れ動き、この迷いはパイロットとしてウッソたちの前に再び現れるまで続いていた模様。 | | 周りと上手く付き合えない自身に対し、優しく紳士的な態度を見せたクロノクルに惹かれ、その結果、彼女はリガ・ミリティアとザンスカール(クロノクル)の間で揺れ動き、この迷いはパイロットとしてウッソたちの前に再び現れるまで続いていた模様。 |
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| 当初はクロノクルの秘書的な立場に過ぎなかったが、ザンスカールの理念に共感を示していった結果、かつてあれほど嫌悪感を抱いていたパイロットとなり、べスパの一員となる。元々パイロットとしての才能があったのか、尋常ならざる速度で腕を上げていく。 | | 当初はクロノクルの秘書的な立場に過ぎなかったが、ザンスカールの理念に共感を示していった結果、かつてあれほど嫌悪感を抱いていたパイロットとなり、べスパの一員となる。元々パイロットとしての才能があったのか、尋常ならざる速度で腕を上げていく。 |
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− | [[シュラク隊]]の[[フランチェスカ・オハラ|生き]][[ミリエラ・カタン|残り]][[コニー・フランシス|達]]を次々とその手にかけていき、リガ・ミリティアに身を置いていた時期に交流のあった[[オデロ・ヘンリーク]]までも容赦なく殺害するが、その直後に[[V2ガンダム]]に乗ったウッソによってクロノクルの[[リグ・コンティオ]]が撃墜され、クロノクルも、姉のマリアを求めながら命を落とす事になる。ウッソへのフラストレーションを極限にまで肥大化させたカテジナは、ウッソを待ち構えて[[ゴトラタン]]のメガビームキャノンでしとめようとするも、V2ガンダムの光の翼による衝撃に吹き飛ばされ、落下していった。 | + | [[シュラク隊]]の[[フランチェスカ・オハラ|生き]][[ミリエラ・カタン|残り]][[コニー・フランシス|達]]を次々とその手にかけていき、リガ・ミリティアに身を置いていた時期に交流のあった[[オデロ・ヘンリーク]]までも容赦無く殺害するが、その直後に[[V2ガンダム]]に乗ったウッソによってクロノクルの[[リグ・コンティオ]]が撃墜され、クロノクルも、姉のマリアを求めながら命を落とす事になる。ウッソへのフラストレーションを極限にまで肥大化させたカテジナは、ウッソを待ち構えて[[ゴトラタン]]のメガビームキャノンでしとめようとするも、V2ガンダムの光の翼による衝撃に吹き飛ばされ、落下していった。 |
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− | ザンスカール戦争の終結後、最終的には記憶と視力を失い、ワッパに乗って既に廃墟と化したウーイッグへ帰っていった。
| + | ザンスカール戦争の終結後、最終的には[[記憶喪失|記憶と視力を失い]]、ワッパに乗って既に廃墟と化したウーイッグへ帰っていった。 |
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| === その他 === | | === その他 === |
− | 原作ではかつての[[アムロ・レイ]]らと同様、額から白い稲妻の様なものを発しているシーンはあるものの、[[ニュータイプ]]とも[[強化人間]]とも明言されていない。一方小説版ではザンスカール帝国によって明確に強化されている描写が存在し、それを反映してか、あるいは原作後半の情緒のあまりの不安定さを反映してか、スパロボにおいては強化人間である場合が多い。 | + | 原作ではかつての[[アムロ・レイ]]らと同様、額から白い稲妻の様なものを発しているシーンはあるものの、[[ニュータイプ]]とも[[強化人間]]とも明言されていない。一方、[[小説|小説版]]ではザンスカール帝国によって明確に強化されている描写が存在し、それを反映してか、あるいは原作後半の情緒のあまりの不安定さを反映してか、スパロボにおいては強化人間である場合が多い。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}} | | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}} |
| :初登場作品。拉致されて[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]に所属し敵パイロットとして現れるルート、味方のオペレーターになるルートがある。味方の時は髪をおろした民間人バージョンのままだが、敵の時はパイロット時代の髪型のグラフィックになる。 | | :初登場作品。拉致されて[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]に所属し敵パイロットとして現れるルート、味方のオペレーターになるルートがある。味方の時は髪をおろした民間人バージョンのままだが、敵の時はパイロット時代の髪型のグラフィックになる。 |
− | :敵対する場合のルートでは、[[ホワイトベース隊]]がミチルの[[ゲッターQ]]を倒した時、やむをえなかったとはいえ味方を攻撃するやり口にカテジナが嫌悪感を抱くシーンがあり、DCに入る理由付けがされている。なお『[[全スーパーロボット大戦電視大百科|電視大百科]]』によれば敵対ルートが正史であり、原作とは違い死亡したとされている。 | + | :敵対する場合のルートでは、[[ホワイトベース隊]]がミチルの[[ゲッターQ]]を倒した時、やむをえなかったとはいえ味方を攻撃するやり口にカテジナが嫌悪感を抱くシーンがあり、DCに入る理由付けがされている。 |
| + | :なお『[[全スーパーロボット大戦電視大百科|電視大百科]]』によれば敵対ルートが正史であり、[[スパロボ補正|(原作と異なり)死亡した]]とされている。 |
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
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| :9話後半で登場。前大戦でいうところの[[ジュピトリアン]]唯一の生き残りだが記憶を失っており、同じく捕らえられていた[[プルツー]]と共に[[ティターンズ]]の戦力として調整、利用されている。その後[[プリベンター]]らと同じく未来へと飛ばされており、放浪していた所を[[ギンガナム艦隊]]に救助されまたも戦力として利用される。 | | :9話後半で登場。前大戦でいうところの[[ジュピトリアン]]唯一の生き残りだが記憶を失っており、同じく捕らえられていた[[プルツー]]と共に[[ティターンズ]]の戦力として調整、利用されている。その後[[プリベンター]]らと同じく未来へと飛ばされており、放浪していた所を[[ギンガナム艦隊]]に救助されまたも戦力として利用される。 |
| :記憶が無いながらも「(プリベンター)連中が大切なものを奪った」「連中、特にウッソへの不快感」など断片的な記憶は残っており、ウッソとの戦闘前台詞も豊富。決戦時には味方でトドメを刺すか、規定HP以下になるかで死亡イベントが変化し、いずれにしても最期に記憶を取り戻す。[[メリーベル・ガジェット|メリーベル]]と口論になり[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]がメリーベルをたしなめる、といったことが数度あり、死亡時の後者のパターンではギンガナムに襲われたウッソを庇って討たれるといったクロスオーバーがある。 | | :記憶が無いながらも「(プリベンター)連中が大切なものを奪った」「連中、特にウッソへの不快感」など断片的な記憶は残っており、ウッソとの戦闘前台詞も豊富。決戦時には味方でトドメを刺すか、規定HP以下になるかで死亡イベントが変化し、いずれにしても最期に記憶を取り戻す。[[メリーベル・ガジェット|メリーベル]]と口論になり[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]がメリーベルをたしなめる、といったことが数度あり、死亡時の後者のパターンではギンガナムに襲われたウッソを庇って討たれるといったクロスオーバーがある。 |
− | :前作『α』と同じく全体的に高めの能力に加え、[[強化人間]]と[[底力]]を併せ持つ強敵。強化人間のレベルがガタ落ちしたことと、[[援護]]を持たないのが救いか。今回の搭乗機は一貫して[[ゴトラタン]]。 | + | :前作『α』と同じく全体的に高めの能力に加え、[[強化人間]]と[[底力]]を併せ持つ強敵。強化人間のレベルがガタ落ちした事と、[[援護]]を持たないのが救いか。今回の搭乗機は一貫して[[ゴトラタン]]。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}} |
| :原作通りの展開で敵になる。リガ・ミリティアルートを通っていると、敵対前に主人公とも交流があり、敵対時に[[戦闘前会話]]が発生する。 | | :原作通りの展開で敵になる。リガ・ミリティアルートを通っていると、敵対前に主人公とも交流があり、敵対時に[[戦闘前会話]]が発生する。 |
− | :本作ではウッソの[[説得]]とルート次第で、なんとクロノクルと共に仲間になる。味方版は顔グラが前半Ver.となり、[[カットイン]]が付く(敵版はカットインなし)。また、敵の頃に比べて性格がだいぶ丸くなっている。憑き物が落ちたといったところか。仲間にならなかった場合は、リガ・ミリティアルートではEDにおいて原作通りの展開でシャクティに道に尋ねた事が示唆されている。他のシリーズのように死亡したりしないだけ扱いはマシであろう。現時点では相方のクロノクル共々、最も扱いが良く救われた作品。 | + | :本作ではウッソの[[説得]]とルート次第で、なんとクロノクルと共に仲間になる。味方版は顔グラが前半Ver.となり、[[カットイン]]が付く(敵版はカットイン無し)。また、敵の頃に比べて性格がだいぶ丸くなっている。憑き物が落ちたといったところか。 |
| + | :仲間にならなかった場合は、リガ・ミリティアルートではEDにおいて原作通りの展開でシャクティに道に尋ねた事が示唆されている。他のシリーズのように死亡したりしないだけ扱いはマシであろう。現時点では相方のクロノクル共々、最も扱いが良く救われた作品。 |
| :乗替によってはウッソとの[[合体攻撃]]も可能になる(クロノクルとの組み合わせでも可)。 | | :乗替によってはウッソとの[[合体攻撃]]も可能になる(クロノクルとの組み合わせでも可)。 |
| :精神コマンドも[[愛]]と[[魂]]を併せ持ち(その代わり[[熱血]]はない)、それ以外も有用な物が揃っている。今回は愛は歪んでいない模様。 | | :精神コマンドも[[愛]]と[[魂]]を併せ持ち(その代わり[[熱血]]はない)、それ以外も有用な物が揃っている。今回は愛は歪んでいない模様。 |
− | :Lvは低めなものの[[強化人間]]である上に、[[底力]]のレベルが8まで上がる猛者。最終的には、HP50%以下でNTレベル9を超える命中回避補正を得る事が出来る。ステータスも[[格闘]]以外は一流。また、エース級のUCガンダム系MSパイロットで[[援護攻撃]]が高レベルまで上がるのは彼女のみ。ただし、強化人間Lvの関係で[[Ζガンダム]]やファンネルの真価は引き出せない。 | + | :Lvは低めなものの[[強化人間]]である上に、[[底力]]のレベルが8まで上がる猛者。最終的には、HP50%以下でNTレベル9を超える命中回避補正を得る事が出来る。ステータスも[[格闘]]以外は一流。また、エース級のUCガンダム系MSパイロットで[[援護攻撃]]が高レベルまで上がるのは彼女のみ。ただし、強化人間Lvの関係で[[Ζガンダム]]やファンネルの真価は引き出せない。 |
| :また、クロノクルとは違って敵時にステータスが引き継がれないのも利点。 | | :また、クロノクルとは違って敵時にステータスが引き継がれないのも利点。 |
| :少々面倒だが[[バグ (ゲーム)|バグ]]により一周目から全ステータス+255なんてことも。 | | :少々面倒だが[[バグ (ゲーム)|バグ]]により一周目から全ステータス+255なんてことも。 |
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| ;[[スーパーロボット大戦α|α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α|α]] |
| :'''[[加速]]、[[気合]]、[[挑発]]、[[奇襲]]、[[愛]]、[[魂]]''' | | :'''[[加速]]、[[気合]]、[[挑発]]、[[奇襲]]、[[愛]]、[[魂]]''' |
− | :敵キャラクターとしての登場のため、使用する機会はないが、『スーパーロボット大戦α パーフェクトガイド』にて「'''あなたの「愛」は歪んでいますよ'''」などと書かれている。 | + | :敵キャラクターとしての登場のため、使用する機会はないが、[[攻略本]]『スーパーロボット大戦α パーフェクトガイド』にて「'''あなたの「愛」は歪んでいますよ'''」などと書かれている。 |
| ; [[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | | ; [[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] |
| : '''[[加速]]、[[気合]]、[[必中]]、[[奇襲]]、[[魂]]、[[愛]]''' | | : '''[[加速]]、[[気合]]、[[必中]]、[[奇襲]]、[[魂]]、[[愛]]''' |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| === 家族 === | | === 家族 === |
− | お世辞にも良き親とは言えなかった両親と、それを許せないながらすがって生きるしかない矛盾と無力な自分。こういった要因が、彼女の器用とは言えない直情的で苛烈な性格を作り上げていったのだと思われる。
| + | お世辞にも良き親とは言えなかった両親と、それを許せないながらすがって生きるしかない矛盾と無力な自分。こういった要因が、カテジナの器用とは言えない直情的で苛烈な性格を作り上げていったのだと思われる。 |
| ;テングラシー・ルース(SRW未登場) | | ;テングラシー・ルース(SRW未登場) |
| :父親。社会的には成功しておりそのため家も中々裕福だった。しかし、大変日和見主義な性格で、妻が出て行ったのを良い事に愛人まで作っていたため、カテジナは彼を軽蔑していた。 | | :父親。社会的には成功しておりそのため家も中々裕福だった。しかし、大変日和見主義な性格で、妻が出て行ったのを良い事に愛人まで作っていたため、カテジナは彼を軽蔑していた。 |
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| === [[リガ・ミリティア]] === | | === [[リガ・ミリティア]] === |
| ;[[ウッソ・エヴィン]] | | ;[[ウッソ・エヴィン]] |
− | :ペンフレンド。物語の序盤までは、異性に関心を持ち出した少年が憧れる対象の美しいお姉さんというよくあるキャラクターであったが、物語が展開するにしたがって登場人物の性格や人物同士の関係に大きな変化が起こることは数あれど、ここまで強烈な印象を残す例も珍しい。 | + | :ペンフレンド。物語の序盤までは、異性に関心を持ち出した少年が憧れる対象の美しいお姉さんというよくあるキャラクターであったが、物語が展開するにしたがって登場人物の性格や人物同士の関係に大きな変化が起こる事は数あれど、ここまで強烈な印象を残す例も珍しい。 |
− | :ただし、富野由悠季氏によってウッソ(=嘘)と名付けられた彼の本質を、最も深く理解している人物とも言える。事実、富野氏はウッソ自身やその両親らを肯定的には描いておらず、劇中でカテジナがウッソに対して投げかけた言葉や嫌悪感は、そのまま製作者による問題提起でもあった。 | + | :ただし、『機動戦士Vガンダム』の総監督である富野由悠季氏によってウッソ(=嘘)と名付けられた彼の本質を、最も深く理解している人物とも言える。事実、富野氏はウッソ自身やその両親らを肯定的には描いておらず、劇中でカテジナがウッソに対して投げかけた言葉や嫌悪感は、そのまま製作者による問題提起でもあった。 |
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| === [[ザンスカール帝国]] === | | === [[ザンスカール帝国]] === |
| ;[[クロノクル・アシャー]] | | ;[[クロノクル・アシャー]] |
− | :[[ガンダムシリーズ]]でおなじみの仮面の男(正確にはマスクだが)であり、[[主人公]]であるウッソの[[ライバル]]として登場したが、彼女を人質として誘拐したのが不運(?)の始まりであった。カテジナは「私の巣」と例える程まで、クロノクルに依存していたが、クロノクルが最後に求めたのは自分ではなく、たった一人の肉親である姉の[[マリア・ピァ・アーモニア]]であった。 | + | :[[ガンダムシリーズ]]でおなじみの[[仮面キャラ|仮面の男(正確にはマスクだが)]]であり、[[主人公]]であるウッソの[[ライバル]]として登場したが、彼女を人質として[[誘拐・拉致イベント|誘拐]]した事が不運(?)の始まりであった。 |
| + | :カテジナは「私の巣」と例える程まで、クロノクルに依存していたが、クロノクルが最後に求めたのは自分ではなく、たった一人の肉親である姉の[[マリア・ピァ・アーモニア]]であった。 |
| ;[[ルペ・シノ]] | | ;[[ルペ・シノ]] |
| :新人時代の上官。 | | :新人時代の上官。 |
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| === その他 === | | === その他 === |
| ;[[シャクティ・カリン]] | | ;[[シャクティ・カリン]] |
− | :序盤では自分が赤ん坊の面倒を見るのが苦手なので、彼女に代わりにやってもらうなど世話になっていた。後半になるにつれて、女王の娘というだけで特別扱いされる彼女に憎悪めいた感情を抱くようになる。 | + | :序盤では自分が赤ん坊の面倒を見るのが苦手なので、彼女に代わりにやってもらうなど世話になっていた。後半になるにつれて、[[女王]]の娘というだけで特別扱いされる彼女に憎悪めいた感情を抱くようになる。 |
− | :なお、この『機動戦士Vガンダム』という作品は総括的に見れば『2つの母性の対立』ともいうべきシャクティとカテジナの2人の相克にテーマが秘められており、シャクティが『子供を暖かく包み込む、慈愛に満ちた母性』ならば、カテジナは『子供に対して威厳的なもので、生きていく術や知識を教え、しつけや厳しさに満ちた母性』という、人間の母性が持つ2面性の戦いとも言うべきものであった。 | + | :なお、この『機動戦士Vガンダム』という作品は総括的に見れば「2つの母性の対立」ともいうべきシャクティとカテジナの2人の相克にテーマが秘められており、シャクティが「子供を暖かく包み込む、慈愛に満ちた母性」ならば、カテジナは「子供に対して威厳的なもので、生きていく術や知識を教え、しつけや厳しさに満ちた母性」という、人間の母性が持つ二面性の戦いとも言うべきものであった。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| ==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ==== | | ==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ==== |
| ;[[アムロ・レイ]] | | ;[[アムロ・レイ]] |
− | :[[α]]では、序盤で民間人としてアーガマ隊に保護してもらった際に、[[葵豹馬]]と一触即発の状態になった時に、彼と[[兜甲児|甲児]]から仲裁を受ける形で諭される。 | + | :『[[α]]』では、序盤で民間人としてアーガマ隊に保護してもらった際に、[[葵豹馬]]と一触即発の状態になった時に、彼と[[兜甲児|甲児]]から仲裁を受ける形で諭される。 |
| ;[[ブライト・ノア]] | | ;[[ブライト・ノア]] |
− | :αでは、序盤で民間人としてアーガマ隊に保護してもらった際に、彼と[[オイ・ニュング]]伯爵に降ろしてもらうように申し出て、用件を受け入れてもらう。 | + | :『α』では、序盤で民間人としてアーガマ隊に保護してもらった際に、彼と[[オイ・ニュング]]伯爵に降ろしてもらうように申し出て、用件を受け入れてもらう。 |
| ;[[カミーユ・ビダン]] | | ;[[カミーユ・ビダン]] |
− | :意外と性格や来歴、辿った運命などに共通点が数多くみられる。[[D]]では、[[エンジェル・ハイロゥ]]での最終決戦の際に、ウッソとクロノクルの一騎打ちのときに、やたらとウッソにアドバイスを送り横槍を入れる彼に、狂気ともとれる敵愾心を剥き出しにする。 | + | :意外と性格や来歴、辿った運命などに共通点が数多くみられる。『[[D]]』では、[[エンジェル・ハイロゥ]]での最終決戦の際に、ウッソとクロノクルの一騎打ちのときに、やたらとウッソにアドバイスを送り横槍を入れる彼に、狂気ともとれる敵愾心を剥き出しにする。 |
| :また、ガンダムファンからは「'''カミーユが暴走の王様なら、カテジナは暴走の女王'''」と評される事もしばしば。 | | :また、ガンダムファンからは「'''カミーユが暴走の王様なら、カテジナは暴走の女王'''」と評される事もしばしば。 |
| ;[[パプテマス・シロッコ]] | | ;[[パプテマス・シロッコ]] |
− | :αでは、同じ[[ジュピトリアン]]として彼の指揮下で行動する。 | + | :『α』では、同じ[[ジュピトリアン]]として彼の指揮下で行動する。 |
| ;[[バスク・オム]] | | ;[[バスク・オム]] |
− | :[[α外伝]]では[[バルマー戦役]]後に敗残兵となったカテジナを拾い上げ、再強化して配下にした。 | + | :『[[α外伝]]』では[[バルマー戦役]]後に敗残兵となったカテジナを拾い上げ、再強化して配下にした。 |
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| ==== アナザーガンダムシリーズ ==== | | ==== アナザーガンダムシリーズ ==== |
| ;[[東方不敗マスター・アジア]] | | ;[[東方不敗マスター・アジア]] |
− | :第2次Gにて彼の暴れっぷりに驚愕していた。 | + | :『第2次G』にて彼の暴れっぷりに驚愕していた。 |
| ;[[リリーナ・ドーリアン]] | | ;[[リリーナ・ドーリアン]] |
− | :[[スーパーロボット大戦D|D]]では、彼女が[[ブルー・スウェア]]代表として[[ザンスカール帝国]]の代表のクロノクルと停戦交渉を行っている最中に、彼女がザンスカール帝国の方針に対して諫言を示した事が癪に触って、後述の台詞で食って掛かった。 | + | :『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では、彼女が[[ブルー・スウェア]]代表として[[ザンスカール帝国]]の代表のクロノクルと停戦交渉を行っている最中に、彼女がザンスカール帝国の方針に対して諫言を示した事が癪に触って、後述の台詞で食って掛かった。 |
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| ==== 正暦作品 ==== | | ==== 正暦作品 ==== |
| ;[[ギム・ギンガナム]] | | ;[[ギム・ギンガナム]] |
− | :α外伝では記憶喪失の状態のまま、未来世界で彼の部下になるが道具程度の扱いであった。展開によっては彼の攻撃からウッソを庇い、命を落とす事に。 | + | :『α外伝』では記憶喪失の状態のまま、未来世界で彼の部下になるが道具程度の扱いであった。展開によっては彼の攻撃からウッソを庇い、命を落とす事に。 |
| <!-- === リアル系 === --> | | <!-- === リアル系 === --> |
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| ==== ダイナミック系 ==== | | ==== ダイナミック系 ==== |
| ;[[兜甲児]] | | ;[[兜甲児]] |
− | :[[α]]では、序盤で民間人としてアーガマ隊に保護してもらった際、[[葵豹馬|豹馬]]と一触即発の状態になるが、甲児と[[アムロ・レイ|アムロ]]から仲裁を受ける形で諭される。 | + | :『[[α]]』では、序盤で民間人としてアーガマ隊に保護してもらった際、[[葵豹馬|豹馬]]と一触即発の状態になるが、甲児と[[アムロ・レイ|アムロ]]から仲裁を受ける形で諭される。 |
| ;[[早乙女ミチル]] | | ;[[早乙女ミチル]] |
− | :初登場の[[第2次G]]では、ミチルを倒すかどうかでカテジナの運命が決まる。 | + | :初登場の『[[第2次G]]』では、ミチルを倒すかどうかでカテジナの運命が決まる。 |
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| ==== [[長浜ロマンロボシリーズ]] ==== | | ==== [[長浜ロマンロボシリーズ]] ==== |
| ;[[葵豹馬]] | | ;[[葵豹馬]] |
− | :[[α]]では彼らが地球を守るために戦っている事を、彼に対して無駄に戦火を広げているだけだとなじってしまい、彼と一触即発の状態になる。 | + | :『[[α]]』では彼らが地球を守るために戦っている事を、彼に対して無駄に戦火を広げているだけだとなじってしまい、彼と一触即発の状態になる。 |
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| === [[バンプレストオリジナル]] === | | === [[バンプレストオリジナル]] === |
| ;[[ジョシュア・ラドクリフ]] | | ;[[ジョシュア・ラドクリフ]] |
− | :[[D]]では[[リガ・ミリティア]]ルートを通ると彼と因縁が出来る事に。 | + | :『[[D]]』では[[リガ・ミリティア]]ルートを通ると彼と因縁が出来る事に。 |
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− | == 名台詞 == | + | == 名(迷)台詞 == |
− | ;「ウーイッグの街は、こういう風に爆撃されて良かったんです。特別区の特権にすがっていた人々は、みな堕落してしまいましたから」 | + | ;「[[ウーイッグ]]の街は、こういう風に爆撃されて良かったんです。特別区の特権にすがっていた人々は、みな堕落してしまいましたから」 |
− | :自分の住んでいた町が焼かれたはずだが、彼女が返した反応は非常にドライなものだった。「堕落した」という点については、大きな視点から見れば事実ではあるのだが、この台詞の前に目を閉じ、何かを思い出すような仕草をしている。彼女の言う「堕落していた人々」とは、おそらく彼女の……。 | + | :第1話より。自分の住んでいた街が[[ベスパ]]による空襲で焼かれたのだが、カテジナが[[オイ・ニュング|オイ伯爵]]に返した反応は非常にドライなものだった。 |
| + | :「堕落した」という点については、大きな視点から見れば事実ではあるのだが、この台詞の前に目を閉じ、何かを思い出すような仕草をしている。カテジナの言う「堕落していた人々」とは、おそらく彼女の…。 |
| + | :一方で、空襲によって変わり果てたウーイッグの惨状を子供達には見せないようにと配慮する等、カテジナには犠牲者を悼む優しい気持ちが有ったようである。 |
| ;「怖い人だけにはならないでね、ウッソ」 | | ;「怖い人だけにはならないでね、ウッソ」 |
− | :MSパイロットとして能力を開花させつつあったウッソに向けて。言った本人の方が後々常人より遥かに怖い人になっていくという事はビデオ最終巻の映像特典でも指摘されていた。 | + | :MSパイロットとして能力を開花させつつあったウッソに向けて。 |
− | ;「カミオンのおじいさん達のやり方では、地球は永遠に絶望的よ。だから私はザンスカールのやり方を学ぶの」 | + | :余談だが、'''言った本人の方が後々常人より遥かに怖い人になっていく'''という事はビデオ最終巻の映像特典でも指摘されている。 |
− | :9話、クロノクルと共にいる事をウッソに追及された際の返答。 | + | ;「[[カミオン]]の[[リガ・ミリティア|おじいさん達]]のやり方では、地球は永遠に絶望的よ。だから私は[[ザンスカール帝国|ザンスカール]]のやり方を学ぶの」 |
| + | :第9話より。クロノクルと共にいる事をウッソに追及された際の返答。 |
| ;「これがあなたの顔、これがウッソの顔なのよね…」<br />「思い出というものは遠くなってしまうものだから宝にもなると言うのに、あなたという人は、ピーチャカと動き回って」 | | ;「これがあなたの顔、これがウッソの顔なのよね…」<br />「思い出というものは遠くなってしまうものだから宝にもなると言うのに、あなたという人は、ピーチャカと動き回って」 |
− | :26話、リグ・シャッコーを駆り、ウッソのVガンダムを追い詰めながら。ウッソが敵であると頑なに思い込もうとしているのだろうか。Dでは戦闘前台詞としてほぼそのまま再現されている。 | + | :第26話より。[[リグ・シャッコー]]を駆り、ウッソの[[Vガンダム]]を追い詰めながら。ウッソが敵であると頑なに思い込もうとしているのだろうか? |
| + | :「ピーチャカ」という独特の言い回しが印象に残る台詞。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では、[[戦闘前会話]]としてほぼそのまま再現されている。 |
| ;「いちいちこれ見よがしに強くなって現れる……可愛くないのよ!」 | | ;「いちいちこれ見よがしに強くなって現れる……可愛くないのよ!」 |
| :敵として対峙したウッソに向かって言った言葉。「僕が……可愛くない?」とウッソはショックを受けてしまう。 | | :敵として対峙したウッソに向かって言った言葉。「僕が……可愛くない?」とウッソはショックを受けてしまう。 |
| ;「貴様たち! その態度おぼえておけ!」 | | ;「貴様たち! その態度おぼえておけ!」 |
− | :マケドニア・コロニーでウッソたちの引き渡しを求めた際「お前たちが来たから逃げられたんじゃないか!そっちで探したらいいだろう!」と正論を言われて。この相手は足元にいたにも関わらず、直後にゲドラフのタイヤで突っ込んでいる。 | + | :マケドニア・コロニーでウッソ達の引き渡しを求めた際「お前たちが来たから逃げられたんじゃないか! そっちで探したらいいだろう!」と正論を言われて。 |
− | :訊ねた際には「捕虜たちはどこに行ったのですか?」と礼儀正しく聞いていた分、豹変している様にも思える。 | + | :この相手は足元にいたにも関わらず、直後にゲドラフのタイヤで突っ込んでいる。訊ねた際には「捕虜たちはどこに行ったのですか?」と礼儀正しく聞いていた分、豹変している様にも思える。 |
| ;「とうにおかしくなっている!」 | | ;「とうにおかしくなっている!」 |
− | :シャクティに「おかしいですよ!」と言われた時に。 | + | :[[シャクティ・カリン|シャクティ]]に「おかしいですよ!」と言われた時に。自身が戦争の狂気に呑み込まれている、という自覚はある模様。 |
| ;「トチ狂ってお友達にでもなりに来たのかい? アハッ!」 | | ;「トチ狂ってお友達にでもなりに来たのかい? アハッ!」 |
− | :[[エンジェル・ハイロゥ]]の波動を不快に感じたため、それを攻撃するカテジナを見て味方と誤解してしまった[[フランチェスカ・オハラ|フラニー]]機を叩き墜とした直後にあざ笑いながら。彼女を語る上で必ずといっていいほど出る台詞である。 | + | :[[エンジェル・ハイロゥ]]の波動を不快に感じたため、それを攻撃するカテジナを見て味方と誤解してしまった[[フランチェスカ・オハラ|フラニー]]機を叩き墜とした直後にあざ笑いながら。カテジナを語る上で必ずといっていいほど出る台詞である。 |
| ;「クロノクルは私に優しかったんだ! それを!!」 | | ;「クロノクルは私に優しかったんだ! それを!!」 |
| :ウッソに言い放った彼女の本音。 | | :ウッソに言い放った彼女の本音。 |
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| :因みにこの時クロノクルは宿敵の母艦「[[リーンホースJr.]]」のブリッジ正面を抑えてトドメを刺そうとしていたが、カテジナの呼びかけにより生まれた隙をオデロ達に突かれてしまい、沈める絶好の機会を逃してしまう。結果的にクロノクルの足を引っ張ってしまった。 | | :因みにこの時クロノクルは宿敵の母艦「[[リーンホースJr.]]」のブリッジ正面を抑えてトドメを刺そうとしていたが、カテジナの呼びかけにより生まれた隙をオデロ達に突かれてしまい、沈める絶好の機会を逃してしまう。結果的にクロノクルの足を引っ張ってしまった。 |
| ;「クロノクル遅いぞ、どうした!」 | | ;「クロノクル遅いぞ、どうした!」 |
− | :そしてリーンホース特攻によって、モトラッド艦隊が全滅した際に。 | + | :そしてリーンホース[[特攻]]によって、モトラッド艦隊が全滅した際に。 |
− | ;「戦え…クロノクル、ウッソ……。私の手の中で戦いなさい……。勝った者を、私が全身全霊をかけて愛してあげるよ」 | + | ;「戦え…[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]、[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]……。私の手の中で戦いなさい……。勝った者を、私が全身全霊をかけて愛してあげるよ」 |
− | :ウッソとクロノクルを戦わせた場面での言葉。女の本能をむき出しにして、2人の男が自分を巡って戦うという状況(※カテジナ視点)を楽しんでいる。この場面はイメージ背景で彼女が手を広げ2人に覆い被さるように描かれていた。この後、結果的にウッソが勝つものの、愛するどころかクロノクルの仇としてますます憎悪を向ける。はなからクロノクルを勝たせようとしか思ってはいない。 | + | :ウッソとクロノクルを戦わせた場面での言葉。女の本能をむき出しにして、二人の男が自分を巡って戦うという状況(※カテジナ視点)を楽しんでいる。この場面はイメージ背景で彼女が手を広げ二人に覆い被さるように描かれていた。 |
| + | :この後、結果的にウッソが勝つものの、愛するどころかクロノクルの仇としてますます憎悪を向ける。はなからクロノクルを勝たせようとしか思ってはいない。 |
| ;「獲り合うなら全力を尽くしてやっておくれよ」 | | ;「獲り合うなら全力を尽くしてやっておくれよ」 |
− | :最終話冒頭にて。ウッソとクロノクルの戦いを眺めて舌なめずりする彼女に、もはや清楚なお嬢様だった頃の面影など微塵も残っていなかった。 | + | :最終話冒頭より。ウッソとクロノクルの戦いを眺めて舌なめずりするカテジナに、もはや清楚なお嬢様だった頃の面影など微塵も残っていなかった。 |
− | ;「私が好きなんだろう、ウッソ。ずっと愛していたんだよね?」<br />「私も、君のような少年にこんなに思われて、とっても嬉しいわ」<br />「戦いのケリもついたようだわ…君が勝ったの。でもあたしはクロノクルを愛してしまったから、君と抱き合う事はできない。だから殺してちょうだい」<br />「どうしようもないでしょう?!こうまで君と戦ってきたあたしが、クロノクルのところに行くしかないのよ。だったら潔く君の手で、このあたしを…」 | + | ;「私が好きなんだろう、ウッソ。ずっと愛していたんだよね?」<br />「私も、君のような少年にこんなに思われて、とっても嬉しいわ」<br />「戦いのケリもついたようだわ…君が勝ったの。でもあたしはクロノクルを愛してしまったから、君と抱き合う事はできない。だから殺してちょうだい」<br />「どうしようもないでしょう?! こうまで君と戦ってきたあたしが、クロノクルのところに行くしかないのよ。だったら潔く君の手で、このあたしを…」 |
− | :最終話、クロノクルを降すもエンジェル・ハイロゥのブロックに挟まれ身動きが取れなくなったV2の前に、ゴトラタンが降り立つ。ハッチを開き、カテジナは勝者となったウッソに対して「自分を殺して」と懇願しながらウッソに接近する。ウッソは「死ぬことなんてありませんよ」とカテジナを受け止めるが…。 | + | :最終話、クロノクルを降すも[[エンジェル・ハイロゥ]]のブロックに挟まれ身動きが取れなくなったV2の前に、[[ゴトラタン]]が降り立つ。ハッチを開き、カテジナは勝者となったウッソに対して「自分を殺して」と懇願しながらウッソに接近する。ウッソは「死ぬことなんてありませんよ」とカテジナを受け止めるが…。 |
| ;「甘いよねぇ、坊や!」 | | ;「甘いよねぇ、坊や!」 |
− | :しかしそれはカテジナの罠だった。油断したウッソの脇腹に隠し持っていたナイフを突き立てながらこの台詞である。もっとも致命傷を与えるまでには至らなかった。 | + | :しかし、それはカテジナの罠だった。油断したウッソの脇腹に隠し持っていたナイフを突き立てながらこの台詞である。もっとも致命傷を与えるまでには至らなかった。 |
| ;「クロノクル、白いやつを手向けにしてやる。そしたら!」<br />「外れた!? なんで!」 | | ;「クロノクル、白いやつを手向けにしてやる。そしたら!」<br />「外れた!? なんで!」 |
− | :亡き想い人のため、ブロックに挟まれたV2を狙い撃つものの、そのビームはV2を拘束していたブロックに当たり、脱出を許してしまう。この時からすでに失明の兆候があったのかもしれない…。 | + | :亡き想い人のため、ブロックに挟まれたV2を狙い撃つものの、そのビームはV2を拘束していたブロックに当たり、脱出を許してしまう。 |
| + | :もしかしたら、この時から既にカテジナの[[医療・病障害|失明]]の[[伏線|兆候]]があったのかもしれない。 |
| ;「来ると思ったよ……。甘ちゃん坊やは、この艦が沈めばこの艦もろともみんなが幸せになるんだろう?」 | | ;「来ると思ったよ……。甘ちゃん坊やは、この艦が沈めばこの艦もろともみんなが幸せになるんだろう?」 |
| :最終局面でウッソを待ち伏せした際に。富野節全開である。 | | :最終局面でウッソを待ち伏せした際に。富野節全開である。 |
− | ;「ば、馬鹿にして……。坊主がやること!坊主がッ!!」 | + | ;「ば、馬鹿にして……。坊主がやること! 坊主がッ!!」 |
| :そして、待ち伏せにひるまなかったウッソに激昂してこう吐き捨てる。"坊や"から一転して"坊主"、である。 | | :そして、待ち伏せにひるまなかったウッソに激昂してこう吐き捨てる。"坊や"から一転して"坊主"、である。 |
| ;「まやかすなぁッ!!」 | | ;「まやかすなぁッ!!」 |
− | :上記の台詞の後、なおも向ってくるV2に対して。直前でオデロらの残留思念がウッソに語りかけており、それを聞いてしまったため振り切るかのように叫んだ一言。この時、瞳のハイライトが消えている。 | + | :上記の台詞の後、なおも向ってくるV2に対して。直前で[[オデロ・ヘンリーク|オデロ]]らの残留思念がウッソに語りかけており、それを聞いてしまったため振り切るかのように叫んだ一言。この時、瞳のハイライトが消えている。 |
| ;「い、いえね……冬が来ると、訳もなく悲しくなりません?」 | | ;「い、いえね……冬が来ると、訳もなく悲しくなりません?」 |
− | :最終回にて恋人も視力も記憶も家も何1つ残らず全て失ったカテジナがシャクティに残したセリフ。[[宇宙世紀]]シリーズのラストを飾るシーンであり、視聴者に何とも言えない悲しみを与えた。 | + | :最終話エピローグより。恋人も視力も[[記憶喪失|記憶]]も家も何一つ残らず全て失ったカテジナがシャクティに残した台詞。 |
| + | :[[宇宙世紀]]シリーズのラストを飾るシーンであり、視聴者に何とも言えない悲しみを与えた。 |
| + | :余談だが、『[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]]』において、[[声優:渡辺久美子|渡辺久美子]]氏が演じる宇宙渡辺久美子が上記の台詞を喋るという、[[ギャグイベント|パロディ場面]]が存在する。 |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
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| ;(これでは[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]と変わらないじゃないの…) | | ;(これでは[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]と変わらないじゃないの…) |
| :『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次G]]』第4話「謀略の街」より。人質を取られ敵に回ったことで撃墜され、負傷した[[早乙女ミチル]]を見て。「戦闘中で仕方なかった」と言うブライトに、引いては[[ホワイトベース隊]]に失望したカテジナは後にクロノクルによって連れ去られ、やがてこちらに牙をむく事になる。 | | :『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次G]]』第4話「謀略の街」より。人質を取られ敵に回ったことで撃墜され、負傷した[[早乙女ミチル]]を見て。「戦闘中で仕方なかった」と言うブライトに、引いては[[ホワイトベース隊]]に失望したカテジナは後にクロノクルによって連れ去られ、やがてこちらに牙をむく事になる。 |
− | ;「ヒジョーシキだわっ!! あんなのって!」 | + | ;「ヒジョーシキだわっ!! あんなのって!」 |
− | :『第2次G』第13話「デビルガンダム出現」より。[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]の暴れっぷりに驚愕して。確かに非常識だが…… | + | :『第2次G』第13話「デビルガンダム出現」より。[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]の暴れっぷりに驚愕して。確かに非常識だが…。 |
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
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| ;「[[アーガマ]]の人達のやり方では地球は永遠に絶望的よ…だから、私はジュピトリアンのやり方を学ぶつもりなの」 | | ;「[[アーガマ]]の人達のやり方では地球は永遠に絶望的よ…だから、私はジュピトリアンのやり方を学ぶつもりなの」 |
| :第37話(弾丸を撃ち落とすルート)「ジュピトリアン」で、思想の違いから[[ジュピトリアン]]に身を投じ、敵となってウッソの前に立ちはだかった台詞。原作9話のアレンジ。 | | :第37話(弾丸を撃ち落とすルート)「ジュピトリアン」で、思想の違いから[[ジュピトリアン]]に身を投じ、敵となってウッソの前に立ちはだかった台詞。原作9話のアレンジ。 |
− | :やはり、『'''[[アースノイド|地球に住んでいる人達]]の中にも助けを求めている人はおり、どんな人間であれ彼らを見殺しには出来ない'''』というお題目を掲げて戦うばかりに、『'''地球の重量に魂を引かれた人間達'''』を増長させる結果を招いてようにしかカテジナには見えず、ロンド・ベルの方法では手緩過ぎると困惑するウッソに言い放つ。 | + | :やはり、「'''[[アースノイド|地球に住んでいる人達]]の中にも助けを求めている人はおり、どんな人間であれ彼らを見殺しには出来ない'''」』というお題目を掲げて戦うばかりに、「'''地球の重量に魂を引かれた人間達'''」を増長させる結果を招いてようにしかカテジナには見えず、[[ロンド・ベル]]の方法では手緩過ぎると困惑するウッソに言い放つ。 |
| ;「じゃあ、どこへ行けというの!?お前達と…ここまで戦った私は!!」 | | ;「じゃあ、どこへ行けというの!?お前達と…ここまで戦った私は!!」 |
| :第58話(エンジェル・ハイロゥを追うルート)「勝者と敗者に祝福を」に於ける[[主人公]]との[[戦闘前会話]]。主人公が放つ[[念動力|プレッシャー]]への生理的嫌悪感と、「カテジナが居るべき場所は戦場じゃない」と説く言葉の前に一瞬、しおらしい振る舞いを見せるが…。 | | :第58話(エンジェル・ハイロゥを追うルート)「勝者と敗者に祝福を」に於ける[[主人公]]との[[戦闘前会話]]。主人公が放つ[[念動力|プレッシャー]]への生理的嫌悪感と、「カテジナが居るべき場所は戦場じゃない」と説く言葉の前に一瞬、しおらしい振る舞いを見せるが…。 |
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| '''[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]''' | | '''[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]''' |
| ;「…ウ…ウッソ……!」 | | ;「…ウ…ウッソ……!」 |
− | :第38話「月光蝶」において、カテジナを撃墜しなかった際の台詞。ギンガナムの奇襲からウッソを庇った際に、記憶を取り戻して発した一言。 | + | :第38話「月光蝶」において、カテジナを撃墜しなかった際の台詞。[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]の奇襲からウッソを庇った際に、記憶を取り戻して発した一言。 |
| :すでに機体が限界であったため、耐えられずに戦死という悲惨な最期を遂げる。 | | :すでに機体が限界であったため、耐えられずに戦死という悲惨な最期を遂げる。 |
| ;「あ、あの頃の……あの頃の…ウーイッグに……!」 | | ;「あ、あの頃の……あの頃の…ウーイッグに……!」 |
− | :同上。カテジナを撃墜した際の台詞。上記共にウッソが脱出を促すが、錯乱しているのかそれを聞き入れないまま機体と共に爆発してしまう。最後の最後で忌み嫌っていたはずの自分の生まれ育った故郷の名を呼んでいた事から、カテジナが心の底から本当に欲しがっていたのは、自分を受け入れてくれる愛情と優しさに満ちた暖かい家庭だったのだろう……。 | + | :同上。カテジナを撃墜した際の台詞。上記共にウッソが脱出を促すが、錯乱しているのかそれを聞き入れないまま機体と共に爆発してしまう。 |
| + | :最後の最後で忌み嫌っていたはずの自分の生まれ育った故郷の名を呼んでいた事から、カテジナが心の底から本当に欲しがっていたのは、自分を受け入れてくれる愛情と優しさに満ちた暖かい家庭だったのだろう……。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
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| ;「ジョシュア・ラドクリフ。あなたのような男は、戦いをして犯した罪をつぐないなさい!」 | | ;「ジョシュア・ラドクリフ。あなたのような男は、戦いをして犯した罪をつぐないなさい!」 |
| :リガ・ミリティアルートを通った場合に発声する「ザール艦隊総司令、クロッペン出撃!」におけるジョッシュとの戦闘前会話より。 | | :リガ・ミリティアルートを通った場合に発声する「ザール艦隊総司令、クロッペン出撃!」におけるジョッシュとの戦闘前会話より。 |
− | ;「ピースクラフト。貴女は話し合いにきたのか? それとも我々をバカにしにきたのか?」 | + | ;「ピースクラフト。貴女は話し合いにきたのか? それとも我々をバカにしにきたのか?」 |
| :「聞こえないレクイエム」シナリオデモより。[[ブルー・スウェア]]と[[ベスパ]]の停戦交渉の最中、[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]がベスパは地球侵攻の大義名分としてマリア主義を利用しているだけであると苦言を呈した際に。 | | :「聞こえないレクイエム」シナリオデモより。[[ブルー・スウェア]]と[[ベスパ]]の停戦交渉の最中、[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]がベスパは地球侵攻の大義名分としてマリア主義を利用しているだけであると苦言を呈した際に。 |
| :カテジナから見れば、リリーナも気に食わなかったのだろうが、地球圏も[[ザンスカール帝国]]も分け隔て無く平和へ導きたいと考えるリリーナに対し、個人的感情を優先させる視野の狭いカテジナという、両者の器の違いを見せつけられる事となった。 | | :カテジナから見れば、リリーナも気に食わなかったのだろうが、地球圏も[[ザンスカール帝国]]も分け隔て無く平和へ導きたいと考えるリリーナに対し、個人的感情を優先させる視野の狭いカテジナという、両者の器の違いを見せつけられる事となった。 |
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| :終盤、[[ブルー・スウェア]]と共に戦う事を決意したクロノクルに「共に来て欲しい」と言われて。この返答に、クロノクルも「君がいてくれれば私も嬉しい」と喜ぶ。原作終盤とは大違いで、互いに信頼しあう恋人同士としてよき関係となっている。 | | :終盤、[[ブルー・スウェア]]と共に戦う事を決意したクロノクルに「共に来て欲しい」と言われて。この返答に、クロノクルも「君がいてくれれば私も嬉しい」と喜ぶ。原作終盤とは大違いで、互いに信頼しあう恋人同士としてよき関係となっている。 |
| ;「すっかり、戦士の顔になったのね、ウッソ。あなたが戦いの中でカサレリアのウッソくんではなくなったように、私も、もうウーイッグのカテジナ・ルースではないわ。それは、覚えていてちょうだい」 | | ;「すっかり、戦士の顔になったのね、ウッソ。あなたが戦いの中でカサレリアのウッソくんではなくなったように、私も、もうウーイッグのカテジナ・ルースではないわ。それは、覚えていてちょうだい」 |
− | :終盤、[[ブルー・スウェア]]と共に戦う事を決意した直後のウッソとのやり取り。カテジナもどこか複雑そうで、切ない台詞。 | + | :終盤、ブルー・スウェアと共に戦う事を決意した直後のウッソとのやり取り。カテジナもどこか複雑そうで、切ない台詞。 |
| | | |
| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
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| :最初に搭乗した機体。事もあろうに、ウッソが初めて戦った[[シャッコー]]の発展型に初恋の相手が乗って自らの前に立ち塞がるという因果。 | | :最初に搭乗した機体。事もあろうに、ウッソが初めて戦った[[シャッコー]]の発展型に初恋の相手が乗って自らの前に立ち塞がるという因果。 |
| ;[[ゲドラフ]] | | ;[[ゲドラフ]] |
− | :カテジナ曰く「リガ・ミリティアの連中の鼻を明かせる」と意気込んでいたが……リガ・ミリティアの[[V2ガンダム|新型]]に一蹴される。 | + | :カテジナ曰く「リガ・ミリティアの連中の鼻を明かせる」と意気込んでいたが…リガ・ミリティアの[[V2ガンダム|新型]]に一蹴される。 |
| ;[[ゾリディア]] | | ;[[ゾリディア]] |
− | :地球クリーン作戦時に使用。完全に余談だが、36話『母よ大地にかえれ』では戦闘開始当初はゲドラフに搭乗していたが、後半ではいつの間にかゾリディアに変わっているという場面がある。作画ミスだったのか、それとも長い戦闘の最中で乗り換えたのかは不明。 | + | :地球クリーン作戦時に使用<ref>なお、第36話「母よ大地にかえれ」では戦闘開始当初、カテジナは[[ゲドラフ]]に搭乗していたが、後半ではいつの間にか[[ゾリディア]]に変わっているという場面がある。作画ミスだったのか、それとも長い戦闘の最中で乗り換えたのかは不明。</ref>。 |
| ;[[ゴトラタン]] | | ;[[ゴトラタン]] |
− | :最後の乗機。カテジナの狂気と合わさって、脅威的な性能を発揮。小説版ではクロノクルが本機のカラーリングを目にした際、前夜抱いた際のカテジナの女性器の色を思い出すというシーンが存在する。 | + | :最後の乗機。カテジナの狂気と合わさって、脅威的な性能を発揮<ref>[[小説|小説版]]では[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]が[[ゴトラタン]]のカラーリングを目にした際、前夜抱いた際のカテジナの女性器の色を思い出すというシーンが存在する。</ref>。 |
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| === SRWでの搭乗機体 === | | === SRWでの搭乗機体 === |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *『コミックボンボン』で連載されたコミカライズではまったく登場しない。その為か、同誌のリグ・シャッコーの紹介記事内で「'''カテジナさんって、覚えてる?ウッソがウーイッグにいた頃、憧れていた女の人だ'''」と、何やら弱気な紹介をされていた。 | + | *カテジナの結末について、富野由悠季総監督は「カテジナを殺すつもりはなかったがタダで済ます事は作劇上できないので、ペナルティとしてこうなった」と語られている。 |
− | *寿司(ことぶきつかさ)氏のギャグ漫画『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』では「'''カテ公'''」と呼ばれており、それが広まって一部ファンの間でもカテ公と呼ばれることがある。なお、彼女はラストシーンで[[シャクティ・カリン|シャクティ]]によってワッパに爆弾を仕掛けられて'''爆殺される(!)'''という結末になっている。 | + | **一方で、それと同時に彼女にこのような救いのない役回りを与えてしまった事に罪悪感も感じていたようで「頑張って狂ってくれたカテジナを救うには これしか無かった」とも語っている。 |
− | *結末について、富野監督はカテジナを殺すつもりはなかったがタダで済ますことは作劇上できないので、ペナルティとしてこうなったと語られている。しかし、それと同時に彼女にこのような救いのない役回りを与えてしまった事に罪悪感も感じていたようで「頑張って狂ってくれた彼女を救うには これしか無かった」とも語っている。 | + | *富野総監督自身の筆による[[小説|小説版]]では、[[リガ・ミリティア]]の秘密工場が襲撃を受けた時に全身に大火傷を負い、茫然自失の状態になっていた所をクロノクルに救助される。その後、治療手術に耐えた事から[[強化人間]]にされた後べスパのパイロットとなり[[ゴトラタン]]に搭乗、最終決戦の中でウッソとの戦闘で命を落としている(撃墜の際にはウッソと共鳴しており、彼の思いの中の過去の自分を見ている)。なお、同作では明確にクロノクルと恋仲になっており、性行為も行っている。 |
− | *富野監督自身の筆による小説版では、リガ・ミリティアの秘密工場が襲撃を受けた時に全身に大火傷を負い、茫然自失の状態になっていた所をクロノクルに救助される。その後、治療手術に耐えた事から[[強化人間]]にされた後べスパのパイロットとなり[[ゴトラタン]]に搭乗、最終決戦の中でウッソとの戦闘で命を落としている(撃墜の際にはウッソと共鳴しており、彼の思いの中の過去の自分を見ている)。同作では明確にクロノクルと恋仲になっており、性行為も行っている。
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| + | *寿司(ことぶきつかさ)氏のギャグ[[漫画]]『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』では「'''カテ公'''」と呼ばれており、それが広まって一部ファンの間でもカテ公と呼ばれることがある。なお、彼女はラストシーンで[[シャクティ・カリン|シャクティ]]によってワッパに爆弾を仕掛けられて'''爆殺される(!)'''という結末になっている。 |
| + | *『コミックボンボン』で連載された岩村俊哉氏のコミカライズ版では、カテジナは未登場である。その為か、同誌のリグ・シャッコーの紹介記事内で「'''カテジナさんって、覚えてる? ウッソがウーイッグにいた頃、憧れていた女の人だ'''」と、何やら弱気な紹介をされていた。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |
| *[[GUNDAM:カテジナ・ルース]] | | *[[GUNDAM:カテジナ・ルース]] |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |
| <references /> | | <references /> |
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