差分
→養成のポイント
『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』で初登場した、パイロットの強化を可能にする[[システム]]。
[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION]]で初登場した[[システム]]。
== 概要 ==
取得した「[[パイロットポイント]]」(PP)を使い、[[インターミッション]]でパイロットの各種[[能力]]や[[地形適応]]を上昇させたり、[[特殊技能]](特殊スキル)を習得させることができる。これにより、自分の好みに合わせてパイロットを養成することが可能となる。仮に「[[二軍]]」に陥りやすいパイロットでも養成次第で最強パイロットに育てることが可能。養成可能な特殊技能はシリーズごとに決まっている。レベルアップ以外でのパイロット育成システムとしては、現在スパロボで最も広く定着している。
一部の携帯機シリーズではPPの代わりに、1レベルアップで1ポイント獲得可能なボーナスポイント(BP)が用いられていた。こちらの場合、可能なのはパラメータの強化のみで、特殊技能の取得は不可能(技能面は[[スキルパーツ]]が担当)。また、オプション設定により戦闘中でもレベルアップ時に養成が可能。なお、[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]以後の携帯機シリーズでは育成がスキルパーツに一本化され、BPおよびパイロット養成は廃止された。
『[[スーパーロボット大戦V]]』では新たに「TacP(タックポイント)」と呼ばれるリソースを消費することで「スキルルート」を開発して「スキルプログラム」を生産、生産したスキルプログラムを各パイロットへ使用する方式が採用された。
プレイ次第で様々な技能を取得できるようになったため、このシステムが導入されている作品では、一部の例外を除き、味方パイロットはレベルアップで新技能<ref>[[援護]]技能、[[シールド防御]]、[[切り払い]]等。</ref>を習得しなくなった。また、初期習得している[[切り払い]]や[[シールド防御]]も、L9まで成長するパイロットが極めて少なくなった。
一部の主人公格キャラクターが所持している封印技能「???」はイベントで解禁されることが多い。この「???」の多くはレベル99で習得可能な設定にされているので、イベントで解禁される前に習得するのは通常のプレイではできない。
== 採用作品 ==
== 採用作品 ==
=== PP制 ===
=== PP制 ===
==== OGシリーズ ====
==== OGシリーズ ====
[[援護攻撃]]、[[アタッカー]]、[[集中力]]、[[SP回復]]、[[Eセーブ]](GBA版OG1のみ『ベテラン』名義)など、採用当初から強力な養成技能が多い。
[[援護攻撃]]、[[アタッカー]]、[[集中力]]、[[SP回復]]、[[Eセーブ]](GBA版OG1のみ『ベテラン』名義)など、採用当初から強力な養成技能が多い。
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION]]
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
:初採用作品。本作では援護技能1つの養成で、[[援護攻撃]]と[[援護防御]]の両方が使用可能。サブパイロットの養成は、メインパイロットになる可能性がなければ不可能。
:初採用作品。本作では援護技能1つの養成で、[[援護攻撃]]と[[援護防御]]の両方が使用可能。サブパイロットの養成は、メインパイロットになる可能性がなければ不可能。
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]]
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
:[[援護攻撃]]と[[援護防御]]が分けられた。本作のみ、[[コンボ|連続攻撃]]が養成可能。また本作からOGシリーズではサブパイロットの養成が可能になった。
:[[援護攻撃]]と[[援護防御]]が分けられた。本作のみ、[[コンボ|連続攻撃]]が養成可能。また本作からOGシリーズではサブパイロットの養成が可能になった。
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS]]
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
:養成可能な特殊技能の追加・削除、PPの見直しが行われた。SP回復が取得しやすくなった反面、能力値のアップに必要なPPがαシリーズと同様になり、底上げがしづらくなった。
:養成可能な特殊技能の追加・削除、PPの見直しが行われた。SP回復が取得しやすくなった反面、能力値のアップに必要なPPがαシリーズと同様になり、底上げがしづらくなった。
;[[スーパーロボット大戦 OG外伝]]
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
:
:
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
==== αシリーズ ====
==== αシリーズ ====
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:αシリーズでは本作から初採用。本作以後、パイロット養成でも[[援護攻撃]]と[[援護防御]]が分けられるようになった。本作ではOG1に引き続き、SP回復が養成可能。据え置き機では本作から味方パイロット側はレベルアップによる新技能の自力習得が無くなった。
:王道シリーズでは本作より実装。本作以後、パイロット養成でも[[援護攻撃]]と[[援護防御]]が分けられるようになった。本作ではOG1に引き続き、SP回復が養成可能。据え置き機では本作から味方パイロット側はレベルアップによる新技能の自力習得が無くなった。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:[[気力限界突破]]や[[サイズ差補正無視]]が初登場し、養成可能となった。しかし、SP回復が養成不可となった。
:[[気力限界突破]]や[[サイズ差補正無視]]が養成ラインナップに追加。他方、SP回復が養成不可となった。
==== COMPACTシリーズ ====
==== COMPACTシリーズ ====
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
:それまでのCOMPACTシリーズで採用されていた、[[スキルコーディネイトシステム]]に代わって採用。しかし、本作では敵撃墜時に取得できるPPは極僅かでPPを非常に貯め辛く、高PPを必要とする技能やレベル制の技能を最大レベルに引き上げるのは非常に困難であった。
:それまでのCOMPACTシリーズで採用されていた、[[スキルコーディネイトシステム]]に代わって採用。しかし、本作では敵撃墜時に取得できるPPは極僅かでPPを非常に貯め辛く、PP稼ぎはもっぱら精神コマンド「[[修行]]」「[[伝授]]」や低ターンクリアによるPPボーナスに頼ることとなる。周回引き継ぎのない仕様も手伝って高PPを必要とする技能習得やレベル制の技能を最大レベルに引き上げるのは非常に困難であった。
==== Zシリーズ ====
==== Zシリーズ ====
:連続行動、ダッシュなど有用なスキルが追加。サブの養成は不可能。また、スキルの必要PPが従来作のものに戻された。
:連続行動、ダッシュなど有用なスキルが追加。サブの養成は不可能。また、スキルの必要PPが従来作のものに戻された。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:版権スパロボではMX以来となる、SP回復の習得が可能に。技能としてのブロッキングが廃止。サブの養成は終盤に戦艦サブとなる[[ケイ|渓]]と[[ガイ|剴]]のみが可能。「気力+」系技能が[[気力+ボーナス]]に統合。
:版権スパロボではMX以来となる、SP回復の習得が可能に。[[切り払い]]・[[シールド防御]]の仕様変更に伴い技能としてのブロッキングが廃止。サブの養成は終盤に戦艦サブとなる[[渓]]と[[凱]]のみが可能。「気力+」系技能が[[気力+ボーナス]]に統合。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:SP回復が再び養成不可に。サブの養成は不可能。[[アマタ・ソラ]]以外のアクエリオンのエレメントはSPを共有する関係上[[SPアップ]]など一部スキルが修得不可能。気力+系スキルは再び細分化(気力+ボーナスは養成不可に)、新システムのタッグコマンドと効果の類似する連続行動が廃止。
:タッグコマンドで獲得PPを増やせるため、スキルの必要PPも全体的に高めとなっている。
==== 単独作品 ====
==== 単独作品 ====
;[[スーパーロボット大戦MX]]
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:養成で取得可能な技能に強力なものが多く、能力値アップに必要なPPも低い。難易度の低下に一役買っている。サブパイロットも一部技能に限り養成可能。なお本作では、パイロット側の地形適応の概念はない。
:養成で取得可能な技能に強力なものが多く、能力値アップに必要なPPも低い。難易度の低下に一役買っている。[[サブパイロット]]も一部技能に限り養成可能。なお本作では、パイロット側の地形適応の概念はない。
;[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE]]
:;[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE]]
:
::
;[[スーパーロボット大戦30]]
:名前はPP制だが、VXT三部作のTacP制同様に部隊全体で一元管理されている。
:[[努力]]や[[AOSアップデート]]等PP増量手段が追加された関係で素の獲得PPは従来作より減少している。
=== BP制 ===
=== BP制 ===
==== 携帯機シリーズ ====
==== 携帯機シリーズ ====
;[[スーパーロボット大戦D]]
;[[スーパーロボット大戦D]]
:[[クロノクル・アシャー]]、[[B.D.|B・D]]、[[ガビル]]など味方・敵両方で養成が共有されるパイロットが一部存在し、間違えて対象パイロットを養成してしまうと次周回以降で苦労する。
:[[クロノクル・アシャー]]、[[B.D.|B・D]]、[[ガビル]]、[[ロゼ]]は味方・敵両方で養成が共有され、間違えて対象パイロットを養成してしまうと次周回以降で苦労する。
;[[スーパーロボット大戦J]]
;[[スーパーロボット大戦J]]
:本作以後は、敵味方両方の陣営で登場するパイロットに別データが与えられるようになり、Dの様な事態は起こらなくなった。
:本作以後は、敵味方両方の陣営で登場するパイロットに別データが与えられるようになり、『D』の様な事態は起こらなくなった。
;[[スーパーロボット大戦W]]
;[[スーパーロボット大戦W]]
:BPがレベルアップ以外に、『BP+○(1~3)』の[[スキルパーツ]]の使用でも獲得可能になった。また、メニューのパイロット養成からいつでも養成できるようになったため、そのマップで初登場したパイロットやスポット参戦のパイロットの養成も可能になった。
:BPがレベルアップ以外に、『BP+○(1~3)』の[[スキルパーツ]]の使用でも獲得可能になった。また、メニューのパイロット養成からいつでも養成できるようになったため、そのマップで初登場したパイロットやスポット参戦のパイロットの養成も可能になった。
=== TacP制 ===
;[[スーパーロボット大戦V]]
:初採用作品。厳密にはTacPを消費して生産した「スキルプログラム」をスキルパーツと同様[[パイロット]]に使用という間接的な形式を取る(なおTacPは強化パーツの取引等も行う[[ファクトリー]]でも使用される)。特殊スキルは[[スキルルート]]による開発([[底力]]のみ最初から生産可能)、またスペシャル系は特定の敵ユニット撃墜での獲得(一度獲得すればTacP消費で生産可能)が必要になるが、各能力値及び地形適応上昇のプログラム生産は最初から可能。
:スキルプログラムの開発により、トロフィー「スキルプロダクション」。いずれかのパイロットにスキルプログラムを修得させると、「ようこそスキルプログラム」を取得できる。
;[[スーパーロボット大戦X]]
:『V』に引き続き採用。[[底力]]、ステータスアップ系のTacP値が値上がりしていたり、スキルの品揃えが変わっている。
;[[スーパーロボット大戦T]]
:『V』『X』を概ね踏襲しているが、スキルルートが廃止され任意のスキルを直接生産可能となった。
:アップデートにより技能レベル「EX」が追加されている。
=== アイテム制 ===
;[[スーパーロボット大戦DD]]
:報酬等で入手した「◯◯の本」と「メモリーオーブ◯」を使用する事で、各能力値を養成する。また精神コマンドの習得並びに装備枠を増やす「精神コマンドの本」や、各パイロット別の特殊スキルを習得、養成する「◯◯のオーブ」も存在するが、後者は基本的にガチャでSSR必殺技パーツを入手しないと養成できない上に確率が低いため養成が困難となっている。
:またLVを上げると使用する個数も増えるため、一部を除いた特殊スキルは50個の「〇〇のオーブ」が必要になる。
== サブパイロットの養成の可否 ==
== サブパイロットの養成の可否 ==
完全なサブパイロットの場合、養成は不可能か、[[SPアップ]]・[[SP回復]]・[[EXPアップ]]など、サプパイロット時に効果を発揮する一部特殊技能の取得に限定されることが多い。どちらのケースかは作品ごとに異なる。また、取得しても無意味な養成が可能な作品もある。
完全なサブパイロットの場合、養成は不可能か、[[SPアップ]]・[[SP回復]]・[[EXPアップ]]など、サプパイロット時に効果を発揮する一部特殊技能の取得に限定されることが多い。どちらのケースかは作品ごとに異なる。また、取得しても無意味な養成が可能な作品もある。
『W』の[[ミヒロ・アーディガン]]、『Z』の[[レントン・サーストン]]、[[エウレカ]]、[[ファットマン・ビッグ]]など、時期によってイベントでメインかサブかが変化するキャラもいる。こういったキャラは、メインパイロットの期間のみ通常の養成が可能。
== パイロット養成項目 ==
== パイロット養成項目 ==
;[[格闘]]
;[[格闘 (能力)|格闘]]
:[[熱気バサラ]]、[[ミレーヌ・フレア・ジーナス]]、[[レイ・ラブロック]]は格闘値自体が存在しないので養成不可。
:[[熱気バサラ]]、[[ミレーヌ・フレア・ジーナス]]、[[レイ・ラブロック]]は格闘値自体が存在しないので養成不可。
;[[射撃]]
;[[射撃 (能力)|射撃]]
:[[熱気バサラ]]、[[ミレーヌ・フレア・ジーナス]]、[[レイ・ラブロック]]は射撃値自体が存在しないので養成不可。
:[[熱気バサラ]]、[[ミレーヌ・フレア・ジーナス]]、[[レイ・ラブロック]]は射撃値自体が存在しないので養成不可。
;[[命中]]
;[[命中]]
== パラメータの1ポイントアップに必要なPP / BP ==
== パラメータの1ポイントアップに必要なPP / BP ==
COMPACT3を除き、同作品内ならどの能力値でも必要なポイントは同じ。また、能力値上昇に伴って消費ポイントが増加していくようなこともない。携帯機シリーズは各項目+255、他の作品は現在値がカンストするまで上げられる。
=== PP制 ===
{| class="wikitable sortable"
|+ 必要なPP
|-
! 作品 !! 必要なPP !! 備考
|-
| OG1・OG2・MX || class="num" | 4 ||
|-
|-
| rowspan="2" | COMPACT3 || class="num" | 5 ||
|-
|-
| class="num" | 10 || [[防御]]・[[SP]]のみ
|-
|-
| 第2次α・第3次α・OGS・OG外伝・第2次Z || class="num" | 10 ||
|-
|-
| Z || class="num" | 50 ||
|-
|-
| 第3次Z || class="num" | 15 ||
|}
|}
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
|+ 必要なBP
|-
|-
! シリーズ !! 消費BP
! 作品 !! 必要なBP
|-
|-
| D・J・W || class="num" | 1
|}
|}
パイロットの地形適応の概念がある作品では、基本的にはパイロットと機体のどちらかがSで、もう片方がAならば、総合的なユニットの地形適応がSになる。ただしZシリーズでは、両方をSにしなければならない。
パイロットの地形適応の概念がある作品では、基本的にはパイロットと機体のどちらかがSで、もう片方がAならば、総合的なユニットの地形適応がSになる。ただしZシリーズでは、両方をSにしなければならない。
{| class="wikitable"
{| class="wikitable sortable"
|-
|-
! シリーズ !! D⇒C !! C⇒B !! B⇒A !! A⇒S
! 作品 !! D→C !! C→B !! B→A !! A→S
|-
|-
| OG1・OG2 || class="num" | 10 || class="num" | 20 || class="num" | 30 || class="num" | 40
|-
|-
| OGS・OG外伝・第2次α・第3次α || class="num" | 30 || class="num" | 40 || class="num" | 50 || class="num" | 60
|-
|-
| Z || class="none" | - || class="num" | 400 || class="num" | 600 || class="num" | 800
|-
|-
| 第2次Z・第3次Z || class="none" | - || class="num" | 100 || class="num" | 200 || class="num" | 250
|}
|}
=== 援護系 ===
=== 援護系 ===
;[[援護攻撃]]
;[[援護攻撃]]
:自軍フェイズ時に隣接した味方が攻撃した後、攻撃可能な武器があれば、技能所持者も攻撃に参加できる。1ターンあたりの攻撃力を高められ、HPや装甲が高い敵の撃破には必須。
:自軍フェイズ時に隣接した味方が攻撃した後、攻撃可能な武器があれば、技能所持者も攻撃に参加できる。1ターンあたりのダメージソースを増やせるため、HPや装甲が高い敵の撃破には必須。
;[[連携攻撃]]
;[[連携攻撃]] / サポートアタック
:GBA版OG2以後のOGシリーズでは[[援護攻撃]]のダメージを100%に、第2次α、第3次α、Zシリーズでは[[援護攻撃]]を必ず[[クリティカル]]にする。特に前者ではクリティカル発動時にダメージを更に上乗せするため、効果絶大。技能の性質上、援護攻撃を所持していないと意味がない。
:GBA版OG2以後のOGシリーズでは[[援護攻撃]]のダメージを100%に、第2次α・第3次α・Zシリーズでは[[援護攻撃]]を必ず[[クリティカル]]にする。特に前者ではクリティカル発動時にダメージを更に上乗せするため、効果絶大。技能の性質上、援護攻撃を所持していないと意味がない。「サポートアタック」は第3次Z以降における名称。
;[[援護防御]]
:敵軍フェイズ時に隣接ないし自小隊内のメインユニットが敵から攻撃を受けた際、援護対象ユニットのダメージを肩代わりする。
=== 攻撃系 ===
=== 攻撃系 ===
:OGシリーズやMXで養成可能。COMPACT3のみ『狙撃』表記で、同名[[精神コマンド]]とは別物。射撃武器の攻撃力をアップ。
:OGシリーズやMXで養成可能。COMPACT3のみ『狙撃』表記で、同名[[精神コマンド]]とは別物。射撃武器の攻撃力をアップ。
;[[アタッカー]]
;[[アタッカー]]
:[[気力|気力130]]以上で、攻撃力を1.2倍底上げする。OGシリーズとMXで採用。採用作品では、攻撃役に最優先で習得させたい。
:[[気力|気力130]]以上で、攻撃力を1.2倍底上げする。OGシリーズとMXで採用。B.B.スタジオ製タイトルではVより採用。採用作品では、攻撃役に最優先で習得させたい。
;[[リベンジ]] / 復讐
;[[リベンジ]] / 復讐
:OGシリーズやMXで登場。COMPACT3のみ『復讐』表記。反撃時の攻撃力が1.2倍になる。アタッカーと効果が重複する。
:OGシリーズやMXで登場。COMPACT3のみ『復讐』表記。反撃時の攻撃力が1.2倍になる。アタッカーと効果が重複する。
;[[サイズ差補正無視]]
;[[サイズ差補正無視]]
:第3次αで初登場し、同作と[[Zシリーズ]]で養成可能。自機より[[サイズ]]が大きい敵機でも、与ダメージが減少しなくなる。サイズ差による最終ダメージ補正がない作品では登場しない。
:第3次αで初登場。自機より[[サイズ]]が大きい敵機でも、与ダメージが減少しなくなる。サイズ差による最終ダメージ補正がない作品では登場しない。第3次Z以降はレベル制となっている。
;[[集束攻撃]] / マルチターゲット
:[[小隊]]制を採用した作品に登場。[[全体攻撃]]使用時に伴うダメージ減少率を緩和する。「マルチターゲット」は第3次Zにおける名称。
;[[再攻撃]]
;[[再攻撃]]
:Zシリーズで採用。自軍フェイズ時に[[技量]]が敵より20以上高い場合のみ、[[援護攻撃]]なしに自力で2回攻撃が可能。[[技量]]の高いパイロットでも、安定して発動させるには技量値の養成が必要。
:Zシリーズで採用。自軍フェイズ時に[[技量]]が敵より20以上高い場合のみ、[[援護攻撃]]なしに自力で2回攻撃が可能。[[技量]]の高いパイロットでも、安定して発動させるには技量値の養成が必要。
=== 攻撃補助系 ===
;[[Eセーブ]](ベテラン)
:武器消費ENを80%にする。GBA版OG1のみ『ベテラン』表記。乗り換え含めEN制武器を使用しないパイロットは養成不可能。
;[[Bセーブ]]
:武器の弾数を1.5倍にする。乗り換え含め弾数制武器を使用しないパイロットは養成不可能。
;[[カウンター]]
:反撃時に攻撃を選択した際、一定確率で先手を取れる。
;[[ダッシュ]]
:移動力が常時+1され、気力130以上で更に+2。
;[[ヒット&アウェイ]]
:移動しないで攻撃した際、その後の移動が可能に。
=== 防御・回避・耐性系 ===
;[[切り払い]] / [[シールド防御]] / [[ブロッキング]]
:切り払いは剣装備、シールド防御は盾装備の機体に搭乗している場合、それぞれの技能が発動される。共にOGシリーズには採用されていない技能。
:「ブロッキング」は上記2つを統合したものでZシリーズに登場。第2次Z再世篇で廃止。
;[[見切り]]
:気力130以上で発動し、最終命中率・回避率がそれぞれ10%アップ。作品によってはCT率もアップ。
;[[ガード]]
:気力130以上で発動し、最終被ダメージが80%に。
;[[精神耐性]]
:パイロット系の[[特殊効果]]を無効化。技能の初出は第3次αでZより養成可能に。
=== SP系 ===
=== SP系 ===
:レベル9まであり、最大SPを底上げする。[[集中力]]や[[SP回復]]がある作品では、組み合わせるとより効果的。第3次αやZでは集中力がなく、SP回復も養成できないため、唯一のSP系技能として重要度が高い。
:レベル9まであり、最大SPを底上げする。[[集中力]]や[[SP回復]]がある作品では、組み合わせるとより効果的。第3次αやZでは集中力がなく、SP回復も養成できないため、唯一のSP系技能として重要度が高い。
;[[SP回復]]
;[[SP回復]]
:[[SP]]を"10"ポイント回復する(MXでは最大SPの10%)。長期戦になりやすいスパロボでは最重要技能の一つ。しかし第3次αやZでは養成不可能な先天技能になった。Zシリーズでは第2次Z再世篇にて養成可能に。
:[[SP]]を"10"ポイント回復する(MXでは最大SPの10%)。長期戦になりやすいスパロボでは最重要技能の一つ。第3次αやZ(第2次Z再世篇除く)では養成不可能な先天技能であり、OGシリーズにおいても第2次OGにて習得不可となった。B.B.スタジオ製タイトルではV以降スペシャル系スキルとして再び習得可能となっている。
;[[集中力]]
;[[集中力]]
:使用する[[精神コマンド]]の消費[[SP]]を80%まで抑える。前述の[[SP回復]]と併せると効果的。αシリーズやZシリーズでは登場しない。
:使用する[[精神コマンド]]の消費[[SP]]を80%まで抑える。前述の[[SP回復]]と併せると効果的。αシリーズやZシリーズでは登場しない。
;[[気力+ (命中)]]
;[[気力+ (命中)]]
:自機が攻撃を命中させた時の気力上昇値+1。当てた機数分だけ気力が上がるため、[[全体攻撃]]持ちユニットと相性がよい。[[マップ兵器]]には効果無し。
:自機が攻撃を命中させた時の気力上昇値+1。当てた機数分だけ気力が上がるため、[[全体攻撃]]持ちユニットと相性がよい。[[マップ兵器]]には効果無し。
;[[気力+ (撃破)]]
;[[気力+ (撃破)]] / 気力+(壊滅)
:敵機が撃破された際の気力上昇値+1(第3次αやZのHARDでは、敵小隊壊滅時のみ判定)。他の味方が撃墜しても効果を発揮するのが強み。
:敵機が撃破された際の気力上昇値+1(第3次αやZのHARDでは、敵小隊壊滅時のみ判定)。他の味方が撃墜しても効果を発揮するのが強み。
:第3次Zでは「気力+(壊滅)」となった(効果は同じ)。
;[[気力+ボーナス]]
;[[気力+ボーナス]]
:第2次Z再世篇で初登場。上記の気力+系技能の効果を統合したもの。
:第2次Z再世篇で初登場。上記の気力+系技能の効果を統合したもの。
:第3次αで初登場し、以後養成可能。気力の上限値を170にし、攻撃力と防御力の補正上限をより高める。
:第3次αで初登場し、以後養成可能。気力の上限値を170にし、攻撃力と防御力の補正上限をより高める。
;[[闘争心]]
;[[闘争心]]
:出撃時の気力が+5(作品によっては+10)される。他の気力アップ系パーツ・エースボーナスと重複。
:出撃時の気力が+5ないし+10される。他の気力アップ系パーツ・エースボーナスと重複。
=== 回復系 ===
OGシリーズでは[[換装武器|Wゲージ]]を持つ機体に乗る(or乗せ換えられる)パイロットであれば全員習得可能。第3次Zでは[[レスキューユニット]]があるため無条件で全員取得可能。
;[[修理技能]](修理スキル)
:[[修理装置]]使用時のHP回復量が1.5倍となる。更に第2次Z再世篇、第3次Zでは範囲が+1増える。
;[[補給技能]](補給スキル)
:[[補給装置]]を移動後でも使用可能になる。
;[[レスキュー技能]]
:Xにて初登場。修理技能と補給技能の効果を統合したスキル。
=== 成長系 ===
=== 成長系 ===
;[[ラーニング]]
;[[ラーニング]]
:[[小隊]]制を採用している作品で登場。小隊員の[[経験値]]と[[PP]]の獲得値にマイナス補正がかからなくなり、小隊長と同じになる。Zでは廃止。
:[[小隊]]制を採用している作品で登場。小隊員の[[経験値]]と[[PP]]の獲得値にマイナス補正がかからなくなり、小隊長と同じになる。Zでは廃止。
;[[エースプラウド]]
:Vにて初登場。[[エース]]になるために必要な撃墜数を軽減できる。
;[[ラッキースター]]
:Xにて初登場。マップ開始時自動で「[[幸運]]」がかかる。Tにてレベル制となりL2で毎ターン「幸運」がかかる。
=== その他 ===
;[[連続行動]]
:第2次Zで初登場。気力120以上で敵ユニットを撃墜した際、もう一度行動が可能となる。
;[[戦術待機]]
:第3次Z天獄篇で初登場。未行動のままフェイズを終えると次フェイズ開始時に「[[加速]]」「[[覚醒]]」がかかりメインパイロットのSPが+5される。
== 養成のポイント ==
== 養成のポイント ==
作品によりその養成方法が異なる。
作品によりその養成方法が異なる。
=== 『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』 ===
=== 『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』 ===
[[ラーニング]]さえ取得すれば、パイロットの特徴に合わせて[[特殊技能]]取得の後、[[射撃]]か[[格闘]]に[[PP]]に振り分けることで攻撃力を増加させる。小隊員なら[[支援攻撃]]を取得する。
[[ラーニング]]さえ取得すれば、パイロットの特徴に合わせて[[特殊技能]]取得の後、[[射撃 (能力)|射撃]]か[[格闘 (能力)|格闘]]に[[PP]]に振り分けることで攻撃力を増加させる。小隊員なら[[支援攻撃]]を取得する。
=== 『[[OG|スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONシリーズ]]』 ===
=== 『[[OGシリーズ|スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONシリーズ]]』 ===
主に[[SP回復]]を取得すれば、後は攻撃重視なら[[アタッカー]]が鉄板。支援重視なら[[集中力]]と[[SPアップ]]も良い。
主に[[SP回復]]を取得すれば、後は攻撃重視なら[[アタッカー]]が鉄板。支援重視なら[[集中力]]と[[SPアップ]]も良い。
=== パイロット養成以外の育成システム ===
=== パイロット養成以外の育成システム ===
* [[スキルコーディネイトシステム]]
* [[技能ポイント]]
* [[スキルパーツ]]
== 脚注 ==
<references />
{{DEFAULTSORT:はいろつとようせい}}
{{DEFAULTSORT:はいろつとようせい}}
[[Category:システム]]
[[Category:システム]]
[[Category:αシリーズ]]
[[Category:Zシリーズ]]
[[Category:Zシリーズ]]
[[Category:OGシリーズ]]