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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 前シリーズの旧[[αシリーズ]]に次ぐ第3の王道シリーズ。『[[スーパーロボット大戦Z]]』の時点で[[続編]]の構想は存在したが、制作が決定したのは『Z』が好評を得たという結果が出てからだった<ref>『第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 パーフェクトバイブル』506頁。</ref>。 | + | 前シリーズの旧[[αシリーズ]]に次ぐ第3の王道シリーズ。『[[スーパーロボット大戦Z]]』の時点で[[続編]]の構想は存在したが、制作が決定したのは『Z』が好評を得たという結果が出てからだった<ref>『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 パーフェクトバイブル』506頁。</ref>。 |
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| [[パラレルワールド]]を主軸とした[[世界観/Zシリーズ|世界観]]が特徴で、ストーリーや用語には[[神話]]や伝承、[[黄道十二星座|星座]]などファンタジックなものも用いられている。 | | [[パラレルワールド]]を主軸とした[[世界観/Zシリーズ|世界観]]が特徴で、ストーリーや用語には[[神話]]や伝承、[[黄道十二星座|星座]]などファンタジックなものも用いられている。 |
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| :サイドストーリー、データベース等を収録。2009年にPS2用ソフトとして発売。 | | :サイドストーリー、データベース等を収録。2009年にPS2用ソフトとして発売。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z]] |
− | :破界篇と再世篇の2部構成。 | + | :『破界篇』と『再世篇』の2部構成。 |
| :;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | | :;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | ::シリーズ第2作。[[破界事変]]が舞台。2011年にPSP用ソフトとして発売。『ガンダム00(1期)』『ダンクーガノヴァ』『劇場版エウレカ』が終了。『真マジンガー』はブード撃破まで、『ゴッドマーズ』はギシン星編まで、『チェンゲ』『ガンダムW』は序盤のみ、『コードギアス』はブラックリベリオン直前まで、『グレンラガン』は第2部まで、『マクロスF』はビショップ級撃破まで。『ボトムズ』はOVA3作品が終了、TVシリーズはウド編まで。『ダイ・ガード』は再世篇でも原作再現があり、原作最終話を本作で前倒しで消化という特殊な扱い。 | + | ::シリーズ第2作。[[破界事変]]が舞台。2011年にPSP用ソフトとして発売。『ガンダム00(1期)』『ダンクーガノヴァ』『劇場版エウレカ』が終了。『真マジンガー』はブード撃破まで、『ゴッドマーズ』はギシン星編まで、『チェンゲ』『ガンダムW』は序盤のみ、『コードギアス』はブラックリベリオン直前まで、『グレンラガン』は第2部まで、『マクロスF』はビショップ級撃破まで。『ボトムズ』はOVA3作品が終了、TVシリーズはウド編まで。『ダイ・ガード』は『再世篇』でも原作再現があり、原作最終話を本作で前倒しで消化という特殊な扱い。 |
| :;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | :;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
| ::シリーズ第3作。[[再世戦争]]が舞台。2012年にPSP用ソフトとして発売。『鉄人』は宇宙魔王登場前まで(ただしブラックオックスが前倒しで登場)、『グレンラガン』は第3部終盤まで。以上二本と未展開の『逆襲のシャア』『劇場版マクロスF』以外の参戦作品がすべて終了。 | | ::シリーズ第3作。[[再世戦争]]が舞台。2012年にPSP用ソフトとして発売。『鉄人』は宇宙魔王登場前まで(ただしブラックオックスが前倒しで登場)、『グレンラガン』は第3部終盤まで。以上二本と未展開の『逆襲のシャア』『劇場版マクロスF』以外の参戦作品がすべて終了。 |
| : | | : |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z]] |
− | :Zシリーズ最終章。時獄篇と天獄篇の2部構成+短編(連獄篇)1作。 | + | :Zシリーズ最終章。『時獄篇』と『天獄篇』の2部構成+短編『連獄篇』。 |
| :;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | :;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
| ::シリーズ第4作。[[時獄戦役]]が舞台。2014年にPSVita/PS3用ソフトとして発売。『鉄人』『ビッグバトル』『赫奕たる異端』『逆襲のシャア』『Endless Waltz』『ビッグオー』『フルメタ(映像化部分)』『グレンラガン』『EVOL』が終了。『UC』はシャンブロ撃破まで、『ヱヴァ』は第9の使徒撃破まで。『劇場版00』『劇場版マクロスF』は本編開始前でいるだけ参戦に近く、『真マジンガー』はアニメ本編で描かれなかったミケーネとの戦いが独自に展開。 | | ::シリーズ第4作。[[時獄戦役]]が舞台。2014年にPSVita/PS3用ソフトとして発売。『鉄人』『ビッグバトル』『赫奕たる異端』『逆襲のシャア』『Endless Waltz』『ビッグオー』『フルメタ(映像化部分)』『グレンラガン』『EVOL』が終了。『UC』はシャンブロ撃破まで、『ヱヴァ』は第9の使徒撃破まで。『劇場版00』『劇場版マクロスF』は本編開始前でいるだけ参戦に近く、『真マジンガー』はアニメ本編で描かれなかったミケーネとの戦いが独自に展開。 |
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| ::シリーズ第5作。[[天獄戦争]]が舞台。2015年にPSVita/PS3用ソフトとして発売。すべての原作が終了する。『ヱヴァQ』は事前告知通りのいるだけ参戦。 | | ::シリーズ第5作。[[天獄戦争]]が舞台。2015年にPSVita/PS3用ソフトとして発売。すべての原作が終了する。『ヱヴァQ』は事前告知通りのいるだけ参戦。 |
| :;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]] | | :;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]] |
− | ::時獄篇と天獄篇を繋ぐ短編作品。天獄篇初回特典のダウンロードタイトルであり、単品販売は予定されていない。 | + | ::『時獄篇』と『天獄篇』を繋ぐ短編作品。『天獄篇』初回特典のダウンロードタイトルであり、単品販売は予定されていない。 |
| | | |
| == Zシリーズ全作に参戦した作品 == | | == Zシリーズ全作に参戦した作品 == |
− | バンプレストオリジナルのみの連獄篇は除外。
| + | バンプレストオリジナルのみの『連獄篇』は除外。 |
| *[[超時空世紀オーガス]] | | *[[超時空世紀オーガス]] |
| *[[機動戦士Ζガンダム]] | | *[[機動戦士Ζガンダム]] |
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| :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』 | | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』 |
| ;時間の環 | | ;時間の環 |
− | :初代Zのはるか古から延々と続いてきた、1億2000万年周期で訪れる無限平行世界の分離・再融合の繰り返しのこと。Zの時点では時空振動弾発動→時空崩壊で融合→黒歴史に突入して分岐→どこかの世界で時空振動弾発動……というループだったが、ZEUTHにより切断。だが、これによって閉ざされていた可能性、特にアクエリオンと天翅族の因果が解放され、時獄篇の時点では後述の黒歴史がスラングとなるほど未来の時系列……つまり「EVOL」の世界が時間の環に組み込まれ、さらに時間の環それ自体が最後の一周に突入しているらしい。つまり時間の環には次の周回がなく、その末端に存在するのが「根源的な災厄」の訪れによる「神話の果ての終焉」である。宇宙魔王やグーラがかつていた宇宙はこの時間の環の終焉により崩壊している。 | + | :『Z』のはるか古から延々と続いてきた、1億2000万年周期で訪れる無限平行世界の分離・再融合の繰り返しのこと。『Z』の時点では時空振動弾発動→時空崩壊で融合→黒歴史に突入して分岐→どこかの世界で時空振動弾発動……というループだったが、ZEUTHにより切断。だが、これによって閉ざされていた可能性、特にアクエリオンと天翅族の因果が解放され、時獄篇の時点では後述の黒歴史がスラングとなるほど未来の時系列……つまり「EVOL」の世界が時間の環に組み込まれ、さらに時間の環それ自体が最後の一周に突入しているらしい。つまり時間の環には次の周回がなく、その末端に存在するのが「根源的な災厄」の訪れによる「神話の果ての終焉」である。宇宙魔王やグーラがかつていた宇宙はこの時間の環の終焉により崩壊している。 |
| :なお「1万2000年の環」とは、「'''存在しようとする力'''」と「'''消滅しようとする力'''」の衝突により、宇宙が破壊と再生を繰り返して生まれ変わる周期を現している。この時間の環は1万2000年を1回のループとして死と新生を行い、それを何度か繰り返したところで真化の階梯が進むと次の時代に突入する。これが「'''獣(じゅう)の時代'''」「'''水の時代'''」「'''風の時代'''」「'''火の時代'''」「'''太陽の時代'''」であり、「太陽の時代」に突入するとその宇宙の人間はシンカの最終階梯に差し掛かり、ここで正しく真化できれば己の存在をそのままにアセンションが成功する。ただし、「太陽の時代」は時間の環の最後の部分であるため、この時代が終わると環自体がなくなり、次の宇宙が始まる。この時、真化を遂げていない生命体は時間の環の再構築についていけず全滅することになる。 | | :なお「1万2000年の環」とは、「'''存在しようとする力'''」と「'''消滅しようとする力'''」の衝突により、宇宙が破壊と再生を繰り返して生まれ変わる周期を現している。この時間の環は1万2000年を1回のループとして死と新生を行い、それを何度か繰り返したところで真化の階梯が進むと次の時代に突入する。これが「'''獣(じゅう)の時代'''」「'''水の時代'''」「'''風の時代'''」「'''火の時代'''」「'''太陽の時代'''」であり、「太陽の時代」に突入するとその宇宙の人間はシンカの最終階梯に差し掛かり、ここで正しく真化できれば己の存在をそのままにアセンションが成功する。ただし、「太陽の時代」は時間の環の最後の部分であるため、この時代が終わると環自体がなくなり、次の宇宙が始まる。この時、真化を遂げていない生命体は時間の環の再構築についていけず全滅することになる。 |
| ;「[[神]]」 | | ;「[[神]]」 |
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| :[[アドヴェント|「喜びのアドヴェント」]]、[[怒りのドクトリン|「怒りのドクトリン」]]、[[哀しみのサクリファイ|「哀しみのサクリファイ」]]、[[楽しみのテンプティ|「楽しみのテンプティ」]]から成る。自分達を1億2000万年前に最初の真化を遂げた高次元生命体であると自称する。 | | :[[アドヴェント|「喜びのアドヴェント」]]、[[怒りのドクトリン|「怒りのドクトリン」]]、[[哀しみのサクリファイ|「哀しみのサクリファイ」]]、[[楽しみのテンプティ|「楽しみのテンプティ」]]から成る。自分達を1億2000万年前に最初の真化を遂げた高次元生命体であると自称する。 |
| ;[[真化]] | | ;[[真化]] |
− | :火の文明に至った生命体が、手を取り合い共に生きる、即ち相互理解と融和の境地に至ることで実現する、高次元生命体へのアセンション。「いがみ合う双子」のスフィア・アクトはこれを擬似的に行うもので、マシンに対してパイロットが行うものは「真化融合」と呼ばれる。時獄篇では「シンカ」とカタカナ表記でぼかされていた。 | + | :火の文明に至った生命体が、手を取り合い共に生きる、即ち相互理解と融和の境地に至ることで実現する、高次元生命体へのアセンション。「いがみ合う双子」のスフィア・アクトはこれを擬似的に行うもので、マシンに対してパイロットが行うものは「真化融合」と呼ばれる。『時獄篇』では「シンカ」とカタカナ表記でぼかされていた。 |
| ;終末予言 | | ;終末予言 |
| :[[宇宙魔王]]や[[尸空]]が口にする「'''獣の血'''」「'''水の交わり'''」「'''風の行き先'''」「'''火の文明'''」「'''太陽の輝き'''」の5つのファクターのこと。元ネタがマヤのカレンダーであるため便宜上呼称。 | | :[[宇宙魔王]]や[[尸空]]が口にする「'''獣の血'''」「'''水の交わり'''」「'''風の行き先'''」「'''火の文明'''」「'''太陽の輝き'''」の5つのファクターのこと。元ネタがマヤのカレンダーであるため便宜上呼称。 |
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| :スフィアを集めることは至高神再誕に繋がるため、この戦争自体が御使いが仕組んだ茶番と言える。事実[[サイデリアル]]はサードステージに至った[[スフィア・リアクター]]を組織に引き入れる形でスフィアを集めている。 | | :スフィアを集めることは至高神再誕に繋がるため、この戦争自体が御使いが仕組んだ茶番と言える。事実[[サイデリアル]]はサードステージに至った[[スフィア・リアクター]]を組織に引き入れる形でスフィアを集めている。 |
| ;[[黒歴史]] | | ;[[黒歴史]] |
− | :Zの多元世界における「輪になった時間の中で繰り返され、いずれ起こる未来の戦い」。第2次Zの多元世界のどこかにおいては、神話として伝えられる過去の戦い。黒の英知の中に、その一端として記録されている。 | + | :『Z』の多元世界における「輪になった時間の中で繰り返され、いずれ起こる未来の戦い」。『第2次Z』の多元世界のどこかにおいては、神話として伝えられる過去の戦い。黒の英知の中に、その一端として記録されている。 |
− | :エスターや葵の出身世界では「なかったことにしたい過去」というスラングで使われている。つまり、第2次Zの多元世界の中に、Zの多元世界の遙か未来の世界があるとも考えられる。であるならば、時獄篇で参戦した「アクエリオンEVOL」あたりがその「Zの多元世界の遙か未来の世界」になるのだろうか? | + | :エスターや葵の出身世界では「なかったことにしたい過去」というスラングで使われている。つまり、『第2次Z』の多元世界の中に、『Z』の多元世界の遙か未来の世界があるとも考えられる。であるならば、『時獄篇』で参戦した『アクエリオンEVOL』あたりがその「『Z』の多元世界の遙か未来の世界」になるのだろうか? |
− | :ちなみに単語自体は「∀ガンダム」の固有名詞であるため、未参戦の時獄篇では「黒い歴史」とぼやかされている。 | + | :ちなみに単語自体は『∀ガンダム』の固有名詞であるため、同作品が参戦していない『時獄篇』では「黒い歴史」とぼやかされている。 |
| ;[[真戦]] | | ;[[真戦]] |
| :「『真化』を遂げた高次存在同士の戦い」「神と悪魔の果てしなき闘争」を示す。 | | :「『真化』を遂げた高次存在同士の戦い」「神と悪魔の果てしなき闘争」を示す。 |
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| ;時獄/[[エタニティ・フラット]] | | ;時獄/[[エタニティ・フラット]] |
| :哀しみのサクリファイによって隔絶された次元内で発生する絶対時間の停止。天獄の対応に当たる「二つの地獄」の一つで、またの名を「時の牢獄」。これに陥ると、次元境界線の固定によりバアルの襲来は退けられるが、代わりに誕生も老いもなくなり死が残るため、全ての生命が緩やかに滅亡していくことになる。真戦の対応に当たる選択肢であり、ある種の慈悲であるという。 | | :哀しみのサクリファイによって隔絶された次元内で発生する絶対時間の停止。天獄の対応に当たる「二つの地獄」の一つで、またの名を「時の牢獄」。これに陥ると、次元境界線の固定によりバアルの襲来は退けられるが、代わりに誕生も老いもなくなり死が残るため、全ての生命が緩やかに滅亡していくことになる。真戦の対応に当たる選択肢であり、ある種の慈悲であるという。 |
− | :劇中では新多元世紀0001年11月11日に完成するとされていた。これは寺田プロデューサーの誕生日と同じだが、攻略本あとがきによると日付に深い意味はなく、ただの偶然とのこと(ちなみにステージ開始時の日付のスタートは発売日と同じ4月10日)。 | + | :劇中では新多元世紀0001年11月11日に完成するとされていた。これは[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサーの誕生日と同じだが、日付に深い意味はないとのこと(ちなみにステージ開始時の日付のスタートは発売日と同じ4月10日)<ref>『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 パーフェクトバイブル』638頁。</ref>。 |
| ;天獄 | | ;天獄 |
| :「天の獄」と呼ばれる。[[惑星エス・テラン]]のある[[カオス・コスモス]]のことで、アドヴェント曰く「発展のないまま無為に時が流れる楽園という名の牢獄」。 | | :「天の獄」と呼ばれる。[[惑星エス・テラン]]のある[[カオス・コスモス]]のことで、アドヴェント曰く「発展のないまま無為に時が流れる楽園という名の牢獄」。 |
| ;[[黒の英知]] | | ;[[黒の英知]] |
− | :正確には「クロノエイチ」で漢字は当て字。砕け散った太極の記憶の欠片。スフィアに深く共鳴した者が垣間見る全能の智恵であるが、その中にはZシリーズの生命体に関連する「根源的な災厄」に関する記述がある。過去にこれを垣間見た者達により、インサラウムなど一部には文献としてその一端が記されている。初代Zの「[[黒歴史]]」はこの一部。 | + | :正確には「クロノエイチ」で漢字は当て字。砕け散った太極の記憶の欠片。スフィアに深く共鳴した者が垣間見る全能の智恵であるが、その中にはZシリーズの生命体に関連する「根源的な災厄」に関する記述がある。過去にこれを垣間見た者達により、インサラウムなど一部には文献としてその一端が記されている。『Z』の「[[黒歴史]]」はこの一部。 |
| :本当の表記は「CHRONO H」→「CHRONO HORIZON」→「時の境界」である。 | | :本当の表記は「CHRONO H」→「CHRONO HORIZON」→「時の境界」である。 |
| ;根源的な災厄 | | ;根源的な災厄 |
− | :Zシリーズの生命体の行く末に待つという災厄。これとの遭遇は次元の壁を越え、あらゆる世界を巻き込んで全てを滅ぼすという。時獄篇では「根源的災厄」と接続詞がなくなっている。 | + | :Zシリーズの生命体の行く末に待つという災厄。これとの遭遇は次元の壁を越え、あらゆる世界を巻き込んで全てを滅ぼすという。『時獄篇』では「根源的災厄」と接続詞がなくなっている。 |
| :エルガンやシャルル、ワイズマンの言動から総合すると、[[イノベイター]]を初めとする「人類の革新」、[[ラグナレクの接続]]といった「人類の意思統一」がこの災厄に対抗する大きな力となるという。 | | :エルガンやシャルル、ワイズマンの言動から総合すると、[[イノベイター]]を初めとする「人類の革新」、[[ラグナレクの接続]]といった「人類の意思統一」がこの災厄に対抗する大きな力となるという。 |
| :諸々の要素から正体として[[スパイラルネメシス]]が有力視されていたが、上述の通りそれを恐れる[[御使い]]が正体。 | | :諸々の要素から正体として[[スパイラルネメシス]]が有力視されていたが、上述の通りそれを恐れる[[御使い]]が正体。 |
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| ;Zの終局 | | ;Zの終局 |
| :[[時獄戦役]]終盤で[[アンチスパイラル]]が口にした言葉。ここに至ると、意志や思いをエネルギーに変えることが出来るという。 | | :[[時獄戦役]]終盤で[[アンチスパイラル]]が口にした言葉。ここに至ると、意志や思いをエネルギーに変えることが出来るという。 |
− | :天獄篇でもこの言葉の意味は特に語られなかった為、その詳しい詳細は不明だが、恐らく真化の段階の1つ「火の文明」の終局を指していると思われる。 | + | :『天獄篇』でもこの言葉の意味は特に語られなかった為、その詳しい詳細は不明だが、恐らく真化の段階の1つ「火の文明」の終局を指していると思われる。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *『天獄編』パーフェクトバイブルによると当初の予定とは参戦作品のラインナップが異なるものになったそうである。 | + | *当初の予定とは参戦作品のラインナップが異なるものになったそうである<ref>『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇 パーフェクトバイブル』672頁。</ref>。 |
| **事実、参戦作品の三分の一は'''『Z』開発時の段階で放映されていない作品'''で占められている。 | | **事実、参戦作品の三分の一は'''『Z』開発時の段階で放映されていない作品'''で占められている。 |
| *シリーズを通して、「星」という星がとにかくエライことになるのが特徴といえる。敵勢力の本拠入り混じる混沌と化した月から始まり、[[ソーラーアクエリオン|毎度毎度拳を叩きつけられては]][[ニルヴァーシュ type ZERO spec3|落書きされたり]]、[[陰月|二つになったりする]]のは序の口で、[[真ゲッター1|衛星をトマホークで両断したり]]、[[アンチスパイラル|銀河を手裏剣のように投げつけたり]]、挙げ句の果てには[[ディスヌフ|我らが故郷を兵器に転用して特攻したり]]……枚挙に暇がない。 | | *シリーズを通して、「星」という星がとにかくエライことになるのが特徴といえる。敵勢力の本拠入り混じる混沌と化した月から始まり、[[ソーラーアクエリオン|毎度毎度拳を叩きつけられては]][[ニルヴァーシュ type ZERO spec3|落書きされたり]]、[[陰月|二つになったりする]]のは序の口で、[[真ゲッター1|衛星をトマホークで両断したり]]、[[アンチスパイラル|銀河を手裏剣のように投げつけたり]]、挙げ句の果てには[[ディスヌフ|我らが故郷を兵器に転用して特攻したり]]……枚挙に暇がない。 |