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== 概要 ==
 
== 概要 ==
エヴァーグリーンの町に兄の[[ミハエル・ギャレット|ミハエル]]と一緒に住んでいたが、ミハエルが野盗ラッキー・バンチに売り飛ばされ、自らも殺されそうになったところを[[ヴァン]]に助けられ、兄を捜すために彼と一緒に旅に出ることになる。中盤に再会した兄ミハエルが[[カギ爪の男]]の一派に組みしていたという衝撃がありながらも、ヴァンや多くの仲間との出会いによって成長していき、再びミハエルと対峙する。
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チョココロネのようなお下げが特徴的で、常にペットである[[カメオ]]を首から下げている。両親は既に他界しており、エヴァーグリーンの町に兄の[[ミハエル・ギャレット|ミハエル]]と二人で暮らしていたが、ミハエルが野盗ラッキー・バンチに誘拐され、自らも殺されそうになったところを[[ヴァン]]に助けられる。ミハエルが[[カギ爪の男]]に売られた事を知り、同じカギ爪の男を追い求めるヴァンに勝手に付いていく形で旅に出る事になる。中盤で再会した兄ミハエルが[[カギ爪の男]]の一派に組みしていたという衝撃がありながらも、ヴァンや多くの仲間との出会いによって成長していき、再びミハエルと対峙する。
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チョココロネのようなお下げが特徴的で、常にペットである[[カメオ]]を下げている。ちなみにこの髪はエビフライとも呼ばれてる。セルDVD特典アニメ『ガン×ソードさん』では公式でネタにされており、こっちが本体とされている。
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兄が大切にしていた銃(叔父の形見)に一発だけ弾丸を込めて所持しており、彼女とヴァンで『ガン×ソード』と見る事もできる。
    
回想録スタイルで進行する[[次回予告]]の[[ナレーション]]も、彼女の重要な役目の一つ。
 
回想録スタイルで進行する[[次回予告]]の[[ナレーション]]も、彼女の重要な役目の一つ。
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『ガン×ソードさん』では主役を担当。本編とは打って変わってかなり破天荒かつ過激なキャラとなっており、カメオやミハエルにヴァンを何度も酷い目に合わせている。
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『ガン×ソードさん』では主役を担当。本編とは打って変わってかなり破天荒かつ過激なキャラとなっており、本編では一度しか撃つ事がなかった銃を理不尽に撃ちまくり、カメオやヴァンを何度も酷い目に合わせている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ヴァン]]
 
;[[ヴァン]]
:第1話で共に旅をすることになる。ウェンディにとって「世界一のヒーロー」。
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:第1話で共に旅をすることになる。傍若無人な振る舞いをする彼によく振り回される。後のウェンディにとって「世界一のヒーロー」。
 
;[[カメオ]]
 
;[[カメオ]]
:ウェンディが飼っている亀。『ガン×ソードさん』では彼に「姐さん」と呼ばれる。そして、よく彼女に殺される。
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:ウェンディが飼っている亀。幼き頃、兄からお守りとしてプレゼントされ、第1話で彼女を凶弾から守った。『ガン×ソードさん』では彼に「姐さん」と呼ばれる。そして、よく彼女に殺される。
 
;[[カルメン99]]
 
;[[カルメン99]]
:最初に出会った時は仲が悪かったが、すぐに意気投合する。
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:最初に出会った時は子供扱いされてしまうが、すぐに意気投合する。よく「カルールさん」と呼んでは訂正される。
 
;[[ジョシュア・ラングレン]]
 
;[[ジョシュア・ラングレン]]
 
:近い境遇を持っており仲が良い。
 
:近い境遇を持っており仲が良い。
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:彼女が言うには「あんな、かっこいいヒーローを見た事が無い」。そりゃそうである。
 
:彼女が言うには「あんな、かっこいいヒーローを見た事が無い」。そりゃそうである。
 
;[[ミハエル・ギャレット]]
 
;[[ミハエル・ギャレット]]
:兄。仲がよく、当初の旅の目的こそ自分をかばって野盗に連れ去られた彼を捜す事であったが、カギ爪の男に従っていた彼の姿に衝撃を受ける事になり、その後再会したときは強引に止めようとするが…。
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:兄。唯一の肉親。仲が良く、当初の旅の目的も自分をかばって野盗に連れ去られた彼を捜す事であったが、のちに再会した際には彼はカギ爪の男の仲間となっており、エヴァーグリーンに帰れと突き放される。
 
;[[カギ爪の男]]
 
;[[カギ爪の男]]
 
:作中では二度邂逅。彼を悪人と認識しながらもその温厚な性格に触れて戸惑うことになる。しかし彼自身に同志へと誘われながらもきっぱりと拒否し、後にカギ爪の男を否定する発言をする。
 
:作中では二度邂逅。彼を悪人と認識しながらもその温厚な性格に触れて戸惑うことになる。しかし彼自身に同志へと誘われながらもきっぱりと拒否し、後にカギ爪の男を否定する発言をする。
 
;ウィリアム・ギャレット(SRW未登場)
 
;ウィリアム・ギャレット(SRW未登場)
:叔父。[[小説]]版『ガン×ソード ~夢見る頃をすぎても~』の「ウェンディ・ギャレットの日々」の章に登場。
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:叔父。[[小説]]版『ガン×ソード ~夢見る頃をすぎても~』に登場。
:事故で両親を亡くし、身寄りがなく転がり込んできた8歳の甥っ子・ミハエルと5歳の姪っ子・ウェンディを、唯一の肉親であった事から引き取り、ミハエルには礼儀作法やマナーを教え込むなど、決して根は悪い人間では無かった。
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:エヴァーグリーンの町外れに家を構え、普段から仏頂面で徹底して無口だった性分に加え、7年前に妻(ギャレット兄妹からすれば叔母)のギナ・ギャレットに先立たれてから、意図的に周囲とコミュニケーションを取る事を避ける<ref>家に電話自体はあるものの、コミュニケーション嫌いから電話線を切ってしまうほどであった。</ref>ようになったため、町の人間からは『町の偏屈者』と呼ばれるなど変わり者でもあった。<ref>なお、『ガン×ソード』で全話脚本を執筆した脚本家の倉田英之氏は、自ら執筆した小説版『ガン×ソード ~夢見る頃をすぎても~』のあとがきにて、「'''ウェンディがヴァンに、ミハエルが[[ファサリナ]]や[[カギ爪の男]]に付いて行った事から、引き取った叔父のウィリアム同様に、この二人にも変人の素養があった'''」と語っている。</ref>
:しかし、エヴァーグリーンの町外れに家を構え、普段から仏頂面で徹底して無口だった性分に加え、7年前に妻(ギャレット兄妹からすれば叔母)のギナ・ギャレットに先立たれてから、意図的に周囲とコミュニケーションを取る事を避ける<ref>家に電話自体はあるものの、コミュニケーション嫌いから電話線を切ってしまうほどであった。</ref>ようになったため、町の人間からは『町の偏屈者』と呼ばれるなど変わり者でもあった。<ref>なお、『ガン×ソード』で全話脚本を執筆した脚本家の倉田英之氏は、自ら執筆した小説版『ガン×ソード ~夢見る頃をすぎても~』のあとがきにて、「'''ウェンディがヴァンに、ミハエルが[[ファサリナ]]や[[カギ爪の男]]に付いて行った事から、引き取った叔父のウィリアム同様に、この二人にも変人の素養があった'''」と語っている。</ref>後に心臓発作により逝去する。
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:しかし、早くに両親を亡くし身寄りがなく転がり込んできた甥っ子・ミハエルと姪っ子・ウェンディを、唯一の肉親であった事から引き取り、ミハエルには礼儀作法やマナーを教え込むなど、決して根は悪い人間では無かった。後に心臓発作により逝去する。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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;「私は、役に立ちます」
 
;「私は、役に立ちます」
 
:第21話冒頭、カルメンに同行を申し出る際に。力強い言葉での決意が成長を表している。
 
:第21話冒頭、カルメンに同行を申し出る際に。力強い言葉での決意が成長を表している。
;「あたし…あなたが悪い人には思えなくなってきました」
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;「どうしよう…私…あなたが悪い人には思えなくなってきました」
:第22話より。ひょんな事によりカギ爪の男とデートする事になり、警戒しながらカギ爪の男の人間性に触れる事になるが、ミハエルを強引に連れ去った事を謝罪される等、あまりにも温厚な人間性の為に困惑してしまう。
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:第22話より。ひょんな事によりカギ爪の男とデートする事になり、警戒しながら彼と対話する事になった彼女だったが、彼からミハエルを強引に連れ去った事を素直に謝罪される等、あまりにも温厚な彼の人間性に触れて困惑してしまう。
 
;「そんな捨て身の復讐なら自分で勝手にやってよ!」
 
;「そんな捨て身の復讐なら自分で勝手にやってよ!」
 
:同話、サテライトベースが破壊された事でダンが帰還できず、徐々に衰弱していきながらもなおカギ爪を追おうとするヴァンを見て叱る。
 
:同話、サテライトベースが破壊された事でダンが帰還できず、徐々に衰弱していきながらもなおカギ爪を追おうとするヴァンを見て叱る。
;「どうしてあの人しか見ないのよ! そうよ、わかったわ…あの人は世界や夢という言葉でごまかして、本当のみんなを見ていないのよ!」<br/>「自分のわがままを押しつけるだけの人を兄さん、ただ信じたいだけなんだわ、あんな偽物を!」
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;「そんなもの誰も望んでないわ。幸せしかない世界なんておかしいわ。そんな幸せないのと同じよ。それも誰かに無理やりなんて間違ってる! そんなの幸せじゃない。ただの心の暴力だわ!」
:最終話にてウェンディとミハエルが対峙した際、同志の夢とその正当性を主張する兄を否定した際の台詞。旅によって多くの人間に出会い、その悲喜を見てきたウェンディだからこその台詞。世界や他者のためとしながら、ヴァンやレイの恋人をはじめ、多くの人間を巻き込んできたカギ爪の男の本質を最も痛烈に突いた言葉といえる。
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:最終話より。自分は間違っていないと同志の夢を頑なに信じる兄に対し、彼女は銃を突きつけカギ爪の男が目指す世界を否定する。
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;「みんなこの世界が好きなのよ。辛いこともいっぱいあるけど、だから好きなの!」<br/>「私はこの目で見てきたわ! この足で確かめて来た! 兄さんこそ、あの人以外に何を知ってるって言うの!?」」<br/>「どうしてあの人しか見ないのよ! そうよ、わかったわ…あの人は世界や夢という言葉でごまかして、本当のみんなを見ていないのよ!」<br/>「自分のわがままを押しつけるだけの人を兄さん、ただ信じたいだけなんだわ、あんな偽物を!」
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:最終話、兄との一連のやり取りの続きから。22話でカギ爪の男と対話した彼女だからこそ、己の夢だけしか見ず、全てはリセットされるからと現実に生きている人間の命と幸せを軽んじてきたカギ爪の男の本質を見抜き、最も痛烈に批判する言葉を紡ぎ出す事が出来た。
 
;「そうでしょうね。だって世界を救ったヒーローなんですから。だから、きっといつか会えます」
 
;「そうでしょうね。だって世界を救ったヒーローなんですから。だから、きっといつか会えます」
 
;「…えっ!?」
 
;「…えっ!?」
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