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CGS参番組に所属する非正規少年兵の一人。参番組リーダーの[[オルガ・イツカ]]とは幼馴染の間柄。
 
CGS参番組に所属する非正規少年兵の一人。参番組リーダーの[[オルガ・イツカ]]とは幼馴染の間柄。
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一見すると年少組と変わらないほど身長が低いが、耐え難い激痛と身体不随や死のリスクが有る[[阿頼耶識]]の手術を3度受けて生き残ってきた強者。非常に寡黙で感情を表に出す事はほとんど無いが、「家族」や仲間達に対しては優しさを見せ、将来の夢は自分の農場を持つ事という平凡な少年である。一方で敵対者には容赦が無く、即座に殺意を向けたり、眉一つ動かす事無く銃の引き金を引く事ができ、自らの身体を犠牲にする事も厭わぬ苛烈さを秘めている。
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一見すると年少組と変わらないほど身長が低いが、'''耐え難い激痛と身体不随や死のリスクが有る[[阿頼耶識]]の手術を3度受けて生き残ってきた強者'''。非常に寡黙で感情を表に出す事はほとんど無いが、「家族」や仲間達に対しては優しさを見せ、「将来の[[夢]]は自分の農場を持つ事」という平凡な少年である。しかし、一方で'''敵対者には容赦が無く'''、即座に殺意を向けたり、眉一つ動かす事無く銃の引き金を引く事ができ、自らの身体を犠牲にする事も厭わぬ苛烈さを秘めている([[#余談|余談]]も参照)。
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阿頼耶識システムの手術を3度受けたことによる機体操縦における反応速度の高さ、本人の戦闘センス及び命のやり取りにおける躊躇の無さが合わさり、モビルワーカー・MS戦ともに[[鉄華団]]でトップクラスの高い戦闘力を発揮する。また、体格こそ小柄なものの、訓練を欠かしていない事から生身でも非常に強い。
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阿頼耶識システムの手術を3度受けた事による機体操縦における反応速度の高さ、本人の戦闘センス及び生命のやり取りにおける躊躇の無さが合わさり、モビルワーカー・MS戦ともに[[鉄華団]]でトップクラスの高い戦闘力を発揮する。また、体格こそ小柄なものの、訓練を欠かしていない事から生身でも非常に強い。
    
[[火星]]では珍しくないが、「孤児として育ち、オルガと共に路上強盗をして糊口を凌いでいた」という過去を持つ。また、当初は文字の読み書きが出来ず日本語を絵として認識する場面もあった。
 
[[火星]]では珍しくないが、「孤児として育ち、オルガと共に路上強盗をして糊口を凌いでいた」という過去を持つ。また、当初は文字の読み書きが出来ず日本語を絵として認識する場面もあった。
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:アトラに戦闘中の安否を心配された際、彼女からもらったミサンガを見せての台詞。アトラの事を特に大切に思っている事が感じられる。
 
:アトラに戦闘中の安否を心配された際、彼女からもらったミサンガを見せての台詞。アトラの事を特に大切に思っている事が感じられる。
 
;「……俺が楽しんでいる?」<br />「まぁいいか。''こいつは死んでいいヤツだから''」
 
;「……俺が楽しんでいる?」<br />「まぁいいか。''こいつは死んでいいヤツだから''」
:第13話冒頭。[[クダル・カデル]]の乗る[[ガンダム・グシオン]]を追い詰めた際に彼から「人殺しを楽しんでいる」と指摘を受けるが、気にする事もなくトドメを刺した。
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:第13話冒頭。[[クダル・カデル]]の乗る[[ガンダム・グシオン]]を追い詰めた際に彼から「人殺しを楽しんでいる」と指摘を受けるが、気にする事も無くトドメを刺した。
:'''(良くも悪くも)敵対者には一切容赦しない三日月の苛烈な一面'''<ref>敵対者には容赦しない反面、相手がヒューマンデブリであろうと仲間に対して思い遣りを忘れない三日月と、部下であるヒューマンデブリに対して虐待を加えるクダルとでは「紙一重以上の差が有る」とも言える。</ref>。を象徴する台詞である。
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:'''(良くも悪くも)敵対者には一切容赦しない三日月の苛烈な一面'''<ref>敵対者には容赦しない反面、相手がヒューマンデブリであろうと仲間に対して思い遣りを忘れない三日月と、部下であるヒューマンデブリに対して虐待を加えるクダルとでは「紙一重以上の差が有る」とも言える。</ref>を象徴する台詞である([[#余談|余談]]も参照)。
 
;「それ、ここの連中に?」<br />アトラ「う、うん……」
 
;「それ、ここの連中に?」<br />アトラ「う、うん……」
 
:物語中盤となる第15話、アトラが敵組織に拉致され暴行を受けた際にアトラが重傷を負っていたのを見ての確認。この時相当キレたのか'''一瞬で凶悪な表情になる'''等彼のアトラへの強い思いが感じられるシーンである。
 
:物語中盤となる第15話、アトラが敵組織に拉致され暴行を受けた際にアトラが重傷を負っていたのを見ての確認。この時相当キレたのか'''一瞬で凶悪な表情になる'''等彼のアトラへの強い思いが感じられるシーンである。
 
;「もう、フミタンじゃない」
 
;「もう、フミタンじゃない」
:第16話。クーデリアの侍女フミタンが敵の襲撃により戦死し、クーデリアが悲しみに呆けている際の台詞。「死体はあくまで死体であってその人ではない」という三日月の死生観がよく表れたシーンであり、この後クーデリアを米俵の如く抱えてその場を退却した。
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:第16話。クーデリアの侍女フミタンが敵の襲撃により戦死し、クーデリアが悲しみに呆けている際の台詞。
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:'''「死体はあくまで死体であってその人ではない」という三日月の死生観がよく表れた場面'''であり、この後クーデリアを米俵の如く抱えてその場を退却した。
 
;「凄いなあいつ…」<br />「俺たちが必死になって一匹一匹ぷちぷち潰してきたヤツらを声だけで…止めた」
 
;「凄いなあいつ…」<br />「俺たちが必死になって一匹一匹ぷちぷち潰してきたヤツらを声だけで…止めた」
 
:第18話、ドルトコロニーで行われているギャラルホルンの蛮行への弾劾演説を行うクーデリアへの賞賛。
 
:第18話、ドルトコロニーで行われているギャラルホルンの蛮行への弾劾演説を行うクーデリアへの賞賛。
 
:しかし、'''「一匹一匹ぷちぷち」'''とまるで羽虫を叩き落としているかの表現にらしさが溢れ出ているような…。
 
:しかし、'''「一匹一匹ぷちぷち」'''とまるで羽虫を叩き落としているかの表現にらしさが溢れ出ているような…。
 
;「うん、おやっさんたちが中身を確認してるとこ…っていうか、なんでチョコの人がいんの?」
 
;「うん、おやっさんたちが中身を確認してるとこ…っていうか、なんでチョコの人がいんの?」
:同話、鉄華団の前に現れたモンタークを前にして、正体が[[マクギリス・ファリド]]である事を'''即座に見破った'''。最も、視聴者からしてみれば(主に声のおかげで)バレバレではあったので[[仮面キャラ]]に対するアンチテーゼとも取れる場面ではある。
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:同話、鉄華団の前に現れたモンタークを前にして、正体が[[マクギリス・ファリド]]である事を'''即座に見破った'''
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:もっとも、視聴者からしてみれば(主に声のおかげで)バレバレではあったので[[仮面キャラ]]に対するアンチテーゼとも取れる場面ではある。
 
;「でも、アトラも泣いてる」
 
;「でも、アトラも泣いてる」
 
:同話、悲しみを押し殺していたクーデリアと、それに共感し涙を流すアトラを抱きかかえた際の台詞。死生観がドライな三日月だが仲間に対する情は熱い部分がよく表れたシーンであり、今まで自分を殺して踏ん張っていたクーデリア達もそれに耐えられず三日月の胸で泣き崩れてしまった。
 
:同話、悲しみを押し殺していたクーデリアと、それに共感し涙を流すアトラを抱きかかえた際の台詞。死生観がドライな三日月だが仲間に対する情は熱い部分がよく表れたシーンであり、今まで自分を殺して踏ん張っていたクーデリア達もそれに耐えられず三日月の胸で泣き崩れてしまった。
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;「ダメだよオルガ。俺はまだ止まれない」<br />「教えてくれオルガ」<br />「ここが俺たちの場所なの? そこに着くまで俺は止まらない、止まれない。決めたんだ、あの日に……決まったんだ」<br />「ねぇ、何人殺せばいい? あと何人殺したらそこに着ける? 教えてくれ、オルガ。オルガ・イツカ。連れて行ってくれるんだろ、俺は次、どうすればいいんだ……」<br />「ああそうだよ、連れてってくれ。次は誰を殺せばいい? 何を壊せばいい? オルガが目指す場所へ行けるんだったら、何だってやってやるよ」
 
;「ダメだよオルガ。俺はまだ止まれない」<br />「教えてくれオルガ」<br />「ここが俺たちの場所なの? そこに着くまで俺は止まらない、止まれない。決めたんだ、あの日に……決まったんだ」<br />「ねぇ、何人殺せばいい? あと何人殺したらそこに着ける? 教えてくれ、オルガ。オルガ・イツカ。連れて行ってくれるんだろ、俺は次、どうすればいいんだ……」<br />「ああそうだよ、連れてってくれ。次は誰を殺せばいい? 何を壊せばいい? オルガが目指す場所へ行けるんだったら、何だってやってやるよ」
 
:第22話。意気消沈するオルガに向けて鬼気迫る表情で発破をかける。
 
:第22話。意気消沈するオルガに向けて鬼気迫る表情で発破をかける。
:『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]』における[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の台詞を彷彿とさせるが、あちらは「無関係の人間を巻き込んでしまった事を悔いている」台詞だったのに対し、こちらは「'''散っていった仲間たちの為にも、今ここで立ち止まるわけにはいかない'''」と、意味合いは全く異なっているのが興味深い。
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:『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]』における[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の台詞を彷彿とさせるが、あちらは「無関係の人間を巻き込んでしまった事を悔いている」台詞だったのに対し、こちらは「'''散っていった仲間達の為にも、今ここで立ち止まるわけにはいかない'''」と、意味合いは全く異なっているのが興味深い。
 
;「あのおっさんは、自分で死にたがってたよ」
 
;「あのおっさんは、自分で死にたがってたよ」
: 第25話(第1期最終回)より。クランクの仇討ちに燃えるアインに対し、一度は「誰、それ?」と返答した三日月だったが、途中で思い出すと上記の台詞を発した。言い方は棘があるが、三日月のほうが、クランクの真意を察していたのは皮肉である。
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: 第25話(第1期最終回)より。クランクの仇討ちに燃えるアインに対し、一度は「誰、それ?」と返答した三日月だったが、途中で思い出すと上記の台詞を発した。
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:言い方には棘があるが、'''「三日月の方が、クランクの真意を察していた」'''のは皮肉である。
 
;「罪? 裁く?」<br />「それを決めるのはお前じゃないんだよ」<br />「おい、バルバトス。お前の力……全部よこせ」<br />「まだだ……もっと……もっと寄越せ、バルバトス!」
 
;「罪? 裁く?」<br />「それを決めるのはお前じゃないんだよ」<br />「おい、バルバトス。お前の力……全部よこせ」<br />「まだだ……もっと……もっと寄越せ、バルバトス!」
 
:同じく第1期最終回、襲い来るグレイズ・アインに苦戦を強いられ、アインの押し付けがましい正義感にキレた際の怒号。この三日月の意思に応えバルバトスは最大出力となり、その力で見事グレイズ・アインを撃墜する。
 
:同じく第1期最終回、襲い来るグレイズ・アインに苦戦を強いられ、アインの押し付けがましい正義感にキレた際の怒号。この三日月の意思に応えバルバトスは最大出力となり、その力で見事グレイズ・アインを撃墜する。
:だが、「[[転移・悪魔|悪魔]]との契約には供物がある」のが定番。この強大な力の代償として'''三日月は[[医療・病障害|右目の視力と右腕の感覚を失ってしまう]]'''。
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:だが、「[[天使・悪魔|悪魔]]との契約には供物がある」のが定番。この強大な力の代償として'''三日月は[[医療・病障害|右目の視力と右腕の感覚を失ってしまう]]'''。
 
:余談ながら4行目のセリフは[https://typemoon.wiki.cre.jp/wiki/バルバトス 別のゲームのバルバトス]を狩る際に引用され、[https://twitter.com/Kengokawanishi/status/811989062990954496 三日月の中の人にすら誤解されてしまった]という逸話がある。
 
:余談ながら4行目のセリフは[https://typemoon.wiki.cre.jp/wiki/バルバトス 別のゲームのバルバトス]を狩る際に引用され、[https://twitter.com/Kengokawanishi/status/811989062990954496 三日月の中の人にすら誤解されてしまった]という逸話がある。
 
;「五月蠅いなぁ……オルガの声が聞こえないだろう……」
 
;「五月蠅いなぁ……オルガの声が聞こえないだろう……」
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=== 第1期 ===
 
=== 第1期 ===
 
;「可愛いと思ったから。……ごめん。嫌だった?」
 
;「可愛いと思ったから。……ごめん。嫌だった?」
:鉄華団がタービンズと同盟を組んだ後、名瀬に男女の価値観を教えてもらった後にクーデリアとなんとなくいい雰囲気になった際に'''無理矢理彼女の唇を奪った'''際の台詞。男女の価値観をあまり理解していない三日月ならではの行動だが普通にセクハラ以外の何物でもない。
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:鉄華団がタービンズと同盟を組んだ後、名瀬に男女の価値観を教えてもらった後にクーデリアとなんとなくいい雰囲気になった際に'''無理矢理彼女の[[キスシーン|唇を奪った]]'''際の台詞。
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:男女の価値観をあまり理解していない三日月ならではの行動だが、普通に考えればセクハラ以外の何物でもない。
 
;「その声……そういうあんたはチョコレートの隣の人」
 
;「その声……そういうあんたはチョコレートの隣の人」
 
:第5話。戦場にて相対したガエリオを指して。
 
:第5話。戦場にて相対したガエリオを指して。
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:'''「三日月をはじめとする鉄華団メンバーの大半は年齢どころか誕生日の設定すら無い」'''というメタフィクションが入った台詞にも思えるが、本人達ですら自分が何歳か知らない可能性が有る。
 
:'''「三日月をはじめとする鉄華団メンバーの大半は年齢どころか誕生日の設定すら無い」'''というメタフィクションが入った台詞にも思えるが、本人達ですら自分が何歳か知らない可能性が有る。
 
;「別に普通じゃないの」<br />「あんた、その異世界に残してきた仲間が気になるんでしょ? おかしくないと思うけど」
 
;「別に普通じゃないの」<br />「あんた、その異世界に残してきた仲間が気になるんでしょ? おかしくないと思うけど」
:『DD』第27話「漂流者たち」より。元の世界(ワールド1)に戻ってこれた[[ショウ・ザマ|ショウ]]だったが、[[バイストン・ウェル]]に残してきてしまった仲間達を思い出し、「ここは自分の世界だが、別の世界の事ばかり気にしてしまう」と落ち込みつい弱音をこぼしてしまう。
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:『DD』第27話「漂流者たち」より。元の世界(ワールド1)に戻ってこれた[[ショウ・ザマ|ショウ]]だったが、[[バイストン・ウェル]]に残してきてしまった仲間達を思い出し、「ここは自分の世界だが、別の世界の事ばかり気にしてしまう」と落ち込み、つい弱音をこぼしてしまう。
 
:それを見た三日月は「当たり前の事だ」とフォローに回るのだった。仲間との[[絆]]を重んじる三日月らしい台詞と言える。
 
:それを見た三日月は「当たり前の事だ」とフォローに回るのだった。仲間との[[絆]]を重んじる三日月らしい台詞と言える。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ガンダムシリーズにおいて強化人間は[[主人公]]の敵側の人物として登場するケースが多いが、三日月・オーガスは'''「ガンダムシリーズにおいて初の、[[強化人間]]の主人公キャラクター」'''である。
 
*ガンダムシリーズにおいて強化人間は[[主人公]]の敵側の人物として登場するケースが多いが、三日月・オーガスは'''「ガンダムシリーズにおいて初の、[[強化人間]]の主人公キャラクター」'''である。
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**もっとも、三日月に施術された阿頼耶識システムは、身体[[改造]]の有るので、三日月は'''「ガンダムシリーズにおいて初の、[[サイボーグ]]の主人公キャラクター」'''であるとも言える。
 
*[[ヒイロ・ユイ]]、[[刹那・F・セイエイ]]ら同様に少年兵出身の主人公だが、劇中では彼ら以上に感情を押し殺した言動や悩みの無い描写が多く、劇中での敵対者における容赦の無い戦いぶりなど多くの鮮烈的な活躍から視聴者から「'''ミカニキ'''」という[[俗語・俗称|愛称]]が付けられている。
 
*[[ヒイロ・ユイ]]、[[刹那・F・セイエイ]]ら同様に少年兵出身の主人公だが、劇中では彼ら以上に感情を押し殺した言動や悩みの無い描写が多く、劇中での敵対者における容赦の無い戦いぶりなど多くの鮮烈的な活躍から視聴者から「'''ミカニキ'''」という[[俗語・俗称|愛称]]が付けられている。
*ヒイロや刹那が工作員としての訓練も受けたある種のエリートであるのに対し、三日月は読み書きさえおぼつかない事も対照的。
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**ヒイロや刹那が工作員としての訓練も受けたある種のエリートであるのに対し、三日月は読み書きさえおぼつかない事も対照的である。
**一方で、表面的には悩みを見せず、ギャラルホルンの兵士たちともほとんど関わらない、淡々と敵を殺していくキャラクター性から'''「人間味があまりに欠け過ぎている」'''として、苦手とする視聴者も少なくない。これには今までのシリーズの主人公に[[キラ・ヤマト|不殺主義]][[バナージ・リンクス|者が多く]][[キオ・アスノ|見られていた]]事も関係しており、'''「極端から極端に走りすぎ」'''という意見も見られている。
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*一方で、三日月が表面的には悩みを見せず、[[ギャラルホルン]]の兵士達ともほとんど関わらず、(良くも悪くも)淡々と敵を殺していくキャラクター性から'''「人間味があまりに欠け過ぎている」'''として、彼を苦手とする視聴者も少なくない。
***もっとも仲間を気遣う場面も多く見られている為、全く人間味の無いキャラクターというわけではない('''そもそも、三日月の戦う動機の一つが「仲間達を守る為」である''')。
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**これには「今までのガンダムシリーズの主人公に[[キラ・ヤマト|不殺主義]][[バナージ・リンクス|者が多く]][[キオ・アスノ|見られていた]]」事も関係しており、'''「極端から極端に走りすぎ」'''という意見も見られている。
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**もっとも、劇中において三日月が仲間を気遣う場面も多く見られている為、全く人間味の無いキャラクターというわけではない('''そもそも、三日月の戦う動機の一つが「仲間達を守る為」である''')。
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***また、[[昌弘・アルトランド|(敵側に所属していたとしても)保護対象となる人物]]には攻撃を加えなかったり、戦闘中止命令には素直に従ったり、かつて戦場において敵対しても[[鉄華団]]と和解した人物に対しては「仲間」として接する事etc.を考えても、三日月は単純な戦闘狂のキャラクターであるとは言い難い。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 商品情報 ==
 
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== 脚注 ==
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<references />
      
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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