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;孔明「この世界の三国志は読まれたのでしょう?」<br/>周瑜「ええ、一通りは目を通しましたが…」<br/>孔明「でしたら、もうおわかりのはず。あの書物が真実、私たちの後の運命を暗示しているのだとすれば…」<br />孔明「あなたは、もうすぐ死ぬ」
 
;孔明「この世界の三国志は読まれたのでしょう?」<br/>周瑜「ええ、一通りは目を通しましたが…」<br/>孔明「でしたら、もうおわかりのはず。あの書物が真実、私たちの後の運命を暗示しているのだとすれば…」<br />孔明「あなたは、もうすぐ死ぬ」
:自分達にとっては預言書とも言える三国志の内容についての周瑜との会話。衝撃的な台詞だが、直後に「あなたも私もその運命を認めていない」と告げており、決して周瑜の運命を断じたわけではない。
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:[[UX]]第10話での、自分達にとっては預言書とも言える三国志の内容についての周瑜との会話。『三璃紗』の人間である孔明たちが、別の可能性の自分達…そう、「我々」の知る『三国志』を知ってしまうという衝撃的な展開だが、直後に「あなたも私もその運命を認めていない」と告げており、決して周瑜の運命を断じたわけではない。
    
;「人は、運命に屈せず…」<br/>「命をかけて戦うには、相応しい命題だとは思いませんか?」
 
;「人は、運命に屈せず…」<br/>「命をかけて戦うには、相応しい命題だとは思いませんか?」
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;孔明「ここは面倒な策など弄せず、海動さんにひと暴れしていただきましょう」<br/>海動「お、話がわかるじゃねえか」<br/>由木「ちょ、ちょっと孔明先生…!」<br/>孔明「ただし、生身で」<br/>海動「へ…?」
 
;孔明「ここは面倒な策など弄せず、海動さんにひと暴れしていただきましょう」<br/>海動「お、話がわかるじゃねえか」<br/>由木「ちょ、ちょっと孔明先生…!」<br/>孔明「ただし、生身で」<br/>海動「へ…?」
:12話にて。血気盛んな地獄すら扱いこなす孔明の知略。
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:[[UX]]第12話にて。血気盛んな地獄すら扱いこなす孔明の知略。
    
;「あなたには見えないのですか?この場に吹く、風向きの変わったことが!」
 
;「あなたには見えないのですか?この場に吹く、風向きの変わったことが!」
:22話で連邦軍の誤解が解けようと状況は変わらないと告げるマサキに対して。東南の風が吹いたことで奇跡的な勝利を掴んだ赤壁の戦いになぞらえ、未だ苦しい戦況にありながらも自軍の勝利を確信する。
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:[[UX]]第22話で連邦軍の誤解が解けようと状況は変わらないと告げるマサキに対して。東南の風が吹いたことで奇跡的な勝利を掴んだ赤壁の戦いになぞらえ、未だ苦しい戦況にありながらも自軍の勝利を確信する。
    
;「フフフ…魔術と兵法を融合させた、歴史的な計の誕生ですよ」<br/>「『魔導遁甲・空城の陣』、とでも名づけましょうか」
 
;「フフフ…魔術と兵法を融合させた、歴史的な計の誕生ですよ」<br/>「『魔導遁甲・空城の陣』、とでも名づけましょうか」
:28話にてサコミズが仕掛けた奸計をアルの魔術により打破して得意げに。心なしか孔明のテンションがいつもよりも高く感じられる。ちなみに『真・三國無双』シリーズに代表されるように孔明自身が魔術にしか見えないものを使う作品も存在する。
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:[[UX]]第28話にてサコミズが仕掛けた奸計をアルの魔術により打破して得意げに。心なしか孔明のテンションがいつもよりも高く感じられる。ちなみに『真・三國無双』シリーズに代表されるように孔明自身が魔術にしか見えないものを使う作品も存在する。
    
;張飛「なるほど、てことは孔明が『はわわ』とか言っちまうような可能性もあるってことだな?」<br/>孔明「黙らっしゃい。あるわけないでしょう、そんな世界。ふざけているのですか?」
 
;張飛「なるほど、てことは孔明が『はわわ』とか言っちまうような可能性もあるってことだな?」<br/>孔明「黙らっしゃい。あるわけないでしょう、そんな世界。ふざけているのですか?」
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*孔明(諸葛亮)は三国時代の蜀の政治家、軍師。(181~234)
 
*孔明(諸葛亮)は三国時代の蜀の政治家、軍師。(181~234)
*劉備から三顧の礼により迎えられ蜀の建国に大きく貢献する。劉備の死後実権を預かるが、五度目の北伐では、五丈原で司馬懿と対陣するも持久戦の構えを取る司馬懿に手詰まりとなり、そのまま死去する。
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*劉備と出会うまでは荊州にて静かに暮らしていたが、やがて劉備から三顧の礼により軍師として迎えられ、彼の軍師として活躍するようになる。「天下三分の計」を劉備に唱え、曹操軍が南方への進攻を開始すると、一旦曹操軍の追撃を逃れた後、劉備の使者として孫権の下を訪れそこで劉備との同盟と曹操への抗戦を説き、同盟を成立させて赤壁の戦いに勝利する。赤壁の勝利後は荊州四郡を接収し、益州を獲り、劉備の蜀建国に大きく貢献する。劉備の死後は実権を預かり、蜀の丞相として国の軍事・政治の両面において最大の中心人物となる。その後は北伐を決行し、何度も魏を攻める事となる。五度目の北伐では、五丈原にて司馬懿と対陣するも持久戦の構えを取る司馬懿に手詰まりとなり、そのまま陣中にて死去する。
**『演義』では、万能の超人であるように描かれたが実際はそういうことは無く、人事の判断ミスを数多く犯している(北伐は、その際たる例と言えるだろう)。一方、政治家としては常に公正な施策を取っており、処罰で追放された者でも、孔明を恨んだ人間はだれも居なかった程である。
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*『三国志演義』では劉備死後の実質的な主人公として描かれており、万能の超人であるように描写されている。しかし史実においてはそういうことは無く、人事の判断ミスを数多く犯している(北伐は、その際たる例と言えるだろう)。一方、政治家としては常に公正な施策を取っており、処罰で追放された者でも、孔明を恨んだ人間はだれも居なかった程である。
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**その活躍や人物、『三国志演義』の影響もあり、昔から現代に至るまで、『三国志』の登場人物の中でもトップクラスの知名度と人気を持つ人物としても知られる。『三国志』をモチーフとした様々な創作作品にも登場しているが、作品によってキャラクター性が大きく異なっていることも多い。中には、(厳密には『三国志』をモチーフとした作品ではないが)『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~]]』のように悪役として登場する作品も存在している。
 
*北伐の時に劉禅に提出した『出師表』は古代中国屈指の名文で、「読んで泣かなかった者は、忠臣にあらず」とまで言われた。
 
*北伐の時に劉禅に提出した『出師表』は古代中国屈指の名文で、「読んで泣かなかった者は、忠臣にあらず」とまで言われた。
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*『三国志演義』の影響故、天才軍師の代名詞として扱われる事も多い。日本では、戦国時代に活躍した羽柴秀吉の軍師・竹中半兵衛は「今孔明」とも呼ばれた。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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