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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Balbiel the needall]]
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| | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] |
| *{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z}} | | *{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z}} |
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| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]] |
| :'''[[天才]]、[[底力]]L3、[[ガード]]、[[気力+ボーナス]]、[[気力限界突破]]、[[精密攻撃]]、[[集束攻撃|マルチターゲット]]、[[3回行動]]''' | | :'''[[天才]]、[[底力]]L3、[[ガード]]、[[気力+ボーナス]]、[[気力限界突破]]、[[精密攻撃]]、[[集束攻撃|マルチターゲット]]、[[3回行動]]''' |
− | :全体的に攻撃的な構成になっており「天才」も健在なのだが、なぜか「底力」のレベルが連獄篇から大幅にダウンしており、しぶとさが下がっている。ボス御用達の「[[精神耐性]]」もなく、憎しみを露にして忍耐力がなくなったのか? | + | :全体的に攻撃的な構成になっており「天才」も健在だが、なぜか「底力」のレベルが『連獄篇』から大幅にダウンしており、しぶとさが下がっている。ボス御用達の「[[精神耐性]]」もなく、憎しみを露にして忍耐力がなくなったのか? |
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| === [[エースボーナス]] === | | === [[エースボーナス]] === |
| ;攻撃を命中させた相手のSP-10 | | ;攻撃を命中させた相手のSP-10 |
− | :連獄篇・天獄篇ともこのボーナス。敵がSPを消費して精神コマンドを使う訳ではないので味方時では無意味なボーナス。逆に敵対時では非常に面倒なボーナスと化し、ノキサス・ブロッサムを食らわされると合計で20ポイントもSPを持っていかれてしまう。ENや気力ならともかく、SPはリカバーの手段が少ないので、48話では絶対に手番を回さないように。ノキサス・ブロッサムのSP低下は精神耐性で防御できるが、こちらは防御できない。 | + | :『連獄篇』・『天獄篇』ともこのボーナス。敵がSPを消費して精神コマンドを使う訳ではないので味方時では無意味なボーナス。逆に敵対時では非常に面倒なボーナスと化し、ノキサス・ブロッサムを食らわされると合計で20ポイントもSPを持っていかれてしまう。ENや気力ならともかく、SPはリカバーの手段が少ないので、48話では絶対に手番を回さないように。ノキサス・ブロッサムのSP低下は精神耐性で防御できるが、こちらは防御できない。 |
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| == パイロットBGM == | | == パイロットBGM == |
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| === 会話 === | | === 会話 === |
| ;「…僕の心の奥では一つの感情が渦を巻いている…」<BR/>「サイデリアルに対する憎しみだよ。その感情が何から来ているかはわからないが、僕はそれを晴らすために戦う」 | | ;「…僕の心の奥では一つの感情が渦を巻いている…」<BR/>「サイデリアルに対する憎しみだよ。その感情が何から来ているかはわからないが、僕はそれを晴らすために戦う」 |
− | :連獄篇第7話で「オリオン」名義で参戦した直後のセツコとの会話にて。リアクターの中では唯一[[御使い]]に心酔しているバルビエルだが、サイデリアルの方はやはり憎かったのだろうか? | + | :『連獄篇』第7話で「オリオン」名義で参戦した直後のセツコとの会話にて。リアクターの中では唯一[[御使い]]に心酔しているバルビエルだが、サイデリアルの方はやはり憎かったのだろうか? |
| ;「何だよ、あれ…」 | | ;「何だよ、あれ…」 |
− | :連獄篇第7話「ターミナル・ベース攻略戦」で(一方的な)ラブロマンスを繰り広げているクロウとクラヴィアに呆れての一言。 | + | :『連獄篇』第7話「ターミナル・ベース攻略戦」で(一方的な)ラブロマンスを繰り広げているクロウとクラヴィアに呆れての一言。 |
| ;「期待を寄せるから、こんな結果になる。最初から他人に何も依存しなければ、傷つく事もないのに」 | | ;「期待を寄せるから、こんな結果になる。最初から他人に何も依存しなければ、傷つく事もないのに」 |
− | :連獄篇第13話「迫る猛毒」のシナリオデモにて、「裏切りは心に大きな傷を残す」という[[アドヴェント]]の言葉に反発して。全てを拒絶する憎しみがゆえの「怨嗟の魔蠍」のリアクターだが、その心のあり様は裏を返せば信じて傷つくことへの恐れなのかも知れない……。 | + | :『連獄篇』第13話「迫る猛毒」のシナリオデモにて、「裏切りは心に大きな傷を残す」という[[アドヴェント]]の言葉に反発して。全てを拒絶する憎しみがゆえの「怨嗟の魔蠍」のリアクターだが、その心のあり様は裏を返せば信じて傷つくことへの恐れなのかも知れない……。 |
| ;「逃げる…? それは君達の方じゃないのか?」 | | ;「逃げる…? それは君達の方じゃないのか?」 |
− | :連獄篇最終話「死闘の果てに」にて、搭乗者を失ってなおも動き続けるアン・アーレスを目の当たりにしながら、不敵に笑う。そしてその瞬間、真の蠍が本性を露にした。 | + | :『連獄篇』最終話「死闘の果てに」にて、搭乗者を失ってなおも動き続けるアン・アーレスを目の当たりにしながら、不敵に笑う。そしてその瞬間、真の蠍が本性を露にした。 |
| ;「君が僕たちに下れば、僕たちが支配したエリアのうち、一部を解放し、捕らえた人間の中から5人返してやってもいい」 | | ;「君が僕たちに下れば、僕たちが支配したエリアのうち、一部を解放し、捕らえた人間の中から5人返してやってもいい」 |
| :「闇の兄、光の弟」/「深淵からの目覚め」にて、ヒビキに持ちかけた交渉。この後にカガリやマリナ、リリーナの名を出して揺さぶりをかけているが、'''「無事で」とは一言も言っていない'''のがミソ。 | | :「闇の兄、光の弟」/「深淵からの目覚め」にて、ヒビキに持ちかけた交渉。この後にカガリやマリナ、リリーナの名を出して揺さぶりをかけているが、'''「無事で」とは一言も言っていない'''のがミソ。 |
| ;「セツコ…」<br/>「…君は誰にも渡さない。君の存在は僕にとって諸刃の剣だ。だから…永遠に僕の傍においておく。アウストラリスにも渡さない…君は僕の中に残った最後の執着だ。それによって滅びる事になっても…僕は…君を誰にも渡さない」<br/>「セツコ…。君を…殺したい」 | | ;「セツコ…」<br/>「…君は誰にも渡さない。君の存在は僕にとって諸刃の剣だ。だから…永遠に僕の傍においておく。アウストラリスにも渡さない…君は僕の中に残った最後の執着だ。それによって滅びる事になっても…僕は…君を誰にも渡さない」<br/>「セツコ…。君を…殺したい」 |
− | :天獄篇31話「憎しみと悲しみと」で、捕らえられて眠っている(あるいは気絶している?)セツコの前で一人悦に浸りながら。 | + | :『天獄篇』第31話「憎しみと悲しみと」で、捕らえられて眠っている(あるいは気絶している?)セツコの前で一人悦に浸りながら。 |
| :「狂気の粘着男」そのものだが、悲しいかなセツコには[[アサキム・ドーウィン|彼以上に年季の入ったストーカー]]が既におり、結果的にそいつの横槍で彼女に逃げられることに…。 | | :「狂気の粘着男」そのものだが、悲しいかなセツコには[[アサキム・ドーウィン|彼以上に年季の入ったストーカー]]が既におり、結果的にそいつの横槍で彼女に逃げられることに…。 |
| ;「やめろ! その目で僕を見るな!」 | | ;「やめろ! その目で僕を見るな!」 |
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| :ハマーンの[[キュベレイ]]が真っ先に狙ったのはアン・アーレス。「鉄の女」のプライドの前にはサソリの毒も無力であった……。 | | :ハマーンの[[キュベレイ]]が真っ先に狙ったのはアン・アーレス。「鉄の女」のプライドの前にはサソリの毒も無力であった……。 |
| ;「どいつもこいつも……僕をイラつかせるために生きてるのか! だったら、消してやるよ! 僕以外の全てを、このアン・アーレスの毒で!」 | | ;「どいつもこいつも……僕をイラつかせるために生きてるのか! だったら、消してやるよ! 僕以外の全てを、このアン・アーレスの毒で!」 |
− | :天獄篇第48話「燃える地球」の戦闘前台詞。本来憎むべき相手に服従した「名もなき誰か」の憎しみは、ヴィルダークが評したように世界そのものに向いていた。 | + | :『天獄篇』第48話「燃える地球」の戦闘前台詞。本来憎むべき相手に服従した「名もなき誰か」の憎しみは、ヴィルダークが評したように世界そのものに向いていた。 |
| ;「セツコ…!セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコォォォォッ!!」<BR/>「殺してやる……! それが僕の愛だよ、セツコ!」 | | ;「セツコ…!セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコ…セツコォォォォッ!!」<BR/>「殺してやる……! それが僕の愛だよ、セツコ!」 |
| :こちらはセツコとの戦闘前会話。セツコへの愛憎が如実に現れている。 | | :こちらはセツコとの戦闘前会話。セツコへの愛憎が如実に現れている。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | * [[Zシリーズ]]の主人公は[[第2次Z]]までは所持しているスフィアが[[ランド・トラビス|獅子座]]→[[セツコ・オハラ|乙女座]]→[[クロウ・ブルースト|天秤座]]と(ランドとセツコは変則とは言え)星座順に進んで行っていたため、第3次Zの主人公は蠍座のスフィアを手にするのではないかと予測するユーザーも存在していた。そういう意味では彼は主人公になり損ねていたのかもしれない。 | + | * [[Zシリーズ]]の主人公は[[第2次Z]]までは所持しているスフィアが[[ランド・トラビス|獅子座]]→[[セツコ・オハラ|乙女座]]→[[クロウ・ブルースト|天秤座]]と(ランドとセツコは変則とは言え)星座順に進んで行っていたため、『第3次Z』の主人公は蠍座のスフィアを手にするのではないかと予測するユーザーも存在していた。そういう意味では彼は主人公になり損ねていたのかもしれない。 |
| *「バルビエル・ザ・ニードル」とは「怨嗟の魔蠍」の洗礼名なのだが、その名を自ら名乗っているという部分からはリアクターでない「ただの人間」としての部分がない、つまり'''スフィア・リアクター以外のアイデンティティが存在しない=人間としての過去も未来もない'''という背景が読み取れる。これとヴィルダークの「世界に向いた憎しみ」という評価を見ると、バルビエルがスフィアの力を発動させる鍵としていた憎しみは、過去と未来を持つ自分以外の全ての人間に対する、嫉妬に近いものだったと思われる。 | | *「バルビエル・ザ・ニードル」とは「怨嗟の魔蠍」の洗礼名なのだが、その名を自ら名乗っているという部分からはリアクターでない「ただの人間」としての部分がない、つまり'''スフィア・リアクター以外のアイデンティティが存在しない=人間としての過去も未来もない'''という背景が読み取れる。これとヴィルダークの「世界に向いた憎しみ」という評価を見ると、バルビエルがスフィアの力を発動させる鍵としていた憎しみは、過去と未来を持つ自分以外の全ての人間に対する、嫉妬に近いものだったと思われる。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |
| <references /> | | <references /> |
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