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| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Li-Blasta]]
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| | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] |
| *[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]) | | *[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]) |
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| なお、このシステムは1度の作動に1Gのコストがかかるため、リ・ブラスタ受領から100万回使用したクロウは、またも100万Gの借金を背負うハメになってしまった。ショックの所為かクロウはそのことを否定しなかったものの、100万回というのは'''365日間毎日、2時間の戦闘を10回やったとしても、1分間に2,3回'''という過労死レベルのペースでやってもまず不可能な回数のため、本当にそんなに使ったかどうか極めて怪しい。人の悪いトライアがクロウに好意を持っているらしいため、クロウを逃がさないようにでっち上げた可能性も十分ありうる。 | | なお、このシステムは1度の作動に1Gのコストがかかるため、リ・ブラスタ受領から100万回使用したクロウは、またも100万Gの借金を背負うハメになってしまった。ショックの所為かクロウはそのことを否定しなかったものの、100万回というのは'''365日間毎日、2時間の戦闘を10回やったとしても、1分間に2,3回'''という過労死レベルのペースでやってもまず不可能な回数のため、本当にそんなに使ったかどうか極めて怪しい。人の悪いトライアがクロウに好意を持っているらしいため、クロウを逃がさないようにでっち上げた可能性も十分ありうる。 |
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− | 連獄篇・天獄篇では「リ・ブラスタB」、「リ・ブラスタR」を統合した最終完成形である、「'''[[リ・ブラスタT]]'''」が登場する。
| + | 『連獄篇』・『天獄篇』では「リ・ブラスタB」、「リ・ブラスタR」を統合した最終完成形である、「'''[[リ・ブラスタT]]'''」が登場する。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :31話から登場。なお、2周目以降はBとRとの換装が可能(ほとんど全とっかえに近い変わりっぷりだが)。換装しても機体情報から大図鑑を見るとシナリオ上で選んだ方の項目が表示されるというバグがある。 | + | :第31話から登場。なお、2周目以降はBとRとの換装が可能(ほとんど全とっかえに近い変わりっぷりだが)。換装しても機体情報から大図鑑を見るとシナリオ上で選んだ方の項目が表示されるというバグがある。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]] |
| : | | : |
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| :「スピゴット」と呼称されるリング状の随伴装備。RAPTORのエネルギー弾を増幅・軌道変更・転送する役目を持つ。B、Tの場合は上記RAPTORの銃身に嵌められる小型のものが四基、更にTは膝部にも半分に分割された大型のものが一基装備されている。Rの場合は四肢の足首手首に小型のものが四基と半分に分割され両肩に装着される大型のものが一基装備されている。 | | :「スピゴット」と呼称されるリング状の随伴装備。RAPTORのエネルギー弾を増幅・軌道変更・転送する役目を持つ。B、Tの場合は上記RAPTORの銃身に嵌められる小型のものが四基、更にTは膝部にも半分に分割された大型のものが一基装備されている。Rの場合は四肢の足首手首に小型のものが四基と半分に分割され両肩に装着される大型のものが一基装備されている。 |
| ;CDS | | ;CDS |
− | :「コイン・ドロップ・システム」の略。'''リ・ブラスタの出力を(理性が保てる範囲での)極限まで発揮するためのシステム'''で、VXの出力が規定値まで達すると同時に'''金の落ちる音'''が鳴り、無意識的に金の音を察知できるクロウの心を繋ぎ留めるというシステム。過剰出力によるスフィアの侵食を止めるための、「出力を必要以上発揮'''しない'''ためのリミッター」でもある。これによりスフィアの反作用である「一つの物事に執着し、一切の躊躇がなくなる」という現象を解消できる。事実上クロウにしか効果のない、画期的と呼ぶにはあまりにもバカバカしいシステムとなっている。なお、このアイデアはトライアではなく、クロウによるもの(リ・ブラスタ初出撃時はクロウも不安がっており、この方法で上手く行くかはクロウ自身一か八かだったようだ)。<br />スフィアの力を使う武装を使用した場合、戦闘デモできっちり小銭の音(かなり聞き取りづらいが)が鳴っており、それを聞き取るクロウのカットインが表示される。また、リ・ブラスタ初登場時にも、戦闘デモに入る前にも鳴っているのを聞くことができる。クロウが本物の小銭の音か否かを無意識に聞き分けられることとトライアが「生の金の音」と言っていることを考えると、録音などではなく実際に小銭を落としていると思われる。ちなみに'''落としたコインの再利用はできない'''仕様になっているため'''使えば使うほど借金が増える'''。挙句の果てに、'''パイロットの影響か、リ・ブラスタもコインの音が大好きらしく、[[真化|真化融合]]するとクロウがドン引きするレベルでCDSが発動しまくる'''。 | + | :「コイン・ドロップ・システム」の略。'''リ・ブラスタの出力を(理性が保てる範囲での)極限まで発揮するためのシステム'''で、VXの出力が規定値まで達すると同時に'''金の落ちる音'''が鳴り、無意識的に金の音を察知できるクロウの心を繋ぎ留めるというシステム。過剰出力によるスフィアの侵食を止めるための、「出力を必要以上発揮'''しない'''ためのリミッター」でもある。これによりスフィアの反作用である「一つの物事に執着し、一切の躊躇がなくなる」という現象を解消できる。事実上クロウにしか効果のない、画期的と呼ぶにはあまりにもバカバカしいシステムとなっている。なお、このアイデアはトライアではなく、クロウによるもの(リ・ブラスタ初出撃時はクロウも不安がっており、この方法で上手く行くかはクロウ自身一か八かだったようだ)。 |
| + | :スフィアの力を使う武装を使用した場合、戦闘デモできっちり小銭の音(かなり聞き取りづらいが)が鳴っており、それを聞き取るクロウのカットインが表示される。また、リ・ブラスタ初登場時にも、戦闘デモに入る前にも鳴っているのを聞くことができる。クロウが本物の小銭の音か否かを無意識に聞き分けられることとトライアが「生の金の音」と言っていることを考えると、録音などではなく実際に小銭を落としていると思われる。ちなみに'''落としたコインの再利用はできない'''仕様になっているため'''使えば使うほど借金が増える'''。挙句の果てに、'''パイロットの影響か、リ・ブラスタもコインの音が大好きらしく、[[真化|真化融合]]するとクロウがドン引きするレベルでCDSが発動しまくる'''。 |
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| === 必殺攻撃 === | | === 必殺攻撃 === |
| ;アンブレイカブル・フルクラム | | ;アンブレイカブル・フルクラム |
| :「揺れる天秤」のスフィアの力を極限まで引き出した状態で放つ一撃必殺攻撃。クロウは「揺れる天秤」の力を引き出すと反作用で思考が固定されてしまい、それを防ぐためにCDSを使用しているのだが、この技は「敵を倒すために攻撃する」という一点に思考を集約することで反作用を事実上無視し、かつスフィアの力を最大に行使するという技である。機体の欠点を補う一撃必殺技という意味では、[[大雷鳳]]の「神雷」と似ている。 | | :「揺れる天秤」のスフィアの力を極限まで引き出した状態で放つ一撃必殺攻撃。クロウは「揺れる天秤」の力を引き出すと反作用で思考が固定されてしまい、それを防ぐためにCDSを使用しているのだが、この技は「敵を倒すために攻撃する」という一点に思考を集約することで反作用を事実上無視し、かつスフィアの力を最大に行使するという技である。機体の欠点を補う一撃必殺技という意味では、[[大雷鳳]]の「神雷」と似ている。 |
− | :タイプRは本体をそのまま、タイプBは最大出力のビームを放つ。直前に入る機体カットインでは各部のクリスタルが点灯するが、よく見るとてんびん座を象っている。意味は「折れない支柱」。スフィアを持つ機体の最強武装なのだが、名前に定冠詞(The)がつかない。なお、これは時獄篇で登場した3機(ジェミニア、ジェニオン・ガイ、尸逝天)も同様。 | + | :タイプRは本体をそのまま、タイプBは最大出力のビームを放つ。直前に入る機体カットインでは各部のクリスタルが点灯するが、よく見るとてんびん座を象っている。意味は「折れない支柱」。スフィアを持つ機体の最強武装なのだが、名前に定冠詞(The)がつかない。なお、これは『時獄篇』で登場した3機(ジェミニア、ジェニオン・ガイ、尸逝天)も同様。 |
| :;ジ・アンブレイカブル・フルクラム | | :;ジ・アンブレイカブル・フルクラム |
− | ::タイプTでの名称。サードステージに至ったためなのか、タイプR、Bには無かった'''『ジ・』(The)'''が付いている。 | + | ::タイプTでの名称。サードステージに至ったためなのか、タイプR、Bには無かった'''「ジ・」(The)'''が付いている。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| ;[[アクシオ]] | | ;[[アクシオ]] |
| : | | : |
− | ;[[ガンレオン#ガンレオン・マグナモード|ガンレオン・マグナ]]、[[バルゴラ・グローリー]]、[[アリエティス]]、[[聖王機ジ・インサー]]、[[ジェミニア]]、[[ジェニオン#ジェニオン・ガイ(Genion G.A.I.)|ジェニオン・ガイ]]、[[尸逝天]]、[[プレイアデス・タウラ]]、[[アン・アーレス]]、[[次元将ヴィルダーク|次元将ヴィルダーク(次元将形態)]]、[[シュロウガ#シュロウガ・シン(Syuroga Sin)|シュロウガ・シン]] | + | ;[[ガンレオン#ガンレオン・マグナモード|ガンレオン・マグナ]]、[[バルゴラ・グローリー]]、[[アリエティス]]、[[聖王機ジ・インサー]]、[[ジェミニア]]、[[ジェニオン・ガイ]]、[[尸逝天]]、[[プレイアデス・タウラ]]、[[アン・アーレス]]、[[次元将ヴィルダーク|次元将ヴィルダーク(次元将形態)]]、[[シュロウガ・シン]] |
| :その他のスフィア搭載機。機械的にスフィアの力を引き出すリ・ブラスタとジ・インサー、ジェニオン・ガイ以外の機体は生物あるいは有機的な特徴を備えている。 | | :その他のスフィア搭載機。機械的にスフィアの力を引き出すリ・ブラスタとジ・インサー、ジェニオン・ガイ以外の機体は生物あるいは有機的な特徴を備えている。 |
| ;[[ブラスタ]] | | ;[[ブラスタ]] |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *名前の由来は「'''libra'''(天秤座)」。中黒で区切られているものの、基本的に区切らず発音される。 | + | *本機に乗り込む直前にカルロスがクロウの借金100万Gの債権を放棄、晴れてクロウの借金はゼロとなった。…が、それも束の間、今度はトライアによってリ・ブラスタの開発費として200万Gの借金を背負わされてしまう…。なお、スコート・ラボという「組織」の開発費をクロウという「個人」に請求するのは「クロウがスポンサーとしてリ・ブラスタの開発をスコート・ラボに委託した」という形にも解釈できる。つまりクロウはリ・ブラスタが自分の個人所有機体だと主張することも可能であり、逆にトライアの「スコート・ラボを辞めるならリ・ブラスタは置いていってもらう」という主張は通用しない(これは自動車の購入や家を建てることと同じ理屈)。ロジャーがトライアに対して「破綻した論理を押し通す」とつぶやいたのはそのため。もっとも借金である以上当然支払われていないので、リ・ブラスタが担保になっている可能性はある。 |
− | *本機に乗り込む直前にカルロスがクロウの借金100万Gの債権を放棄、晴れてクロウの借金はゼロとなった。…が、それも束の間、今度はトライアによってリ・ブラスタの開発費として200万Gの借金を背負わされてしまう…。<br />なお、スコート・ラボという「組織」の開発費をクロウという「個人」に請求するのは「クロウがスポンサーとしてリ・ブラスタの開発をスコート・ラボに委託した」という形にも解釈できる。つまりクロウはリ・ブラスタが自分の個人所有機体だと主張することも可能であり、逆にトライアの「スコート・ラボを辞めるならリ・ブラスタは置いていってもらう」という主張は通用しない(これは自動車の購入や家を建てることと同じ理屈)。ロジャーがトライアに対して「破綻した論理を押し通す」とつぶやいたのはそのため。もっとも借金である以上当然支払われていないので、リ・ブラスタが担保になっている可能性はある。
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| *ただ、リ・ブラスタの場合、[[スフィア]]の項も書かれてある通り、動力源である「揺れる天秤」の反作用は「'''強い思考に支配され、周囲の事が見えなくなる'''」上に自身の意思で'''反作用に対処する事が出来ない'''というスフィアの中で'''あまりにもヤバいものであり'''、クロウの守銭奴ぶりを逆手にとって開発された前述のCDSにより制御できたが、借金を背負わなかったら当然制御できない。そう考えるとトライアの言っている事はある意味当然というべきであろう。実際、クロウ本人もこの場面で'''借金がないとCDSが使えない事を認めている'''。よって、'''効果を十全に発揮するためには借金が必要不可欠なCDSを使うと借金が増えるという仕様は非常に理にかなっている'''事になる。 | | *ただ、リ・ブラスタの場合、[[スフィア]]の項も書かれてある通り、動力源である「揺れる天秤」の反作用は「'''強い思考に支配され、周囲の事が見えなくなる'''」上に自身の意思で'''反作用に対処する事が出来ない'''というスフィアの中で'''あまりにもヤバいものであり'''、クロウの守銭奴ぶりを逆手にとって開発された前述のCDSにより制御できたが、借金を背負わなかったら当然制御できない。そう考えるとトライアの言っている事はある意味当然というべきであろう。実際、クロウ本人もこの場面で'''借金がないとCDSが使えない事を認めている'''。よって、'''効果を十全に発揮するためには借金が必要不可欠なCDSを使うと借金が増えるという仕様は非常に理にかなっている'''事になる。 |
| *プレイヤーからは'''使い勝手の良さ'''・'''ブラスタの正当進化的なデザイン'''・'''[[ロックオン・ストラトス|版権作品側に踏み込んだ演出]]'''からBの人気が高い。[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ラジオ]]第431回にて杉田智和氏が「'''どちらか選べるんだけど、大抵射撃タイプに行く'''」と言及しており、事実上公式でBの人気の高さを認めた形になっている(直後に「敢えて格闘に行ってもそれはそれで強い」「アグレッシブなクロウが見れてカッコイイ」とフォローしている)。 | | *プレイヤーからは'''使い勝手の良さ'''・'''ブラスタの正当進化的なデザイン'''・'''[[ロックオン・ストラトス|版権作品側に踏み込んだ演出]]'''からBの人気が高い。[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ラジオ]]第431回にて杉田智和氏が「'''どちらか選べるんだけど、大抵射撃タイプに行く'''」と言及しており、事実上公式でBの人気の高さを認めた形になっている(直後に「敢えて格闘に行ってもそれはそれで強い」「アグレッシブなクロウが見れてカッコイイ」とフォローしている)。 |
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| {{バンプレストオリジナル}} | | {{バンプレストオリジナル}} |
| {{DEFAULTSORT:り ふらすた}} | | {{DEFAULTSORT:り ふらすた}} |