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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[シャア・アズナブル]]率いる[[ネオ・ジオン#第2次ネオ・ジオン抗争時|新生ネオ・ジオン]]艦隊の総旗艦。総帥であるシャアの乗艦を前提として開発されている為、カラーリングは当然「赤」である。
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[[シャア・アズナブル]]率いる[[ネオ・ジオン #第2次ネオ・ジオン抗争時|新生ネオ・ジオン]]艦隊の総旗艦。'''総帥であるシャアの乗艦を前提として開発されている為、カラーリングは当然「赤」である'''。
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[[ジオン公国軍]]では[[ザビ家]]の人間や一部高級仕官によって運用されていた[[グワジン|グワジン級]]の設計を汲んだ[[グワダン|グワダン級]]を更に発展させた設計の艦であり、同じ系列となる[[ハマーン・カーン]]率いるネオ・ジオンの総旗艦として利用された[[サダラーン|サダラーン級]]とは、異母兄弟的な関係となる。全長はグワジン級よりもコンパクトではあるが、[[モビルスーツ]]運用能力や火力に優れており、それらに関しては第2次ネオ・ジオン抗争時においても最大級であったともされている。カタパルトデッキは上下の2箇所に設置されており、またシャアの専用艦でもある為か、専用の執務室やリビングルームといった戦艦としては贅沢な仕様もあった。
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[[ジオン公国軍]]では[[ザビ家]]の人間や一部高級仕官によって運用されていた[[グワジン|グワジン級]]の設計を汲んだ[[グワダン|グワダン級]]を更に発展させた設計の艦であり、同じ系列となる[[ハマーン・カーン]]率いるネオ・ジオンの総旗艦として利用された[[サダラーン|サダラーン級]]とは、異母兄弟的な関係となる。全長はグワジン級よりもコンパクトではあるが、[[モビルスーツ]]運用能力や火力に優れており、それらに関しては第2次ネオ・ジオン抗争時においても最大級であったともされている。カタパルトデッキは上下の2箇所に設置されており、またシャアの専用艦でもある為か、専用の執務室やリビングルームといった[[戦艦]]としては贅沢な仕様もあった。
    
=== 劇中における様相 ===
 
=== 劇中における様相 ===
正確な竣工時期は不明であるものの、第2次ネオ・ジオン抗争よりも3年前となる[[宇宙世紀]]0090年には既にその存在が確認されており、当時は旧ネオ・ジオンの生き残りとなる[[イリア・パゾム]]が艦長を務め、[[テロリスト]]集団カラードと共に、地球連邦軍アラハス隊と交戦している([[漫画]]『ダブル・フェイク アンダー・ザ・ガンダム』)。
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正確な竣工時期は不明であるものの、第2次ネオ・ジオン抗争よりも3年前となる[[宇宙世紀]]0090年には既にその存在が確認されており、当時は旧ネオ・ジオンの生き残りとなる[[イリア・パゾム]]が艦長を務め、[[テロリスト]]集団カラードと共に、地球連邦軍アラハス隊と交戦している([[外伝]][[漫画]]『ダブル・フェイク アンダー・ザ・ガンダム』)。
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シャア率いる新生ネオ・ジオンが表舞台に現れた宇宙世紀0093年の[[第2次ネオ・ジオン抗争]]では[[ライル|ライル中佐]]が艦長を務め、作戦士官である[[ナナイ・ミゲル]]も乗艦し、[[地球連邦軍]]の[[ロンド・ベル隊]]と幾度も交戦する。[[フィフス・ルナ]]攻防戦では総帥のシャアを乗せて出撃し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を援護すべく、本艦より[[サザビー]]が出撃した。[[ルナツー]]の奇襲作戦時は[[スウィートウォーター]]に秘匿されており、代わりに同じ形状をしたダミーバルーンが参加している。そして決戦となる[[アクシズ]]攻防戦では、前線で積極的には戦わず、ほぼ後方に近い位置で待機していたが、ロンド・ベル隊の爆破工作や[[アムロ・レイ]]の搭乗する[[νガンダム]]の引き起こした[[サイコフレーム|アクシズショック]]によって落下は阻止されて失敗。その後、シャアの消息が掴めなくなった結果、撤退して乗員と共に行方不明となった(『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』)。
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シャア率いる新生ネオ・ジオンが表舞台に現れた宇宙世紀0093年の[[第2次ネオ・ジオン抗争]]では[[ライル|ライル中佐]]が艦長を務め、作戦士官である[[ナナイ・ミゲル]]も乗艦し、[[地球連邦軍]]の[[ロンド・ベル隊]]と幾度も交戦する。[[フィフス・ルナ]]攻防戦では総帥のシャアを乗せて出撃し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を援護すべく、本艦より[[サザビー]]が出撃した。[[ルナツー]]の奇襲作戦時は[[スウィートウォーター]]に秘匿されており、代わりに同じ形状をした[[バルーンダミー]]が参加している。そして決戦となる[[アクシズ]]攻防戦では、前線で積極的には戦わず、ほぼ後方に近い位置で待機していたが、ロンド・ベル隊の爆破工作や[[アムロ・レイ]]の搭乗する[[νガンダム]]の引き起こした[[サイコフレーム|アクシズ・ショック]]によって落下は阻止されて失敗。その後、シャアの消息が掴めなくなった結果、撤退して乗員と共に行方不明となった(『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』)。
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アクシズショックより3年後となる宇宙世紀0096年の[[ラプラス事変]](別名:第3次ネオ・ジオン抗争)では、主であるシャアを失った結果、[[フル・フロンタル]]率いるネオ・ジオン残党軍「[[袖付き]]」に降り総旗艦として運用されており、艦長も[[ヒル・ドーソン|ヒル・ドーソン大佐]]に引き継がれている。前回の戦いにおける損傷の修復をされても改修は受けていないが、第2次ネオ・ジオン抗争時では既に最高クラスの戦艦であった為、現役艦として通用する性能を維持している。また、所属しているモビルスーツとは異なり、本艦には袖付きの象徴となるエングレービングは施されていない。終盤には[[ネオ・ジオング]]の要となる「ハルユニット」の運搬も行っており、フロンタルの乗機である[[シナンジュ]]とのドッキング作業等も本艦で行われているのだが、最終決戦時、運悪くも「グリプス2」から放たれた[[コロニーレーザー]]の軸線上に展開していた為に、僚艦の[[ムサカ級]]2艦と共に轟沈。10年近くにも及んだ航行暦に、遂に幕を閉じる事になった(『[[機動戦士ガンダムUC]]』)。
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アクシズ・ショックから3年後となる宇宙世紀0096年の[[ラプラス事変]](別名:第3次ネオ・ジオン抗争)では、主であるシャアを失った結果、[[フル・フロンタル]]率いるネオ・ジオン残党軍「[[袖付き]]」に降り、総旗艦として運用されており、艦長も[[ヒル・ドーソン|ヒル・ドーソン大佐]]に引き継がれている。前回の戦いにおける損傷の修復をされても改修は受けていないが、第2次ネオ・ジオン抗争時では既に最高クラスの戦艦であった為、現役艦として通用する性能を維持している。また、所属しているモビルスーツとは異なり、本艦には袖付きの象徴となるエングレービングは施されていない。終盤には[[ネオ・ジオング]]の要となる「ハルユニット」の運搬も行っており、フロンタルの乗機である[[シナンジュ]]とのドッキング作業等も本艦で行われているのだが、最終決戦時、'''運悪くも「グリプス2」から放たれた[[コロニーレーザー]]の軸線上に展開していた為に、僚艦の[[ムサカ級]]2艦と共に轟沈'''。10年近くにも及んだ航行歴に、遂に幕を閉じる事になった(『[[機動戦士ガンダムUC]]』)。
    
なお、『UC』の漫画版となる『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』では、二隻のレウルーラ(同型艦)が登場している。
 
なお、『UC』の漫画版となる『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』では、二隻のレウルーラ(同型艦)が登場している。
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:[[ナナイ・ミゲル|ナナイ]]が乗る。[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]絡みのイベントを起こすと撤退するため、ある意味撃墜は難しい。
 
:[[ナナイ・ミゲル|ナナイ]]が乗る。[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]絡みのイベントを起こすと撤退するため、ある意味撃墜は難しい。
 
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
::耐久力と火力が上昇、といってもやはり戦う機会は無いに等しいので宝の持ち腐れである。
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::耐久力と火力が上昇…といってもやはり戦う機会は無いに等しいので「宝の持ち腐れ」である。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
:ナナイが乗る。HPは高いが強敵ではない。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]休戦ルートでは[[ネオ・ジオン]]との最終決戦で、[[αナンバーズ]]によって撃沈する。
 
:ナナイが乗る。HPは高いが強敵ではない。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]休戦ルートでは[[ネオ・ジオン]]との最終決戦で、[[αナンバーズ]]によって撃沈する。
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:『第2次α』から11年ぶりの登場。ロボット大図鑑の参戦作品は『逆襲のシャア』となっているが、艦長は『UC』のヒルである。
 
:『第2次α』から11年ぶりの登場。ロボット大図鑑の参戦作品は『逆襲のシャア』となっているが、艦長は『UC』のヒルである。
:性能的には[[指揮系統中枢]]を持っている以外、特に見るべきところはない。
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:性能的には[[指揮系統中枢]]を持っている以外、特に見るべきものは無い。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
:性能的には『時獄篇』と変わりはない。原作と違い[[コロニーレーザー]]に巻き込まれず、[[Z-BLUE]]の手で撃沈させられた。
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:性能的には『時獄篇』と変わりは無い。原作と違い[[コロニーレーザー]]に巻き込まれず、[[Z-BLUE]]の手で撃沈させられた。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
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:隠しシナリオに進むと、ナナイが乗ってくる。
 
:隠しシナリオに進むと、ナナイが乗ってくる。
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:'''撃墜すると、ゲームオーバーとなってしまうので注意。'''
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:'''撃墜すると、ゲームオーバーとなってしまうので要注意'''([[#スパロボシリーズの名場面|スパロボシリーズの名場面]]を参照)。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
:宇宙ルート第38話でのみ登場する。撃墜するとそのまま轟沈するため扱いが悪い。
 
:宇宙ルート第38話でのみ登場する。撃墜するとそのまま轟沈するため扱いが悪い。
:その為か、第40話でフロンタルが[[地球艦隊・天駆]]の援護に現れた際にも、この艦ではなくムサカに座乗している。
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:その為か、第40話でフロンタルが[[地球艦隊・天駆]]の援護に現れた際にも、この艦ではなく[[ムサカ級軽巡洋艦|ムサカ]]に座乗している。
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
:今作ではようやくライルが艦長となった。撃墜しても轟沈はせず撤退し、[[DLC|ボーナスシナリオ]]「彗星の軌跡」でもシャア達の母艦として運用されている。シャアの[[T3]]加入以後は[[ルーディー・ピーシーザルト|ルーディー]]が護衛についている。
 
:今作ではようやくライルが艦長となった。撃墜しても轟沈はせず撤退し、[[DLC|ボーナスシナリオ]]「彗星の軌跡」でもシャア達の母艦として運用されている。シャアの[[T3]]加入以後は[[ルーディー・ピーシーザルト|ルーディー]]が護衛についている。
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::フリーバトルに登場。
 
::フリーバトルに登場。
 
;[[スーパーロボット大戦64]]
 
;[[スーパーロボット大戦64]]
:終盤で1マップのみ登場。完全平和ルートを通りかつ地球圏に残留を選ばないと戦えないレアな敵。[[ネオ・ジオン兵]]が乗る。
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:終盤で1マップのみ登場。完全平和ルートを通り、かつ地球圏に残留を選ばないと戦えないレアな敵。[[ネオ・ジオン兵]]が乗る。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[グワジン級大型戦艦]]
 
;[[グワジン級大型戦艦]]
:[[ジオン公国軍]]が建造した大型戦艦。
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:[[ジオン公国軍]]が建造した大型戦艦。レウルーラは、その流れを汲む。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』では、宇宙世紀0099年にネオ・ジオン/ヌーベル・エゥーゴ共同軍が奪還し、旗艦として運用する。最後は地球連邦軍との交戦において撃沈された(ただし、こちらは『UC』とは繋がらない設定)。
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*[[外伝]][[漫画]]『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』では、宇宙世紀0099年にネオ・ジオン/ヌーベル・エゥーゴ共同軍がレウルーラを奪還し、旗艦として運用する。最後は地球連邦軍との交戦において撃沈された(ただし、こちらは『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』とは繋がらない設定)。
 
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