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| 『ガンダムW』は[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|EW版]]での参戦が多いため、TV版の本機が参戦した回数は意外と少ない。カトルが乗りゼロシステムにより暴走するイベントが用意されていることが多い。αからゼロシステムが特殊能力となったが、原作で本システムを使いこなしたヒイロとゼクス以外のパイロットでも暴走などのデメリットはなく、パイロットの能力が上昇するのみで特に支障なく扱える。以後も基本的にこの様式が採用されている。 | | 『ガンダムW』は[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|EW版]]での参戦が多いため、TV版の本機が参戦した回数は意外と少ない。カトルが乗りゼロシステムにより暴走するイベントが用意されていることが多い。αからゼロシステムが特殊能力となったが、原作で本システムを使いこなしたヒイロとゼクス以外のパイロットでも暴走などのデメリットはなく、パイロットの能力が上昇するのみで特に支障なく扱える。以後も基本的にこの様式が採用されている。 |
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− | 過去作ではより強力な[[ウイングガンダムゼロカスタム]]へのパワーアップが待ち構えているため、本機のまま運用されることは少ない。D、第2次Z再世篇、OEではTV版のみでの参戦なので、本機のまま最後まで使用されることになる。 | + | 過去作ではより強力な[[ウイングガンダムゼロカスタム]]へのパワーアップが待ち構えているため、本機のまま運用されることは少ない。『D』『第2次Z再世篇』『OE』ではTV版のみでの参戦なので、本機のまま最後まで使用される事になる。 |
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| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
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| :D以来久々の参戦。今回[[ゼロシステム]]の効果が気力変動型であり、最大で格闘・射撃が+16、技量が+40、その他の能力値が+26上昇する非常に強力な効果になっている。弾数制MAP兵器としてローリングバスターライフル(自機中心・P武器)とツインバスターライフル(長射程・直線型)の二種類を併せ持ち、最強武器の「ツインバスターライフル最大出力」の高火力も合わさって全機体の中でもトップクラスの性能を誇る。加速と突撃も使えるため、最大射程も半端ない。 | | :D以来久々の参戦。今回[[ゼロシステム]]の効果が気力変動型であり、最大で格闘・射撃が+16、技量が+40、その他の能力値が+26上昇する非常に強力な効果になっている。弾数制MAP兵器としてローリングバスターライフル(自機中心・P武器)とツインバスターライフル(長射程・直線型)の二種類を併せ持ち、最強武器の「ツインバスターライフル最大出力」の高火力も合わさって全機体の中でもトップクラスの性能を誇る。加速と突撃も使えるため、最大射程も半端ない。 |
| :シナリオ上でも今までの不遇ぶりを挽回するかのように出番が多い。名称の縁からか[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]と対決する話があり、終盤には[[ゼロシステム]]の意外な出自が明かされる。特に[[ダブルオーライザー]]とは「双子の兄弟機」と位置づけられ、見事なクロスオーバーを見せてくれる。 | | :シナリオ上でも今までの不遇ぶりを挽回するかのように出番が多い。名称の縁からか[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]と対決する話があり、終盤には[[ゼロシステム]]の意外な出自が明かされる。特に[[ダブルオーライザー]]とは「双子の兄弟機」と位置づけられ、見事なクロスオーバーを見せてくれる。 |
− | :なお「今回のウイングゼロは弱くない」「歴代でも最強のウイングゼロ」という好意的な声が多いなか、ヒイロ役の緑川光はこのような評価に対して「'''ウイングはいつだって最強なんだよ! 今回(再世篇)は強いってなんだよ!'''」と憤りを感じているとか。 | + | :なお「今回のウイングゼロは弱くない」「歴代でも最強のウイングゼロ」という好意的な声が多い中、ヒイロ役の[[声優:緑川光|緑川光]]氏はこのような評価に対して'''「ウイングはいつだって最強なんだよ! 今回(再世篇)は強いってなんだよ!」'''と憤りを感じているとか。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦64]] | | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
− | :カトルの暴走はイベント中で終始するので戦う事はない。遠距離武器のツインバスターライフルが強力で、今回はヒイロたちの[[2回行動]]も早いので主力で使える。しかしカスタム化のデメリットが無いので早々にウイングガンダムゼロカスタムにされてしまうかも。この頃はまだゼロシステムは特殊能力として扱われていない。 | + | :カトルの暴走はイベント中で終始するので戦う事はない。遠距離武器のツインバスターライフルが強力で、本作ではヒイロたちの[[2回行動]]も早いので主力で使える。しかしカスタム化のデメリットが無いので早々にウイングガンダムゼロカスタムにされてしまうかも。この頃はまだゼロシステムは特殊能力として扱われていない。 |
| ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] |
| :ヒイロが最初から当機に乗って参戦。Ver.1.03パッチで大きく性能が強化されている。このときにローリングバスターライフル(本作では自機中心型の[[マップ兵器]])が移動後使用可能になっている。 | | :ヒイロが最初から当機に乗って参戦。Ver.1.03パッチで大きく性能が強化されている。このときにローリングバスターライフル(本作では自機中心型の[[マップ兵器]])が移動後使用可能になっている。 |
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| ;マシンキャノン | | ;マシンキャノン |
| :胸部上肩側に2門装備。肩のカバーを180度回転させて、露出した4銃身のガトリング砲で射撃する。牽制用途に止まらず通常のガンダニュウム製MSなら一瞬で破壊が可能な威力がある。ゼロシステムの作動中はパイロットの思考のみで使用することもできる。 | | :胸部上肩側に2門装備。肩のカバーを180度回転させて、露出した4銃身のガトリング砲で射撃する。牽制用途に止まらず通常のガンダニュウム製MSなら一瞬で破壊が可能な威力がある。ゼロシステムの作動中はパイロットの思考のみで使用することもできる。 |
− | :展開方式に問題があったのか[[ウイングガンダムゼロカスタム|EW版]]では肩パーツのカバーが開いてガトリング砲が出てくる方式に変更されている。TV版でも初期の頃はカバーの展開で使用していたこともあった。 | + | :展開方式に問題があったのか[[ウイングガンダムゼロカスタム|EW版]]では肩パーツのカバーが開いてガトリング砲が出てくる方式に変更されている。TV版でも初期の頃はカバーの展開で使用していた事もあった。 |
| :『OE』では序盤の肩カバーが開く描写を採用。 | | :『OE』では序盤の肩カバーが開く描写を採用。 |
| ;ウイングバルカン | | ;ウイングバルカン |
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| :左腕に装着するガンダニュウム合金製のシールド。先端に伸縮機構付きのラムがある。ネオ・バード形態では機首を構成し、バスターライフルを両側に備える。 | | :左腕に装着するガンダニュウム合金製のシールド。先端に伸縮機構付きのラムがある。ネオ・バード形態では機首を構成し、バスターライフルを両側に備える。 |
| :シールドの側面に銃口のようなものが1門ずつあり、一部資料ではこれをウイングバルカンとしているものもある。 | | :シールドの側面に銃口のようなものが1門ずつあり、一部資料ではこれをウイングバルカンとしているものもある。 |
− | ;ビームサーベル | + | ;[[ビームサーベル]] |
− | :両肩のアーマーに格納されている。ガンダニュウム合金製の[[MS]]をも軽々と両断し、ビーム表面の電離層により水分子とビームが分離される為、水中でも使用可能。出力も高く、近接特化型のエピオンとも互角に渡り合える程。エピオンとの決着を付けたのも、ツインバスターライフルではなく、この武器。 | + | :両肩のアーマーに格納されている。ガンダニュウム合金製の[[MS]]をも軽々と両断し、ビーム表面の電離層により水分子とビームが分離される為、水中でも使用可能。 |
| + | :[[出力]]も高く、近接特化型のエピオンとも互角に渡り合える程。エピオンとの決着を付けたのも、ツインバスターライフルではなく、この武器。 |
| ;[[ビームライフル|ツインバスターライフル]] | | ;[[ビームライフル|ツインバスターライフル]] |
| :ウイングゼロの主武装。二丁のバスターライフルを平行連結したもので、ウイングのバスターライフルが弾数式なのに対し、ツインバスターライフルは機体から直接エネルギーを供給・発射する。その為、機体のエネルギーが続く限り、連続発射が可能。ただし、同一機であるEW版の設定では機体本体の最大内蔵エネルギーはコロニー破壊3回分とされており、最大出力ではウイングガンダム同様3回程度の発射が限度となる。バスターライフルの倍以上の破壊力を持ち、出力を通常のビームライフル程度に調整して連射も可能。 | | :ウイングゼロの主武装。二丁のバスターライフルを平行連結したもので、ウイングのバスターライフルが弾数式なのに対し、ツインバスターライフルは機体から直接エネルギーを供給・発射する。その為、機体のエネルギーが続く限り、連続発射が可能。ただし、同一機であるEW版の設定では機体本体の最大内蔵エネルギーはコロニー破壊3回分とされており、最大出力ではウイングガンダム同様3回程度の発射が限度となる。バスターライフルの倍以上の破壊力を持ち、出力を通常のビームライフル程度に調整して連射も可能。 |
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| :;ツインバスターライフル(通常版) | | :;ツインバスターライフル(通常版) |
| ::ツインバスターライフルの出力を通常のビームライフル程度に調整して発射する。 | | ::ツインバスターライフルの出力を通常のビームライフル程度に調整して発射する。 |
− | ::スパロボでは第2次Zで追加。「ツインバスターライフル」表記でEW版と異なり、二丁のバスターライフルを交互に発射する。 | + | ::スパロボでは『第2次Z再世篇』で追加。「ツインバスターライフル」表記でEW版と異なり、二丁のバスターライフルを交互に発射する。 |
| :;ツインバスターライフル(最大出力) | | :;ツインバスターライフル(最大出力) |
− | ::ツインバスターライフルを最大出力で発射する。最大出力では18km程のスペースコロニーやそれよりも巨大な衛星を破壊可能な威力がある。 | + | ::ツインバスターライフルを最大出力で発射する。最大出力では18km程の[[スペースコロニー]]やそれよりも巨大な衛星を破壊可能な威力がある。 |
| ::スパロボでのツインバスターライフルは基本的にこれであり、長射程、高威力で燃費も良好な強力な武器として実装されている。「ツインバスターライフル」と表記されるが、過去作品では「ツインバスタービームライフル」と表記されていた。 | | ::スパロボでのツインバスターライフルは基本的にこれであり、長射程、高威力で燃費も良好な強力な武器として実装されている。「ツインバスターライフル」と表記されるが、過去作品では「ツインバスタービームライフル」と表記されていた。 |
− | ::第2次Zでは通常版ツインバスターライフルが追加されたため「最大出力」が付いた。カットインは[[リーブラ]]の破片破壊のシーンと、止めは破壊シーンのラストシーンである。 | + | ::『第2次Z再世篇』では通常版ツインバスターライフルが追加されたため「最大出力」が付いた。[[カットイン]]は[[リーブラ]]の破片破壊のシーンと、止めは破壊シーンのラストシーンである。 |
| ::[[MAP兵器]]版もあり、2本の直線状の射程を持つ。大抵は弾数が3。 | | ::[[MAP兵器]]版もあり、2本の直線状の射程を持つ。大抵は弾数が3。 |
| ::[[小説|小説版]]ではネオ・バード形態で使用し、機首に接続する独自の形態で発射している。 | | ::[[小説|小説版]]ではネオ・バード形態で使用し、機首に接続する独自の形態で発射している。 |
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| ==== 必殺技 ==== | | ==== 必殺技 ==== |
| ;ローリングバスターライフル / ツインバスターライフル2 | | ;ローリングバスターライフル / ツインバスターライフル2 |
− | :分割した2丁のバスターライフルを両手に持ち、360°方向へ最大出力で発射、射角も変更しながら機体を回転させる。ちなみに原作でこの撃ち方をしたのは暴走状態のカトルとウイングゼロ初搭乗時のゼクスで、ヒイロはしていない。 | + | :分割した2丁のバスターライフルを両手に持ち、360°方向へ最大出力で発射、射角も変更しながら機体を回転させる。 |
− | :スパロボでは基本的に全周囲[[MAP兵器]]。F完結編では「ツインバスターライフル2」という名称。初期は通常版ツインバスターライフルをフル改造する事で追加される武装だった。 | + | :ちなみに'''原作でローリングバスターライフルをしたのは、暴走状態のカトルとウイングゼロ初搭乗時のゼクスで、ヒイロはしていない'''。 |
− | :F完結編では「'''原作終盤でガンダムチームが着用した黒いパイロットスーツによるカットイン'''」が挿入されるが、後の作品では殆ど普段着姿(ヒイロのタンクトップなど)ばかり披露していることを考えると、きわめて稀少である。 | + | :スパロボでは基本的に全周囲[[MAP兵器]]。『F完結編』では「ツインバスターライフル2」という名称。初期は通常版ツインバスターライフルをフル改造する事で追加される武装だった。 |
| + | :『F完結編』では'''「原作終盤でガンダムチームが着用した黒い[[パイロットスーツ]]によるカットイン」'''が挿入されるが、後の作品では殆ど普段着姿(ヒイロのタンクトップ等)ばかり披露している事を考えると、きわめて稀少である。 |
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| ==== 特殊装備 ==== | | ==== 特殊装備 ==== |
| ;[[ゼロシステム]] | | ;[[ゼロシステム]] |
− | :膨大な未来予測データをパイロットの脳内に直接リンクすることで、あらゆる戦術行動を最適化させる装置。それは時にシステムの域を超越した未来予知とも言える未来を見せる事がある。更に脳内麻薬を直接に出し、能力の超強化や痛覚のマヒなどを行う事も可能。だが、パイロットに負荷が掛かり、場合によっては死んでしまう。 | + | :膨大な未来予測データをパイロットの脳内に直接リンクすることで、あらゆる戦術行動を最適化させる装置。 |
| + | :それは時にシステムの域を超越した未来予知とも言える未来を見せる事がある。更に脳内麻薬を直接に出し、能力の超強化や痛覚のマヒ等を行う事も可能。 |
| + | :だが、パイロットに負荷が掛かるシステムなので、場合によってはパイロットが死亡する場合もある。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| :[[MS]]形態⇔ネオ・バード形態へと変形できる。 | | :[[MS]]形態⇔ネオ・バード形態へと変形できる。 |
| ;[[ゼロシステム]] | | ;[[ゼロシステム]] |
− | :αから特殊能力として実装。気力が一定以上になるとパイロット能力が強化される。 | + | :『α』から特殊能力として実装。気力が一定以上になるとパイロット能力が強化される。 |
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| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
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| : | | : |
| ;「汝に大義ありや」 | | ;「汝に大義ありや」 |
− | :再世篇でカトルが乗っている時はこの曲。 | + | :『第2次Z再世篇』でカトルが乗っている時はこの曲。 |
| ;「思春期を殺した少年の翼」 | | ;「思春期を殺した少年の翼」 |
− | :OEではこの曲。 | + | :『OE』ではこの曲。 |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
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| :3回対戦して、一勝二引き分け。最初の勝負はウイングゼロに[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]が、[[ガンダムエピオン]]に[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が乗り込んで対戦するが、お互い[[ゼロシステム]]に取り込まれてしまい機体が負荷を起こして引き分けに終わった。二度目の対決は[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]がウイングゼロ、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]が[[ガンダムエピオン]]で対決するが、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]が撤退したためまたも引き分け。そして最後の対決では地球圏の命運を賭けた一騎打ちで、ウイングゼロのバスターライフルを[[ガンダムエピオン|エピオン]]が取り払い、格闘戦の対決となる。そして世界の大勢が決着し、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]は一人の戦士として[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]との決着を図るが、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の「未来は見えているはずだ!」の一言で、左腕を切り裂かれてウイングゼロの勝利に終わった。左腕を損傷したのは[[ウイングガンダム]]と[[トールギス]]で対戦した[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]の対決と同じ結末であった。 | | :3回対戦して、一勝二引き分け。最初の勝負はウイングゼロに[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]が、[[ガンダムエピオン]]に[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が乗り込んで対戦するが、お互い[[ゼロシステム]]に取り込まれてしまい機体が負荷を起こして引き分けに終わった。二度目の対決は[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]がウイングゼロ、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]が[[ガンダムエピオン]]で対決するが、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]が撤退したためまたも引き分け。そして最後の対決では地球圏の命運を賭けた一騎打ちで、ウイングゼロのバスターライフルを[[ガンダムエピオン|エピオン]]が取り払い、格闘戦の対決となる。そして世界の大勢が決着し、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]は一人の戦士として[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]との決着を図るが、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の「未来は見えているはずだ!」の一言で、左腕を切り裂かれてウイングゼロの勝利に終わった。左腕を損傷したのは[[ウイングガンダム]]と[[トールギス]]で対戦した[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]の対決と同じ結末であった。 |
| ;[[リーブラ]]狙撃 | | ;[[リーブラ]]狙撃 |
− | :地球に落下する[[リーブラ]]の破片。大規模構造物である[[リーブラ]]を破壊できるのはウイングゼロのみ。[[ガンダムエピオン|エピオン]]との戦闘で失ったツインバスターライフルを[[張五飛|ウーフェイ]]から受け取って、「任務了解」と狙撃のため大気圏への突入を敢行する。そして、地球に落下する[[リーブラ]]の破片を目前にして死を覚悟するが、自分の居場所がある[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]は「俺は死なない」と劇中で初めて生への渇望を表現し、ツインバスターライフルで[[リーブラ]]の破片を完全破壊した。そして、その爆炎の中から現れたウイングゼロを仲間達らは祝福するのであった。 | + | :地球に落下する[[リーブラ]]の破片。大規模構造物である[[リーブラ]]を破壊できるのはウイングゼロのみ。[[ガンダムエピオン|エピオン]]との戦闘で失ったツインバスターライフルを[[張五飛|ウーフェイ]]から受け取って、「任務了解」と狙撃のため大気圏への突入を敢行する。そして、地球に落下するリーブラの破片を目前にして死を覚悟するが、自分の居場所がある[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]は「俺は死なない」と劇中で初めて生への渇望を表現し、ツインバスターライフルでリーブラの破片を完全破壊した。そして、その爆炎の中から現れたウイングゼロを仲間達らは祝福するのであった。 |
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| == スパロボシリーズの名場面 == | | == スパロボシリーズの名場面 == |
| ;もう一人の革新者 | | ;もう一人の革新者 |
− | :第2次Z再世篇黒の騎士団ルート「革新」にて。[[イノベイド]]との決戦の最中、[[ヴェーダ]]を奪還した[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]がセラフィムのトライアルフィールドを発動、ヴェーダの統制下にあった敵機体を停止させ戦況をひっくり返すことに成功する。が、直後にセラフィムが[[リボンズ・アルマーク]]の攻撃を受け大破してしまう。その後ヴェーダから直接敵機体を停止させるため、ヒイロは[[ゼロシステム]]とヴェーダを直結させてプロテクトの解除コードを探ることを試みる。それは情報の奔流によってヒイロ自身の精神を破壊しかねない危険な賭けであった。<br />仲間の反対を押し切ってヴェーダに挑むヒイロ。それを見たリボンズは「人に耐えられるはずがない」と嘲笑するが、対してヒイロはこう言い放つ。「勝手に俺を殺すな」と。そして情報の奔流の中から掴み取ったコードをティエリアに伝え、敵の機体の大半を撤退させることに成功する。このことはリボンズにアイデンティティが崩壊するほどの精神ダメージを与えた。<br />その後ヴェーダと一体化したティエリアからウイングガンダムゼロに隠されていた秘密―[[ゼロシステム]]がイオリアの遺産であったこと、[[ダブルオーライザー]]と事実上の兄弟機ということ―が明かされる。ヒイロはティエリアから「イオリアの待ち望んだ人類」と認められ、「もう一人の革新者」として最大級の賛辞を贈られることとなった。 | + | :『第2次Z再世篇』第58話[[黒の騎士団]]ルート「革新」より。[[イノベイド]]との決戦の最中、[[ヴェーダ]]を奪還した[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]がセラフィムのトライアルフィールドを発動、ヴェーダの統制下にあった敵機体を停止させ戦況をひっくり返す事に成功する。 |
| + | :だが、直後にセラフィムが[[リボンズ・アルマーク]]の攻撃を受け大破してしまう。その後ヴェーダから直接敵機体を停止させるため、ヒイロはゼロシステムとヴェーダを直結させてプロテクトの解除コードを探る事を試みる。それは情報の奔流によってヒイロ自身の精神を破壊しかねない危険な賭けであった。 |
| + | :仲間の反対を押し切ってヴェーダに挑むヒイロ。それを見たリボンズは「人に耐えられるはずがない」と嘲笑するが、対してヒイロはこう言い放つ。「勝手に俺を殺すな」と。そして情報の奔流の中から掴み取ったコードをティエリアに伝え、敵の機体の大半を撤退させる事に成功する。この事はリボンズにアイデンティティが崩壊する程の精神ダメージを与えた。 |
| + | :その後ヴェーダと一体化したティエリアからウイングガンダムゼロに隠されていた秘密'''―[[ゼロシステム]]が[[イオリア・シュヘンベルグ]]の遺産であった事、[[ダブルオーライザー]]と事実上の兄弟機という事―'''が明かされる。ヒイロはティエリアから「イオリアの待ち望んだ人類」と認められ、「もう一人の革新者」として最大級の賛辞を贈られることとなった。 |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
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| :ライバル機。[[ゼロシステム]]とほぼ同じ「システムエピオン」を搭載している。 | | :ライバル機。[[ゼロシステム]]とほぼ同じ「システムエピオン」を搭載している。 |
| ;[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングガンダムゼロ (EW)]] | | ;[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングガンダムゼロ (EW)]] |
− | :EW世界観における本機に位置する機体。漫画版『敗者たちの栄光』における本機の改修(完成)後の姿である。 | + | :『EW』世界観における本機に位置する機体。[[漫画|漫画版]]『敗者たちの栄光』における本機の改修(完成)後の姿である。 |
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| === スパロボシリーズでの関連機体 === | | === スパロボシリーズでの関連機体 === |
| ;[[ダブルオーガンダム]] / [[ダブルオーライザー]] | | ;[[ダブルオーガンダム]] / [[ダブルオーライザー]] |
− | :第2次Zにおける事実上の兄弟機。元々[[ツインドライヴシステム]]搭載機に[[ゼロシステム]]を組み込むという計画だったが、その危険性及び[[ソレスタルビーイング]]の理念がコロニー解放という目的に相反するため、コロニーの五博士が計画から離脱した際に奪取。その後ゼロシステムは[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]によってウイングガンダムゼロに搭載され、[[ダブルオーライザー]]と共に自軍に参入することとなった。ウイングゼロがWゼロ=00、ダブルオーがOO(2つのオー)という言葉遊びがある。 | + | :『第2次Z』における事実上の兄弟機。元々[[ツインドライヴシステム]]搭載機に[[ゼロシステム]]を組み込むという計画だったが、その危険性及び[[ソレスタルビーイング]]の理念がコロニー解放という目的に相反する為、コロニーの五博士が計画から離脱した際に奪取。 |
| + | :その後ゼロシステムは[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]によってウイングガンダムゼロに搭載され、[[ダブルオーライザー]]と共に[[ZEXIS|自軍]]に参入する事となった。 |
| + | :'''ウイングゼロが「W(ウイング→ダブル)ゼロ(→オー)=00」で、ダブルオーが「00=W(ダブル→ウイング)(オー→)ゼロ」という言葉遊び'''がある。 |
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| === その他の作品での関連機体 === | | === その他の作品での関連機体 === |