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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Marina Ismail]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Marina Ismail]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/character/33.html Character]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}
 
*{{登場作品 (人物)|劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-}}
 
*{{登場作品 (人物)|劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-}}
 
| 声優 = {{声優|恒松あゆみ|SRW=Y}}
 
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|高河ゆん}}(原案)
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}}
 
}}
 
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
中東の新興国アザディスタン王国の第一皇女。化石燃料の輸出規制と枯渇による、[[食べ物・料理|食糧難]]等で困窮する祖国を救うために、援助を求め世界各国を飛び回っている。また、[[太陽光エネルギー|宇宙太陽光発電システム]]の設置運動に参加し、経済を立て直そうとしている改革派の旗頭だが、そのため[[宗教]]と戒律を重視し外国からの介入を嫌う保守派からは命を狙われている。
+
中東の新興国アザディスタン王国の第一皇女。[[動力・エンジン・エネルギー|化石燃料]]の輸出規制と枯渇による、[[食べ物・料理|食糧難]]等で困窮する祖国を救うために、援助を求め世界各国を飛び回っている。また、[[太陽光エネルギー|宇宙太陽光発電システム]]の設置運動に参加し、経済を立て直そうとしている改革派の旗頭だが、そのため[[宗教]]と戒律を重視し外国からの介入を嫌う保守派からは命を狙われている。
    
王家の血筋を引くものの一般人として生活してきたが、クルジスとの内戦終結後にアザディスタン王国議会が形式的な王政復古を決めたため、皇女として担ぎ出された。そのため議会や軍等の上層には軽視したり反発する者が多いが、市民受けは悪くない。
 
王家の血筋を引くものの一般人として生活してきたが、クルジスとの内戦終結後にアザディスタン王国議会が形式的な王政復古を決めたため、皇女として担ぎ出された。そのため議会や軍等の上層には軽視したり反発する者が多いが、市民受けは悪くない。
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1stにおいて外交の旅の途中、スコットランドで刹那と出会う。以降も刹那との関わりが続く事となり、劇場版ラストでは50年の時を経て[[地球]]へと帰還した彼を迎える事となった。
 
1stにおいて外交の旅の途中、スコットランドで刹那と出会う。以降も刹那との関わりが続く事となり、劇場版ラストでは50年の時を経て[[地球]]へと帰還した彼を迎える事となった。
また、その際の刹那は[[ELS]]と同化しているのだが、マリナは老化によって視力が弱っていたので、その姿に驚くことはなかった。
+
また、その際の刹那は[[ELS]]と同化しているのだが、マリナは老化によって視力が弱っていたので、その姿に驚く事はなかった。
   −
== 登場作品 ==
+
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]] / [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]
+
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]({{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇}} / {{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇}}
:初登場作品。他作品キャラ(主にNPC)との絡みやストーリー面での出番は原作に比べてそこそこ多いので、存在感は薄くない。
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:初登場作品。他作品キャラ(主に[[NPC]])との絡みやストーリー面での出番は原作に比べてそこそこ多いので、存在感は薄くない。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]])/[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]
+
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]({{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇}} / {{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇}}
:引き続き、NPCとして登場。『天獄篇』EDでは外宇宙へと旅立つ刹那を見送った。
+
:引き続き、NPCとして登場。指導者として成長し、ストーリー面での出番もそこそこある。『天獄篇』EDでは外宇宙へと旅立つ刹那を見送った。
 +
:『天獄篇』では[[ラケージ|同じ声優が担当するキャラ]]が参戦したものの、残念ながら声無しである。TV版の再現がある『第2次Z』であれば、[[DVE]]も望めたのだが。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦UX]]
+
劇場版設定。
:劇場版設定で登場。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
;[[スーパーロボット大戦BX]]
+
:
:劇場版設定で登場。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
 +
:
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
;[[スーパーロボット大戦V]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 
:劇場版設定で登場。[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]と共に[[エンブリヲ]]に囚われ、終盤で救出される。このため、最終決戦に同行する。
 
:劇場版設定で登場。[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]と共に[[エンブリヲ]]に囚われ、終盤で救出される。このため、最終決戦に同行する。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:サポートキャラとして登場。
 
:サポートキャラとして登場。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:SRサポートユニット。
+
:TV版設定のSRサポートユニット。
;[[スーパーロボット大戦DD]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:音声初収録。支援ユニットパーツとして登場。
 
:音声初収録。支援ユニットパーツとして登場。
 +
:1章Part10から登場するシナリオNPC。3章Part6から「2nd」設定。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
 
=== サポートアビリティ ===
 
=== サポートアビリティ ===
 
;平和を願う皇女
 
;平和を願う皇女
:SR。TV版出典。セットしたシューターのクリティカル率大アップ。
+
:SR。セットしたシューターのクリティカル率大アップ。
 +
:TV版出典。
    
=== 支援効果 ===
 
=== 支援効果 ===
;理解への対話
+
{| class="wikitable"
:[[ガンダムエクシア]]([[刹那・F・セイエイ]])装備時にメイン効果発動。
+
|-
 +
!パーツ!!メイン効果!!サブ効果!!精神コマンド!!専用演出対応
 +
|-
 +
!理解への対話
 +
|防御力ダウンIII||タイプ強化III(攻撃・回避)||[[信頼]]||[[ガンダムエクシア]]<br />([[刹那・F・セイエイ]]
 +
|-
 +
!皇女の信じた道
 +
|防御力ダウンIII||タイプ強化IV・運動性(攻撃&回避)(刹那・F・セイエイ)||[[ひらめき]]||[[ダブルオーガンダム]]<br />(刹那・F・セイエイ)
 +
|-
 +
!平和への信念
 +
|照準値ダウンIII||タイプ強化IV・ダメージ増加(攻撃&回避)(刹那・F・セイエイ)||[[不屈]]||[[ダブルオーライザー]]<br />(刹那・F・セイエイ)
 +
|-
 +
|}
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[刹那・F・セイエイ]]
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
:マリナは刹那の「運命の人」。彼と初めて出会った際に[[ガンダムマイスター]]である事を明かされ大きな衝撃を受けた。その後も真逆の道を行くが、互いに良き理解者となっていく。本編中では互いの信念を認めながらも分かり合えずにいたが、劇場版では50年の時を経て、ようやく分かり合う事が出来た。
 
:マリナは刹那の「運命の人」。彼と初めて出会った際に[[ガンダムマイスター]]である事を明かされ大きな衝撃を受けた。その後も真逆の道を行くが、互いに良き理解者となっていく。本編中では互いの信念を認めながらも分かり合えずにいたが、劇場版では50年の時を経て、ようやく分かり合う事が出来た。
:マリナの声は刹那の母親に酷似している事から(演じているのはどちらも恒松あゆみ氏)、刹那はマリナに母の面影を見出しており、平和や安寧の象徴のように見ていたらしい。
+
:マリナの声は刹那の母親に酷似している事から(演じているのはどちらも[[声優:恒松あゆみ|恒松あゆみ]]氏)、刹那はマリナに母の面影を見出しており、平和や安寧の象徴のように見ていたらしい。
:なお、マリナは刹那の「両親を殺した過去」を知っているほぼ唯一の人物でもある<ref>([[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]によって洗脳された)刹那が両親を殺している事自体がアニメでは示唆するだけの形になっていたので作中ではぼかされていたが、ノベライズ版では2ndシーズン第15話におけるマリナと刹那が自分のそれまでの境遇を話した時に刹那から明かされている。</ref>。
+
:なお、マリナは刹那の「両親を殺した過去」を知っているほぼ唯一の人物でもある<ref>([[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]によって洗脳された)刹那が両親を殺している事自体がアニメでは示唆するだけの形になっていたので作中ではぼかされていたが、[[小説|ノベライズ版]]では2ndシーズン第15話におけるマリナと刹那が自分のそれまでの境遇を話した時に刹那から明かされている。</ref>。
;マスード・ラフマディ
+
;マスード・ラフマディー
:[[アザディスタン王国]]の[[宗教]]指導者にして国内における保守派のリーダー。以前からのマリナの理解者でもあり、保守派の暴発を抑える役割を買って出ている。
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:[[アザディスタン王国]]の[[宗教]]指導者にして国内における保守派のリーダー。以前からのマリナの理解者でもあり、保守派の暴発を抑える役割を買って出ている。SRWでは『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』にて名前のみ登場。
:1stシーズンのみの登場で、2ndシーズンでは既に故人と化している。SRW未登場。
   
;アベド、ヤエル、リアン、モシェ、ヨセフ、ダビッド
 
;アベド、ヤエル、リアン、モシェ、ヨセフ、ダビッド
:2ndで登場した[[カタロン]]の子供達。以前からマリナを慕っており、マリナも親代わりとなって優しく接していた。
+
:2ndで登場した[[カタロン]]の子供達。いずれも戦争や弾圧で家族を失った孤児らで、以前からマリナを慕っており、マリナも親代わりとなって優しく接していた。
:殆どがカタロンに保護された戦災孤児や難民であり、死の危機に直面した際にはパニックを起こす場面もあった。
      
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
=== ガンダムシリーズ ===
 
=== ガンダムシリーズ ===
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』序盤、アザディスタン郊外の「秘密の場所」にて彼女と知り合うも、折り悪く[[WLF]]のテロリストによって共に拉致されてしまう。終盤では国家の枠組みが取り払われつつある状況下、彼女へ国連大使との会談に同席する事を頼む。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でも共に平和を望む同志であり、関わる場面は多い。
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』序盤、アザディスタン郊外の「秘密の場所」にて彼女と知り合うも、折り悪く[[WLF]]のテロリストによって共に拉致されてしまう。終盤では国家の枠組みが取り払われつつある状況下、彼女へ国連大使との会談に同席する事を頼む。
 +
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でも共に平和を望む同志であり、関わる場面は多い。
 
:リリーナとは「主人公以外のガンダムの[[パイロット]](ガンダムマイスター)と関わる機会が殆ど無い」という共通点もある。
 
:リリーナとは「主人公以外のガンダムの[[パイロット]](ガンダムマイスター)と関わる機会が殆ど無い」という共通点もある。
 
;[[ディアナ・ソレル]]
 
;[[ディアナ・ソレル]]
:『第2次Z破界篇』の終盤で、新たな国連の特別大使に就任した彼女との会談を行なう。ディアナとの出会いが、指導者としての生き方に影響を受けた事が『第2次Z再世篇』では語られている。
+
:『第2次Z破界篇』の終盤で、新たな国連の特別大使に就任した彼女との会談を行なう。
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:ディアナとの出会いが、指導者としての生き方に影響を受けた事が『第2次Z再世篇』では語られている。
 
;[[ラクス・クライン]]
 
;[[ラクス・クライン]]
 
:『第2次Z再世篇』では彼女から「平和の歌」を託される事に。『UX』でも友好関係。
 
:『第2次Z再世篇』では彼女から「平和の歌」を託される事に。『UX』でも友好関係。
 
;[[シン・アスカ]]
 
;[[シン・アスカ]]
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では、復興したアザディスタンで育った花を刹那に送るように頼んだ。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では、復興したアザディスタンで育った[[花]]を刹那に送るように頼んだ。
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では友好関係。
+
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では友好関係。
 
;[[貂蝉キュベレイ]]
 
;[[貂蝉キュベレイ]]
 
:同じく恒松氏が演じるキャラ。『UX』では直接絡む場面は無いが、彼女がマリナを意識した台詞を言う場面も。
 
:同じく恒松氏が演じるキャラ。『UX』では直接絡む場面は無いが、彼女がマリナを意識した台詞を言う場面も。
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:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で彼女が投獄された際には、世論を動かすために世界中で公演してまわった。
 
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で彼女が投獄された際には、世論を動かすために世界中で公演してまわった。
 
;[[ティンプ・シャローン]]、[[ジェイソン・ベック]]、[[カン・ユー]]
 
;[[ティンプ・シャローン]]、[[ジェイソン・ベック]]、[[カン・ユー]]
:『第2次Z再世篇』の黒の騎士団ルート終盤、難民キャンプにて偶然訪れた彼らに復興の手伝いを頼む。どうしようもない小悪党三人組な彼らだが、マリナの平和を願う想いは彼ら三人にも確かに伝わった様子。
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:『第2次Z再世篇』の黒の騎士団ルート終盤、難民キャンプにて偶然訪れた彼等に復興の手伝いを頼む。どうしようもない小悪党三人組な彼らだが、マリナの平和を願う想いは彼ら三人にも確かに伝わった様子。
 
;[[覇道瑠璃]]
 
;[[覇道瑠璃]]
 
:『UX』では友好関係。
 
:『UX』では友好関係。
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;[[ハザード・パシャ]]
 
;[[ハザード・パシャ]]
 
:『UX』では政敵。マリナの存在を疎ましく思い、第一部序盤にテロリストを利用してマリナの[[暗殺]]を企てるも、刹那達によって阻止される。
 
:『UX』では政敵。マリナの存在を疎ましく思い、第一部序盤にテロリストを利用してマリナの[[暗殺]]を企てるも、刹那達によって阻止される。
:その後も、捕縛された暗殺実行犯のテロリストを謀殺して「マリナ暗殺を企てたのはUXである」というテロリストの「遺言」をでっち上げて、マリナ暗殺計画をもダシにしてUXを陥れるが、マリナも彼の陰謀に対して毅然と抵抗する。
+
:その後も、捕縛された暗殺実行犯のテロリストを謀殺して「マリナ暗殺を企てたのは[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]である」というテロリストの「遺言」をでっち上げて、マリナ暗殺計画をもダシにしてUXを陥れるが、マリナも彼の陰謀に対して毅然と抵抗する。
 
;[[アンジュ]]
 
;[[アンジュ]]
 
:『V』ではエンブリヲによって[[神聖ミスルギ皇国]]に囚われた彼女と出会い、彼女に自分達の現状とエンブリヲのハーレム計画の一端を伝える。
 
:『V』ではエンブリヲによって[[神聖ミスルギ皇国]]に囚われた彼女と出会い、彼女に自分達の現状とエンブリヲのハーレム計画の一端を伝える。
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=== 1st ===
 
=== 1st ===
 
;「だからね…もう、戦わなくてもいいのよ」<br />「いいのよ、ソラン…」
 
;「だからね…もう、戦わなくてもいいのよ」<br />「いいのよ、ソラン…」
:[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[夢]]の中で出てきた時の台詞。『[[機動戦士ガンダム00|00]]』のシリーズ通して、マリナが刹那を本名である「ソラン」と言ったのはこの夢の中のみ。
+
:第21話より。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[夢]]の中で出てきた時の台詞。『[[機動戦士ガンダム00|00]]』のシリーズ通して、マリナが刹那を本名である「ソラン」と言ったのはこの夢の中のみ。
 
:[[小説|ノベライズ版]]では刹那は母親と声が酷似しているマリナに名前を呼ばれる事を想像して安らぎを覚える場面があるので、ここでマリナが「ソラン」と呼んだのは刹那が無意識の内に望んでいた事であろう。
 
:[[小説|ノベライズ版]]では刹那は母親と声が酷似しているマリナに名前を呼ばれる事を想像して安らぎを覚える場面があるので、ここでマリナが「ソラン」と呼んだのは刹那が無意識の内に望んでいた事であろう。
 
=== 2nd ===
 
=== 2nd ===
 
;「あなたが…泣かないからよ」
 
;「あなたが…泣かないからよ」
:
+
:第3話より。
 
;マリナ「違います」<br/>刹那「違う」
 
;マリナ「違います」<br/>刹那「違う」
:[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]に「お二人は恋人同士なのですか?」と聞かれて。即座に否定するも、同時に息の合った返答をしているため、視聴者間では「恋人じゃなくもはや夫婦」などとネタにされた。
+
:第4話より。[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]に「お二人は恋人同士なのですか?」と聞かれて。
;「戦いが広がっていく…」<br/>ヤエル「どうしたの? 姫様」<br/>「ヤエル達と作った歌がみんなに届けばいいなって」<br/>ヤエル「だったら歌わなくちゃ!」<br/>「ええ、そうね」<br/>(それぐらいしかできなくても…せめてそれだけでも)
+
:即座に否定するも、同時に息の合った返答をしているため、視聴者間では'''「恋人じゃなくて、もはや夫婦」'''などとネタにされた。
 +
;「戦いが広がっていく…」<br/>ヤエル「どうしたの? 姫様」<br/>「ヤエル達と作った[[歌]]がみんなに届けばいいなって」<br/>ヤエル「だったら歌わなくちゃ!」<br/>「ええ、そうね」<br/>(それぐらいしかできなくても…せめてそれだけでも)
 
:第14話より。自分達で作曲した「TOMORROW」を披露する事となる。
 
:第14話より。自分達で作曲した「TOMORROW」を披露する事となる。
 
;「無理をしていたのかしら…でも、あなたも同じように見えるわ……無理をして、戦っている」
 
;「無理をしていたのかしら…でも、あなたも同じように見えるわ……無理をして、戦っている」
 
:第15話より。
 
:第15話より。
 
;「それ(銃)を持ったら、この子達の瞳を真っ直ぐ見られなくなるから」
 
;「それ(銃)を持ったら、この子達の瞳を真っ直ぐ見られなくなるから」
:第19話で連邦保安局の襲撃から逃れた後にシーリンから護身用として銃を手渡されたが、共に行動している子供達のために銃を持つことを拒否していた。
+
:第19話より。連邦保安局の襲撃から逃れた後に[[シーリン・バフティヤール|シーリン]]から護身用として銃を手渡されたが、共に行動している子供達のために銃を持つ事を拒否していた。
 
;「だから、どうかあなたもあなたの幸せをつかんでください」<br />「刹那、あなたに幸せが訪れる事を、私は祈っています…」
 
;「だから、どうかあなたもあなたの幸せをつかんでください」<br />「刹那、あなたに幸せが訪れる事を、私は祈っています…」
:マリナが手紙の中で刹那に綴った願い。ちなみに'''書いただけで刹那には送っていない'''ので、その後も刹那が戦い続けているのは、別にマリナの手紙をスルーしたわけではない。
+
:マリナが手紙の中で刹那に綴った願い。ちなみにこの手紙自体は'''書いただけで刹那には送っていない'''ため、少なくともTV本編では刹那に伝えてはいない。
    
=== 劇場版 ===
 
=== 劇場版 ===
 
;「あなたに事情があるのはわかっているつもりです。だからこそお互いに理解を深め、最善の道を探したいのです。争うことではなく、話し合う事、わかり合う事で……」
 
;「あなたに事情があるのはわかっているつもりです。だからこそお互いに理解を深め、最善の道を探したいのです。争うことではなく、話し合う事、わかり合う事で……」
:序盤で自分を殺そうとしたテロリストに対して。そのテロリストは家族を守るために仕方なくコロニー公社の指示に従っていたらしく、マリナに銃口を向けた際には葛藤していた。
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:序盤で自分を殺そうとした[[テロリスト]]に対して。
 +
:そのテロリストは、家族を守るために仕方無くコロニー公社の指示に従っていたらしく、マリナに銃口を向けた際には葛藤していた。
 +
 
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=== その他の媒体 ===
 +
;「わたしは…ずっとここにいます。ずっと、ここでこの国を守ります」<br />「ひとつだけ約束して。どこにいても幸せになるって」<br />「わたしはずっとここにいるから、いつかこの国に帰ってきて…!」
 +
:高河ゆん氏の[[漫画]]『空と大地のまじわるところ』より。2ndシーズン終了後に世界の敵であり続ける事を選び、最後の挨拶に訪れた刹那に向けた願い。
 +
:刹那は直接答える事は無く、「あなただけがオレの国の姫だ」と言い残して戦いの日々の戻っていった。そして、ELSとの対話を果たした50年後に、「いつかマリナのいるアザディスタンへ帰る」という約束が果たされる事になる。
 +
:なお、[[プレイステーション4|PS4]]・[[Nintendo Switch]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『SDガンダム G-GENERATION CROSS RAYS』では[[声優:恒松あゆみ|恒松]]・[[声優:宮野真守|宮野]]両氏によるボイス付きで再現されている。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
=== Zシリーズ ===
 
=== Zシリーズ ===
;「そのような絵空事を…! 戦いによる変革でどれだけの生命が失われると思っているのです!?」
+
;「そのような絵空事を…! 戦いによる変革でどれだけの生命が失われると思っているのです!?」
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第18話裏部隊ルート「交差する明日」より。アザディスタンを活動拠点として、世界に変革を促すと息巻く[[WLF]]の[[テロリスト]]に対してぶつけた非難。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第18話裏部隊ルート「交差する明日」より。アザディスタンを活動拠点として、世界に変革を促すと息巻く[[WLF]]の[[テロリスト]]に対してぶつけた非難。
 
;「完全平和主義を謳ったサンクキングダム…。その存在は、今日の世界では叶わない夢なのかも知れません…」
 
;「完全平和主義を謳ったサンクキングダム…。その存在は、今日の世界では叶わない夢なのかも知れません…」
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:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第22話にて[[衛星兵器]]を破壊したのもつかの間、加藤機関によって全世界に[[核ミサイル]]が発射されてしまう。
 
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第22話にて[[衛星兵器]]を破壊したのもつかの間、加藤機関によって全世界に[[核ミサイル]]が発射されてしまう。
 
:「もう自分達には[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]に出来る事はないのか」と嘆く[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]達に、「まだ自分達にも出来る事がある」と一人の女性が議会に、全世界の人間に告げた…。
 
:「もう自分達には[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]に出来る事はないのか」と嘆く[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]達に、「まだ自分達にも出来る事がある」と一人の女性が議会に、全世界の人間に告げた…。
;「皆さん…いま宇宙で戦っている方々は、これまで世界の敵と非難されてきた人たちです。しかし、真実は違いました。彼らはいつも、世界のために戦っていたのです。そう…今この瞬間も!」<br/>「かつて、世界中から憎まれながらも、戦い続けた人たちがいました。しかし彼らもまた、人と人が分かり合える道を求めていただけだったのです。私たちと、同じように…!」<br/>「たとえ道は違っても、平和を求める気持ちは、誰もが同じです。どうか皆さん、祈ってください。今も命を懸けて戦っている、彼らのために…! そしていつか、本当の平和が訪れるように…!」
+
;「皆さん…いま宇宙で戦っている方々は、これまで世界の敵と非難されてきた人たちです。しかし、真実は違いました。彼らはいつも、世界のために戦っていたのです。そう…今この瞬間も!」<br/>「かつて、世界中から憎まれながらも、戦い続けた人たちがいました。しかし彼らもまた、人と人が分かり合える道を求めていただけだったのです。私たちと、同じように…!」<br/>「たとえ道は違っても、平和を求める気持ちは、誰もが同じです。どうか皆さん、祈ってください。今も命を懸けて戦っている、彼らのために…! そしていつか、本当の平和が訪れるように…!」
 
:同上。[[ハザード・パシャ|ハザード]]の策略により、世界の敵と仕立て上げたUXが世界のために命がけに戦ったことを皆に知らしめた。
 
:同上。[[ハザード・パシャ|ハザード]]の策略により、世界の敵と仕立て上げたUXが世界のために命がけに戦ったことを皆に知らしめた。
   187行目: 211行目:  
*『機動戦士ガンダム00』のキャラクターデザインを担当した高河ゆん氏による初期ラフ稿におけるマリナ・イスマイールのデザインには'''「絶世の美女」'''というオーダーを反映して、「ウェーブがかかったロングヘアのもの」や「『00』2ndシーズンにおける[[王留美]]に似た表情のもの」が存在している。
 
*『機動戦士ガンダム00』のキャラクターデザインを担当した高河ゆん氏による初期ラフ稿におけるマリナ・イスマイールのデザインには'''「絶世の美女」'''というオーダーを反映して、「ウェーブがかかったロングヘアのもの」や「『00』2ndシーズンにおける[[王留美]]に似た表情のもの」が存在している。
 
*マリナは、『00』に登場する女性キャラクターの中では(食玩等のチープトイを除き)唯一フィギュアが販売されていない。
 
*マリナは、『00』に登場する女性キャラクターの中では(食玩等のチープトイを除き)唯一フィギュアが販売されていない。
*劇場版ではついに三十路に突入し最後の場面では老女という昨今珍しい年上ヒロインであるが、初期設定では一期開始時点で19歳という割とよくあるくらいの年齢設定だった。「主人公の母親の面影を見せる」というキャラ付けのための年齢上昇と考えるのが妥当か。
+
*劇場版『00』ではついに三十路に突入し、エピローグの場面では老女(81歳)という昨今珍しい年上[[ヒロイン]]であるが、初期設定では一期開始時点で19歳という割とよくあるくらいの年齢設定だった。「主人公の母親の面影を見せる」というキャラ付けのための年齢上昇と考えるのが妥当か。
 +
*水島精二監督によると、劇場版『00』のエピローグに登場する老マリナの声は当初、相応の年齢の声優に演じてもらおうと考えていたが、恒松あゆみ氏の懇願もあって彼女が老マリナも演じる事になったとの事。
 +
**ちなみに、高河ゆん氏は恒松あゆみ氏が演じた老マリナについて'''「自分よりも年齢が上である老婆役の声を演じるのは難しいはずなのに、違和感が無かった」'''と絶賛している。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
3,358

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