差分
→余談
{{登場メカ概要
{{登場メカ概要
| 登場作品 = [[ゾイドシリーズ]]
| 登場作品 = [[ゾイドシリーズ]]
*{{登場作品 (メカ)|ゾイド -ZOIDS-}}
*{{登場作品 (メカ)|ゾイド -ZOIDS-}}
| SRWでの分類 = [[機体]]<br>[[母艦]]
| メカニックデザイン =
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[母艦]]
}}
}}
| 生産形態 = 発掘
| 生産形態 = 発掘
| 型式番号 = RZ-037
| 型式番号 = RZ-037
| 全長 = 1110m<ref>バトルストーリーでは全長50.0m、全高27.5m、重量507.0tと設定されている。</ref>
| 全長 = 555m<ref>バトルストーリーでは全長50.0m、全高27.5m、重量507.0tと設定されている。</ref>
| 全高 = 333m
| 動力 = [[ゾイドコア]]
| 動力 = [[ゾイドコア]]
| 所属 = ヘリック共和国
| 所属 = ヘリック共和国<br/>ガーディアンフォース
| 主な搭乗員 = [[ロブ・ハーマン]]<br />[[ムンベイ]]
| 主な搭乗員 = [[ロブ・ハーマン]]<br />[[ムンベイ]]
}}
}}
'''ウルトラザウルス'''は『[[ゾイド -ZOIDS-]]』の[[登場メカ]]。
'''ウルトラザウルス'''は『[[ゾイド -ZOIDS-]]』の[[登場メカ]]。
== 概要 ==
== 概要 ==
ヘリック共和国が古代遺跡から発掘した超大型[[ゾイド]]。[[ブレードライガー]]や[[アイアンコング]]のような大型ゾイドを複数収容可能な格納庫や作戦用ブリッジを備えるという、さながら移動要塞とも形容出来るゾイドである。
「ウンディーヌレイク」と呼ばれる人工湖の底に沈めて保有していたが、[[ヒルツ]]の[[デススティンガー]]によって首都を始めとする主要施設をことごとく失った共和国軍が臨時の司令部として使用するために稼働させた。その後[[ドクター・ディ]]の開発したグラビティカノンとそのパワージェネレーターを搭載し、ガーディアンフォースの旗艦及び対デススティンガー戦の切り札として運用された。[[オリジナルデスザウラー|完全復活したデスザウラー]]との戦いではグラビティカノンを利用して[[ブレードライガー]]を射出し、これを撃破した。
アニメ作中では単に「ウルトラザウルス」と呼称されているが、『ゾイドバトルカードゲーム』では他の個体との区別のため、「ウルトラザウルスMoS」と表記されている。「ムンベイスペシャル」の意味だが、作中ではムンベイが勝手に自分のものだと発言しただけでムンベイの所有物ではない。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
:初登場作品。初登場ステージでは原作通り起動に時間がかかっており、動くことができない。さらにこのときは無改造となっているため、全方向から押し寄せてくる敵を相手に守らなければならない。
:初登場作品。初登場ステージでは原作通り起動に時間がかかっており、動くことができない。さらにこのときは無改造となっているため、全方向から押し寄せてくる敵を相手に守らなければならない。
:原作同様に[[母艦]]として運用されるが、陸上生物の[[ゾイド]]であるため、基本的には[[惑星Zi]](『[[ゾイド -ZOIDS-]]』原作再現ミッション)、アークシップ甲板上専用の母艦ユニット。加入が遅く使用できるミッション数も7つしかない(シミュレーター除く)が、戦闘力は比較的高く、[[改造]]段階も正式加入時は6段階と高い。ゾイドであっても母艦であるためか、他の母艦と同様'''移動時に向きが固定されたまま動く'''。
:原作同様に[[母艦]]として運用されるが、陸上生物の[[ゾイド]]であるため、基本的には[[惑星Zi]](『[[ゾイド -ZOIDS-]]』原作再現ミッション)、アークシップ甲板上専用の母艦ユニット。加入が遅く使用できるミッション数も7つしかない(シミュレーター除く)が、戦闘力は比較的高く、[[改造]]段階も正式加入時は6段階と高い。ゾイドであっても母艦であるためか、他の母艦と同様'''移動時に向きが固定されたまま動く'''。
=== 武装・[[必殺武器]] ===
=== 武装・[[必殺武器]] ===
;8連装ミサイルランチャー
;8連装ミサイルランチャー
:「対艦」特性付き。
:胴体部に搭載されたミサイルランチャー。任務に応じて各種弾頭を装填可能。「対艦」特性付き。
;パルスレーザーガン
;パルスレーザーガン
:自機中心型の[[MAP兵器]]で「[[ビーム兵器]]」特性付き。
:格納庫側面に搭載された3連装レーザー砲。自機中心型の[[MAP兵器]]で「[[ビーム兵器]]」特性付き。
;ハイパーキラーバイトファング
;ハイパーキラーバイトファング
:「押投」特性付き。SRWでは普通に使用しているが実はアニメでは未使用
:牙を使い相手に噛みつく。「押投」特性付き。SRWでは普通に使用しているが実はアニメでは未使用。
;マニューバーミサイル
;マニューバーミサイル
:「対地」「曲射」特性付き。
:前脚部のミサイルポッドに搭載された高機動ミサイル。「対地」「曲射」特性付き。
;グラビティカノン
;グラビティカノン
:[[ドクター・ディ]]が開発した、超重力を発生させる砲弾を打ち出す兵器。内部重力を持つ超重金属プラネタルサイトは外部から圧力を加えることで[[ブラックホール]]を発生させるためか、劇中では試射含めて3発しか使用していない。
:[[ドクター・ディ]]が開発した、超重力を発生させる砲弾を打ち出す兵器。内部重力を持つ超重金属プラネタルサイトに外部から圧力を加えることで[[ブラックホール]]を発生させる。左舷にプラネタルサイト弾を発射する砲本体、右舷に稼働に必要なパワージェネレーターを搭載する。
:プラネタルサイトが貴重な物質のため、劇中で用意された砲弾は試射用・実戦用・予備弾の3発のみ。最終決戦では艦内で製造された1発を使用している。
:着弾点指定型のMAP兵器で「対地」特性付き。
:着弾点指定型のMAP兵器で「対地」特性付き。
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
;アルティメットファランクス
;[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B6%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B9#アルティメットファランクス アルティメットファランクス](SRW未登場)
:ゲーム「ゾイドサーガシリーズ」に登場する改造機。リニアカノンが6門になり胸部のミサイルが3連装迫撃砲となっており火力が向上している。さらに頭部には装甲が追加され人間の顔を思わせる風貌になっている。
:ゲーム「ゾイドサーガシリーズ」に登場する改造機。リニアカノンが6門になり胸部のミサイルが3連装迫撃砲となっており火力が向上している。
;ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤー
;[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B6%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B9#ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤー ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤー](SRW未登場)
:バトルストーリーに登場するウルトラザウルスの改造機。両舷のロングレンジキャノンに加え1200mウルトラキャノンを装備している。ちなみにこのウルトラキャノン、開発にはドクター・ディ(らしき人物)が携わったという噂がある。
:バトルストーリーに登場するウルトラザウルスの改造機。両舷のロングレンジキャノン(3門×2つの6門)に加え1200mウルトラキャノン(1200m砲)を装備している。
:ニクシー基地への総攻撃の結果、1200m砲の砲身が焼けてしまった為に取り外され、甲板と艦橋とロングレンジキャノン(3門×3つの計9門)を装備した空母型の'''ウルトラザウルス・ザ・キャリア'''に改造された。
== 余談 ==
== 余談 ==
*後番組であり直接の続編でもある『[[ZOIDS新世紀/ZERO]]』の最終回では、グラビティカノンらしき装備を持つ朽ち果てたウルトラザウルスが登場した。
*後番組であり直接の続編でもある『[[ZOIDS新世紀/ZERO]]』の最終回では、グラビティカノンらしき装備を持つ朽ち果てたウルトラザウルスが登場した。
*この機体のモデルは史上最大の恐竜とされていた竜脚類・ウルトラサウロスから。ただ、現在ではこの恐竜は実在していないという説が有力(復元骨格が別種のキメラ状態であったため)。<!-- == 現実世界の「ウルトラサウロス」と、「ウルトラサウルス」は別物であるらしい == -->
**『ZOIDS新世紀/ZERO』では、朽ちたウルトラザウルスとは別に、バトル連盟所有のウルトラザウルスがもう1機登場している。新たに発掘された機体か、ゾイドコアを移植した新造機と思われる。こちらはグラビティキャノンではなくリニアキャノン4門を搭載している。
*この機体のモデルは史上最大の恐竜とされていた竜脚類・ウルトラサウロスから。ただ、現在ではこの恐竜は実在していないという説が有力(復元骨格が別種のキメラ状態であったため)。<!-- 現実世界の「ウルトラサウロス」と、「ウルトラサウルス」は別物であるらしい。 -->
<!-- *トミー(現タカラトミー)の公式ストーリー『ゾイドバトルストーリー』 -->
*新バトストでは大災害グランドカタストロフの結果、野生体が絶滅。現存していた機体も老朽化した事から故障や解体が進んでおり、現在は大統領専用機として1機が残るのみである(野生体が存在しないため再生産できず、最後の1機のゾイドコアが停止した瞬間、絶滅する運命である)。
**一応、オーガノイドシステム(OS)を搭載<ref>OSにはゾイドコアを活性化される機能があり、それをゾイドコアの増殖に応用して培養し数を増やすのである。なお、この方法で生産した機体はOS限定搭載機のメリットとデメリットを受け継ぐ(後述)。</ref>したり、ゾイドコアの培養を利用した再生産自体は可能だが、前者は性能向上と引き換えに狂暴化が後者は安定性は保てるが性能低下が起きる事や、共和国が人為的な個体数の増加に消極的なこともあり、今後新造される事は無いと思われる。<ref>逆に、帝国は人為的な個体数の増加に積極的だが、これは共和国が道徳・倫理観があるとかではなく、豊かな国力を背景に「戦争は数」を地で行き'''無理やり増やさなくても別に困らない'''共和国と、それに「高度な技術力」で対応する為に'''増やさないと頭数が自体が足りない'''帝国のお国柄・事情がある。</ref>
*ゾイドシリーズはゾイド本体の他に様々な武装をカスタムパーツとして発売している。その一環としてアニメでウルトラザウルスが装備したグラビティカノンもカスタムパーツとして販売する予定だったが、没になった経緯がある。
**理由としては、かなり巨大になる事と、結果'''販売価格が大型ゾイド並'''になり、販売したとしても売れないだろうとなり見送られた。<br/>グラビティカノンはその後、グラビティーキャノンと名を変え、『ゾイドワイルドZERO』のカスタムパーツとしてラインナップされた。こちらでは複数の武装を組み合わせる事で完成する大型武器となっている。
== 脚注 ==
== 脚注 ==
<references />
<references />
== 資料リンク ==
*[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B6%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B9 ウィキペディア]
{{DEFAULTSORT:うるとらさうるす}}
{{DEFAULTSORT:うるとらさうるす}}
[[Category:登場メカあ行]]
[[Category:登場メカあ行]]
[[Category:ゾイドシリーズ]]
[[Category:ゾイドシリーズ]]