差分

4,108 バイト追加 、 2019年4月22日 (月) 01:57
編集の要約なし
18行目: 18行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
神官の[[ザガート]]一派に属する女魔操士(原作では魔'''導'''士)。
+
神官の[[ザガート]]一派に属する女魔操士(原作では魔'''導'''士。『イル』と読む)。
   −
ザガートに対し恋心を抱き、彼に忠誠を誓っている。元々は[[クレフ]]の弟子だったが、裏切ってザガートの下へと付いた。優秀な魔法の腕を生かし、魔法騎士達の抹殺を図る。
+
ザガートに対し恋心を抱き、彼に忠誠を誓っている。元々は[[クレフ]]の弟子でありエメロード姫付きの魔操士だったが、裏切ってザガートの下へと付いた。優秀な魔法の腕を生かし、魔法騎士達の抹殺を図る。
   −
原作とアニメで、それぞれ辿る結末が異なる人物の1人。
+
原作とアニメ共に魔法騎士達の前に最初に立ちはだかる敵だが、それぞれ辿る結末は異なる。
 +
 
 +
=== 原作 ===
 +
:セフィーロに来たばかりの頃の魔法騎士達3人に襲いかかりその高い実力を見せつけるが、クレフに魔法を伝承された光の『炎の矢』に敗れ撤退する。
 +
:その後、魔法騎士達が魔法を使えない沈黙の森を抜けた先で待ち伏せし、再び襲い掛かる。
 +
:前回よりも高威力の魔法を使い以前敗れた光を圧倒するも、光に続き魔法を習得した海の『水の龍』によってまたも敗れる。
 +
:満身創痍になりながらザガートの元へ帰還し、次回こそ魔法騎士たちを打倒することを彼に誓うが、用済みと判断され消滅させられる。
 +
:最期まで自身の愛するザガートがエメロード姫と恋仲であることは知らないままだった。
 +
 
 +
=== アニメ===
 +
:二度目の失敗の後、今度こそ魔法騎士を倒すとザガートに誓い三度目の魔法騎士抹殺に挑む。
 +
:エテルナの泉にて、試練を乗り越えエスクードを手に入れた直後の魔法騎士達の前に立ちはだかる。
 +
:自身の策で遅効性の毒を食らい思うように動けなくなった魔法騎士達を攻撃するも、3人が試練の最中に習得した新たな魔法『碧の疾風』『蒼い竜巻』『紅い稲妻』を受けて敗れる。
 +
:帰還後にザガートに挽回のチャンスを乞うたが、度重なる失敗によりとうとう見限られ失脚させられる。
 +
:原作とは違い殺されずには済んだものの、魔法騎士達との最終決戦時にて、戦いに挑む前のザガートとエメロード姫の会話を盗み聞き、二人が愛し合っていることを知る。
 +
:『今までザガートの為に尽くしてきたことは何だったのか』とザガートに縋るも、彼からは『自分自身のエゴの為だけに戦っていた』と一蹴され、自身の想いを拒絶されたことで絶望。
 +
:ザガートとエメロード姫に対する恨みからセフィーロの滅亡を望むようになり、しばらく行方不明だったが第二章にて目的を同じくするデボネアの配下となって再登場する。
 +
:圧倒的なパワーアップを遂げて再び魔法騎士達の前に立ち塞がるも、ランティスに敗れ囚われの身となり、セフィーロ城に幽閉される。
 +
:誰にも心を開かなかったが、シエラとの邂逅を経て改心。デボネアの居場所を告げようとするが、裏切りを察したデボネアの呪いによって殺されそうになる。
 +
:事態を察し止めようとした海に『自分で決めた最期』だと言い聞かせ、デボネアがセフィーロの裏にいることを告げて消滅する。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
28行目: 47行目:  
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
:初登場作品。前線で指揮を執る場面が多いが、魔神の類は持たない為NPC。
 
:初登場作品。前線で指揮を執る場面が多いが、魔神の類は持たない為NPC。
:今回は地上にも出てくるが、地上ルート36話で[[インフィニティ]]の力により、別次元へと放逐されるも[[クレフ]]に助け出される。最期はアニメ版とは違い[[デボネア]]の名前を口にした後に彼女が放った稲妻に討たれ落命する。
+
:今回は地上にも出てくるが、地上ルート36話で[[インフィニティ]]の力により、別次元へと放逐されるも[[クレフ]]に助け出される。
 +
:最期はアニメとは違い[[デボネア]]の名前を口にした後に彼女が放った稲妻に討たれ落命する。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ザガート]]
 
;[[ザガート]]
:彼に忠誠を誓うが、原作では魔法騎士の抹殺に二度失敗したことで彼に粛清されている。アニメでは辛うじて殺されずには済んだが、彼の想い人を知ることになり、自身の想いは拒絶されてしまう。
+
:彼に忠誠を誓うが、原作では魔法騎士の抹殺に二度失敗したことで彼に粛清されている。
 +
:アニメでは辛うじて殺されずには済んだが、第一章ラストにて彼の想い人を知ることになり、自身の想いは拒絶されてしまう。
 +
:第二章にて、自身の想いを受け入れてくれなかった彼を恨むようになるも、最期に彼の名前を呟くなど思慕の念を完全に捨てきることはできなかった。
 
;[[エメロード]]
 
;[[エメロード]]
:原作、アニメ共に特に関わりはないが、アニメではザガートと彼女の本当の関係を知る。その後は『自分からザガートを奪った存在』として彼女の名前を聞かされただけで怒り狂うほど激しく憎むようになる。
+
:原作、アニメ共に特に関わりはないが、アニメではザガートと彼女の本当の関係を知る。
 +
:その後第二章において『自分からザガートを奪った存在』として、彼女の名前を聞かされただけで怒り狂うほど激しく憎むようになる。
 
;[[クレフ]]
 
;[[クレフ]]
 
:師匠。
 
:師匠。
 
;[[アスコット]]、[[カルディナ]]、[[ラファーガ]]、[[イノーバ]]
 
;[[アスコット]]、[[カルディナ]]、[[ラファーガ]]、[[イノーバ]]
 
:ザガート一派の面々。
 
:ザガート一派の面々。
 +
;[[ランティス]]
 +
:ザガートの弟である彼とはお互いに面識はなく、アニメ第二章にて対面した際そのよく似た容姿と声から勘違いし、しばらくの間ザガート本人だと思い込んでいた。
 +
:その間はザガートに見せていたのと同じようにしおらしい態度をとっていたが、弟だと知ってからは手のひらを返したように冷たく接する。
 
;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]
 
;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]
 
:魔法騎士である彼女達を抹殺しようと企む。なお、海からは「'''おばさん'''」呼ばわりされている。
 
:魔法騎士である彼女達を抹殺しようと企む。なお、海からは「'''おばさん'''」呼ばわりされている。
 
;[[デボネア]]
 
;[[デボネア]]
:アニメ第二章では彼女の配下となっている。
+
:アニメ第二章では彼女の配下となっている。最終的に彼女を裏切り呪殺される。
 +
;シエラ
 +
:アニメ第二章にて改心するきっかけとなった人物。デボネアの居場所を問い詰めてきた彼女の心を読んだことでその正体を知る。
 +
:彼女が魔法騎士達を傷つけない為に自身をプレセアと偽り、報われない愛と知りながらもクレフの為に行動する彼女の姿を見て心を開く。
 +
:報われない者同士として、彼女に自分を重ねている節がある。
    
== 他作品の人間関係 ==
 
== 他作品の人間関係 ==
375

回編集