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'''ガンダムエピオン'''は『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[登場メカ]]。
 
'''ガンダムエピオン'''は『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[登場メカ]]。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[トレーズ・クシュリナーダ]]が[[モビルドール]]を投入する[[ロームフェラ財団]]に反旗を翻して失脚後、自身が軟禁状態にあったルクセンブルクの古城にある地下施設で開発・完成させた[[モビルスーツ]]<ref>漫画『敗者たちの栄光』では、アニメ本編直前にレディ・アンの報告をうけていたトレーズが、端末でエピオンの設計を閲覧しているシーンが描かれており、開発はそれ以前からスタートしていたことを示唆している。</ref>。機体名の「エピオン」とは、ギリシア語で「次の」「次世代の」という意味を持つ。
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[[トレーズ・クシュリナーダ]]が[[モビルドール]]を投入する[[ロームフェラ財団]]に反旗を翻して失脚後、自身が軟禁状態にあったルクセンブルクの古城にある地下施設で開発・完成させた[[モビルスーツ]]<ref>漫画『敗者たちの栄光』では、アニメ本編直前にレディ・アンの報告を受けるトレーズが端末でエピオンの設計を閲覧しているシーンが描かれており、'''開発はコロニー側がオペレーション・メテオを実行する以前にスタートしていた'''ことを示唆している。</ref>。機体名の「エピオン」とは、ギリシア語で「次の」「次世代の」という意味を持つ。
    
設計には「[[オペレーション・メテオ]]」における5機のガンダムや[[トールギス]]をはじめとした[[OZ]]のモビルスーツが参考にされている。
 
設計には「[[オペレーション・メテオ]]」における5機のガンダムや[[トールギス]]をはじめとした[[OZ]]のモビルスーツが参考にされている。
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なおテレビシリーズの小説版ではMA形態は存在せず、ガンダムの名を持たず、ガンダムタイプのようでガンダムタイプでない機体とされており、トールギスのような機体に変更されている。
 
なおテレビシリーズの小説版ではMA形態は存在せず、ガンダムの名を持たず、ガンダムタイプのようでガンダムタイプでない機体とされており、トールギスのような機体に変更されている。
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EWに登場していないため、他のガンダムと違いEW版デザインはカトキハジメ氏によるMA形態のデザイン稿のみという状況が長らく続いた。2010年の漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』開始に際して改めてMS形態もデザインされている。翼の展開ギミックが新たに設定され、他のEW版の機体にプロポーションやディティールは近づいているが、大河原氏のTV版と比べるとカラーリングやデザインについて大きな変化は見られない。SRW未登場。
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EWに登場していないため、他のガンダムと違いEW版デザインはカトキハジメ氏によるMA形態のデザイン稿のみという状況が長らく続いた。2010年の漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』開始に際して改めてMS形態もデザインされている。翼の展開ギミックが新たに設定され、他のEW版の機体にプロポーションやディティールは近づいているが、全体は大河原氏のTV版のカラーリングやデザインをほぼ踏襲したものになっている。SRW未登場。
    
後日談小説の『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』(SRW未参戦)では、TV版最終回後にゼクスが旧友に預けていた機体を火星のラナグリン共和国が極秘で回収したという設定で登場。切断された左腕部分は銀色の新造パーツに取り換えられ、MA形態には新たに連装ビーム砲が取り付けられている。同作では新造のエピオンが量産されているため、本機は区別のために便宜上「'''エピオン初号機'''」の名で呼ばれている。パイロットは「ゼクス・マーキス」を名乗るラナグリン共和国の上級特佐。また、これまで便宜的にMA形態やバード形態といった様々な呼称で呼ばれていた飛行形態が、正式に『[[モビルアーマー]]』という名称として扱われている。これは元々TV版ガンダムWにおいてモビルアーマーという単語が一度も作中に登場しなかった(ただし漫画の外伝作品ではモビルアーマーである機体が存在している)事を逆手に取ったもので、事実上の固有名詞として扱われている。
 
後日談小説の『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』(SRW未参戦)では、TV版最終回後にゼクスが旧友に預けていた機体を火星のラナグリン共和国が極秘で回収したという設定で登場。切断された左腕部分は銀色の新造パーツに取り換えられ、MA形態には新たに連装ビーム砲が取り付けられている。同作では新造のエピオンが量産されているため、本機は区別のために便宜上「'''エピオン初号機'''」の名で呼ばれている。パイロットは「ゼクス・マーキス」を名乗るラナグリン共和国の上級特佐。また、これまで便宜的にMA形態やバード形態といった様々な呼称で呼ばれていた飛行形態が、正式に『[[モビルアーマー]]』という名称として扱われている。これは元々TV版ガンダムWにおいてモビルアーマーという単語が一度も作中に登場しなかった(ただし漫画の外伝作品ではモビルアーマーである機体が存在している)事を逆手に取ったもので、事実上の固有名詞として扱われている。