差分
→ガンダムシリーズ
{{登場人物概要
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Aeolia Schenberg]]
| 外国語表記 = [[外国語表記::Aeolia Schenberg]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/character/56.html Character]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref>
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}
*{{登場作品 (人物)|劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-}}
*{{登場作品 (人物)|劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-}}
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|大塚周夫|機動戦士ガンダム00}}(TV版・老年)<br />{{声優 (登場作品別)|磯部勉|劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-}}(劇場版・40歳)
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|大塚周夫|機動戦士ガンダム00}}(TV版・老年)<br />磯部勉(劇場版・40歳)
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|高河ゆん}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|千葉道徳}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|高河ゆん}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|千葉道徳}}(アニメ版)
| 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
}}
}}
}}
}}
'''イオリア・シュヘンベルグ'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。
'''イオリア・シュヘンベルグ'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。
== 概要 ==
== 概要 ==
21世紀末の[[天才]][[科学者・技術者|科学者]]。
21世紀末の[[天才]][[科学者・技術者|科学者]]。
作中で最も謎の多い人物であり、彼の真意と「イオリア計画」の真の目的が判明するのは2ndの終盤になってからである。そして、最終的に明かされた真の目的とは'''「外宇宙に進出する前に人類の意思を統一し、何時か訪れる『来たるべき対話』に備えて人類を変革すること」'''というものであった。
作中で最も謎の多い人物であり、彼の真意と「イオリア計画」の真の目的が判明するのは2ndの終盤になってからである。そして、最終的に明かされた真の目的とは'''「外宇宙に進出する前に人類の意思を統一し、何時か訪れる『来たるべき対話』に備えて人類を変革すること」'''というものであった。
また、[[イノベイター]]の誕生についても予見しており、GNドライヴを開発したのもその[[覚醒]]を促進することが目的であった。
また、[[イノベイター]]の誕生についても予見しており、GNドライヴを開発したのもその[[覚醒]]を促進することが目的であった。そして、西暦2314年に[[ELS|予見していた事]]が起こる事となる。
なお、対話や人間統一の意思、リボンズの裏切りなどもありTV本編やスパロボの扱い含めて比較的味方寄りの扱いをされがちではあるが、小説版では200年前の木星で本来なら100年先の技術GNドライブを作成する為に、科学者数百名を集め作成後は'''機密保護のために皆殺し'''にする<ref>200年前とはいえかなり大規模であり、TV本編でも民間の報道機関の調査で多くの科学者技術者が行方不明になったとニュース番組内で明かされた。</ref>というイオリア計画の遂行のためならば非道な手段を厭わない人物だった模様。結果的に'''00の世界の科学進歩を数世紀停滞させた'''という凄まじい事を行っている。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:初登場作品。ほぼ原作通り。序盤に原作同様、[[ソレスタルビーイング]]の意志表明の演説が世界中に流される。
:初登場作品。ほぼ原作通り。序盤に原作同様、[[ソレスタルビーイング]]の意志表明の演説が世界中に流される。
:原作以上に用意周到であり、何故か'''未来において自分の住んでいる世界が[[多元世界]]に変わることを知っていた'''。そのためか[[月|月面]]に[[マイクロウェーブ送信施設]]を建設している(おかげで[[ガンダムダブルエックス]]はサテライトキャノンが使える)。
:原作以上に用意周到であり、何故か'''未来において自分の住んでいる世界が[[多元世界]]に変わることを知っていた'''。そのためか[[月|月面]]に[[マイクロウェーブ送信施設]]を建設している(おかげで[[ガンダムダブルエックス]]はサテライトキャノンが使える)。
:『00』が[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]に移行しているため登場しないが、終盤[[加藤久嵩]]からその存在について言及されている。
:『00』が[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]に移行しているため登場しないが、終盤[[加藤久嵩]]からその存在について言及されている。
:よくよく考えてみると、'''第二次世界大戦の時点で既に計画を開始している'''ワケだが、[[世界観/UX|今作の世界観]]を考えると計画の根幹とした情報は何らかの方法で引き継いだ「過去の未来」のものである可能性が高く、その証として[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]が[[アルティメット・クロス|UX]]に合流した際、計画と現状にズレが出ていることが指摘されている。
:よくよく考えてみると、'''第二次世界大戦の時点で既に計画を開始している'''ワケだが、[[世界観/UX|今作の世界観]]を考えると計画の根幹とした情報は何らかの方法で引き継いだ「過去の未来」のものである可能性が高く、その証として[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]が[[アルティメット・クロス|UX]]に合流した際、計画と現状にズレが出ていることが指摘されている。
;[[スーパーロボット大戦BX]]
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
:物語の冒頭で生前の姿で登場。また、今回は盟友[[E・A・レイ]]も登場している。
:物語の冒頭で生前の姿で登場。また、今回は盟友[[E・A・レイ]]も登場している。
=== 単独作品 ===
=== VXT三部作 ===
;[[スーパーロボット大戦V]]
;[[スーパーロボット大戦V]]
:かつて地球圏から木星圏へと追われた[[木連]]の先祖となる人々を支援していた。そして終盤、来るべき異種との対話と並び、[[ブラックノワール|西暦世界を裏から操る真の巨悪]]の存在に気付き、その打倒の準備もしていたことが明らかとなる。
:かつて地球圏から木星圏へと追われた[[木連]]の先祖となる人々を支援していた。そして終盤、来るべき異種との対話と並び、[[ブラックノワール|西暦世界を裏から操る真の巨悪]]の存在に気付き、その打倒の準備もしていたことが明らかとなる。
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:シナリオNPC。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
:1章Part10から登場。トランザム解禁時の再現として立体映像が登場。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
;[[E・A・レイ]]
:「イオリア計画」の協力者。リボンズのオリジナルに当たる人物。彼もまたイオリアと同じ天才科学者である。
;[[リボンズ・アルマーク]]
;[[リボンズ・アルマーク]]
:イオリアによって製造された最古参の[[イノベイド]]の一人。自身に課せられた使命から逃れるためにイオリア計画を乗っ取ろうとするが、最終的にそれが身の破滅を招くこととなった。
:イオリアによって製造された最古参の[[イノベイド]]の一人。自身に課せられた使命から逃れるためにイオリア計画を乗っ取ろうとするが、最終的にそれが身の破滅を招くこととなった。
:上の二人のガンダムマイスターと共に、ソレスタルビーイングの理念と[[トランザム]]を託された。
:上の二人のガンダムマイスターと共に、ソレスタルビーイングの理念と[[トランザム]]を託された。
;[[レイフ・エイフマン]]
;[[レイフ・エイフマン]]
:[[ユニオン (00)|ユニオン]]の[[科学者・技術者|科学者]]。イオリアを「恐ろしい男」と高く評価し、ソレスタルビーイングおよびイオリアの真の目的を追う。
:イオリアを「恐ろしい男」と高く評価し、ソレスタルビーイングおよびイオリアの真の目的を追う。
:エイフマンは、イオリアの真の目的を知るまでにあと一歩のところまで近づけた程の[[天才]]だったのだが、[[死亡フラグ|深入りし過ぎた]]ために[[チームトリニティ|刺客]]の手に掛けられる。
:エイフマンは、イオリアの真の目的を知るまでにあと一歩のところまで近づけた程の[[天才]]だったのだが、[[死亡フラグ|深入りし過ぎた]]ために[[チームトリニティ|刺客]]の手に掛けられる。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
;[[アムロ・レイ]]
;[[アムロ・レイ]]
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では直接的な絡みこそ無いが、彼は「イオリア計画」の真意を誰よりも理解していた。彼の代わりにイノベイターを導き、その誕生を見届ける目となってくれた。
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では直接的な絡みこそ無いが、彼は「イオリア計画」の真意を誰よりも理解しており、イオリアの代わりにイノベイターを導き、その誕生を見届ける目となってくれた。
;[[シャア・アズナブル]]
;[[シャア・アズナブル]]
:彼も直接的な絡みこそ無いが、「[[GNドライヴ]]から発生する[[GN粒子]]によって全人類を[[イノベイター]]へと覚醒させる」と言うイオリアの計画の真の目的は、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆シャア]]原作においてシャアが提唱した「全人類を宇宙に上げて[[ニュータイプ]]に[[覚醒]]させる」と言うアクシズ落としの目的と全人類の上位種への覚醒と言う意味では一致する。
:彼も直接的な絡みこそ無いが、「[[GNドライヴ]]から発生する[[GN粒子]]によって全人類を[[イノベイター]]へと覚醒させる」と言うイオリアの計画の真の目的は、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆シャア]]原作においてシャアが提唱した「全人類を宇宙に上げて[[ニュータイプ]]に[[覚醒]]させる」と言うアクシズ落としの目的と全人類の上位種への覚醒と言う意味では一致する。
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』における'''「もう一人の革新者」'''。
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』における'''「もう一人の革新者」'''。
:この世界では[[ゼロシステム]]がイオリア計画の一環として開発されたため、戦いの中で成長し、自身を変革させ[[ゼロシステム]]を使いこなしたヒイロも刹那と同様、イオリアの遺産を受け継いだ「イオリア計画の体現者」と言える。
:この世界では[[ゼロシステム]]がイオリア計画の一環として開発されたため、戦いの中で成長し、自身を変革させ[[ゼロシステム]]を使いこなしたヒイロも刹那と同様、イオリアの遺産を受け継いだ「イオリア計画の体現者」と言える。
;[[ドクターJ]]、[[プロフェッサーG]]、[[ドクトルS]]、[[H教授]]、[[老師O]]
:『Zシリーズ』においては[[ソレスタルビーイング]]の一員。イオリアの目的に気付いたものの、この作品においてイオリアが想定していた機体(ツインドライヴとゼロシステムの統合機)があまりにも危険だったため離反、機体の分割を試みた。
:なお彼らは'''動力源を得意技術とする人物が[[ハワード]]含めて存在しない'''ため、原作設定を踏まえてもGNドライヴの技術とは綺麗に分割されている形となっている。
=== リアル系 ===
=== リアル系 ===
;[[エンブリヲ]]
;[[エンブリヲ]]
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[ソレスタルビーイング]]創設以前に彼に同士になるよう勧誘を受けていたが、それを拒絶している。
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[ソレスタルビーイング]]創設以前に彼に同士になるよう勧誘を受けていたが、それを拒絶している。
:絶対者を気取り、下劣な欲望のままに動く様はイオニアにとっても唾棄すべきものに映ったのは想像に難しくなかっただろう。
:絶対者を気取り、下劣な欲望のままに動く様はイオリアにとっても唾棄すべきものに映ったのは想像に難しくなかっただろう。
=== スーパー系 ===
=== スーパー系 ===