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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Mikhail Blanc]]
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| | 登場作品 = [[マクロスシリーズ]] | | | 登場作品 = [[マクロスシリーズ]] |
| *{{登場作品 (人物)|マクロスF}} | | *{{登場作品 (人物)|マクロスF}} |
| *{{登場作品 (人物)|劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜}} | | *{{登場作品 (人物)|劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜}} |
| *{{登場作品 (人物)|劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜}} | | *{{登場作品 (人物)|劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜}} |
| + | *{{登場作品 (人物)|マクロス30 銀河を繋ぐ歌声}} |
| | 声優 = {{声優 (登場作品別)|神谷浩史|マクロスF|SRW=Y}} | | | 声優 = {{声優 (登場作品別)|神谷浩史|マクロスF|SRW=Y}} |
| + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|江端里沙}} |
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦L}} |
| + | | SRWでの分類 = [[パイロット]] |
| + | }} |
| + | |
| + | {{登場人物概要 |
| + | | タイトル = プロフィール |
| | 愛称 = [[愛称::ミシェル]] | | | 愛称 = [[愛称::ミシェル]] |
| | 種族 = ゾラ人、[[ゼントラーディ]]、地球人など多数の種族の混血 | | | 種族 = ゾラ人、[[ゼントラーディ]]、地球人など多数の種族の混血 |
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| | 年齢 = [[年齢::17]]歳 | | | 年齢 = [[年齢::17]]歳 |
| | 身長 = [[身長::180 cm]] | | | 身長 = [[身長::180 cm]] |
− | | 所属組織 = [[S.M.S]] | + | | 所属組織 = {{所属 (人物)|美星学園}}<br />{{所属 (人物)|S.M.S}} |
− | | 所属部隊 = [[スカル小隊]] | + | | 所属部隊 = {{所属 (人物)|スカル小隊}} |
| | 階級 = [[階級::少尉]] | | | 階級 = [[階級::少尉]] |
| | コールサイン = スカル2 | | | コールサイン = スカル2 |
− | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|江端里沙}}
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| }} | | }} |
| '''ミハエル・ブラン'''は『[[マクロスF]]』の登場人物。 | | '''ミハエル・ブラン'''は『[[マクロスF]]』の登場人物。 |
| + | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
| 美星学園高等部航宙科2年、成績は主席。 | | 美星学園高等部航宙科2年、成績は主席。 |
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− | [[S.M.S]]では常人離れした視力を武器にスナイパーを担当し、狙撃仕様である[[VF-25G メサイア]]に搭乗。普段は視力を抑える眼鏡を架けており、[[バルキリー]]搭乗時か視力の訓練以外は、殆ど外さずに生活している。 | + | [[S.M.S]]では常人離れした視力を武器にスナイパーを担当し、狙撃仕様である[[VF-25G メサイア]]に搭乗。普段は視力を抑える[[眼鏡・サングラス|眼鏡]]を架けており、[[バルキリー]]搭乗時か視力の訓練以外は、殆ど外さずに生活している。 |
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| 愛称は「'''ミシェル'''」。[[早乙女アルト]]は途中までは「ミハエル」と呼んでいたが、ある事件を機に「ミシェル」と呼ぶようになる。ちなみに、[[グレイス・オコナー]]からは「ミシェル・ブラン」と呼ばれている。また漫画版では本名が「ミシェル」になっている。 | | 愛称は「'''ミシェル'''」。[[早乙女アルト]]は途中までは「ミハエル」と呼んでいたが、ある事件を機に「ミシェル」と呼ぶようになる。ちなみに、[[グレイス・オコナー]]からは「ミシェル・ブラン」と呼ばれている。また漫画版では本名が「ミシェル」になっている。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− | 現在の所、永久離脱するのは今のところ『[[スーパーロボット大戦L|L]]』のみで(それでも生存フラグ有り)、以降の作品では全て無条件で生き残っている(特に『[[スーパーロボット大戦OperationExtend|OE]]』では'''TV版終了後設定にも関わらず'''生存している)。彼もまたスパロボで死なないことが半ばデフォルト化しているキャラの代表格といえるだろう。また、基本的には年上の女性にしか声を掛けなかった原作と違い、[[岡めぐみ|めぐみ]]や[[遠見真矢|真矢]]にも声を掛けるなど、守備範囲が広がっている。 | + | 現在の所、永久離脱するのは今のところ『[[スーパーロボット大戦L|L]]』のみで(それでも生存フラグ有り)、以降の作品では全て無条件で生き残っている(特に『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では'''TV版終了後設定にも関わらず'''生存している)。彼もまたスパロボで死なないことが半ばデフォルト化しているキャラの代表格といえるだろう。また、基本的には年上の女性にしか声を掛けなかった原作と違い、[[岡めぐみ|めぐみ]]や[[遠見真矢|真矢]]にも声を掛けるなど、守備範囲が広がっている。 |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} |
| :初の声付きで登場。担当声優の神谷浩史氏も本作がスパロボ初参加となる(神谷氏は『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[ティエリア・アーデ]]も演じている)。[[直感]]、[[狙撃]]、[[ヒット&アウェイ]]と根っからのスナイパー。[[援護攻撃]]もあるので、スナイパーライフルを撃つことだけを考えて育成しよう。ストーリーが最後まで進まないので最後まで使用できる。 | | :初の声付きで登場。担当声優の神谷浩史氏も本作がスパロボ初参加となる(神谷氏は『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[ティエリア・アーデ]]も演じている)。[[直感]]、[[狙撃]]、[[ヒット&アウェイ]]と根っからのスナイパー。[[援護攻撃]]もあるので、スナイパーライフルを撃つことだけを考えて育成しよう。ストーリーが最後まで進まないので最後まで使用できる。 |
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}} |
| :初代[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]を尊敬しており、ただ双子の弟だからと「ロックオン・ストラトス」の名を継いだ[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]を敵視したが、後に和解している。 | | :初代[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]を尊敬しており、ただ双子の弟だからと「ロックオン・ストラトス」の名を継いだ[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]を敵視したが、後に和解している。 |
| :物語の後半で原作の死亡イベントが再現される……かと思いきや、[[オズマ・リー|オズマ]]に助けられたらしく、負傷した体を引きずりながらも[[クラン・クラン|クラン]]のピンチを格好良く救い、無条件で生存する。原作通りの展開でクランに「俺もお前を愛して…」と言ったのだが、復帰した際には「意識が朦朧としていて何言ってたのか覚えていない」と誤魔化し、現状の関係を維持する事を選んだ。 | | :物語の後半で原作の死亡イベントが再現される……かと思いきや、[[オズマ・リー|オズマ]]に助けられたらしく、負傷した体を引きずりながらも[[クラン・クラン|クラン]]のピンチを格好良く救い、無条件で生存する。原作通りの展開でクランに「俺もお前を愛して…」と言ったのだが、復帰した際には「意識が朦朧としていて何言ってたのか覚えていない」と誤魔化し、現状の関係を維持する事を選んだ。 |
| :能力的には[[援護攻撃]]に[[ヒット&アウェイ]]を持ちスナイパーとしての素質は申し分ない。欠点は、精神コマンド[[集中]]を持たないため、敵機に囲まれる状況には弱く、[[連続ターゲット補正]]により簡単に被弾・撃墜される恐れがある。 | | :能力的には[[援護攻撃]]に[[ヒット&アウェイ]]を持ちスナイパーとしての素質は申し分ない。欠点は、精神コマンド[[集中]]を持たないため、敵機に囲まれる状況には弱く、[[連続ターゲット補正]]により簡単に被弾・撃墜される恐れがある。 |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} |
| :新たにスナイパー仲間として[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]と意気投合するが、同時に'''スナンパーズ'''の蔑称も付くことになる。また、出番自体はそこそこにあるのだが、'''[[オズマ・リー|隊長]]や[[早乙女アルト|同]][[クラン・クラン|僚]]が目立つため'''印象に残りにくい。 | | :新たにスナイパー仲間として[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]と意気投合するが、同時に'''スナンパーズ'''の蔑称も付くことになる。また、出番自体はそこそこにあるのだが、'''[[オズマ・リー|隊長]]や[[早乙女アルト|同]][[クラン・クラン|僚]]が目立つため'''印象に残りにくい。 |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}} |
| :クルツ絡みのイベント等で会話に参加はするものの、やはり全体的な出番は少ない。 | | :クルツ絡みのイベント等で会話に参加はするものの、やはり全体的な出番は少ない。 |
| | | |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
− | ;[[スーパーロボット大戦L]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}} |
| :初登場作品。プロローグで早速登場した後、序盤~中盤に差し掛かる辺りで自軍に正式参戦する。 | | :初登場作品。プロローグで早速登場した後、序盤~中盤に差し掛かる辺りで自軍に正式参戦する。 |
− | :29話「トライアングラー」で原作通り戦死してしまうが、「同シナリオで死亡イベントが起こるまでの間に8機以上敵機を撃墜」という比較的簡単な条件で生存させることができる。ただし、このフラグは厳密には'''「同シナリオで死亡イベント発生までに撃墜数の表示を8以上増やす」'''というもので、周回プレイを続けていると遅かれ早かれ撃墜数がカンスト(厳密にはステージ開始時に992になっていると7機しか増やせないのでこの時点でアウト)してフラグが立てられなくなってしまう。 | + | :29話「トライアングラー」で原作通り戦死してしまうが、「同シナリオで死亡イベントが起こるまでの間に8機以上敵機を撃墜」という比較的簡単な条件で生存させることができる。ただし、このフラグは厳密には'''「同シナリオ開始から死亡イベント発生までの間に撃墜数の表示を8以上増やす」'''というものなので、周回プレイを続けているといずれフラグが立てられなくなってしまう(シナリオ開始時点での撃墜数が既に992以上に達していた場合、問答無用で死亡扱いとなる)。 |
− | :全味方パイロット中最高の[[射撃]]と[[命中]]の能力を持ち、機体が[[射程]]+のボーナスを持つ上に[[狙撃]]の[[精神コマンド]]があり、[[ヒット&アウェイ]]を初期習得しているなど、生粋のスナイパー。反面[[防御]]は自軍最低だが、[[回避]]は高めな事に加え[[運動性]]が高く[[サイズ]]Sのバルキリー乗りであるためあまり問題にはならないだろう。ただ、[[集中]]を覚えるのがLv26と地味に遅いのは注意。 | + | :全味方パイロット中最高の[[射撃 (能力)|射撃]]と[[命中]]の能力を持ち、機体が[[射程]]+のボーナスを持つ上に[[狙撃]]の[[精神コマンド]]があり、[[ヒット&アウェイ]]を初期習得しているなど、生粋のスナイパー。反面[[防御]]は自軍最低だが、[[回避]]は高めな事に加え[[運動性]]が高く[[サイズ]]Sのバルキリー乗りであるためあまり問題にはならないだろう。ただ、[[集中]]を覚えるのがLv26と地味に遅いのは注意。 |
| :なお、生存させた場合は本来あり得なかった[[グレイス・オコナー|グレイス]]との対決も実現し、専用の戦闘台詞も用意されているが、[[早乙女アルト|アルト]]が彼女のトドメを刺す時は、相変わらずVF-25Gのスナイパーライフルをどこからか取り出す。 | | :なお、生存させた場合は本来あり得なかった[[グレイス・オコナー|グレイス]]との対決も実現し、専用の戦闘台詞も用意されているが、[[早乙女アルト|アルト]]が彼女のトドメを刺す時は、相変わらずVF-25Gのスナイパーライフルをどこからか取り出す。 |
− | ;[[スーパーロボット大戦UX]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}} |
| :初の劇場版設定で登場。UXを境にマクロスF系の参戦作品からTV版が除かれて劇場版2作扱いになったため、「原作設定では死亡しないキャラ」に立場が変わっている。 | | :初の劇場版設定で登場。UXを境にマクロスF系の参戦作品からTV版が除かれて劇場版2作扱いになったため、「原作設定では死亡しないキャラ」に立場が変わっている。 |
| :後述の迷台詞の項にもあるが、'''なにかと眼鏡を割られそうになる'''。なお、劇場版設定ではあるが、以前のループでは(おそらくTV版の展開で)死亡していた事があったのが示唆されており、彼もまた隠しキャラ達と同様に己の運命を勝ち取った者と言えなくもない。シリーズ初となるクランとの合体攻撃が実装され、最大火力が増した。 | | :後述の迷台詞の項にもあるが、'''なにかと眼鏡を割られそうになる'''。なお、劇場版設定ではあるが、以前のループでは(おそらくTV版の展開で)死亡していた事があったのが示唆されており、彼もまた隠しキャラ達と同様に己の運命を勝ち取った者と言えなくもない。シリーズ初となるクランとの合体攻撃が実装され、最大火力が増した。 |
− | :また、[[スキルパーツ]]に彼の眼鏡が登場。[[命中]]が10、[[射撃]]・[[技量]]が5上昇と彼の眼鏡らしい効果があるが、実は上述のとおり、彼の眼鏡は「視力を補うものではなく、視力を抑える(=意図的に視力を落とす)もの」である。視力を抑えるにしろ補うにしろ目に合わない眼鏡は、逆に眼に負担をかけ、裸眼視力を低下させるので逆効果のような気も…。現実ではやらないように。 | + | :また、[[スキルパーツ]]に彼の眼鏡が登場。[[命中]]が10、[[射撃 (能力)|射撃]]・[[技量]]が5上昇と彼の眼鏡らしい効果があるが、実は上述のとおり、彼の眼鏡は「視力を補うものではなく、視力を抑える(=意図的に視力を落とす)もの」である。視力を抑えるにしろ補うにしろ目に合わない眼鏡は、逆に眼に負担をかけ、裸眼視力を低下させるので逆効果のような気も…。現実ではやらないように。 |
− | ;[[スーパーロボット大戦BX]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}} |
| :神谷氏が[[ゼハート・ガレット|別役]]で出演しているため、音声が新規収録された。 | | :神谷氏が[[ゼハート・ガレット|別役]]で出演しているため、音声が新規収録された。 |
| :原作終了後な事に加え、『BX』は特にスナイパーだけが目立つイベントなども用意されていないのであまり目立たない。ただし[[狙撃]]とエースボーナスの射程+2によりバトルレコード「スーパースナイパー」取得のためには必要な人材ではある。 | | :原作終了後な事に加え、『BX』は特にスナイパーだけが目立つイベントなども用意されていないのであまり目立たない。ただし[[狙撃]]とエースボーナスの射程+2によりバトルレコード「スーパースナイパー」取得のためには必要な人材ではある。 |
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| | | |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
− | ;[[スーパーロボット大戦OperationExtend]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}} |
− | :'''TV版原作終了後の設定であるのにも関わらず、生存している'''。もちろん、ユニットとしての使用が可能なので、ミシェルファンにはうれしい限りである。 | + | : |
− | | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}} |
− | == 「眼鏡を割る」について ==
| + | :'''TV版原作終了後の設定であるのにも関わらず、生存している'''。もちろん、ユニットとしての使用が可能なので、ミシェルファンにはうれしい限り。 |
− | ミシェルの生存フラグを把握していながら、スルーする事を指す。
| + | :バルキリーGRでアルト&ルカと同時参入し、GRの長距離戦闘+「[[激励]]」担当。ミシェルが欠けてしまうとGR単位での戦力バランスが大きく損なわれたに違いなく、生存扱いにはその配慮もあったのかもしれない。 |
− | | |
− | 元々ミシェルは、[[クラン・クラン|クラン]]ファンから「(リア充的な意味で)死ね」と言われていたが、「死ぬとクランが泣くのでせめて眼鏡割れろ」とも言われていた。この時の割れろはただの冗談に近いレベルだったのだが、TV版でミシェルが実際に死んだ時、'''割れた眼鏡が残る'''シーンがあり、ミシェルの眼鏡が割れる事に特別な意味があるかのようなイメージを視聴者に強く植えつけた。
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− | | |
− | そしてマクロスFシリーズ初参戦の『[[スーパーロボット大戦L|L]]』、スパロボ恒例のIF要素によって、原作では死亡する流れだったミシェルを生存させる方法がある事が判明。しかしこの生存フラグ、[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]と[[中島宗美]]という他の2人の隠しキャラの加入フラグと択二となっており、ミシェルをあわせた3人のうち、誰か1人は必ず諦めなければならない。
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− | | |
− | ここまでなら、単純にファンの多さで好みが分かれるだけの話なのだが、ステラ&宗美さんとミシェルには決定的な違いがあった。
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− | それは、ミシェルは「普通に加入した後に離脱するかしないか」であるのに対し、他2人は「加入自体がフラグ依存」である事。つまりフラグを満たさなければ加入自体しない訳で、1周目で加入させずに2周目以降で初加入させると初期撃墜数の補正を受けられず、撃墜数0で始めなければならなくなる。[[アカツキ]]等に乗り換えられるステラはともかく、足の遅い[[タリスマン]]専用パイロットである宗美さんはキツい。
| |
− | また宗美さんに限っては、さらに仲間にした場合は[[ファイナルフェイズ]]が完全版になり大幅に強化されるというメリットがある。
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− | | |
− | 一方でミシェルはどうかと言うと、生存させても離脱イベント前の状況が維持されるだけだが、死なせると原作通りクランがVF-25Gに乗れるようになる。クランは[[突撃]]を覚えるため、[[狙撃]]を持つミシェルとは違った方向で長射程のVF-25Gと相性が良く、クラン自体の能力も高い。極めつけには'''マイクローン状態のクランの専用カットインが一式用意されている'''と言うサービスっぷり。ステラ&宗美さんとは逆に、'''生存させなかった場合に得られるメリット'''があるのだ。
| |
− | ちなみに、ミシェルの生存フラグを立てるために通らなければならないルートの中に、有数の難所である「アイモを歌う[[ランカ・リー|ランカ]]に迫る[[バジュラ]]を撃退し続ける」というマップがあるのもミシェルが放置されてしまう一因かも知れない。
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− | | |
− | そんな訳で、ミシェルの生存フラグを把握していながら、わざとスルーしてTV版の通りに死亡させてしまう事を「眼鏡を割る」と表現するようになった。
| |
− | しかし、「わざと」スルーされているだけならまだ良かったかも知れない。生存フラグを満たす条件は「該当マップにおいて、死亡イベントが起こるまでにミシェルの撃墜数の数字を8増やす」と言うものだが、撃墜数が999でカンストになるシステムの都合上、'''マップ開始時点でミシェルの撃墜数が992以上あるとフラグを立てるのが不可能になる'''と言う落とし穴がある事が後に発覚。1周目でこうなる事はまずあり得ないが、都合の悪い事にLでは撃墜数の数字も周回プレイで引き継がれてしまうため、周回プレイを重ねていればいつかはこの状態に陥る。'''ミシェルを愛用すればするほど、加速度的に確定死亡に近づいてしまう'''とは皮肉なものである(『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で隠し要素の条件が「一定以上の内部撃墜数」となり、ステータスで表示される撃墜数は関係なくなったのはこのミシェルの悲劇のせいではないかとする声もある)。
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− | | |
− | その後の『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では、ミシェルが無条件生存するため、特に眼鏡が割れる事は無くなった。『UX』でも劇場版設定のため無条件生存するが、『L』でのネタをスタッフが逆輸入したのか、いろんなところでやたら眼鏡を割られそうになるキャラになってしまった(迷台詞参照)。
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− | | |
− | さらにスパロボとは関係のない余談だが、歴代マクロスシリーズのキャラが一同に会するゲーム『[[マクロス30|マクロス30~銀河を繋ぐ歌声]]』には各キャラの特徴的な持ち物が装備品として登場する。メガネが装備品として登場しているメガネキャラはミシェル以外にも[[グレイス・オコナー|グレイス]]や[[アイシャ・ブランシェット|アイシャ]](『マクロス30』オリジナルキャラ)がいるが、この3人の中でミシェルのものだけ「'''ミシェルの割れた眼鏡'''」という装備品になっている。
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| == パイロットステータス == | | == パイロットステータス == |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
− | リアル系の能力値。スナイパーという事から[[命中]]、[[射撃]]は自軍でもトップクラスの値を持つ。
| + | [[リアル系]]の能力値。スナイパーという事から[[命中#命中(能力)|命中]]、[[射撃 (能力)|射撃]]は自軍でもトップクラスの値を持つ。 |
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| === [[精神コマンド]] === | | === [[精神コマンド]] === |
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| :'''[[必中]]、[[激励]]''' | | :'''[[必中]]、[[激励]]''' |
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− | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | + | === [[特殊スキル]] === |
| 初期から[[ヒット&アウェイ]]を持つ。 | | 初期から[[ヒット&アウェイ]]を持つ。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] |
| :'''[[援護攻撃]]L2、[[気力+ (命中)]]、[[ヒット&アウェイ]]''' | | :'''[[援護攻撃]]L2、[[気力+ (命中)]]、[[ヒット&アウェイ]]''' |
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再2次Z再世篇]] | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] |
| :'''[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L1、[[ヒット&アウェイ]]''' | | :'''[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L1、[[ヒット&アウェイ]]''' |
| ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] |
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| :'''[[底力]]:CT率、[[絶対命中]]''' | | :'''[[底力]]:CT率、[[絶対命中]]''' |
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− | === [[エースボーナス|固有エースボーナス]] === | + | === [[エースボーナス]] === |
− | ;女性パイロットと隣接時、命中率・回避率+15% | + | ;女性パイロットと隣接時、命中率・[[回避#回避(能力)|回避率]]+15% |
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。たとえ、女性が[[シオニー・レジス|敵]]だろうが味方だろうが隣にいれば、このボーナスが発動するというもの。 | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。女好き仲間である[[桂木桂|桂]]のものと発動条件が同じなので、例え隣接した女性が[[マルグリット・ピステール|敵パイ]][[シオニー・レジス|ロット]]でも可。ただし、自身や[[VF-25G メサイア|乗機]]の性質上桂と違って慎重な位置取りが求められる上に効果もはっきり言って地味。互いに[[信頼補正]]が受けられる[[クラン・クラン|クラン]]と得意な戦闘距離が噛み合わないのも歯がゆい。得られるものが小さい割には活用に難儀するという総じて微妙なボーナスではあるが、これでも本作における[[マクロスF]]勢の中ではマシな方。 |
| ;女性パイロットと隣接時、与ダメージ1.1倍、命中率+40% | | ;女性パイロットと隣接時、与ダメージ1.1倍、命中率+40% |
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で採用。[[回避]]率が消えた代わりに[[命中]]率が倍以上に上昇、ダメージも増加する。なお、このボーナスは'''桂と同じく隣が[[アンブローン・ジウス|アンブローン]]だろうが、[[マリリン・キャット|マリリン]]だろうが、[[次元獣ダモン (エスター)|次元獣化したエスター]]だろうが発動できる'''。[[クラン・クラン|クラン]]が「'''ロクでもない師弟関係'''」と言われるのも頷ける…。しかし、[[ヒリング・ケア|ヒリング]]は設定通り「無性」として設定されているようで、隣にいても発動しない。 | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で採用。回避率の代わりに与ダメージ増加が加わり大分攻撃性が増した。クランのエースボーナスもミシェルとの隣接を前提とした攻撃的なものに変更されたので信頼補正もあり、様々な補強や工夫をしてでも彼女と組ませるだけの価値は得られたと言えよう。 |
− | :とはいえ、今作では[[クラン・クラン|クラン]]のエースボーナスが「[[クリティカル]]率+100%」、発動条件が「ミシェルと隣接」に変更されたため、恋愛補正の件もあって火力だけみれば、クランとの相性が相乗効果という意味では、一番良いということになる。ただ、クラン側で色々な補強が必要だろうが([[射程]]補正や[[援護攻撃]]取得など)。
| + | :なお桂同様、隣接相手が[[アンブローン・ジウス|老婆]]や[[マリリン・キャット|年齢不詳の極悪非道]]に[[次元獣ダモン (エスター)|次元獣]]だろうと女性であれば問題なく発動する。[[ヒリング・ケア|女性の様で無性別]]だと反応しないのも同じ。クランの評する通り「'''ロクでもない師弟関係'''」と思わずにはいられない…。 |
| ;命中(命中+20%) | | ;命中(命中+20%) |
| :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。 | | :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。 |
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| :後輩。 | | :後輩。 |
| ;[[オズマ・リー]] | | ;[[オズマ・リー]] |
− | :隊長。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、彼に命を救われる。 | + | :隊長。 |
| + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、彼に命を救われる。 |
| ;[[ランカ・リー]] | | ;[[ランカ・リー]] |
− | :隊長の義妹。彼女が『超時空シンデレラ』となる切欠を作った。 | + | :彼女が『超時空シンデレラ』となる切欠を作った。 |
| ;[[シェリル・ノーム]] | | ;[[シェリル・ノーム]] |
| :シェリルがV型感染症を発症した際に色々手助けをした。 | | :シェリルがV型感染症を発症した際に色々手助けをした。 |
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| ;[[桂木桂]] | | ;[[桂木桂]] |
| :同じ女好きである上、自身よりも恋愛に対する観察眼が鋭い彼に敬意を持っているようで、「桂さん」と呼んでいる。しかし、彼の娘である[[アテナ・ヘンダーソン|アテナ]]に関心を向けたときは彼から「俺の目が黒いうちはアテナには指一本触れさせない」と釘を刺される。また、彼から「俺のことは師匠と呼びな」とも言われる。 | | :同じ女好きである上、自身よりも恋愛に対する観察眼が鋭い彼に敬意を持っているようで、「桂さん」と呼んでいる。しかし、彼の娘である[[アテナ・ヘンダーソン|アテナ]]に関心を向けたときは彼から「俺の目が黒いうちはアテナには指一本触れさせない」と釘を刺される。また、彼から「俺のことは師匠と呼びな」とも言われる。 |
− | :ちなみに、桂を演じたのは[[超時空要塞マクロス|初代マクロス]]及び[[マクロス7|7]]で[[マクシミリアン・ジーナス]]を演じた速水氏。 | + | :なお、桂の声優は[[マクシミリアン・ジーナス|元祖・メルトランディと恋に落ちたメガネ]]と同じである。尊敬の対象には相応しいかもしれない。 |
| ;[[アテナ・ヘンダーソン]] | | ;[[アテナ・ヘンダーソン]] |
− | :『第2次Z破界篇』では[[ボビー・マルゴ|ボビー]]大尉の言動に慣れることができずに、戸惑っている彼女に関心を向ける。上記の[[桂木桂|桂]]の台詞のあとには「まるでアテナの保護者みたいだな」と不思議そうな表情をみせた。なお、Zシリーズ通して桂とアテナの関係は[[ZEXIS]]や[[Z-BLUE]]の人間には、明確には説明されなかった。 | + | :『第2次Z破界篇』では[[ボビー・マルゴ|ボビー]]大尉の言動に慣れることができずに、戸惑っている彼女に関心を向ける。上記の[[桂木桂|桂]]の台詞のあとには「まるでアテナの保護者みたいだな」と不思議そうな表情をみせた。なお、Zシリーズ通して桂とアテナの関係は[[ZEXIS]]や[[Z-BLUE]]の人間には明確には説明されなかった。 |
| ;[[ゲイン・ビジョウ]] | | ;[[ゲイン・ビジョウ]] |
| :『第2次Z』でのスナイパーの師の一人。 | | :『第2次Z』でのスナイパーの師の一人。 |
| ;[[レニー・アイ]]、[[エイーダ・ロッサ]]、[[由木翼]]、[[サヤ・クルーガー]] | | ;[[レニー・アイ]]、[[エイーダ・ロッサ]]、[[由木翼]]、[[サヤ・クルーガー]] |
− | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』にて、[[オズマ・リー|オズマ]]に反発している[[ランカ・リー|ランカ]]を宥めようとしていたところ、彼女達に'''悪質なナンパと勘違いされてボコボコにされた'''(ちなみに、サヤはその際に「'''そのメガネ…叩き割って差し上げましょう!'''」と宣言した)。 | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』にて、[[オズマ・リー|オズマ]]に反発している[[ランカ・リー|ランカ]]を宥めようとしていたところ、彼女達に'''悪質なナンパと勘違いされてボコボコにされた'''(ちなみに、サヤはその際に「'''そのメガネ…叩き割って差し上げましょう!'''」と宣言した)。珍しく誤解なので哀れである。 |
| :『第2次Z破界篇』ではフロンティア船団に潜入した[[刹那・F・セイエイ|刹那]]達が外から来た人間と気付いたミシェルだが、『UX』では上記のような衝撃的な出会いをしたせいか全く気付いていない。 | | :『第2次Z破界篇』ではフロンティア船団に潜入した[[刹那・F・セイエイ|刹那]]達が外から来た人間と気付いたミシェルだが、『UX』では上記のような衝撃的な出会いをしたせいか全く気付いていない。 |
| ;[[遠見真矢]] | | ;[[遠見真矢]] |
− | :『UX』ではヨーロッパルートで初対面したときに色目を使ったことで、クランから'''メガネを割られそうになる'''。蒼穹作戦では他の[[矢島英明|スナイ]][[ロックオン・ストラトス (2代目)|パー達]]と共に彼女を激励する。 | + | :『UX』ではヨーロッパルートで初対面したときに彼女へ色目を使ったことで、クランから'''メガネを割られそうになる'''。蒼穹作戦では他の[[矢島英明|スナイ]][[ロックオン・ストラトス (2代目)|パー達]]と共に彼女を激励する。 |
| ;[[スメラギ・李・ノリエガ]]、[[飛鷹葵]] | | ;[[スメラギ・李・ノリエガ]]、[[飛鷹葵]] |
| :『UX』では彼女らの水着姿に見とれる。 | | :『UX』では彼女らの水着姿に見とれる。 |
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| :『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』では彼のビキニ姿に一定の理解を示す。 | | :『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』では彼のビキニ姿に一定の理解を示す。 |
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− | == 名台詞 == | + | == 名(迷)台詞 == |
| ;「……アルト。オレは、お前が逃げの末に死にたがってるように見える」<br/>「……逃げるな、とまでは言わないけどな。周りを巻き込んで壮絶に死ぬようなことだけはしてくれるな」<br/>アルト「お前、何の資格で……!」<br/>「友達面くらいはさせろ、と言ってるんだ、アルト姫」 | | ;「……アルト。オレは、お前が逃げの末に死にたがってるように見える」<br/>「……逃げるな、とまでは言わないけどな。周りを巻き込んで壮絶に死ぬようなことだけはしてくれるな」<br/>アルト「お前、何の資格で……!」<br/>「友達面くらいはさせろ、と言ってるんだ、アルト姫」 |
| :[[小説|小説版]]にて、[[早乙女アルト|アルト]]が[[S.M.S]]に入ったことで彼と大喧嘩をした直後。…'''自分の方が先に死ぬ'''事になろうとは、この時ミシェルは思ってもいなかっただろう。 | | :[[小説|小説版]]にて、[[早乙女アルト|アルト]]が[[S.M.S]]に入ったことで彼と大喧嘩をした直後。…'''自分の方が先に死ぬ'''事になろうとは、この時ミシェルは思ってもいなかっただろう。 |
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| :第12話より。[[ゼントラン兵]]の反乱で窮地に陥るアルト達の前に現れて。[[VF-25G メサイア|ミシェルのバルキリー]]に同乗してきたランカの[[歌|歌声]]に魅せられたゼントラン兵は次々と武装を解除するのであった。 | | :第12話より。[[ゼントラン兵]]の反乱で窮地に陥るアルト達の前に現れて。[[VF-25G メサイア|ミシェルのバルキリー]]に同乗してきたランカの[[歌|歌声]]に魅せられたゼントラン兵は次々と武装を解除するのであった。 |
| :余談だが、[[CC]]においてミシェルと中の人が同じ[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]が上記の台詞と似た趣旨の台詞を言っている。 | | :余談だが、[[CC]]においてミシェルと中の人が同じ[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]が上記の台詞と似た趣旨の台詞を言っている。 |
| + | ;「女連れ込むときはドアにハンカチ挟んどく約束だろ?」 |
| + | :第16話で、S.M.S.宿舎で抱き合っていたアルトとシェリルに不平を漏らした一言。 |
| ;「…って、死んでたら最高に感動的だったんだけどねぇ」 | | ;「…って、死んでたら最高に感動的だったんだけどねぇ」 |
| :第17話にて[[オズマ・リー|オズマ]]が大量出血しながらも入院で済んだことに対して。 | | :第17話にて[[オズマ・リー|オズマ]]が大量出血しながらも入院で済んだことに対して。 |
− | :だが、当のミシェル自身もわずか3話後の第20話で、まさか[[死亡フラグ|自分が死ぬ]]ことになるとは予想できなかったであろう……。 | + | :だが、当のミシェル自身もわずか'''3話後'''の第20話で、まさか[[死亡フラグ|自分が死ぬ]]ことになるとは予想できなかったであろう……。 |
| ;「ごめんな、[[クラン・クラン|クラン]]。今まで、言えなくて…俺も…俺も、お前のことを…愛して…」 | | ;「ごめんな、[[クラン・クラン|クラン]]。今まで、言えなくて…俺も…俺も、お前のことを…愛して…」 |
| :その第20話にて。テレビ版のミシェルの最期の台詞。素直になれない二人が、素直になれた瞬間にこの結末とは…。 | | :その第20話にて。テレビ版のミシェルの最期の台詞。素直になれない二人が、素直になれた瞬間にこの結末とは…。 |
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| :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第18話「アッシュフォード・ラプソディ」に於けるアッシュフォード学園のイベント「キューピットの日」にて女生徒をナンパして。当然、[[クラン・クラン|クラン]]を怒らせてしまう。 | | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第18話「アッシュフォード・ラプソディ」に於けるアッシュフォード学園のイベント「キューピットの日」にて女生徒をナンパして。当然、[[クラン・クラン|クラン]]を怒らせてしまう。 |
| ;「予想以上の破壊力だったな…」 | | ;「予想以上の破壊力だったな…」 |
− | :『第3次Z時獄篇』第5話待機ルート「忍び寄る悪意」より。[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|映画『ソレスタルビーイング』]]を見終わったあとの感想。確かにこうも言いたくなる。 | + | :『第3次Z時獄篇』第5話待機ルート「忍び寄る悪意」より。[[映画]][[ソレスタルビーイング (劇中劇)|『ソレスタルビーイング』]]を見終わったあとの感想。確かにこうも言いたくなる。 |
| ;「はい、解散。さっさとラーメン、食いに行こうぜ」 | | ;「はい、解散。さっさとラーメン、食いに行こうぜ」 |
| :『第3次Z時獄篇』第9話分岐シナリオより。かなめから重大プロジェクトとして「部活動」を提言された直後。 | | :『第3次Z時獄篇』第9話分岐シナリオより。かなめから重大プロジェクトとして「部活動」を提言された直後。 |
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| :『L』第25話「悲劇も嘆きも終わらせる神」エンドデモより。[[ディック・アルカイン|ディック]]死亡未遂時の感想。後に彼も無茶をして同じ運命をたどる事になる。無茶ばかりの[[LOTUS]]内で他人をかばって死亡するのは彼のみである。 | | :『L』第25話「悲劇も嘆きも終わらせる神」エンドデモより。[[ディック・アルカイン|ディック]]死亡未遂時の感想。後に彼も無茶をして同じ運命をたどる事になる。無茶ばかりの[[LOTUS]]内で他人をかばって死亡するのは彼のみである。 |
| ;「か、勘弁してくれよ。大体みんな、何だってコトあるごとに俺のメガネを割ろうとするんだ!?」 | | ;「か、勘弁してくれよ。大体みんな、何だってコトあるごとに俺のメガネを割ろうとするんだ!?」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第1部第17話ヨーロッパルート「ハート・オブ・ディーヴァ」シナリオデモより。[[遠見真矢|真矢]]に色目を使って、[[クラン・クラン|クラン]]ににらまれた時。直後の[[由木翼|由木]]と[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]の何とも言えない返答が…。 | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第17話ヨーロッパルート「ハート・オブ・ディーヴァ」シナリオデモより。[[遠見真矢|真矢]]に色目を使って、[[クラン・クラン|クラン]]ににらまれた時。直後の[[由木翼|由木]]と[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]の何とも言えない返答が…。 |
| :原作だけだと意味が解らないが、『L』における隠し要素関連のネタである(前述)。ただ、眼鏡を割られそうになったのは『UX』ではこれでまだ二度目なのだが、これ以前にも何度か眼鏡を割られそうになったのだろうか?(メタ的に言えば、『L』で'''何度も何度も割られている'''が) | | :原作だけだと意味が解らないが、『L』における隠し要素関連のネタである(前述)。ただ、眼鏡を割られそうになったのは『UX』ではこれでまだ二度目なのだが、これ以前にも何度か眼鏡を割られそうになったのだろうか?(メタ的に言えば、『L』で'''何度も何度も割られている'''が) |
| ;「ヒュ~ッ! スメラギさんも葵さんも素晴らしくセクシーな水着だねぇ!」<br/>ショウ「スメラギさんは大人の魅力というか…」<br/>ジョウ「いやあ、葵さんなんて現役モデルだからな。 あのプロポーションはさすがだぜ!」 | | ;「ヒュ~ッ! スメラギさんも葵さんも素晴らしくセクシーな水着だねぇ!」<br/>ショウ「スメラギさんは大人の魅力というか…」<br/>ジョウ「いやあ、葵さんなんて現役モデルだからな。 あのプロポーションはさすがだぜ!」 |
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| :[[VF-25 メサイア]]を長距離狙撃用にチューンアップしたミシェルの機体。スナイパーライフルを装備。TV版ではミシェルの戦死後、最終話にて[[クラン・クラン|クラン]]が搭乗する。さらに、[[早乙女アルト|アルト]]は、この機体のスナイパーライフルで[[グレイス・オコナー|グレイス]]にトドメを刺している。 | | :[[VF-25 メサイア]]を長距離狙撃用にチューンアップしたミシェルの機体。スナイパーライフルを装備。TV版ではミシェルの戦死後、最終話にて[[クラン・クラン|クラン]]が搭乗する。さらに、[[早乙女アルト|アルト]]は、この機体のスナイパーライフルで[[グレイス・オコナー|グレイス]]にトドメを刺している。 |
| :一方、劇場版ではミシェルは戦死しないので、最後までこの機体に搭乗している(撃墜はされたが)。 | | :一方、劇場版ではミシェルは戦死しないので、最後までこの機体に搭乗している(撃墜はされたが)。 |
| + | |
| + | == 話題まとめ == |
| + | ;「眼鏡を割る」について |
| + | :ミシェルの生存フラグを把握していながら、スルーする事を指す。 |
| + | :元々ミシェルは、[[クラン・クラン|クラン]]ファンから「(リア充的な意味で)死ね」と言われていたが、「死ぬとクランが泣くのでせめて眼鏡割れろ」とも言われていた。この時の割れろはただの冗談に近いレベルだったのだが、TV版でミシェルが実際に死んだ時、'''割れた眼鏡が残る'''シーンがあり、ミシェルの眼鏡が割れる事に特別な意味があるかのようなイメージを視聴者に強く植えつけた。 |
| + | :そしてマクロスFシリーズ初参戦の『[[スーパーロボット大戦L|L]]』、スパロボ恒例のIF要素によって、原作では死亡する流れだったミシェルを生存させる方法がある事が判明。しかしこの生存フラグ、[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]と[[中島宗美|宗美]]という他の2人の隠しキャラの加入フラグと択二となっており、ミシェルをあわせた3人のうち、誰か1人は必ず諦めなければならない。 |
| + | :ここまでなら、単純にファンの多さで好みが分かれるだけの話なのだが、ステラ&宗美とミシェルには決定的な違いがあった。それは、ミシェルは「普通に加入した後に離脱するかしないか」であるのに対し、他2人は「加入自体がフラグ依存」である事。つまりフラグを満たさなければ加入自体しない訳で、1周目で加入させずに2周目以降で初加入させると初期撃墜数の補正を受けられず、撃墜数0で始めなければならなくなる。[[アカツキ]]等に乗り換えられるステラはともかく、足の遅い[[タリスマン]]専用パイロットである宗美はキツい。また宗美に限っては、さらに仲間にした場合は[[ファイナルフェイズ]]が完全版になり大幅に強化されるというメリットがある。 |
| + | :一方でミシェルはどうかと言うと、生存させても離脱イベント前の状況が維持されるだけだが、死なせると原作通りクランがVF-25Gに乗れるようになる。クランは[[突撃]]を覚えるため、[[狙撃]]を持つミシェルとは違った方向で長射程のVF-25Gと相性が良く、クラン自体の能力も高い。極めつけには'''マイクローン状態のクランの専用カットインが一式用意されている'''と言うサービスっぷり。ステラ&宗美とは逆に、'''生存させなかった場合に得られるメリット'''があるのだ。ちなみに、ミシェルの生存フラグを立てるために通らなければならないルートの中に、有数の難所である「アイモを歌う[[ランカ・リー|ランカ]]に迫る[[バジュラ]]を撃退し続ける」というマップがあるのもミシェルが放置されてしまう一因かも知れない。 |
| + | :そんな訳で、ミシェルの生存フラグを把握していながら、わざとスルーしてTV版の通りに死亡させてしまう事を「眼鏡を割る」と表現するようになった。 |
| + | :しかし、「わざと」スルーされているだけならまだ良かったかも知れない。生存フラグを満たす条件は上述の通り「該当マップにおいて、死亡イベントが起こるまでにミシェルの撃墜数の数字を8増やす」と言うものだが、撃墜数が999でカンストになるシステムの都合上、'''マップ開始時点でミシェルの撃墜数が992以上あるとフラグを立てるのが不可能になる'''と言う落とし穴がある事が後に発覚。1周目でこうなる事はまずあり得ないが、都合の悪い事にLでは撃墜数の数字も周回プレイで引き継がれてしまうため、周回プレイを重ねていればいつかはこの状態に陥る。'''ミシェルを愛用すればするほど、加速度的に確定死亡に近づいてしまう'''とは皮肉なものである(『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で隠し要素の条件が「一定以上の内部撃墜数」となり、ステータスで表示される撃墜数は関係なくなったのはこのミシェルの悲劇のせいではないかとする声もある)。 |
| + | :その後の『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では、ミシェルが無条件生存するため、特に眼鏡が割れる事は無くなった。『UX』でも劇場版設定のため無条件生存するが、『L』でのネタをスタッフが逆輸入したのか、いろんなところでやたら眼鏡を割られそうになるキャラになってしまった(迷台詞参照)。 |
| + | :さらにスパロボとは関係のない余談だが、歴代マクロスシリーズのキャラが一同に会するゲーム『[[マクロス30 銀河を繋ぐ歌声|マクロス30~銀河を繋ぐ歌声]]』には各キャラの特徴的な持ち物が装備品として登場する。メガネが装備品として登場しているメガネキャラはミシェル以外にも[[グレイス・オコナー|グレイス]]や[[アイシャ・ブランシェット|アイシャ]](『マクロス30』オリジナルキャラ)がいるが、この3人の中でミシェルのものだけ「'''ミシェルの割れた眼鏡'''」という装備品になっている。 |
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