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== 概要 ==
 
== 概要 ==
新生[[木星帝国]]の「神の雷作戦」を阻止するための「鋼鉄の7人作戦」に向けて、[[クロスボーン・バンガード]]と[[サナリィ]]月面支部が所有する全ての予備パーツを投じて組み上げられた、クロスボーン・ガンダムの最終仕様機。20時間程度で突貫改修された機体なので「あくまでも既存技術の集合体」でしかないが、強襲任務のために特化調整されたその性能は当時の地球圏において最強クラスである。
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新生[[木星帝国]]の「神の雷作戦」を阻止するための「鋼鉄の7人作戦」に向けて、[[クロスボーン・バンガード]]と[[サナリィ]]月面支部が所有する全ての予備パーツを投じて組み上げられた、クロスボーン・ガンダムの最終仕様機。20時間程度で突貫改修された機体なので「あくまでも既存汎用技術の集合体」でしかないが、強襲任務のために特化調整されたその性能は当時の地球圏において最強クラスである。
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だが、そんな本機を持ってしても、幾多の激戦を潜り抜けて歴戦の戦士となった[[トビア・アロナクス|トビア]]の反応速度にはあと一歩及んでいなかった(本機の限界機動中の場面ではトビア本人よりも、機体反応速度やバイオコンピュータへの負荷のほうが問題化していた。さらに言うと、当のX1自体が激戦による損耗の累積と経年劣化で限界も同然であった)。
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だが、そんな本機を持ってしても、幾多の激戦を潜り抜けて歴戦の戦士となった[[トビア・アロナクス|トビア]]の反応速度にはあと一歩及んでいなかった(本機の限界機動中の場面ではトビア本人よりも、機体反応速度やバイオコンピュータへの負荷のほうが問題化していた。
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さらに言うと、当のX1自体が激戦による損耗の累積と経年劣化で限界も同然であった)。 このような半ば型落ちした機体で、最新鋭のワンオフ機であるディキトゥス2機のコンビネーションを凌ぎきった(しかも仲間たちをかばいつつ)トビアの技量は「鋼鉄の7人」の中でも群を抜いていると言えるだろう。
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ムラマサ・ブラスターにピーコック・スマッシャーと、これまでの主要装備をまとめて装着。さらに残存するABCマントを積層化した特殊装甲「フルクロス」を装備したその姿はまさに海賊船長。なお直前の戦闘で大破した上に、既に純正パーツが残っていなかった両腕部はF97量産機であるフリントからの流用品なので、Iフィールド・ハンドではなくブランド・マーカーとなっている。また、通信能力の向上の為に左側頭部にブレードアンテナが追加されている。
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ムラマサ・ブラスターにピーコック・スマッシャーと、これまでの主要装備をまとめて装着。さらに残存するABCマントを積層化した特殊装甲「フルクロス」を装備したその姿はまさに海賊船長。なお直前の戦闘で大破した上に、既に純正パーツが残っていなかった両腕部はF97量産機であるフリントからの流用品なので、Iフィールド・ハンドではなくブランド・マーカーとなっている。
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また、通信能力の向上の為に、左側頭部にブレードアンテナがさりげなく追加されていたりする(限界機動中に破損したあとは根元からパージされたようで、見せ場はほとんど皆無だが)。
 
「鋼鉄の7人作戦」に置いては近接防御(コロニーレーザーへの攻撃を担当する機体を敵MSから守る役割)を担当するため、対弾性能や防御力に特化した改造が施されている。
 
「鋼鉄の7人作戦」に置いては近接防御(コロニーレーザーへの攻撃を担当する機体を敵MSから守る役割)を担当するため、対弾性能や防御力に特化した改造が施されている。
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[[ガンダムデスサイズヘル]]のように全身を覆う形で装甲を追加しているが、元々の機動力に加えてフルクロスユニット自体に高出力スラスターが内蔵されている事もあり、機動力は下がるどころかより向上している(作中で使用されたのは宇宙戦のみなので、空中戦などではどう作用するのかは不明)。だが可動部が設けられているとはいえ、その構造は機体の動きと明らかに干渉する難点がある(特に腕部・脚部の可動および腰部武装の運用、プラモデル版では特に顕著)ため、必要に応じて不要箇所ごとにパージできるようになっている。
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[[ガンダムデスサイズヘル]]のように全身を覆う形で装甲を追加しているが、元々の機動力に加えてフルクロスユニット自体に高出力スラスターが内蔵されている事もあり、機動力は下がるどころかより向上している(作中で使用されたのは宇宙戦のみなので、空中戦などではどう作用するのかは不明)。
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だが可動部が設けられているとはいえ、その構造は機体の動きと露骨に干渉する難点がある(特に腕部・脚部の可動および腰部武装の運用、プラモデル版では特に顕著)ため、必要に応じて不要箇所ごとにパージできるようになっている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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