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作中においては主人公[[アムロ・レイ]]にとっての最大の[[ライバル]]であり、[[サイド7]]での初対決以来、幾多の名勝負を繰り広げることになるが、一方で[[ニュータイプ]]として互いに通じ合った[[ララァ・スン]]を失った事が双方の人生を狂わせてしまった。
 
作中においては主人公[[アムロ・レイ]]にとっての最大の[[ライバル]]であり、[[サイド7]]での初対決以来、幾多の名勝負を繰り広げることになるが、一方で[[ニュータイプ]]として互いに通じ合った[[ララァ・スン]]を失った事が双方の人生を狂わせてしまった。
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また、実写[[プレイステーション|PS]]用ソフト『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』においては、'''ケツ顎'''という衝撃的なルックスで登場した。
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=== 機動戦士ガンダム THE ORIGIN ===
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シャア・アズナブルのキャラクターデザイナーである安彦良和氏が手がけた『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ジオン軍入隊以前の物語が独自に描かれており、その中では「シャア・アズナブル」はキャスバルが考えた[[偽名]]ではなく、眼の色以外は瓜二つの容姿を持つ全くの別人の名前だったことになっている。劇中ではキャスバルはその人物と友人となり、彼がジオン士官学校に入学するのを契機に[[偽物|すり替わった]](友人になった後で母親の死を契機に豹変しているため、最初から成り変わるつもりで友人になったのかは不明)。
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そのためキャスバルが「シャア・アズナブル」としてジオン軍に入隊した(眼の色は虹彩異常を理由に当初はサングラス、後に例の[[仮面キャラ|仮面]]で隠す)裏で、「エドワウ・マス」を追っていたザビ家の工作員たちは本物の「シャア・アズナブル」を[[暗殺]]してしまったというストーリーになっている。なお、本物の「シャア・アズナブル」の家族(両親のみ)も後に彼を訪ねようと輸送船に乗っていたところで戦闘に巻き込まれ、おそらく偶然だが戦闘に参加していたシャア(キャスバル)の手で殺害されてしまっている。一年戦争末期にテキサスコロニーでセイラと再会した際には本物のシャアを死に追いやったことを非難された。
      
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===
 
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===
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詳しくは「'''[[クワトロ・バジーナ]]'''」の項を参照。
 
詳しくは「'''[[クワトロ・バジーナ]]'''」の項を参照。
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[[小説|小説版]]のΖガンダムでは、クワトロを名乗っているにもかかわらず、地の文章ではシャアと表記されている。TV版EDのクレジットでも'''「シャア・アズナブル:池田秀一」'''である。おまけに後の劇場版においては自分自身に対する問いかけとして「どうする、シャア」と言ってしまっている。本名のキャスバルでもなく、エドワウでもなく、クワトロですらなく、あくまでもシャアはシャアか。ある意味、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』で徹底して偽名で扱われた[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]=[[シーブック・アノー|シーブック]]とは対照的である。
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また派生作品の話ではあるが、本作から『[[逆襲のシャア]]』までの間に、[[木星]]圏において[[イデオン|伝説巨神]]の打倒のためにアムロやジュドーと共闘した事もある(長谷川裕一の『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』)。
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=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
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シャア本人は登場せず、[[セイラ・マス]]や[[ブライト・ノア]]の会話等で多少名前が出る程度。
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前期OPと第1話(第1話はファーストと『Ζ』の大まかなストーリーを紹介した特別編であり、シャアはナレーションとして登場)のみ登場している。
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元々『ΖΖ』終盤で[[ハマーン・カーン]]に対して反乱を起こすのはシャアの役目だった。しかし、『ΖΖ』放送中に『逆襲のシャア』の製作が決定したため、反乱を起こすのは[[グレミー・トト]]に変更されてしまった。この経緯もあり、作中で[[ジュドー・アーシタ]]とシャアがOPのように邂逅する事は叶わなかった。OPのシーンからシャアが何をしたのか色々と推測出来るが、真実は闇の中である。
      
=== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ===
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『[[機動戦士ガンダムUC]]』、『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』では名前のみ、小説『ガイア・ギア』ではアフランシに埋め込まれたセルチップの記憶として登場する。「赤の肖像」のシャアの独白によれば「アムロと共に、第二次ネオ・ジオン抗争終盤で、'''サイコフレームに命を吸われる形で死亡した'''」事になっているようである。TVアニメ『RE:0096』21話では、ジオン共和国がシャアを模して作った強化人間[[フル・フロンタル]]の肉体に、いつの間にかアムロやララァと共に残留思念の状態で現れている様子が描かれていた。
 
『[[機動戦士ガンダムUC]]』、『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』では名前のみ、小説『ガイア・ギア』ではアフランシに埋め込まれたセルチップの記憶として登場する。「赤の肖像」のシャアの独白によれば「アムロと共に、第二次ネオ・ジオン抗争終盤で、'''サイコフレームに命を吸われる形で死亡した'''」事になっているようである。TVアニメ『RE:0096』21話では、ジオン共和国がシャアを模して作った強化人間[[フル・フロンタル]]の肉体に、いつの間にかアムロやララァと共に残留思念の状態で現れている様子が描かれていた。
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また『[[機動戦士ガンダムF90]]』では、アムロと共に意外な形で物語に関わる。『Gの影忍』(SRW未参戦)にも登場し、とんでも無い事を行った。『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』(SRW未参戦)ではAI人格として登場、同作のみ声優が『THE ORIGIN』で「本物のシャア・アズナブル」を演じた関俊彦氏になっている。
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また『[[機動戦士ガンダムF90]]』では、アムロと共に意外な形で物語に関わる。『Gの影忍』(SRW未参戦)にも登場し、とんでも無い事を行った。
    
=== 総評 ===
 
=== 総評 ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*実写[[プレイステーション|PS]]用ソフト『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』においては、'''ケツ顎'''という衝撃的なルックスで登場した。
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*[[小説|小説版]]のΖガンダムでは、クワトロを名乗っているにもかかわらず、地の文章ではシャアと表記されている。TV版EDのクレジットでも'''「シャア・アズナブル:池田秀一」'''である。おまけに後の劇場版においては自分自身に対する問いかけとして「どうする、シャア」と言ってしまっている。本名のキャスバルでもなく、エドワウでもなく、クワトロですらなく、あくまでもシャアはシャアか。ある意味、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』で徹底して偽名で扱われた[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]=[[シーブック・アノー|シーブック]]とは対照的である。
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*派生作品の話ではあるが、『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』から『[[逆襲のシャア]]』までの間に、[[木星]]圏において[[イデオン|伝説巨神]]の打倒のためにアムロやジュドーと共闘した事もある(長谷川裕一の『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』)。
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*『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』ではシャア本人は登場せず、[[セイラ・マス]]や[[ブライト・ノア]]の会話等で多少名前が出る程度。
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**前期OPと第1話(第1話はファーストと『Ζ』の大まかなストーリーを紹介した特別編であり、シャアはナレーションとして登場)のみ登場している。
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**元々『ΖΖ』終盤で[[ハマーン・カーン]]に対して反乱を起こすのはシャアの役目だった。しかし、『ΖΖ』放送中に『逆襲のシャア』の製作が決定したため、反乱を起こすのは[[グレミー・トト]]に変更されてしまった。この経緯もあり、作中で[[ジュドー・アーシタ]]とシャアがOPのように邂逅する事は叶わなかった。OPのシーンからシャアが何をしたのか色々と推測出来るが、真実は闇の中である。
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*『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』(SRW未参戦)ではAI人格として登場、同作のみ声優が『THE ORIGIN』で「本物のシャア・アズナブル」を演じた関俊彦氏になっている。
 
*シャア・アズナブルのキャラクターモデルは、第一次世界大戦で最高撃墜記録を保持したドイツ陸軍のエースパイロットであるマンフレート・アルブレヒト・フライヘア・フォン・リヒトホーフェンと思われ、一部作品の[[キャラクター事典]]でも言及されている。
 
*シャア・アズナブルのキャラクターモデルは、第一次世界大戦で最高撃墜記録を保持したドイツ陸軍のエースパイロットであるマンフレート・アルブレヒト・フライヘア・フォン・リヒトホーフェンと思われ、一部作品の[[キャラクター事典]]でも言及されている。
 
**リヒトホーフェンは戦時中に当時としては前人未到の80機撃墜のスコアを達成しており、エースとして名を馳せるようになってからは乗機を全て明るめの赤色で塗装していたため、『'''赤い悪魔'''』『'''レッド・バロン'''』という異名を誇っている。
 
**リヒトホーフェンは戦時中に当時としては前人未到の80機撃墜のスコアを達成しており、エースとして名を馳せるようになってからは乗機を全て明るめの赤色で塗装していたため、『'''赤い悪魔'''』『'''レッド・バロン'''』という異名を誇っている。