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編集の要約なし
*{{登場作品 (人物)|SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors}}
*{{登場作品 (人物)|SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors}}
| 声優 = {{声優|梶裕貴}}
| 声優 = {{声優|梶裕貴}}
| 演者 = [[ガンダム]]<ref>公式の演者はガンダムだが、「龍装」の鎧には[[フルアーマーガンダム]]の意匠も取り入れられている。</ref>
| 演者 = [[ガンダム]]→[[フルアーマーガンダム]]
| 異名 = 龍帝を継ぐ者
| 異名 = 龍帝を継ぐ者
| 種族 = [[種族::三璃紗人]]
| 種族 = [[種族::三璃紗人]]
三侯の一人・龍帝の魂を継ぐ者。[[三璃紗]]の北部、幽州の楼桑村出身。[[正義|正義感]]が強く、[[民間人|民]]の為に戦う熱い侠。それ故に民からも良く慕われている。また人望も篤く、彼の「正義」に感服して配下になった(ただし、劉備自身は君主としての意識が無かった為か、どちらかと言うと仲間になった)者も多い。
三侯の一人・龍帝の魂を継ぐ者。[[三璃紗]]の北部、幽州の楼桑村出身。[[正義|正義感]]が強く、[[民間人|民]]の為に戦う熱い侠。それ故に民からも良く慕われている。また人望も篤く、彼の「正義」に感服して配下になった(ただし、劉備自身は君主としての意識が無かった為か、どちらかと言うと仲間になった)者も多い。
黄巾軍との戦いの中、[[関羽ガンダム|関羽]]・[[張飛ガンダム|張飛]]と出会い、彼らと義兄弟となり、幽州義勇軍を結成し反董卓連合軍に参加した。その戦いの後鎧を新調した姿が'''龍装劉備ガンダム'''である(この名称はあくまでも形態名であり本編では言うまでも無く'''劉備'''で通している)。
黄巾軍との戦いの中、[[関羽ガンダム|関羽]]と[[張飛ガンダム|張飛]]と出会い、彼らと義兄弟となり、幽州義勇軍を結成し反董卓連合軍に参加した。その戦いの後、新たに新調した龍装の鎧を身に纏った姿が、この龍装劉備ガンダムである(この名称はあくまでも形態名であり本編では言うまでも無く'''劉備'''で通している)。
その後、陶謙の跡を継ぎ徐州の領主になるものの、袁術の侵攻を受け徐州を追われてしまい、[[曹操ガンダム|曹操]]に助けを求めるが、張繍の罠による典韋の死が原因で曹操と決別。義勇軍として袁術と戦った。袁術死後はまた徐州に戻り、袁紹と戦う公孫瓉の援軍に駆けつけるが、戦いの中で公孫瓉は討たれてしまう。
その後、陶謙の跡を継ぎ徐州の領主になるものの、袁術の侵攻を受け徐州を追われてしまい、[[曹操ガンダム|曹操]]に助けを求めるが、張繍の罠による典韋の死が原因で曹操と決別。義勇軍として袁術と戦った。袁術死後はまた徐州に戻り、袁紹と戦う公孫瓉の援軍に駆けつけるが、戦いの中で公孫瓉は討たれてしまう。
主人公ではあるものの、孫権の成長物語や曹操の目立ちっぷりのせいで、いまいち影の薄いところがあった。また、'''新展開になる毎に行き倒れ寸前になる'''というジンクスが存在する。
主人公ではあるものの、孫権の成長物語や曹操の目立ちっぷりのせいで、いまいち影の薄いところがあった。また、'''新展開になる毎に行き倒れ寸前になる'''というジンクスが存在する。
=== 漫画版 ===
=== 漫画版 ===
=== 武装・[[必殺武器]] ===
=== 武装・[[必殺武器]] ===
==== 武装 ====
==== 武装 ====
;爪龍刀
;真爪龍刀(しんそうりゅうとう)
:劉備が扱う青い刀。原作漫画版では対となる「牙龍刀」と言う赤い刀も使用している。
:劉備が扱う青い刀「爪龍刀」を新たに新調したもので、刀身が更に大型になった。
:龍装となった劉備が使用するのは新調した「真爪龍刀」。
:龍の爪のごとき鋭さを持ち、使い手の意志をその身を宿して、どんなものも斬り裂く。
:元ネタは演義における劉備の愛用武器「雌雄一対の剣」。
:元ネタは演義における劉備の愛用武器「雌雄一対の剣」。
;龍帝剣
;龍帝剣(りゅうていけん)
:龍帝の魂が宿ると言われる伝説の剣。第1話で師の盧植から託された。
:龍帝の魂が宿ると言われる伝説の剣。第1話で師の盧植から託された。
:劉備の[[正義]]の心に反応して「真龍帝剣」へと姿を変える。SRWでは真龍帝剣の状態で使用する。
:;真龍帝剣(しんりゅうていけん)
::劉備の正義の心に反応して、龍帝剣の刀身が巨大化したもの。『UX』ではこちらの状態で使用する。
==== 必殺技 ====
==== 必殺技 ====
;翔龍斬
;星龍斬(せいりゅうざん)
:星龍斬の構えから龍型の衝撃波を放つ。最大射程5だがP属性がないため、微妙に使いづらい。
:真爪龍刀と真龍帝剣を構え、星の軌道を描きずつ、敵を斬り裂く。
;星龍斬
:;翔龍斬(しょうりゅうざん)
:爪龍刀・龍帝剣を構え、星の軌道を描きつつ敵を斬り裂く。
::星龍斬の構えから龍型の衝撃波を放つ。最大射程5だがP属性がないため、微妙に使いづらい。
=== [[合体攻撃]] ===
=== [[合体攻撃]] ===
劉備の合体攻撃は「要ユニット攻撃武器」のカテゴリに属しており、[[関羽ガンダム|関羽]]・[[張飛ガンダム|張飛]]は劉備から3マス以内にいれば隣接する必要はなく(どちらか一方は劉備の周囲にいる必要がある)、[[気力]]制限や[[EN]]消費も劉備のみが受け持つ。
劉備の合体攻撃は「要ユニット攻撃武器」のカテゴリに属しており、[[関羽ガンダム|関羽]]と[[張飛ガンダム|張飛]]は劉備から3マス以内にいれば隣接する必要はなく(どちらか一方は劉備の周囲にいる必要がある)、[[気力]]制限や[[EN]]消費も劉備のみが受け持つ。
;三位一体星龍斬
;三位一体星龍斬(さんみいったいせいりゅうざん)
:関羽・張飛から肩鎧を受け、関羽の闘気と張飛の雷の力を加えた星龍斬を放つ。ただし、上位技の真龍斬と比較すると勝っているのが[[射程]]だけであり、必要気力は同じで威力は下と若干使い辛い、というか使いどころが少ない。コミックワールド版では呂布に対して使用したが、無傷で受けきられた。一方で同じく呂布に放った漫画版では彼に膝を着かせることに成功し、以後宿敵として認められることになる。
:関羽と張飛から肩鎧と龍の尾のパーツを受け、自身の肩と背中のマフラーに装備することで、関羽の闘気と張飛の雷の力を加えた星龍斬を放つ。ただし、上位技の真龍斬と比較すると勝っているのが[[射程]]だけであり、必要気力は同じで威力は下と若干使い辛い、というか使いどころが少ない。
;三位一体真龍斬
:コミックワールド版では呂布に対して使用したが、無傷で受けきられた。一方で同じく呂布に放った漫画版では彼に膝を着かせることに成功し、以後宿敵として認められることになる。
:上記の技の強化版。
:;三位一体真龍斬(さんみいったいしんりゅうざん)
::上記の技の強化版で、星龍斬同様星の軌道を描いた後、もう一撃敵を斬り裂く。
=== [[特殊能力]] ===
=== [[特殊能力]] ===
=== 機体ボーナス ===
=== 機体ボーナス ===
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
:*'''初期段階:運動性+5 格闘武器+100'''
:*'''初期段階:運動性+5 格闘武器+100'''
:*'''第二段階:運動性+10 格闘武器+150 経験値+10%'''
:*'''第二段階:運動性+10 格闘武器+150 経験値+10%'''
:反董卓連合軍時代からの知り合い。
:反董卓連合軍時代からの知り合い。
;[[ガンダム試作1号機Fb|頑駄無白龍大帝]]
;[[ガンダム試作1号機Fb|頑駄無白龍大帝]]
:SD戦国伝の地上最強編と伝説の大将軍に登場した人物であり、劉備は彼の末裔らしい。SDガンダム ザ・ラスト・ワールドでは、時空を超えて、出会っている。
:『SD戦国伝』の『地上最強編』と『伝説の大将軍』に登場した人物であり、劉備は彼の末裔らしい。『SDガンダム ザ・ラスト・ワールド』では、時空を超えて出会っている。
;龍帝[[ユニコーンガンダム|ユニコーン]]
;龍帝[[ユニコーンガンダム|ユニコーン]]
:劉備や白龍よりも前の龍帝。SDガンダム ザ・ラスト・ワールドで共演。
:劉備や白龍よりも前の龍帝。『SDガンダム ザ・ラスト・ワールド』で共演。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
=== スーパー系 ===
;[[八稜郭]]の面々
;[[八稜郭]]の面々
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では赤壁の戦いの直後に[[世界観/UX|『UX』の世界]]に転移し、[[関羽ガンダム|関羽]]・[[張飛ガンダム|張飛]]共々[[奇械島]]にて行き倒れていたところを彼女達に救われる。
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では赤壁の戦いの直後に[[世界観/UX|『UX』の世界]]に転移し、[[関羽ガンダム|関羽]]・[[張飛ガンダム|張飛]]共々[[奇械島]]にて行き倒れていたところを彼女達に救われる。
:その後はその恩を返すべく、[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]と合流するまで'''「八稜郭の義勇軍」'''として活動していた。
:その後はその恩を返すべく、[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]と合流するまで'''「八稜郭の義勇軍」'''として活動していた。
;[[海動剣]]、[[真上遼]]
;[[海動剣]]、[[真上遼]]
:『UX』では[[奇械島]]で[[キバ軍]]や[[ガラン軍]]を相手に戦う者同士ということもあり、共闘する機会も多い。正義を掲げる劉備に対して、戦う事への大義名分を持たない二人だが、劉備とも互いに認め合う仲でもある。
:『UX』では、[[奇械島]]で[[キバ軍]]や[[ガラン軍]]を相手に戦う者どうしということであり、共闘することも多い。
:正義を掲げる劉備に対して、戦う事への大義名分を持たない2人だが、劉備とも互いに認め合う仲でもある。
;[[キバ]]
:『UX』では、奇械島で何度も戦い続けてきた因縁の相手。
;[[ガラン]]
:『UX』ではキバと同じく、奇械島での因縁の相手。
;[[早瀬浩一]]
;[[早瀬浩一]]
:『UX』では、「正義の味方」同士な間柄。
:『UX』では、「正義の味方」同士な間柄。
;[[山下サトル]]
;[[山下サトル]]
:『UX』では初対面の際、劉備の登場に「三国志の主人公の登場」と目を輝かせた。
:『UX』では初対面の際、「三国志の主人公の登場」と目を輝かせた。
=== ガンダムシリーズ ===
;[[刹那・F・セイエイ]]
:『UX』にてスパロボシリーズ初共演となったリアルガンダムシリーズの主人公の一人。終盤には彼にも、彼の信じる「[[ガンダム]]」と認められる。
=== リアル系 ===
;[[バーン・バニングス]]
;[[バーン・バニングス]]
:『UX』では彼も劉備たち八稜郭の義勇軍の勇名を知っており、かねてから騎士として劉備たちと手合わせすることを所望しており、序盤の[[ヨーロッパ]]ルートにて対決し、因縁を結ぶ間柄に。劉備は彼を[[黒騎士]]と呼ぶ。
:『UX』では彼も劉備たち八稜郭の義勇軍の勇名を知っており、かねてから騎士として劉備たちと手合わせすることを所望しており、序盤の[[ヨーロッパ]]ルートにて対決し、因縁を結ぶ間柄に。劉備は彼を[[黒騎士]]と呼ぶ。
:余談だが、バーンを演じる速水氏はアニメ版『横山光輝 三国志』にて諸葛亮を演じており、コーエーの歴史SLG『三國志』の[[ドラマCD]]シリーズや同社のSLG『決戦Ⅱ』ではその諸葛亮とある意味因縁の関係にあった周瑜を演じている。
:余談だが、バーンを演じる速水氏はアニメ版『横山光輝 三国志』にて諸葛亮を演じており、コーエーの歴史SLG『三國志』の[[ドラマCD]]シリーズや同社のSLG『決戦Ⅱ』ではその諸葛亮とある意味因縁の関係にあった周瑜を演じている。
;[[ミツヒロ・バートランド]]
;[[ミツヒロ・バートランド]]
:『UX』では[[フェストゥム]]への憎悪に取り憑かれその殲滅に固執するあまり「人としてあるべき心」をも失った彼を憐れみ「それで満足なのか」と問いかけるも、彼が劉備の言葉を受け入れることはなかった。
:『UX』では[[フェストゥム]]への憎悪に取り憑かれその殲滅に固執するあまり「人としてあるべき心」をも失った彼を憐れみ「それで満足なのか」と問いかけるも、彼が劉備の言葉を受け入れることはなかった。
:馬超の村に董卓軍が攻めてきた際に、龍帝剣が無い状態で戦いに挑む際に。この言葉は馬超にも影響を与え、龍帝剣を滝に探しに行く勇気を与えた。
:馬超の村に董卓軍が攻めてきた際に、龍帝剣が無い状態で戦いに挑む際に。この言葉は馬超にも影響を与え、龍帝剣を滝に探しに行く勇気を与えた。
;「我が魂は、正義と共にありッ!」
;「我が魂は、正義と共にありッ!」
:劉備といえばコレ。[[スーパーロボット大戦UX|UX]]にて劉備の[[精神コマンド]]に「[[魂]]」と「[[正義]]」があるのは、これに由来するものであろう。
:劉備といえばコレ。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』にて劉備の[[精神コマンド]]に「[[魂]]」と「[[正義]]」があるのは、これに由来するものであろう。
:なお、『[[SDガンダム外伝|SDガンダム外伝 ジークジオン編]]』の[[主人公]]である[[騎士ガンダム]]もまた、劉備ガンダムと同様の台詞を叫んでいる。
:なお、『[[SDガンダム外伝|SDガンダム外伝 ジークジオン編]]』の[[主人公]]である[[騎士ガンダム]]もまた、劉備ガンダムと同様の台詞を叫んでいる。
;「光よ! 龍帝よ! この魂を見るがいい! 我が魂は…」<br>「我が魂は! 正義と共にありィイイイイイイッ!」
;「光よ! 龍帝よ! この魂を見るがいい! 我が魂は…」<br>「我が魂は! 正義と共にありィイイイイイイッ!」
:そして、[[陸|大地]]を駆け、[[海|大海]]を渡り、[[空]]と[[宇宙]]をも越えて、さらに遼遠に[[夢]]を求め、出会い、戦い、交わってきた人々の生きた証も可能性も、それらも無に還し、全てに終焉をもたらさんとする「[[神]]」に挑む。永遠に続いてゆく時の河は誰にも止められない。そう、神にも――。
:そして、[[陸|大地]]を駆け、[[海|大海]]を渡り、[[空]]と[[宇宙]]をも越えて、さらに遼遠に[[夢]]を求め、出会い、戦い、交わってきた人々の生きた証も可能性も、それらも無に還し、全てに終焉をもたらさんとする「[[神]]」に挑む。永遠に続いてゆく時の河は誰にも止められない。そう、神にも――。
:なお、最後の台詞は、アニメ版の後期エンディングテーマ『Justice・伝説を刻め!』の歌詞に由来している。
:なお、最後の台詞は、アニメ版の後期エンディングテーマ『Justice・伝説を刻め!』の歌詞に由来している。
== 関連形態 ==
;[[翔烈帝龍装劉備ガンダム]]
:
;劉備ガンダム
:
:;劉備ガンダム(雪山仕様)
::
:;翔烈帝劉備ガンダム
::
;劉邦劉備ガンダム
:
;ストライク劉備ガンダム
:
:;蒼龍ストライク劉備ガンダム
::
:;炎凰ストライク劉備ガンダム
::
:;激龍ストライク劉備ガンダム
::
:;龍刃ストライク劉備ガンダム
::
::;龍凰ストライク劉備ガンダム
:::
== メモ ==
== メモ ==
== 余談 ==
== 余談 ==
*『BBW』において、劉備、張飛、関羽、曹操、孫権の5人が新調した鎧は、当初キットの説明において、「天玉鎧の目覚めに呼応して進化した」という初期設定が存在する。龍装劉備ガンダムの場合は、背中のバックパックや鎧の形状から、[[フルアーマーガンダム]]に近い姿になっている。
**2010年の初登場時では、漫画版や初期の劉備同様、、演者は[[ガンダム]]と変わらなったが、2018年発売の『SDガンダム BB戦士三国伝 メモリアルブック』の紹介により、演者がフルアーマーガンダムに変更された。
*三国伝のプラモデルは胴体パーツのランナーに武将の名前が刻印されているのだが、劉備ガンダムのキットにはここに'''「ホンタイ01」'''という謎の名前が刻まれている。これは、共通の素体パーツを複数のキットに流用させる構想があった名残である(「ホンタイ01」は本体01という意味と思われる)。しかし、結果的に共通素体はほとんど使われてないため、ホンタイ01といえば劉備ガンダムの専用パーツと認識されている。
*三国伝のプラモデルは胴体パーツのランナーに武将の名前が刻印されているのだが、劉備ガンダムのキットにはここに'''「ホンタイ01」'''という謎の名前が刻まれている。これは、共通の素体パーツを複数のキットに流用させる構想があった名残である(「ホンタイ01」は本体01という意味と思われる)。しかし、結果的に共通素体はほとんど使われてないため、ホンタイ01といえば劉備ガンダムの専用パーツと認識されている。
**その事で一部ファンからは劉備に対して'''「ホンタイさん」'''という[[俗語・俗称|あだ名]]が付けられた。
**その事で一部ファンからは劉備に対して'''「ホンタイさん」'''という[[俗語・俗称|あだ名]]が付けられた。