差分

775 バイト追加 、 2023年5月25日 (木) 17:15
1行目: 1行目: −
ソール11遊星主(11 Planetary Masters of Sol)とは、『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』に登場する敵勢力。
+
'''ソール11遊星主'''とは、『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』に登場する敵勢力。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
15行目: 15行目:     
=== 起源 ===
 
=== 起源 ===
ソール11遊星主開発のそもそもの発端は、太古の時代に三重連太陽系の人々が、彼らの存在する宇宙が寿命を迎えつつあるのを知ってしまったことから始まる。
+
ソール11遊星主開発のそもそもの発端は、150億年前に三重連太陽系の人々が、彼らの存在する宇宙が寿命を迎えつつあるのを知ってしまったことから始まる。
    
この事実を認知した三重連太陽系の人々は次元ゲート「ギャレオリア彗星」の開発に着手し、数世代を経て完成に至るが、「他の宇宙から暗黒物質を集めて三重連太陽系の宇宙の再生を行う」事を主張する赤の星と、「滅び行く現宇宙を捨て、別の宇宙へ移住する」事を主張する緑の星の間で完成後の利用の意見対立が発生した。このうち、赤の星のアベルによって作られたのがソール11遊星主であり、一方それに反対する[[緑の星]]のカインの手によって、ソール11遊星主を止めるためのアンチプログラムとして開発が進められたのがGクリスタル及び[[ジェネシックガオガイガー]]である。
 
この事実を認知した三重連太陽系の人々は次元ゲート「ギャレオリア彗星」の開発に着手し、数世代を経て完成に至るが、「他の宇宙から暗黒物質を集めて三重連太陽系の宇宙の再生を行う」事を主張する赤の星と、「滅び行く現宇宙を捨て、別の宇宙へ移住する」事を主張する緑の星の間で完成後の利用の意見対立が発生した。このうち、赤の星のアベルによって作られたのがソール11遊星主であり、一方それに反対する[[緑の星]]のカインの手によって、ソール11遊星主を止めるためのアンチプログラムとして開発が進められたのがGクリスタル及び[[ジェネシックガオガイガー]]である。
25行目: 25行目:  
== メンバー ==
 
== メンバー ==
 
ピーヴァータ・プラヌス・ペチュルオン・ペルクリオ・ポルタンの5人は、普段は無言かつフードとマントで全身を隠しており、[[パーツキューブ]]とフュージョンすることにより、勇者ロボ軍団と同規模のメカノイドになる。
 
ピーヴァータ・プラヌス・ペチュルオン・ペルクリオ・ポルタンの5人は、普段は無言かつフードとマントで全身を隠しており、[[パーツキューブ]]とフュージョンすることにより、勇者ロボ軍団と同規模のメカノイドになる。
 +
また、全員がレプリジンによる複製体であるとされており、メンバーが11人なのは三重連太陽系の恒星及び惑星の総数が11である為。その事から察するにアベル、カイン以外は詳細が判明していないものの恒星(太陽)に相当するであろうピサ・ソール以外の10人は三重連太陽系に存在する10の惑星に関連する人物であると思われる。
 
;[[パルス・アベル]]
 
;[[パルス・アベル]]
 
:[[赤の星]]の指導者アベルの複製。赤の星の末裔たる[[アルマ]]=[[戒道幾巳]]の裏的存在。
 
:[[赤の星]]の指導者アベルの複製。赤の星の末裔たる[[アルマ]]=[[戒道幾巳]]の裏的存在。
50行目: 51行目:  
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
+
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:初登場作品。[[パルス・アベル]]、[[パルパレーパ]]、[[ピア・デケム]]、[[ピルナス]]、[[ペイ・ラ・カイン]]、[[ピサ・ソール]]の6名が登場<ref>一応残りの5名もパルパレーパが紹介してくれるのだが、パイロットとしては終始「遊星主」扱いでメカノイド形態も無し。あくまで名前のみの登場に留まっている。</ref>。
+
:初登場作品。[[パルス・アベル]]、[[パルパレーパ]]、[[ピア・デケム]]、[[ピルナス]]、[[ペイ・ラ・カイン]]、[[ピサ・ソール]]の6名が登場<ref>一応残りの5名もパルパレーパが紹介してくれるが、パイロットとしては終始「遊星主」扱いでメカノイド形態も無し。</ref>。
:上記の通り、原作での作戦が全宇宙規模で甚大な影響を及ぼすものであるため、味方側のみならず他の外宇宙勢力からも危険な存在として認知されている。版権組織としては比較的早期に倒されてしまうものの、ピサ・ソールの無限複製能力により、名だたる外宇宙勢力を複数同時に敵に回しても引けをとらない物量戦を展開し、大きな存在感を発揮している。
+
:上記の通り、原作での作戦が全宇宙規模で甚大な影響を及ぼすものであるため、味方側のみならず他の外宇宙勢力からも危険な存在として認知されている。版権組織としては比較的早期に倒されてしまうが、ピサ・ソールの無限複製能力により、名だたる外宇宙勢力を複数同時に敵に回しても引けをとらない物量戦を展開し、大きな存在感を発揮している。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:上記の6人に加え、残る5名がそれぞれのメカノイドと共に登場を果たした。
+
:『第3次α』の6人に加え、残る5名がそれぞれのメカノイドと共に登場を果たした。
 
:原作と違い、[[ザ・データベース]]と共に地球圏に直接進行してくる。彼らでも「何故太陽系に侵攻するのか」わからなかったが、消滅間際に護から明かされた事実により、『魂のふる里』に帰ってきていた真実が明らかとなる。
 
:原作と違い、[[ザ・データベース]]と共に地球圏に直接進行してくる。彼らでも「何故太陽系に侵攻するのか」わからなかったが、消滅間際に護から明かされた事実により、『魂のふる里』に帰ってきていた真実が明らかとなる。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*上述の通り、ピサ・ソール以外の11名は機界昇華の後に物質再生能力によって復元されたものである。つまり、オリジナルの遊星主たちはマスタープログラム暴走時に滅んでおり、劇中に登場したのはピサ・ソールを除き全員[[レプリジン]]である。
 
*上述の通り、ピサ・ソール以外の11名は機界昇華の後に物質再生能力によって復元されたものである。つまり、オリジナルの遊星主たちはマスタープログラム暴走時に滅んでおり、劇中に登場したのはピサ・ソールを除き全員[[レプリジン]]である。
*開発の順番を纏めると<br />・ソール11遊星主開発<br />・カウンターであるジェネシックガオガイガー開発<br />・Zマスターの暴走<br />・ラティオの誕生とその力を元にしたGストーン開発、ギャレオンの改造<br />・さらにそれを元にしたJジュエルとジェイアーク艦隊開発<br />となっており、スペックや規模的には大きいのだが、技術段階や耐性面では最下位ということになってしまう。
+
*開発の順番を纏めると
 +
*#ソール11遊星主開発
 +
*#カウンターであるジェネシックガオガイガー開発
 +
*#Zマスターの暴走
 +
*#ラティオの誕生とその力を元にしたGストーン開発、ギャレオンの改造
 +
*#さらにそれを元にしたJジュエルとジェイアーク艦隊開発
 +
**となっており、スペックや規模的には大きいが、技術段階や耐性面では最下位ということになってしまう。
 
*Gストーンから改良版として作られたはずのラウドGストーンがジェネシックオーラに弱いという凱がOVA本編で叫んでいた設定だと上記時系列に矛盾がでるため、小説版ではジェネシックオーラは遊星主の身体を構築するプログラム自体を破壊するものとしている。
 
*Gストーンから改良版として作られたはずのラウドGストーンがジェネシックオーラに弱いという凱がOVA本編で叫んでいた設定だと上記時系列に矛盾がでるため、小説版ではジェネシックオーラは遊星主の身体を構築するプログラム自体を破壊するものとしている。
 +
*小説版のソール11遊星主は150億年前の三重連太陽系で行動しており、暗黒物質を150億年後の現代から吸収している。そのためGGGメンバーが次元ゲートを通って150億年前の三重連太陽系に向かうという展開になっている。
 +
*遊星主の名前の頭文字は全員「パ」行で統一されており、これは[[ゾンダー]]のゾンダリアンも同じである。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
2,884

回編集