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== 概要 ==
== 概要 ==
[[スコープドッグ]]の局地戦バリエーションの一つで、正式名称は「スコープドッグ水上戦装備」。
[[スコープドッグ]]の局地戦バリエーションの一つで、正式名称は「スコープドッグ水上戦装備」。Marshy(湿地の)という名の通り、河川や密林地帯での運用を想定した湿地戦仕様機である。
背中に背負うミッションパックのエアータンクと直結した脚部ハイドロジェットを装備し、腰部から展開するエアバージ(浮き袋)によって水上戦が可能となっている。泥濘地走行用のかんじき「スワンピークラッグ」は装備していないが、グライディングホイールは足部側面に横付けに配置されて沼地走行は考慮されている。
反面、局地戦仕様機とは言っても上半身はもとのスコープドッグのままなので、居住性への配慮は皆無であり、必要不可欠なはずのコックピットの気密構造はスコープドッグ同様パイロットの[[パイロットスーツ|耐圧服]]頼みである。そのため、水中戦にも対応した後発の湿地戦用ヘビィ級[[アーマード・トルーパー|AT]]と比べると機能面で著しく劣る。
クメン王国軍傭兵基地「[[アッセンブルEX-10]]」では、すでに[[ブールーズ・ゴウト|ゴウト]]が調達した新鋭機[[ダイビングビートル]]によって全機更新されていたが、キリコは乗りなれたドッグ系ATへの搭乗を希望したため、ゴウトがスコープドッグを改造して調達し、クメン編を通してキリコの乗機となった。このような背景や熱帯雨林でのゲリラ戦や敵本部の潜入という都合上、「壊れれば乗り捨てる」というスタンスを繰り返すのは流石に無理があるのか大破したのはイプシロンの3戦目の1度のみであり、それ以降はカンジェルマン宮殿で脱出のため乗り捨てられるまで多少のダメージがあっても修理して続けて運用されている。キリコの使用したスコープドッグ系列AT内では比較的良い方の扱いだったと言える。
クメン王国軍傭兵基地「[[アッセンブルEX-10]]」では、すでに[[ブールーズ・ゴウト|ゴウト]]が調達した新鋭機[[ダイビングビートル]]によって全機更新されていたが、キリコは乗りなれたドッグ系ATへの搭乗を希望したため、ゴウトがスコープドッグを改造して調達し、クメン編を通してキリコの乗機となった。このような背景や熱帯雨林でのゲリラ戦や敵本部の潜入という都合上、「壊れれば乗り捨てる」というスタンスを繰り返すのは流石に無理があるのか大破したのはイプシロンの3戦目の1度のみであり、それ以降はカンジェルマン宮殿で脱出のため乗り捨てられるまで多少のダメージがあっても修理して続けて運用されておりキリコの使用したスコープドッグ内では比較的良い方の扱いだったと言える。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==