差分

1,650 バイト追加 、 2023年9月4日 (月) 21:22
2行目: 2行目:  
| 外国語表記 = [[外国語表記::Werkbau]]
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Werkbau]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
*[[第3次スーパーロボット大戦α]]
+
*{{登場作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 +
| デザイン = 金子一馬
 +
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 +
| SRWでの分類 = [[機体]]
 +
}}
 +
 
 +
{{登場メカ概要
 +
| タイトル = スペック
 
| 分類 = 人型機動兵器
 
| 分類 = 人型機動兵器
 
| 生産形態 = 変異機
 
| 生産形態 = 変異機
10行目: 17行目:  
| 所属 = [[αナンバーズ]]
 
| 所属 = [[αナンバーズ]]
 
| パイロット = [[クォヴレー・ゴードン]]
 
| パイロット = [[クォヴレー・ゴードン]]
| デザイン = 金子一馬
   
}}
 
}}
 
+
'''ベルグバウ'''は『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』の[[登場メカ]]であり、リアル系男主人公の前半の主役メカ。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
バルマーの量産機『[[ヴァルク・ベン]]』にゲートから現れた『[[アストラナガン]]』が融合、変質した機体。
 
バルマーの量産機『[[ヴァルク・ベン]]』にゲートから現れた『[[アストラナガン]]』が融合、変質した機体。
28行目: 34行目:  
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:本作のリアル系男主人公の前半機として登場し、第1話で登場する。記憶喪失になってしまったクォヴレーが搭乗していた機体ということで検査が入るが、詳細がほとんど分からない[[EOT]]由来の機体であることから1話終了後からしばらくの間ラー・カイラムの格納庫にお蔵入りする事となり、クォヴレーは代わりの機体として補充されたばかりの[[量産型νガンダム]]を半ば無理やり乗り込んで使用した。その後しばらくは保管されたままだったが、危機に立たされたクォヴレーの元に操縦者なしの状態で現れ、再びクォヴレーの搭乗機となる。更にイベントで必殺武器のアキシオン・バスターが追加される。劇中の描写から、操縦系統は宇宙世紀系モビルスーツに近いものと思われる。なお、素体の片方がアストラナガンであることは乗り換えまで謎のはずなのだが、店頭トレーラーの第一弾では、バンプレイオスの後、一番最後に出てきた際に思いきり「'''RETURN OF ASTRANAGANT(=帰って来たアストラナガン)'''」と表示されていた。
+
:初登場作品。本作のリアル系男主人公の前半機として登場し、第1話で登場する。記憶喪失になってしまったクォヴレーが搭乗していた機体ということで検査が入るが、詳細がほとんど分からない[[EOT]]由来の機体であることから1話終了後からしばらくの間ラー・カイラムの格納庫にお蔵入りする事となり、クォヴレーは代わりの機体として補充されたばかりの[[量産型νガンダム]]を半ば無理やり乗り込んで使用した。その後しばらくは保管されたままだったが、危機に立たされたクォヴレーの元に操縦者なしの状態で現れ、再びクォヴレーの搭乗機となる。更にイベントで必殺武器のアキシオン・バスターが追加される。劇中の描写から、操縦系統は宇宙世紀系モビルスーツに近いものと思われる。なお、素体の片方がアストラナガンであることは乗り換えまで謎のはずなのだが、店頭トレーラーの第一弾では、バンプレイオスの後、最後に出てきた際に思いきり「'''RETURN OF ASTRANAGANT(=帰って来たアストラナガン)'''」と表示されていた。
 +
:正式加入がやや遅い分前期主人公機としては他の3機と比べても頭一つ抜きん出た性能を持っており、自軍全体の戦力が整うまでの間は主力として頼っていける。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
武装は[[アストラナガン]]や、[[R-GUNリヴァーレ]]のものに酷似している。機動性が高く、ディフレクトフィールドという物理障壁発生装置を持つため、防御力も高い。無制限に使える武装が無いことを除けば、強力な機体である。
+
武装は[[アストラナガン]]や、[[R-GUNリヴァーレ]]、さらにはその原型機の[[R-GUN]]および[[R-GUNパワード]]のものに酷似している。運動性が高い上に軽減バリアとHP回復まで所持しているため防御性能も高い。無制限に使える武装が無いことを除けば、十分に強力な機体である。
    
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;ツイン・ラアムライフル
 
;ツイン・ラアムライフル
:腕にアタッチメントで付けられた実弾と非実体弾の2連装のライフル。唯一のP武器だが、威力がそこそこ在る上に射程もそこそこと、ベルグバウの生命線。銃剣が付いているが、武装としては登場しない(切り払いはできる)。「raam」は雷鳴を意味するヘブライ語。なお、この武器に関してはアストラナガンにもヴァルク・ベンにも該当する武装が存在せず、R-GUNの「ツイン・マグナライフル」のイメージが強い。
+
:上下2連装式で実弾と非実体弾を併用できる手持ち銃。銃身下部に銃剣も搭載されているが攻撃アニメでは使用しない。「raam」は雷鳴を意味するヘブライ語。
 +
:この武器に関してはアストラナガンにもヴァルク・ベンにも該当する武装が存在せず、R-GUNの「ツイン・マグナライフル」に似ているが、リボルバーではなくマガジン式な点が異なる。
 +
:最弱武器だが唯一のP武器で、立ち回りの上では生命線となる。
 
;ガン・スレイヴ
 
;ガン・スレイヴ
:背中に装備された蝙蝠型の無線誘導兵器。4基装備。アストラナガンのガン・ファミリアに相当する武器。
+
:背中に4基マウントされた、拳銃に翼が付いたような形状の無線誘導兵器。展開されると敵機の周囲を高速飛行しながら多角的な射撃を行う。
 +
:アストラナガンの「ガン・ファミリア」に相当する武器だが、リボルバーではなくオートマチック拳銃の形をしているのが違い。射撃時は銃身がブローバックし薬莢が排出されることから実弾兵器と思われる。この武装を見た[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]が、既視感からベルグバウとアストラナガンの類似点を指摘する一幕もあった。
 +
:射程が長いが移動後に使えない射撃攻撃。ENをある程度改造していれば反撃でもエメト・アッシャーを連発できるため、影がかなり薄い。
 
;エメト・アッシャー
 
;エメト・アッシャー
:肩部から競り出して発射するエネルギー砲。[[全体攻撃]]。長射程、高威力、(全体攻撃としては)低燃費と、三拍子揃ったベルグバウの主力武器。敵は3機編成の小隊が大半の為、使用頻度が高い。カバラの数秘術(ゲマトリア)が用いられている。<br />「emeth」は真理を意味するヘブライ語であり、ディス・アストラナガンの同等の武装と合わせ、「ゴーレムはemethと書いた羊皮紙を貼り付け完成し、eを取ってmeth(ヘブライ語で死の意)に書き換えると壊れる」というユダヤ教の伝承に由来する(余談だが本作における大ピンチのBGMは「emeth to meth」)。<br />アッシャーは「Assiah」ならヘブライ語で物質世界の意味でテトラクテュス・グラマトンの4文字目。武装名の意味としては「物質世界の真理」といった所か。ちなみにラテン語の「usher」なら番人の意味。「真理の番人」となる。
+
:両肩後部に接続された砲身を展開して発射するエネルギー砲。
 +
:「emeth」は真理を意味するヘブライ語であり、ディス・アストラナガンの同等の武装と合わせ、「ゴーレムはemethと書いた羊皮紙を貼り付け完成し、eを取ってmeth(ヘブライ語で死の意)に書き換えると壊れる」というユダヤ教の伝承に由来する(余談だが本作における大ピンチ展開時のBGMは「emeth to meth」)。
 +
:アッシャーは「Assiah」ならヘブライ語で物質世界の意味でテトラクテュス・グラマトンの4文字目。武装名の意味としては「物質世界の真理」といった所か。ちなみにラテン語の「usher」なら番人の意味。「真理の番人」となる。
 +
:装備位置からヴァルク・ベンの「カティフ・キャノン」が変異・強化されたものと推察されるが、R-GUNパワードの「ハイ・ツインランチャー」とも類似点を見出だせる。
 +
:[[全体攻撃]]。長射程、高威力、(全体攻撃としては)低燃費と三拍子揃ったベルグバウの主力武器。本作の敵は3機編成の小隊が大半の為、使用頻度が高い。
 
;アキシオン・バスター
 
;アキシオン・バスター
:イベントで追加されるベルグバウの必殺武器。胸部装甲を解放して、剥き出しになったディーン・レヴから[[アストラナガン]]のアキシオン・キャノンと同質と思われるエネルギー弾を発射する。ただでさえ強い機体なのに、ボスキラーの役割まで加わってしまう。
+
:イベントで追加されるベルグバウの必殺武器。胸部装甲を開放して、剥き出しになったディーン・レヴからエネルギー弾を発射する。着弾した敵機はグレートアトラクターへ落とし込まれ、甚大なダメージを受ける。
 +
:演出や武装名から、アストラナガンの「アキシオン・キャノン」に類似した武装と思われる。
 +
:移動後には使えないが長射程かつなかなか高威力。追加後はただでさえ強い機体なのにボスキラーまでこなせるようになる。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;剣装備
 
;剣装備
:この機体で[[切り払い]]が行えるのは、ツイン・ラアムライフルに銃剣が搭載されているためである。
+
:ツイン・ラアムライフルの銃剣を用いて[[切り払い]]を行う。しかしクォヴレーがデフォルトで切り払いを習得していないので、発動には養成が必要。
 
;[[ディフレクトフィールド]]
 
;[[ディフレクトフィールド]]
 
:[[小隊]]全体を保護する広域[[バリア]]。全属性のダメージを自機・隊員機とも1500軽減する。EN消費も気力制限も一切なく高性能。
 
:[[小隊]]全体を保護する広域[[バリア]]。全属性のダメージを自機・隊員機とも1500軽減する。EN消費も気力制限も一切なく高性能。
54行目: 71行目:  
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[陸]]
 
;[[陸]]
:元の機体であるヴァルク・ベンの飛行能力を失っている。おまかせ編成でアラド、ゼオラとチームを組む場合、文字通り二人の足を引っ張ってしまう事に。クォヴレールート序盤は宇宙マップが殆どなので気にならないが、地上に降りたら強化パーツで空を飛ぶか、編成を変えるかして対応しておきたい。
+
:元の機体であるヴァルク・ベンの飛行能力を失っている。おまかせ編成でアラド、ゼオラとチームを組む場合、文字通り二人の足を引っ張ってしまう事に。
 +
:クォヴレールート序盤は宇宙マップが殆どなので気にならないが、地上に降りたら強化パーツで空を飛ぶか、編成を変えるかして対応しておきたい。
    
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
62行目: 80行目:  
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==
 
;「ANOTHER TIMEDIVER」
 
;「ANOTHER TIMEDIVER」
:[[クォヴレー・ゴードン]]の前期デフォルト[[BGM]]で、なおかつベルグバウのデフォルトBGM。[[イングラム・プリスケン]]のテーマ『TIME DIVER』のアレンジバージョン。30秒ほどもあるイントロやひねりの利いたアレンジが続く「一見原曲がわかりにくい前半」から、一転してわかりやすいメロディが多く「原曲がわかりやすい後半」に繋がる曲が、クォヴレーとイングラムの関係性を象徴している。
+
:[[クォヴレー・ゴードン]]の前期デフォルト[[BGM]]で、なおかつベルグバウのデフォルトBGM。[[イングラム・プリスケン]]のテーマ『TIME DIVER』のリミックス曲。30秒ほどもあるイントロやひねりの利いたアレンジが続く「一見原曲がわかりにくい前半」から、一転してわかりやすいメロディが多く「原曲がわかりやすい後半」に繋がる曲が、クォヴレーとイングラムの関係性を象徴している。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
84行目: 102行目:  
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*名前の由来はドイツの銃器メーカー『ファインベルグバウ』(Feinwerkbau)である。単語に分解して独英翻訳するとfein→fine、werk→work、bau→building。
 
*名前の由来はドイツの銃器メーカー『ファインベルグバウ』(Feinwerkbau)である。単語に分解して独英翻訳するとfein→fine、werk→work、bau→building。
*某掲示板では「'''ゴキブリに似ている'''」と評され「ベルグバウして1時間以内にバルサソされなかったら◯匹目」などというスレが定番化して100スレ以上に渡って続いていた。
   
<!-- == 商品情報 == -->
 
<!-- == 商品情報 == -->
  
2,884

回編集