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| == 評価 == | | == 評価 == |
− | 大胆なクロスオーバーシナリオが好評であった[[スーパーロボット大戦W|W]]や[[スーパーロボット大戦Z|Z]]を経ていた為と初参戦となる『ガンソード』、『ゾイドジェネシス』が話題となり、本作にも期待が寄せられていたが、作品間のクロスオーバーが希薄(会話だけは多い)な上に、キャラクターの性格や原作イベントの改悪・不整合(省略・設定の無視)が多く、中盤の中頃から終盤にかけてシナリオの粗が目立つ。
| + | 大胆なクロスオーバーシナリオが好評であった『[[スーパーロボット大戦W]]』『[[スーパーロボット大戦Z]]』を経ていたという背景や、初参戦となる『蒼穹のファフナー』『ガンソード』『ゾイドジェネシス』が話題となり、本作にも期待が寄せられていたが、作品間のクロスオーバーが希薄(会話だけは多い)な上に、キャラクターの性格や原作イベントの改悪・不整合(省略・設定の無視)が多く、中盤の中頃から終盤にかけてシナリオの粗が目立つ。 |
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− | また、エンディングにおける『蒼穹のファフナー』の扱いに関しては特に批判が多い。翔子たちの生存フラグを満たしていない場合、同化現象を治療できないという原作を完全に無視した、一言で言うと「'''全滅エンド'''」になってしまう。本来の結末は数々の犠牲を払った先に希望が見える、という結末であり、このように絶望しか待ち受けていないような展開ではない。その上、『ファフナー』のキャラがこのように絶望的な結末を迎えているのに対して、他作品のキャラクターは一人でバカンスを満喫している、宴会で裸踊りをするなど、常識を疑いたくなるような描写まである始末である。
| + | また、エンディングにおける『ファフナー』の扱いに関しては特に批判が多い。翔子たちの生存フラグを満たしていない場合、同化現象を治療できないという原作を完全に無視した、一言で言うと「'''全滅エンド'''」になってしまう。本来の結末は数々の犠牲を払った先に希望が見える、という結末であり、このように絶望しか待ち受けていないような展開ではない。その上、『ファフナー』のキャラがこのように絶望的な結末を迎えているのに対して、他作品のキャラクターは一人でバカンスを満喫している、宴会で裸踊りをするなど、常識を疑いたくなるような描写まである始末である。このような『ファフナー』の扱いの酷さは、後年発売した[[スーパーロボット大戦UX|UX]]で『ファフナー』が再び参戦した際に「UXが初参戦」と言われてしまうネタにまでなった。 |
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− | このような『ファフナー』の扱いの酷さは、後年発売した[[スーパーロボット大戦UX|UX]]で『ファフナー』が再び参戦した際に「UXが初参戦」と言われてしまうネタにまでなった。
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| ただし例外として、『[[電脳戦機バーチャロン マーズ|電脳戦機バーチャロン]]』関連の原作再現に関しては同作品のプロデューサーであったSEGAの亙重郎氏が直接執筆しただけあって高い評価を得ている。しかしそれ故に他の部分との質の差が浮き上がってしまっている。 | | ただし例外として、『[[電脳戦機バーチャロン マーズ|電脳戦機バーチャロン]]』関連の原作再現に関しては同作品のプロデューサーであったSEGAの亙重郎氏が直接執筆しただけあって高い評価を得ている。しかしそれ故に他の部分との質の差が浮き上がってしまっている。 |
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− | システム面においては[[小隊]]システムの一種である「パートナーバトルシステム」が実装された。他のスパロボの小隊と違い、単機運用と小隊運用のどちらでもメリット/デメリットがあるという独自の戦略性を持たせようとしたシステムだったが、単機運用での特典「アタックコンボ」が強すぎて、わざわざ小隊を組む必要が無いアンバランスな点が目立つ結果となった。この「パートナーバトルシステム」自体はL以降の携帯機シリーズでも続投しているが、バランスは大きく是正されている。
| + | システム面においては携帯機シリーズ初の[[小隊]]系システムとなる「パートナーバトルシステム」が登場した。過去の小隊システムとの差別化として、単機運用と小隊運用のどちらでもメリット/デメリットがあるという独自の戦略性を持たせようとしたシステムだったが、単機運用での特典「アタックコンボ」が強力すぎて、わざわざ小隊を組む必要が無い練り込み不足な点が目立つ結果となった。この「パートナーバトルシステム」自体はL以降の携帯機シリーズでも採用されているが、バランスは大きく是正されている。 |
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| 他方、戦闘グラフィックに関しては前作Wから確実な進歩を遂げている。DSで搭載された液晶の低い画面解像度と、それと比較して容量の多いRAM(メインメモリの意、DSはPS1の倍の容量)という特性を逆手に取る事で、カットインを少ない描き込みで実現した上でそれを更にアニメーションさせるという、高解像度の据え置き機では実現が難しくなった演出が取り入れられた。 | | 他方、戦闘グラフィックに関しては前作Wから確実な進歩を遂げている。DSで搭載された液晶の低い画面解像度と、それと比較して容量の多いRAM(メインメモリの意、DSはPS1の倍の容量)という特性を逆手に取る事で、カットインを少ない描き込みで実現した上でそれを更にアニメーションさせるという、高解像度の据え置き機では実現が難しくなった演出が取り入れられた。 |
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| フェイスアイコンについても、Wまでは大半の敵味方双方で登場するパイロットにおいて単純に左右を反転させただけだったものを、本作以降は全員の敵・味方仕様の専用アイコンがそれぞれ用意されている。 | | フェイスアイコンについても、Wまでは大半の敵味方双方で登場するパイロットにおいて単純に左右を反転させただけだったものを、本作以降は全員の敵・味方仕様の専用アイコンがそれぞれ用意されている。 |
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− | 主人公の[[ミスト・レックス]]についての批判が激しく、インターネット上にすっかりネタキャラとして定着した。このため「スパロボKはプレイした事はないがミストは知っている」といったインターネットユーザーは非常に多い。 | + | 主人公の[[ミスト・レックス]]についての批判が激しく、インターネットコミュニティにおいては直ちにネタキャラとして定着した。このため「スパロボKはプレイした事はないがミストは知っている」といったネットユーザーは非常に多い。 |
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| == 話題 == | | == 話題 == |