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戦争で両親を失い、叔父夫婦に引き取られていたが、帝国のゲリラ狩りで叔父夫婦とガールフレンドだったエミリアを失う。自身も危ういところをレジスタンスが強奪していた帝国の試作機[[ソルデファー]]に搭乗し、その後現れた地球解放戦線機構のクワトロらの助けもあり辛くも生き延びる。序盤では成り行きで戦争を始めたことに迷い、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]や[[アポリー・ベイ|アポリー]]から心配されることもあった。実際[[ル・カイン]]による帝国の本格的なレジスタンス狩りが始まった際には弱気になることもあったが、自分と同じ境遇でありながら『戦えなくなったら、死ぬしかない』とまで言い切る少女レラとの出会いが彼を変えることになる。<br />その後、ライバルであり当初は仇とも思った[[エルリッヒ・シュターゼン|エルリッヒ]]との和解や、[[レラ]]との死別(この辺りはルートやら選択肢で順番・内容が多少変わる)を乗り越えて、最終的には恩師とも言えるシャア(クワトロ)と真っ向から立ち向かえる程に成長する。[[64]]はエンディングがあっさりしているため、その後が描かれていないが、第1話モノローグや、レラとの会話などから、自分の住んでいた街に戻ったと思われる。
 
戦争で両親を失い、叔父夫婦に引き取られていたが、帝国のゲリラ狩りで叔父夫婦とガールフレンドだったエミリアを失う。自身も危ういところをレジスタンスが強奪していた帝国の試作機[[ソルデファー]]に搭乗し、その後現れた地球解放戦線機構のクワトロらの助けもあり辛くも生き延びる。序盤では成り行きで戦争を始めたことに迷い、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]や[[アポリー・ベイ|アポリー]]から心配されることもあった。実際[[ル・カイン]]による帝国の本格的なレジスタンス狩りが始まった際には弱気になることもあったが、自分と同じ境遇でありながら『戦えなくなったら、死ぬしかない』とまで言い切る少女レラとの出会いが彼を変えることになる。<br />その後、ライバルであり当初は仇とも思った[[エルリッヒ・シュターゼン|エルリッヒ]]との和解や、[[レラ]]との死別(この辺りはルートやら選択肢で順番・内容が多少変わる)を乗り越えて、最終的には恩師とも言えるシャア(クワトロ)と真っ向から立ち向かえる程に成長する。[[64]]はエンディングがあっさりしているため、その後が描かれていないが、第1話モノローグや、レラとの会話などから、自分の住んでいた街に戻ったと思われる。
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スパロボでは珍しい何の訓練も受けず操縦に役立つ特技も持っていない(一応NTがあるがこれは特技というより素質)、戦闘とは縁のない民間人のリアル系主人公。民間人で戦闘に縁のない生活を送ってきた描写として、第1話の戦闘終了直後はまともに会話できる状態ではなかった。第2話開始前に戦うか、去るかの選択肢が発生する、などが存在する、
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スパロボでは珍しい何の訓練も受けず操縦に役立つ特技も持っていない(一応[[ニュータイプ]]能力があるがこれは特技というより素質)、戦闘とは縁のない民間人のリアル系主人公。民間人で戦闘に縁のない生活を送ってきた描写として、第1話の戦闘終了直後はまともに会話できる状態ではなかった、第2話開始前に戦うか去るかの選択肢が発生する、などが存在する。
    
声が収録されていない作品での登場だが、シナリオライターの鏡俊也氏は彼の声を白鳥哲氏で想定していたらしい。また、名前は「アークライト='''地球の光'''」「ブルー='''青'''」とかなり単純な比喩となっている。愛称が「アーク」なのはリンクバトラーにおける文字制限によるもので、鏡氏自身はこの愛称をあまり気に入っていないとの事。
 
声が収録されていない作品での登場だが、シナリオライターの鏡俊也氏は彼の声を白鳥哲氏で想定していたらしい。また、名前は「アークライト='''地球の光'''」「ブルー='''青'''」とかなり単純な比喩となっている。愛称が「アーク」なのはリンクバトラーにおける文字制限によるもので、鏡氏自身はこの愛称をあまり気に入っていないとの事。
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他作品との関連要素
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歴代主人公でも最大級に不幸なキャラであるが、あまり他と不幸をくらべることには意味はない。鏡氏のシナリオにより、女性がらみでも不幸である。実際に、彼の後継キャラとも言える[[ジョシュア・ラドクリフ]]の相手[[グラキエース]]もシリーズを代表する薄幸[[ヒロイン]]であり、ジョッシュはEDで彼女との死別を宿命づけられる事になる。
歴代で最大級に不幸なキャラであるが、あまり他と不幸をくらべることには意味はない。鏡氏のシナリオにより、女性がらみでも不幸である実際に、彼の後継キャラとも言える[[ジョシュア・ラドクリフ]]の相手[[グラキエース]]もシリーズを代表する薄幸[[ヒロイン]]であり、ジョッシュはEDで彼女との死別を宿命づけられる事になる。
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版権能力である[[ニュータイプ]]がイベントで生かされるという珍しい展開が存在する。実際に境遇や立場等が似ている[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と同じように扱われたり、レライベントではNT主人公達が落ち込むアークを信じる台詞を言ったりしている。また、選択肢次第では一度地球解放戦線を離れる選択をしたアークが、襲撃を受け劣勢のクワトロ達を見て戻ってきてソルデファーに乗り込む。さらにその後、ブライトから初代ガンダムでアムロに言ったのと似た台詞を頂くという、初代ガンダムのオマージュが存在する。戦闘中でもどこかで聞いたような台詞が飛び出しておりシリーズ屈指のUCガンダムのノリを体現したリアル系主人公である。
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版権能力である[[ニュータイプ]]が設定され、かつイベントでもきちんと生かされるという珍しい展開が存在する。実際に境遇や立場等が似ている[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と同じように扱われたり、レライベントではNT主人公達が落ち込むアークを信じる台詞を言ったりしている。また、選択肢次第では一度地球解放戦線を離れる選択をしたアークが、襲撃を受け劣勢のクワトロ達を見て戻ってきてソルデファーに乗り込む。さらにその後、ブライトから初代ガンダムでアムロに言ったのと似た台詞を頂くという、初代ガンダムのオマージュが存在する。戦闘中でもどこかで聞いたような台詞が飛び出しておりシリーズ屈指のUCガンダムのノリを体現したリアル系主人公である。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[スーパーロボット大戦64]]
 
;[[スーパーロボット大戦64]]
:リアル系男主人公。第1話・第2話でのほとんど無意味な選択肢(後の会話内容がちょっと変わる)、リアル系でのみ登場するレラとの絡みや、独立軍ルート・OZルートでエルリッヒとレラを中心とした全く違うイベントが見られるなど、シナリオ面では4人の主人公中もっとも優遇されている<br />明らかにイロモノであるリッシュを除いたリアル系三名は集中・ひらめき・加速・熱血・魂という隙のない精神コマンドを持ち、残り一枠が個別となっている。アークは努力。天才技能がない本作においては、素人からエースパイロットへ成長していく彼にふさわしいコマンドといえる。(まあシステムの都合上、歴戦のゲリラであるセレインと最初から同等のステータスなのだが)
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:リアル系男主人公。第1話・第2話でのほとんど無意味な選択肢(後の会話内容がちょっと変わる)、リアル系でのみ登場するレラとの絡みや、独立軍ルート・OZルートでエルリッヒとレラを中心とした全く違うイベントが見られるなど、シナリオ面では4人の主人公中もっとも優遇されている。
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:明らかにイロモノであるリッシュを除いたリアル系三名は集中・ひらめき・加速・熱血・魂という隙のない精神コマンドを持ち、残り一枠が個別となっている。アークは努力。天才技能がない本作においては、素人からエースパイロットへ成長していく彼にふさわしいコマンドといえる(まあシステムの都合上、歴戦のゲリラであるセレインと最初から同等のステータスなのだが)。
    
== パイロットステータスの傾向 ==
 
== パイロットステータスの傾向 ==
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:好意を寄せていた少女。顔は設定されておらず、第1話で死んでしまう。度々モノローグなどに名前が登場する。
 
:好意を寄せていた少女。顔は設定されておらず、第1話で死んでしまう。度々モノローグなどに名前が登場する。
 
;ゲリラ
 
;ゲリラ
:第1話『流転』にてアークの街を襲撃した帝国の無人機を迎撃するゲリラ達のリーダー。逃げ遅れたアーク達を巻き込んでしまったことに謝りながら、'''アークの逃げる時間をガンタンクで稼ぐ姿'''は、シリーズ屈指のガンタンクの見せ場となっており、ファンも多い。
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:第1話『流転』にてアークの街を襲撃した帝国の無人機を迎撃するゲリラ達のリーダー。逃げ遅れたアーク達を巻き込んでしまったことに謝りながら、'''アークの逃げる時間を[[ガンタンク]]で稼ぐ姿'''は、シリーズ屈指のガンタンクの見せ場となっており、ファンも多い。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「ちくしょう!! どうせ死ぬんなら、1機くらいはっ!!」
 
;「ちくしょう!! どうせ死ぬんなら、1機くらいはっ!!」
:ソルデファー搭乗時の台詞。実にリアル系主人公っぽい始まり。<br />ちなみにこの後1機どころかほぼ主人公の独壇場となる。
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:ソルデファー搭乗時の台詞。実にリアル系主人公っぽい始まり。この後1機どころかほぼ主人公の独壇場となる。
 
;「あんたはぁぁぁっーー!」
 
;「あんたはぁぁぁっーー!」
 
:エルリッヒを相手にしたときの特殊攻撃台詞。「人類の勝利、そして‥‥後編」で、[[ヤヌス侯爵]]との戦闘前台詞でも似た台詞が発生したりする。
 
:エルリッヒを相手にしたときの特殊攻撃台詞。「人類の勝利、そして‥‥後編」で、[[ヤヌス侯爵]]との戦闘前台詞でも似た台詞が発生したりする。
 
;「どういうつもりか知らないが、俺はもうあんたを憎いとは思わないよ、エルリッヒ・シュターゼン」<br />「この時代の中では、いつああなってもおかしくはなかった」<br />「確かに不幸なことだ。許せないし認めたくはない」<br />「だけどね、そんなのは世界中で起こった、そして今も起こり続けていることなんだ」<br />「大勢の人が死んだんだ。苦しんだのは俺だけじゃない」<br />「俺にそれを気づかせてくれた女の子がいったよ」<br />「認められないものに対して抗い続けていれば、戦い続けてさえいれば、誇りを持って生きられる」<br />「誇りを持って生きてさえいれば、いつ死んでもかまわないって」<br />「でもね、そんなのは間違ってるんだ。そんなふうにしか考えられないのは不幸なことだ」<br />「そんなことはもう終わらせなくちゃいけないんだ」<br />「俺はそのために戦ってみせると決めた」
 
;「どういうつもりか知らないが、俺はもうあんたを憎いとは思わないよ、エルリッヒ・シュターゼン」<br />「この時代の中では、いつああなってもおかしくはなかった」<br />「確かに不幸なことだ。許せないし認めたくはない」<br />「だけどね、そんなのは世界中で起こった、そして今も起こり続けていることなんだ」<br />「大勢の人が死んだんだ。苦しんだのは俺だけじゃない」<br />「俺にそれを気づかせてくれた女の子がいったよ」<br />「認められないものに対して抗い続けていれば、戦い続けてさえいれば、誇りを持って生きられる」<br />「誇りを持って生きてさえいれば、いつ死んでもかまわないって」<br />「でもね、そんなのは間違ってるんだ。そんなふうにしか考えられないのは不幸なことだ」<br />「そんなことはもう終わらせなくちゃいけないんだ」<br />「俺はそのために戦ってみせると決めた」
:独立軍ルートでのアークのライバル説得時の台詞。<br />復讐を乗り越え、実に清く正しく真っ当に成長した富野系主人公である。ここで語られる少女とはもちろんレラ。
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:独立軍ルートでのアークのライバル説得時の台詞。復讐を乗り越え、実に清く正しく真っ当に成長した富野系主人公である。ここで語られる少女とはもちろんレラ。
 
;「ああ、約束する。絶対に、俺たちが実現してみせる。だから、死ぬな! 俺が絶対に平和な地球圏を見せてやるから!」
 
;「ああ、約束する。絶対に、俺たちが実現してみせる。だから、死ぬな! 俺が絶対に平和な地球圏を見せてやるから!」
 
:[[OZ]]ルート『人類の勝利、そして……(後編)』の戦闘後の[[レラ]]との最後の約束。[[OZ]]ルートではこの後、アークはかなり積極的になり、ライバルとのイベントだけでなく、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]や[[ハマーン・カーン|ハマーン]]との会話にもそれが現れるようになる。独立軍ルートでも似たような約束はするのだがこちらはレラ死亡後はアークがメインとなるイベントが少ないため、変化が見られない(そのかわり、こちらはアークがレラとのふれあいの中で、自分自身の戦う理由を見いだす過程が描かれる)。
 
:[[OZ]]ルート『人類の勝利、そして……(後編)』の戦闘後の[[レラ]]との最後の約束。[[OZ]]ルートではこの後、アークはかなり積極的になり、ライバルとのイベントだけでなく、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]や[[ハマーン・カーン|ハマーン]]との会話にもそれが現れるようになる。独立軍ルートでも似たような約束はするのだがこちらはレラ死亡後はアークがメインとなるイベントが少ないため、変化が見られない(そのかわり、こちらはアークがレラとのふれあいの中で、自分自身の戦う理由を見いだす過程が描かれる)。
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== 名台詞(富野語編) ==
 
== 名台詞(富野語編) ==
 
;「目をつぶせばっ!」<br />「散れ!スプラッシュブレイカー!」<br />「俺だってこのくらいはさ!」<br />「読めるぞ、敵の攻撃が!!」<br />「この程度の攻撃でさ!」
 
;「目をつぶせばっ!」<br />「散れ!スプラッシュブレイカー!」<br />「俺だってこのくらいはさ!」<br />「読めるぞ、敵の攻撃が!!」<br />「この程度の攻撃でさ!」
:以上はアークライトの戦闘台詞より。どこかで耳にしたような台詞である
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:以上は戦闘台詞より。
 
;「宇宙ってのはさ、悪いもんじゃないんだ。ちゃんと人間が生きていけるようになってるんだ。それに、なんていうのかな、地上にいるよりも感覚が鋭くなるような感じはあるな」<br />「……ああ、わかってるさ、レラ。あいつは戦いを終わらせるために、力を貸してくれるかもしれない……」(注:この台詞はレラ死亡イベント後)<br />「……やってみるさ」<br />「ここは、あんたの恋人が軟禁されている場所なんだぞ!あんたの女は薬で眠らされてた。それをやらせてるのは、バスクだろ!?」<br />「こういう奴は許せないんだって、あんただってわかるはずだ!だったら自分の女を守ってみせろよ!」
 
;「宇宙ってのはさ、悪いもんじゃないんだ。ちゃんと人間が生きていけるようになってるんだ。それに、なんていうのかな、地上にいるよりも感覚が鋭くなるような感じはあるな」<br />「……ああ、わかってるさ、レラ。あいつは戦いを終わらせるために、力を貸してくれるかもしれない……」(注:この台詞はレラ死亡イベント後)<br />「……やってみるさ」<br />「ここは、あんたの恋人が軟禁されている場所なんだぞ!あんたの女は薬で眠らされてた。それをやらせてるのは、バスクだろ!?」<br />「こういう奴は許せないんだって、あんただってわかるはずだ!だったら自分の女を守ってみせろよ!」
 
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