差分
→単独作品
== ZMT-S33S ゴトラタン(Gottratan) ==
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gottrlatan]]<ref>[http://www.v-gundam.net/mechanic/45.html MECHANIC|機動戦士Vガンダム] 2022年1月10日閲覧。</ref>
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Vガンダム}}
| デザイン = {{メカニックデザイン|石垣純哉}}
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
| SRWでの分類 = [[機体]]
}}
*装甲材質:ハイチタン合金ネオセラミック複合材
[[ザンスカール帝国]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。背部に大型のキャノンユニットを装備しており、長距離からの狙撃を行う事が可能。また、ユニットは任意に切り離す事も出来る。本体の方は白兵戦を重視した設計がされており、接近戦用の武装を主に装備している。機体各所にもスラスターが備えられており、運動性も高い。
{{登場メカ概要
| タイトル = スペック
| 分類 = [[分類::モビルスーツ]]
| 生産形態 = 試作機
| 型式番号 = [[型式番号::ZMT-S33S]]
| 全高 = [[頭頂高::15.9 m]]
| 本体重量 = 11.1 t
| 全備重量 = 24.9 t
| 動力 = [[動力::核融合炉]]
| ジェネレーター出力 = 6,170 kW
| スラスター推力 = 10,270 kg×2<br />7,770 kg×5<br />5,370 kg×8
;総推力
:102,350 kg
| アポジモーター数 = 17
| 装甲材質 = [[装甲材質::ハイチタン合金ネオセラミック複合材]]
| 開発 = [[ザンスカール帝国]]
| 所属 = {{所属 (メカ)|ザンスカール帝国}}
| パイロット = [[パイロット::カテジナ・ルース]]
}}
'''ゴトラタン'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[登場メカ]]。
== 概要 ==
[[ザンスカール帝国]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。[[ザンネック]]、[[ゲンガオゾ]]、[[リグ・コンティオ]]を開発した「スーパーサイコ研究所」が担当。
背部に大型のキャノンユニットを装備しており、長距離からの狙撃を行う事が可能。また、ユニットは任意に切り離す事も出来る。本体の方は白兵戦を重視した設計がされており、接近戦用の武装を主に装備している。両肩の大型フレキシブルスラスターを含め、随所に小型スラスターが備えられており、運動性も高い。また、[[サイコミュ]]対応型のザンネックやゲンガオゾを開発したスーパーサイコ研究所が開発しただけあってか精度の高いセンサー捕捉機能と追尾能力を誇り、キャノンユニット無しでも[[ビームライフル]]による[[狙撃]]能力や反応速度の高さを持つ。特にスラスターが加わった[[出力|パワーウェイトレシオ(馬力)]]は際立っており、後述の[[フランチェスカ・オハラ]](フラニー)の[[Vガンダムヘキサ]]をビームキャノンの砲身を振り回すだけで圧し折って撃墜、[[オデロ・ヘンリーク]]の[[ガンブラスター]]を右腕欠損状態だが、両腕でガードしているにも関わらず脚蹴でメインエンジンとコクピットブロックを潰す等、'''パイロットである[[カテジナ・ルース]]の狂気と合わさって、大変に印象深いモビルスーツである'''。
本機は[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦にてカテジナに与えられ、[[リガ・ミリティア]]の[[シュラク隊]]の3人(フラニー、[[ミリエラ・カタン]]、[[コニー・フランシス]])のVガンダムヘキサ、オデロのガンブラスターをビームトンファーと脚蹴で撃墜する。しかし、最後は[[ウッソ・エヴィン]]の[[V2ガンダム]]の光の翼によって自らの攻撃を弾かれてしまい、そのまま吹き飛ばされてしまった。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
=== [[旧シリーズ]] ===
:カテジナが敵になるルートを通り、なおかつ終盤で[[ジャブロー]]に向かうと、敵増援としてカテジナが乗って登場する。
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
:初登場作品。カテジナが敵になるルートを通り、なおかつ終盤で[[ジャブロー]]に向かうと、敵増援としてカテジナが乗って登場する。
:宇宙編におけるボスユニット。HPは3万超えは[[リグ・コンティオ]]と同じ。シールド防御も高い確率で発動するため落としにくい面も同じ。やはりここはV2ガンダムとνガンダムのツートップで臨もう。また「狂気の力」では[[ルペ・シノ]]と[[ゴッドワルド・ハイン]]が搭乗してくる。
=== [[αシリーズ]] ===
:カテジナが乗る。HPは18000。この頃には[[エース]]ユニットに改造を施した機体に見劣りし、精神コマンド[[魂]]を使えば一撃で落とすことも簡単。終盤戦に複数登場する。この辺りは[[リグ・コンティオ]]と同じ扱いである。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:終盤のカテジナの搭乗機。機体性能と[[射程]]に優れ、[[移動力]]も8と高め。最終盤では[[ゼ・バルマリィ帝国|帝国監察軍第7艦隊]]の戦力として複数登場する。[[リグ・コンティオ]]と性能や扱いが似ている。
:バイロットはカテジナ。HPは9000以上。メガビームキャノンの射程は長いが、ここで苦戦するようだと[[ターンX]]に太刀打ちできない。早急に仕留めよう。イベントでウッソを庇ってくれる。
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
::全般的に能力が強化され、'''V2が霞むほどの化け物ユニット'''になっている。特に攻撃力の上昇は凄まじいものがあり、スーパー系でも「[[鉄壁]]」不使用の場合だと窮地に立たされる事が珍しくない。
:全般的に能力が強化され、V2が霞むほどの化け物ユニットになっている。特に攻撃力の上昇は凄まじいものがあり、スーパー系でも[[鉄壁]]不使用の場合窮地に立たされることが珍しくない。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:今回はカテジナ専用機として、[[ティターンズ]]及び[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]の戦力として登場。初登場が第9話と早めだからか機体性能は大分落ち着いた。
:中盤戦最終局面でカテジナが搭乗。能力は高いが、此方も強力なユニットで対抗できるので、相対的な怖さは感じられない。周りの雑魚が[[ザンネック]]だったり、[[ゲンガオゾ]]だったりするのがもっとも怖い所。なお一連の説得すれば味方ユニットとして使える。空中に浮いているため、使い勝手は悪くない。この辺りも[[リグ・コンティオ]]と同じ扱いである。
:射程と移動力は相変わらずだが、カテジナ側の[[底力]]および[[強化人間]]の回避補正が高いので、中途半端に削ってしまった場合や後半は驚異的な回避性能を誇るため注意。
:カテジナが基本的にウッソを狙うので、ウッソを使っているならば誘導は楽だが、最終決戦では逆にイベント撃墜される可能性も出てくるので注意しよう。
:ギンガナム艦隊合流後は[[ザンネック|鈴の音に]][[ターンX|関連した]][[サイコミュ]]を搭載している。
== 装備・機能 ==
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}
:中盤戦最終局面でカテジナが搭乗。能力は高いが、此方も強力なユニットで対抗できるので、相対的な怖さは感じられない。周りの雑魚が[[ザンネック]]だったり、[[ゲンガオゾ]]だったりするのがもっとも怖い所。
:なお、一連の[[説得]]をすれば味方ユニットとして使える。空中に浮いているため、使い勝手は悪くない。この辺りもリグ・コンティオと同じ扱いである。
=== 武装・必殺攻撃 ===
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}
:宇宙編におけるボスユニットの1機。HP32000。シールド防御も高い確率で発動するため落としにくい。リグ・コンティオ同様、V2ガンダムと[[νガンダム]]のツートップで臨みたい。また「狂気の力」では[[ルペ・シノ]]と[[ゴッドワルド・ハイン]]が搭乗してくる。
:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}
::フリーバトル、[[カラオケモード]]に登場。またおまけマップでは、ウッソの[[V2バスターガンダム]]を仲間にすると敵増援として出現する。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」から登場。大器型SSRアタッカー。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
:今作ではカテジナ機のみ参戦。
:中盤のカテジナは[[ゲドラフ]]で出てくることが多く、本機の出番は終盤のごく一部のミッションに限られる。
:隠し要素としてカテジナと共に加入。武装はビーム・トンファーとメガ・ビーム・キャノン(通常版・[[マップ兵器]]版)の3種のみ。マップ兵器版のメガ・ビーム・キャノンが[[フルアーマー百式改]]のロング・メガ・バスターとほぼ同性能(カスタムボーナスを含めた最大改造時の攻撃力や攻撃範囲が全く同じ)であり本機の方が消費ENが少ないというメリットは持つものの、やはり終盤加入という点が難となる。しっかりと改造しているなら、敵が固まっていることが多い艦内ミッションで有用。宇宙世紀系のパイロット達の撃墜数を稼ぐのに貢献する機体に成り得る。
:何気に、本作で入手できる唯一の「赤いモビルスーツ」となっている。
==== 基本兵装 ====
== 装備・機能 ==
=== 武装・[[必殺武器]] ===
;ビームカッター
;ビームカッター
:頭部に装備。接近戦で敵機の意表をつく事が可能。
:頭部の角から放出されるビーム刃。[[ミリエラ・カタン|ミリエラ]]は、この武器で不意を付かれて撃墜された。
;ビームトンファー
;ビームトンファー
:両腕に装備された固定武装。取り外して使用する事もできる。
:両肘からビーム刃を展開する近接武装。固定武装だが、取り外して使用する事もできる。
:発表順ではゴトラタンのほうが先だがザンスカール戦争の[[機動戦士ガンダムUC|50年ほど前]]にもUC計画の[[ユニコーンガンダム|1号機]]や[[フェネクス|3号機]]がよく似た使い方をしている。
:本機の携行兵装。
:『X-Ω』では通常攻撃に使用。
:『30』ではビームトンファーで乱打した後、最後に蹴り飛ばす。
;[[ビームシールド]]
;[[ビームシールド]]
:両腕の甲に装備。
:両腕の甲に装備。
;[[ビームライフル]]
:本機の携行兵装。
;キャノンユニット
:背部に装備。任意に切り離す事も出来る。
:;[[ミサイル|6連装マイクロミサイルポッド]]
::キャノンユニットの前面に2基装備。
:;メガ・ビーム・キャノン
::キャノンユニットの一部で、通常は邪魔にならないように折り畳まれている。使用時は前方に展開し、スコープで狙いを定める。2連装を束ねて集束し、威力は[[戦艦]]クラスも一撃で撃沈できる程で、[[V2バスターガンダム]]のメガビームキャノンをも上回る。
::指向性のあるビーム兵器なのか、[[V2アサルトガンダム]]の最大出力のメガビームライフルを押し返し、ビームがシャワーの如く降り注ぐ形で相殺できない程。なお、ビームキャノンはモビルスーツ単独の武装としても使用できる。
::『[[新スーパーロボット大戦|新]]』におけるカットインは秀逸。
::『X-Ω』では必殺スキルとして採用。
::『30』では通常版のほか、[[マップ兵器]]版も装備。マップ兵器としては比較的攻撃力が高い上に効果範囲も使いやすく消費ENが少ないため、マップ兵器の中ではかなり使いやすい部類。
=== [[特殊能力]] ===
=== [[特殊能力]] ===
;盾装備、銃装備
;盾装備、銃装備
:[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動させる。<br />ほぼ全ての作品で、剣は装備していないことになっている。ビームトンファーでの[[切り払い]]は難しいということか。
:[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。
:ほぼ全ての作品で、剣は装備していない事になっている。ビームトンファーでは[[切り払い]]が難しい、という事か。
=== 移動タイプ ===
=== 移動タイプ ===
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙|宇]]
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙|宇]]
:[[飛行]]可能。
:[[飛行]]可能。
== 話題まとめ ==
=== [[サイズ]] ===
;M
:
=== カスタムボーナス ===
;全ての武器の攻撃力+300。装甲値+200、運動性+20
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。
== 余談 ==
*[[小説|小説版]]『Vガンダム』では、ゴトラタンのカラーリングの表現がとても際どいものになっている事で有名。
**詳しくは[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]の項目を参照。
**また小説版では最終決戦がカテジナの初戦という扱いになり、ゴトラタンが最初に与えられた機体であり専用機かつ最終機体となる。
== 脚注 ==
<references />
== 資料リンク ==
== 資料リンク ==
*[[GUNDAM:ゴトラタン]]
{{ガンダムシリーズ}}
{{ガンダムシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:ことらたん}}
[[category:登場メカか行]]
[[category:登場メカか行]]
[[category:ガンダムシリーズ]]
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]
[[category:機動戦士Vガンダム]]