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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
− | | 漢字表記 = 北村 開 | + | | 漢字表記 = [[漢字表記::北村 開]] |
| | 外国語表記 = [[外国語表記::Kai Kitamura]] | | | 外国語表記 = [[外国語表記::Kai Kitamura]] |
− | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | + | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]]) |
− | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボットスピリッツ}}(前日談小説のみ)
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| *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}} | | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}} |
− | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
| + | | 声優 = {{声優|西前忠久|SRW=Y}} |
− | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS}}
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}} |
− | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
| + | | SRWでの分類 = [[パイロット]] |
− | *{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
| + | }} |
− | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ}}
| + | |
− | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター}}
| + | {{登場人物概要 |
− | | 声優 = {{声優|西前忠久}} | + | | タイトル = プロフィール |
| | 種族 = [[種族::地球人]](日本人) | | | 種族 = [[種族::地球人]](日本人) |
| | 性別 = [[性別::男]] | | | 性別 = [[性別::男]] |
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| | コールサイン = ゴースト1 / チャーリー1 / エレーブ1(第2次OG) | | | コールサイン = ゴースト1 / チャーリー1 / エレーブ1(第2次OG) |
| }} | | }} |
− | | + | '''カイ・キタムラ'''は「[[OGシリーズ]]」の登場人物。 |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[OGシリーズ]]に登場する年長風貌なパイロット(後術の通り、彼は年長でないのだが)。旧[[特殊戦技教導隊]]メンバーで、[[パーソナルトルーパー]]([[PT]])の操縦方法やモーションなどの基礎を創りあげた人物のひとり。極東[[伊豆基地]]でのPT部隊を指揮している。[[L5戦役]]後は新生教導隊の指揮官となった。新旧両方の教導隊に表立って参加している唯一の人物である。教導隊出身だけあって、PTをはじめとする機動兵器の操縦技術は卓越しており、特に人型機動兵器の四肢を用いた格闘戦では無類の強さを発揮する。ゼンガー同様の接近戦型のスタイルだが、彼が剣撃戦に長けるのに対し、カイは徒手空拳での白兵戦に長ける。
| + | 旧[[特殊戦技教導隊]]メンバーで、[[パーソナルトルーパー]]([[PT]])の操縦方法やモーションなどの基礎を創りあげた人物のひとり。極東[[伊豆基地]]でのPT部隊を指揮している。[[L5戦役]]後は新生教導隊の指揮官となった。新旧両方の教導隊に表立って参加している唯一の人物である。教導隊出身だけあって、PTをはじめとする機動兵器の操縦技術は卓越しており、特に人型機動兵器の四肢を用いた格闘戦では無類の強さを発揮する。ゼンガー同様の接近戦型のスタイルだが、彼が剣撃戦に長けるのに対し、カイは徒手空拳での白兵戦に長ける。 |
| | | |
| 鬼教官と称され、劇中でも度々その姿が見られるものの、部下思いの一面も持ち併せており部下の信頼は厚い。また、[[ラトゥーニ・スゥボータ|ラトゥーニ]]のような[[スクール]]出身の子供たちを直属の部下にするようになった事から、OG2以後は厳格な性格ながらも丸くなっており、OG1と比べると融通の利く性格になっている。 | | 鬼教官と称され、劇中でも度々その姿が見られるものの、部下思いの一面も持ち併せており部下の信頼は厚い。また、[[ラトゥーニ・スゥボータ|ラトゥーニ]]のような[[スクール]]出身の子供たちを直属の部下にするようになった事から、OG2以後は厳格な性格ながらも丸くなっており、OG1と比べると融通の利く性格になっている。 |
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| === [[OGシリーズ]] === | | === [[OGシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] | | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] |
− | :ゲームでの初登場作品。初期能力は教導隊だけあってかなり高く、[[指揮官]]技能も持っているが、正式メンバーに入れる場合はキョウスケ編でプレイしなければならない。リュウセイ編ではスポット参戦のみ。実質的に、リュウセイ編とキョウスケ編は『[[SRX]]とカイの2択』という言い方が成り立つ。ただし、リュウセイ編でもバグで味方に出来る。 | + | :ゲームでの初登場作品。初期能力は教導隊だけあってかなり高く、[[指揮官]]技能も持っているが、正式メンバーに入れる場合はキョウスケ編でプレイしなければならない。リュウセイ編ではスポット参戦のみ。実質的に、リュウセイ編とキョウスケ編は『[[SRX]]とカイの2択』という言い方が成り立つ。 |
| ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]] | | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]] |
| :今回は序盤からいる。彼の撃墜数が隠し機体のフラグにもなっている。最初から[[熱血]]があるので、場合によってはボスキラーを任せられる。また艦長を除く味方パイロットでは、唯一デフォルトでの[[指揮官]]技能を持つキャラクターとなった。 | | :今回は序盤からいる。彼の撃墜数が隠し機体のフラグにもなっている。最初から[[熱血]]があるので、場合によってはボスキラーを任せられる。また艦長を除く味方パイロットでは、唯一デフォルトでの[[指揮官]]技能を持つキャラクターとなった。 |
| ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]] | | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]] |
− | :今回から専用BGMがついた他、[[精神コマンド]]に『[[直撃]]』が追加された。また、ツイン精神コマンドは『[[魂]]』なので、ボスキラーとしての色合いが更に強くなり、OG2シナリオの序盤で、撤退する敵を倒すのに大いにお世話になる。GBA版にあったリュウセイ編のバグはなくなった。 | + | :ボイスと専用BGMがついた。[[精神コマンド]]に『[[直撃]]』が追加された。ツイン精神コマンドは『[[魂]]』なので、ボスキラーとしての色合いが更に強くなり、OG2シナリオの序盤で、撤退する敵を倒すのに大いにお世話になる。GBA版にあったリュウセイ編のバグはなくなった。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OG外伝]] | | ;[[スーパーロボット大戦OG外伝]] |
| :主役キャラクターでは無いが[[オープニング戦闘デモ]]では1番手に出て来る。新教導隊が本格的に始動。最序盤から登場し、愛機[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]も完成した。愛機の強さもあり、また[[集束攻撃]]も持つので依然としてボスキラーの役目を補う。シナリオ面でも『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル|OGクロニクル]]』のエピソードが組まれており優遇されている。 | | :主役キャラクターでは無いが[[オープニング戦闘デモ]]では1番手に出て来る。新教導隊が本格的に始動。最序盤から登場し、愛機[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]も完成した。愛機の強さもあり、また[[集束攻撃]]も持つので依然としてボスキラーの役目を補う。シナリオ面でも『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル|OGクロニクル]]』のエピソードが組まれており優遇されている。 |
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| :本作では量産型ゲシュペンストMk-II改の正式量産機に搭乗。タイプGとタイプNの両方に搭乗している。分岐ルートから合流した際にノーマル状態に戻っているので換装は忘れずに。アタッカー・指揮官・統率という極めて有用かつ稀少なスキルを持っており、これまで以上に優秀なパイロットになった。また数少ない魂習得者でもあるので、アタッカー同士で組ませてボスキラー用にするかバランスよく養成して雑魚を散らすか。好みが分かれるところ。 | | :本作では量産型ゲシュペンストMk-II改の正式量産機に搭乗。タイプGとタイプNの両方に搭乗している。分岐ルートから合流した際にノーマル状態に戻っているので換装は忘れずに。アタッカー・指揮官・統率という極めて有用かつ稀少なスキルを持っており、これまで以上に優秀なパイロットになった。また数少ない魂習得者でもあるので、アタッカー同士で組ませてボスキラー用にするかバランスよく養成して雑魚を散らすか。好みが分かれるところ。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] | | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] |
− | :地上ルート序盤から参入。能力的には第2次OGから大きな変化は無い。 | + | :地上ルート序盤から参入。能力的には第2次OGから射撃が大きく低下しており、成長タイプの都合で伸びも悪いため、最終的にはなんと'''ゼンガーに負ける'''。このため射撃攻撃に関してはアタッカーの補正があってようやく人並みレベルである。 |
| :代わりにエースボーナスが変更され、まさにゲシュペンストに乗れと言わんばかりの物になった。 | | :代わりにエースボーナスが変更され、まさにゲシュペンストに乗れと言わんばかりの物になった。 |
| :初期機体のMK-II改でも問題は無いが、乗せ換えするのであれば搭乗機は[[ゲシュペンスト・ハーケン]]がお勧め。[[アシェン・ブレイデル|アシェン]]の[[レベル]]が40を越えれば[[グルンガスト改]]の計都羅喉剣・五黄殺を超える火力を叩き出せる。 | | :初期機体のMK-II改でも問題は無いが、乗せ換えするのであれば搭乗機は[[ゲシュペンスト・ハーケン]]がお勧め。[[アシェン・ブレイデル|アシェン]]の[[レベル]]が40を越えれば[[グルンガスト改]]の計都羅喉剣・五黄殺を超える火力を叩き出せる。 |
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| :turn.8では[[タスク・シングウジ|タスク]]、[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]、[[ショーン・ウェブリー|ショーン]]と雀卓を囲む場面がある。タスクとたまに賭け事勝負をしており、度々気迫で圧倒するらしい。turn.14では、[[アラド・バランガ|アラド]]相手に鬼教官ぶりを披露している。 | | :turn.8では[[タスク・シングウジ|タスク]]、[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]、[[ショーン・ウェブリー|ショーン]]と雀卓を囲む場面がある。タスクとたまに賭け事勝負をしており、度々気迫で圧倒するらしい。turn.14では、[[アラド・バランガ|アラド]]相手に鬼教官ぶりを披露している。 |
| | | |
− | == パイロットステータス設定の傾向 == | + | == パイロットステータス == |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
− | 高水準で平均的な能力を持ち、特に格闘に優れる。その他の能力も高い部類だが、射撃・防御だけは平均的。
| + | 格闘・技量・防御に優れる。回避や射撃も初期値こそ高めなものの成長率が良くないため伸びは今一。そのため能力的にはゲシュペンスト系よりも[[グルンガスト]]等の特機系の方が相性が良い。 |
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| === [[特殊技能]](特殊スキル) === | | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
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| === [[精神コマンド]] === | | === [[精神コマンド]] === |
− | ;GBA版OG1 [[気合]] [[熱血]] [[ド根性]] [[見切り]] [[集中]] [[気迫]] | + | ;GBA版OG1 |
− | ;GBA版OG2 [[集中]] [[熱血]] [[必中]] [[信念]] [[鉄壁]] [[気迫]] | + | :'''[[気合]]、[[熱血]]、[[ド根性]]、[[見切り]]、[[集中]]、[[気迫]]''' |
| + | ;GBA版OG2 |
| + | :'''[[集中]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[信念]]、[[鉄壁]]、[[気迫]]''' |
| :ゲシュペンストよりはグルンガスト系列に向いたラインナップ。いきなり「熱血」が使えるため、序盤の強敵撃破には彼の力が必要不可欠。 | | :ゲシュペンストよりはグルンガスト系列に向いたラインナップ。いきなり「熱血」が使えるため、序盤の強敵撃破には彼の力が必要不可欠。 |
− | ;OGS [[直撃]] [[熱血]] [[集中]] [[不屈]] [[必中]] [[気迫]] [[魂]](ツイン精神) | + | ;OGS |
| + | :'''[[直撃]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[気迫]]、[[魂]]'''(ツイン精神) |
| :コマンドが整理され、ゲシュペンスト向きの構成になった。相変わらず最初から「熱血」が使えるため、序盤から主力として使って行ける。OG外伝では専用機の性能も相まって大暴れ出来る。 | | :コマンドが整理され、ゲシュペンスト向きの構成になった。相変わらず最初から「熱血」が使えるため、序盤から主力として使って行ける。OG外伝では専用機の性能も相まって大暴れ出来る。 |
− | ;第2次OG [[集中]] [[不屈]] [[必中]] [[気迫]] [[魂]] [[強襲]](ツイン精神) | + | ;第2次OG |
| + | :'''[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[気迫]]、[[魂]]、[[強襲]]'''(ツイン精神) |
| :序盤の火力こそ以前より劣るが、終盤は魂+アタッカーの相乗効果で凄まじい火力を叩き出す。 | | :序盤の火力こそ以前より劣るが、終盤は魂+アタッカーの相乗効果で凄まじい火力を叩き出す。 |
| | | |
| === 固有[[エースボーナス]] === | | === 固有[[エースボーナス]] === |
| + | ;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]、[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]、[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] |
| + | :'''指揮効果+5%、クリティカル発生率+10%''' |
| ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]] | | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]] |
| :'''自分の指揮範囲内の、ゲシュペンストと名の付く機体(自機を含む)の与える最終ダメージ+5%''' | | :'''自分の指揮範囲内の、ゲシュペンストと名の付く機体(自機を含む)の与える最終ダメージ+5%''' |
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| ;[[アクア・ケントルム]] | | ;[[アクア・ケントルム]] |
| :OG外伝で登場。ラミアが妻だと間違われカイは仰天していた。尊敬の眼差しを向けられているようで、サインをねだられている。 | | :OG外伝で登場。ラミアが妻だと間違われカイは仰天していた。尊敬の眼差しを向けられているようで、サインをねだられている。 |
| + | :『第2次OG』のエンディングにて彼女をヒューゴと共に教導隊で預かる事となり、以後は部下の一人に。 |
| ;ミナ・キタムラ | | ;ミナ・キタムラ |
| :16歳になる娘。現時点では名前のみ登場。存在自体はOG2で語られており、OG外伝で名前と年齢が判明した。カイ曰く『幸いカミさんに似てくれたんで、恨まれないで済む』との事。この『似てくれた』というのは容姿・性格、どちらの意味で言ったのかは不明だが、直後のドナの『じゃあ、寂しいでしょ』という台詞に『いや、まあ……』と不器用ながらも同意しているような返答をしたことから考えると、『家を空けていても恨まれなくて済むのは助かるが、娘が寂しがってくれないのは寂しい』と考えるのが自然かと思われる(容姿だけなら、妻と自分のどちらに似ていても寂しいだろうから)。 | | :16歳になる娘。現時点では名前のみ登場。存在自体はOG2で語られており、OG外伝で名前と年齢が判明した。カイ曰く『幸いカミさんに似てくれたんで、恨まれないで済む』との事。この『似てくれた』というのは容姿・性格、どちらの意味で言ったのかは不明だが、直後のドナの『じゃあ、寂しいでしょ』という台詞に『いや、まあ……』と不器用ながらも同意しているような返答をしたことから考えると、『家を空けていても恨まれなくて済むのは助かるが、娘が寂しがってくれないのは寂しい』と考えるのが自然かと思われる(容姿だけなら、妻と自分のどちらに似ていても寂しいだろうから)。 |
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| :彼とはかつて共に戦った戦友。ただし、直接顔を合わせたのはOG外伝が初。 | | :彼とはかつて共に戦った戦友。ただし、直接顔を合わせたのはOG外伝が初。 |
| ;[[ヒューゴ・メディオ]] | | ;[[ヒューゴ・メディオ]] |
− | :[[封印戦争]]後は教導隊預かりの予定。 | + | :[[封印戦争]]後にアクアと共に教導隊預りとなり、直属の部下となった。 |
| ;[[ドナ・ギャラガー]] | | ;[[ドナ・ギャラガー]] |
| :OGクロニクル1巻『踊るゆりかご』のゲストキャラクター。同エピソードは後にOG外伝でほぼ丸ごと採用されている。出張でトルコに出向いていた際に通っていた飲み屋で知り合い、意気投合して飲み友達になる。仕事の苦労や家族の話を交わすなど親交を深めていたが、数日後ドナが研究の支援を受けていた宗教団体(テロ組織)の決起に伴い拘束される。この研究とは[[インスペクター事件|先の戦乱]]による負傷で全身不随になったドナの息子「トニー」の身体(義肢)を作るためのもので、研究成果として生み出された機体「[[ウェンディゴ]]」もトニーを乗せて出撃することとなる。この後カイは拘束を抜け出して[[量産型ゲシュペンストMk-II|愛機]]で出撃し、ウェンディゴを撃破するが、「軍人だから無駄な人死には出せない」としてトニーが入ったコアユニットはしっかりと守った。その後ドナは逮捕されたものの、息子を救ったカイの気持ちに応えて事情聴取に応じた。ちなみにドナは決起当日の朝までカイの素性に気付いておらず、交流を重ねていたのは本当に偶然であった。また拘束した際には「あなたの奥さんと娘さんを泣かせたくないから余計な気を起こさないで」と語り、カイの方も交流に消極的ではあったもののドナの悩み相談には親身に答えていたり微笑を浮かべながら家族の話をしていたりと、結果的に敵対することとなってしまったが2人の友情は本物であったといえる。 | | :OGクロニクル1巻『踊るゆりかご』のゲストキャラクター。同エピソードは後にOG外伝でほぼ丸ごと採用されている。出張でトルコに出向いていた際に通っていた飲み屋で知り合い、意気投合して飲み友達になる。仕事の苦労や家族の話を交わすなど親交を深めていたが、数日後ドナが研究の支援を受けていた宗教団体(テロ組織)の決起に伴い拘束される。この研究とは[[インスペクター事件|先の戦乱]]による負傷で全身不随になったドナの息子「トニー」の身体(義肢)を作るためのもので、研究成果として生み出された機体「[[ウェンディゴ]]」もトニーを乗せて出撃することとなる。この後カイは拘束を抜け出して[[量産型ゲシュペンストMk-II|愛機]]で出撃し、ウェンディゴを撃破するが、「軍人だから無駄な人死には出せない」としてトニーが入ったコアユニットはしっかりと守った。その後ドナは逮捕されたものの、息子を救ったカイの気持ちに応えて事情聴取に応じた。ちなみにドナは決起当日の朝までカイの素性に気付いておらず、交流を重ねていたのは本当に偶然であった。また拘束した際には「あなたの奥さんと娘さんを泣かせたくないから余計な気を起こさないで」と語り、カイの方も交流に消極的ではあったもののドナの悩み相談には親身に答えていたり微笑を浮かべながら家族の話をしていたりと、結果的に敵対することとなってしまったが2人の友情は本物であったといえる。 |
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| ;「アイビス!」<br/>「聞け。彼女一人と宇宙に住む者達全ての命を秤に掛けるわけにはいかん」<br/>「最悪の場合、辛い選択をせねばならん。 だが、そこに至るまでの道を歩まぬ者には、その選択権すら与えられん」<br/>「下を見るな、顔を上げろ。 この状況、答えは目の前……レティクルの中しかない」 | | ;「アイビス!」<br/>「聞け。彼女一人と宇宙に住む者達全ての命を秤に掛けるわけにはいかん」<br/>「最悪の場合、辛い選択をせねばならん。 だが、そこに至るまでの道を歩まぬ者には、その選択権すら与えられん」<br/>「下を見るな、顔を上げろ。 この状況、答えは目の前……レティクルの中しかない」 |
| :第2次OGのバラルの園で([[ナシム・ガンエデン|別の存在]]に操られたとはいえ)[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]に自身の夢を否定されたうえに敵対するという事実に大きく動揺したアイビスに対して。ちなみに「レティクル」とはスコープに描かれている照準合わせ用の十字線のこと。 | | :第2次OGのバラルの園で([[ナシム・ガンエデン|別の存在]]に操られたとはいえ)[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]に自身の夢を否定されたうえに敵対するという事実に大きく動揺したアイビスに対して。ちなみに「レティクル」とはスコープに描かれている照準合わせ用の十字線のこと。 |
| + | |
| + | === 中断メッセージ === |
| + | ;「ヒューゴ、お前は真面目だな」 |
| + | :『OGMD』の中断メッセージ「教導隊の紅一点?」より。教導隊の紅一点としてヒューゴを紹介しようとして、ヒューゴから紅一点とは女性のことではと真っ当な返答を受けて。どうやら、ヒューゴは赤毛のため紅一点と言い、それによる彼からのツッコミやボケを期待していたらしい。基本的にギャグシーンである中断メッセージであるはいえ、滅多に見れないユーモアたっぷりなカイが登場する。しかし「お前は真面目だな」は普段のカイが言えた事ではないだろう。 |
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| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *GBA版OG1では、ある事をすると'''彼が増殖するという[[バグ]]があった。'''後に、半公式的なネタにもされている(シャッフルバトラーにおいて、カイ機のゲシュペンストMk-II・Sの特殊能力が「分身」)。このバグの影響によりカイの存在があまり浸透していなかったGBA版OG1~OG2の頃は「カイ=増殖」というイメージが定着し、大半のプレイヤーからネタキャラとして扱われていた。しかし現在のカイは自身の魅力で根強い人気を得ており、ほぼ完全にネタキャラのイメージを払拭している。最初はネタキャラ扱いされていた人物が純粋な人気でその座から脱した、中々希有な例と言える。 | + | *GBA版OG1では、ある事をすると'''彼が増殖するという[[バグ (ゲーム)|バグ]]があった。'''後に、半公式的なネタにもされている(シャッフルバトラーにおいて、カイ機のゲシュペンストMk-II・Sの特殊能力が「分身」)。このバグの影響によりカイの存在があまり浸透していなかったGBA版OG1~OG2の頃は「カイ=増殖」というイメージが定着し、大半のプレイヤーからネタキャラとして扱われていた。しかし現在のカイは自身の魅力で根強い人気を得ており、ほぼ完全にネタキャラのイメージを払拭している。最初はネタキャラ扱いされていた人物が純粋な人気でその座から脱した、中々希有な例と言える。 |
| + | **なお、このバグを使うと本来キョウスケ編後半からの正式参戦となるカイをリュウセイ編では序盤から、キョウスケ編でも中盤から扱うことができる。前述通り最初から強力な技能を豊富に持ち、乗機の量産型ゲシュペンストMk-IIも他の同型機よりワンランク強化されているため戦力底上げには便利だが、リュウセイ編で増殖させすぎると進行不可能になってしまう事があるので注意。 |
| *OGシリーズの漫画作品や一部キャラ・メカニックデザインなどで活躍している八房龍之助氏のお気に入りキャラの一人でもあり、『RoA』1巻のあとがきでは「本編に出せそうもないから」という理由でカイのイラストが書き下ろされたほど(その後4巻から出演を果たしている)。また同氏は『OGクロニクル』でカイを主役に据えた短編「踊るゆりかご」を手掛けており、同エピソードは後にアレンジを加えられた上で『OG外伝』の3、4話に採用された。OGクロニクルのオリジナルキャラや設定が本編に逆輸入されるケースは少なくないが、物語そのものが丸ごと再現されるのはかなり珍しい。 | | *OGシリーズの漫画作品や一部キャラ・メカニックデザインなどで活躍している八房龍之助氏のお気に入りキャラの一人でもあり、『RoA』1巻のあとがきでは「本編に出せそうもないから」という理由でカイのイラストが書き下ろされたほど(その後4巻から出演を果たしている)。また同氏は『OGクロニクル』でカイを主役に据えた短編「踊るゆりかご」を手掛けており、同エピソードは後にアレンジを加えられた上で『OG外伝』の3、4話に採用された。OGクロニクルのオリジナルキャラや設定が本編に逆輸入されるケースは少なくないが、物語そのものが丸ごと再現されるのはかなり珍しい。 |
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