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== 真・龍王機(The Truth and Dragon King Machine) ==
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== 真・龍王機 ==
    
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
 
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
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=== 真・龍王機改(『スーパーロボット大戦嵐-龍王逆襲-』) ===
 
=== 真・龍王機改(『スーパーロボット大戦嵐-龍王逆襲-』) ===
上記の通り、第3次αにおいて敗北を喫し消滅したところまでが描かれた真・龍王機であるが、前述の通りこの時点では「'''龍玉'''」の力が失われた状態であり、真・龍王機は本来の力を発揮してはいなかった。この点を踏まえた後日譚が『'''スーパーロボット大戦嵐―龍王逆襲―'''』である*1。
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上記の通り、第3次αにおいて敗北を喫し消滅したところまでが描かれた真・龍王機であるが、前述の通りこの時点では「'''竜玉'''」の力が失われた状態であり、真・龍王機は本来の力を発揮してはいなかった。この点を踏まえた後日譚が『'''スーパーロボット大戦嵐―龍王逆襲―'''』である*1。
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同作では、ケイサル・エフェスとの最終決戦を生き延びた同機は龍玉の力を完全に取り戻し、'''真・龍王機改'''として覚醒。その名を「'''応龍王'''」と改めてαナンバーズとの真の最終戦に臨み、ケイサル・エフェスが行使した負の[[無限力]]を凌駕する力を発揮してαナンバーズを圧倒している(戦闘の顛末については[[孫光龍]]の記事を参照)。
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同作では真・龍王機は、ケイサル・エフェスとαナンバーズの最終決戦を生き延びていた(イデオンガンの直撃を受けたが、なんとか念動フィールドで生き残り、後は次元ステルスで傍観していた)。「竜玉」とはイデに匹敵する[[無限力]]を有した超大型五行器(普段の動力源は「補助五行器」に過ぎない)のことで、厳密には失われていたの竜玉自体ではなくそれを起動するためのエネルギーだった。それを最終決戦で激突する両者のエネルギーで代用することにより竜玉の力を取り戻し'''真・龍王機改'''として覚醒。ケイサル・エフェスの負の[[無限力]]も使ったために無限力に属する竜玉が曇ってまだ完全な力は出せない状態だったが、αナンバーズの前に立ち塞がって龍虎王の四神合体時に放出される気を操ってαナンバーズの闘志を竜玉に吸収、陽の気で負の[[無限力]]による竜玉の曇りを祓って力を完全に取り戻し、その名を「'''応龍王'''」と改めてαナンバーズとの真の最終決戦に臨んだ。(戦闘の顛末については[[孫光龍]]の記事を参照)。
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本作における力の描写には、無限力の設定に超機人がより密接に関連するはずであった痕跡が見られる。また、「四霊」の超機人は同機の他に後3体存在しており、その全てに本作で描かれたような巨大な力が宿っているのだとすれば、その脅威は計り知れない。これらの設定がOGシリーズで描かれている超機人の物語へ還元される可能性も含めて、興味深い内容である。
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本作における力の描写には、無限力の設定に超機人がより密接に関連するはずであった痕跡が見られる。冒頭で光龍が、超機人軍がガンエデンの軍門に下ったのは真・龍王機が龍玉を奪われてその実力を発揮できなくなっていた為と説明している点を鑑みるに、少なくともこの作品では、本来は真・龍王機こそが四霊も含めた全ての超機人の長であり王であったと推測される。また、「四霊」の超機人は同機の他に後3体存在しており、その全てに本作で描かれたような巨大な力が宿っているのだとすれば、その脅威は計り知れない。これらの設定がOGシリーズで描かれている超機人の物語へ還元される可能性も含めて、興味深い内容である。
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また、四神を除く戦に倒れた全ての超機人の魂からは「大いなる我らが龍王」と呼ばれ、冒頭で光龍が「超機人軍がガンエデンの軍門に下ったのは真・龍王機が龍玉を奪われてその実力を発揮できなくなっていた為」と説明している点を鑑みるに、少なくともこの作品では、本来は真・龍王機こそが四霊も含めた全ての超機人の長であり王であったと推測される。
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応龍王が大ダメージを受けながらも再生しようとしたとき、[[ビッグ・ファイア]]が「お前たちは…運命に翻弄された我らと…我らに願いを託し滅びた己が一族の誇りのために戦った…だがもうよいのだ」と、戦に倒れた全ての超機人の魂、応龍王、孫光龍らに語りかけて滅びを受け入れさせており(真・龍虎王もそれに応えて消滅して四神の魂も旅立っていった)、前述と合わせると超機人と古代人は、地球を一度離れていたナシム・ガンエデンとは関係なく、最古のサイコドライバーの1人であるビッグ・ファイアに属する存在だったということのようだ。ビッグ・ファイアが真・龍王機を「大いなる我らが龍王」と呼んでいることから、ビッグ・ファイア達にとって最強の機体だったのだろう。しかし、かつて孫光龍が真・龍王機でビッグ・ファイアと一度対決したことがあるようだが、ビッグ・ファイアが勝利を納めたようである。また超機人の敵とされる「百邪」にはアポカリュプシスとルビが振られている。
    
*1:同作は同人誌という媒体であるためスパロボの公式な設定とはなっていない(作品の前書きでもその旨が書かれている)が、超機人の原作者の一人であり真・龍王機のメカニックデザイナーでもある富士原昌幸氏の筆によるものである。このため、氏が本来構想していた物語の全容を推測する上で興味深い内容と言え、ファンの注目度も高い。
 
*1:同作は同人誌という媒体であるためスパロボの公式な設定とはなっていない(作品の前書きでもその旨が書かれている)が、超機人の原作者の一人であり真・龍王機のメカニックデザイナーでもある富士原昌幸氏の筆によるものである。このため、氏が本来構想していた物語の全容を推測する上で興味深い内容と言え、ファンの注目度も高い。
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