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、 2012年6月14日 (木) 03:23
『[[魔装機神シリーズ]]』における出来事、事件。
== 概要 ==
『[[スーパーロボット大戦EX]]』の物語の起点である。[[ラ・ギアス]]での呼称は『'''地上人召喚事件'''』、地上での呼称は『'''ラ・ギアス事件'''』である。
[[神聖ラングラン王国]]へ侵攻してきた[[シュテドニアス連合]]に首都を占領され、劣勢に追い込まれた局面を打開するために、[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード]]王子は召喚術で地上人を呼び寄せて戦力強化を図ろうとした。しかし召喚術は失敗し、予想以上の数の地上人と戦闘兵器を[[ラ・ギアス]]へと流入させてしまった(地上人以外に、異世界[[バイストン・ウェル]]からも人員と戦闘兵器が召喚された)。これによりラングラン軍とシュテドニアス軍との戦闘はさらに激しさを増すことになる。
この事件の顛末は[[カークス・ザン・ヴァルハレヴィア|カークス]]将軍にも知ることとなった。互いに敵対関係でありながらも、この事態はラ・ギアスのためにならないということで、両勢力は地上人を送還させるプログラムを共同で開発した。戦争終結後このプログラムが使用され、地上人たちは一部の者を除いて元いた世界へ帰還した。
なお、[[シュウ・シラカワ]]はこの事件で[[グッドサンダーチーム]]と出会い、彼らが操縦する[[スーパーロボット]]・[[ゴーショーグン]]のエネルギー『[[ビムラー]]』に着目する。彼はこれを利用して、[[テイニクェット・ゼゼーナン]]によって提供され、乗機[[グランゾン]]にエンジンとして搭載されたブラックボックスに仕掛けられていた「[[特異点]]のずれ」を崩壊させ、ゼゼーナンの思惑を挫いた。後の『[[第4次スーパーロボット大戦]]』の布石ともなるこの偶発的な事件で、最大の恩恵を得たのはシュウであったといえる。
ラ・ギアス事件において、[[ロンド・ベル]]隊からも主なパイロットやメカが多数召還されたために、[[地球連邦軍]]から約1ヶ月間謎の失踪をしていたと判断され、戦力が解体されてしまうこととなった。EXの[[続編]]の[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]や[[スーパーロボット大戦F|F]]で、ロンド・ベル隊が当初少ない戦力で活動しているのはこのためである。
地上人召喚事件を含めて当時ラングランで起きていた戦争は後に『[[春秋戦争]]』と呼ばれるようになった。
== その後の扱い ==
ウィンキーソフトが手がけた一連の『スーパーロボット大戦([[旧シリーズ]])』では最重要の出来事で、正史として扱われている。その後の『[[スーパーロボット大戦αシリーズ]]』では、[[地上人召喚事件]]はなかったこととされている。
『[[OGシリーズ]]』では旧シリーズのストーリーをある程度なぞっていることから([[DC戦争]]、[[インスペクター事件]]、[[ゲスト]]の暗躍など)、今後どのように扱われるかが注目されている。寺田Pは『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』の発表時に、本事件が何らかの形で表現されることを話している。
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