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| === TV版 === | | === TV版 === |
| ;「アポリー中尉。調子はどうか?」<br>「ロベルト中尉、その過信は自分の足をすくうぞ」 | | ;「アポリー中尉。調子はどうか?」<br>「ロベルト中尉、その過信は自分の足をすくうぞ」 |
− | :第1話における最初の台詞。[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]強奪作戦の最中、部下の[[アポリー・ベイ|アポリー]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]との回線を通じてのやり取り。3人ともリラックスした様子で、互いの腹の中まで読めているようである。また、場所がサイド7であること、3機のMSで敵の拠点のコロニーを奇襲するなど、奇しくも話のシチュエーションは前作の第1話「ガンダム、大地に立つ」に酷似したものとなっている。 | + | :第1話における最初の台詞。[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]強奪作戦の最中、[[アポリー・ベイ|アポリー]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]との回線を通じてのやり取り。3人ともリラックスした様子で、互いの腹の中まで読めているようである。 |
| + | :また、場所がサイド7であること、3機のMSで敵の拠点のコロニーを奇襲するなど、奇しくも話のシチュエーションは前作の第1話「ガンダム、大地に立つ」に酷似したものとなっている。 |
| ;「この感触…アムロ・レイ…?ララァ・スンか?」 | | ;「この感触…アムロ・レイ…?ララァ・スンか?」 |
| :同じく第1話、グリプスの偵察中、[[ニュータイプ]]としての[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を察知した時の台詞。 | | :同じく第1話、グリプスの偵察中、[[ニュータイプ]]としての[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を察知した時の台詞。 |
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| :嫁さんも貰えない根本的な理由は、死んだ昔の彼女が忘れられないからである。 | | :嫁さんも貰えない根本的な理由は、死んだ昔の彼女が忘れられないからである。 |
| ;「直接、刃物を持って殺さないからさ。手に血が付かない人殺しでは、痛みは分からんのだ」 | | ;「直接、刃物を持って殺さないからさ。手に血が付かない人殺しでは、痛みは分からんのだ」 |
− | :第7話にて、30バンチの惨状を見たカミーユに何故こんな非道な事ができるのかと尋ねられた際の回答。現実世界にも通用する内容である……が、別件とはいえその「手に血が付かない人殺し」を実行したことが[[シーマ・ガラハウ|深いトラウマとなっている人物]]も存在するのだが。 | + | :第7話にて、30バンチの惨状を見たカミーユに何故こんな非道な事ができるのかと尋ねられた際の回答。 |
| ;「出資者は無理難題を仰る」 | | ;「出資者は無理難題を仰る」 |
| :[[ウォン・リー]]らエゥーゴの出資者たちが連邦軍の本拠地・ジャブローの攻撃を命令。(ジャブロー攻撃の経験がある)クワトロはこれに反対し、宇宙にあるグリプスの攻撃を主張するが、退けられてしまう。その会話の最後のセリフ。 | | :[[ウォン・リー]]らエゥーゴの出資者たちが連邦軍の本拠地・ジャブローの攻撃を命令。(ジャブロー攻撃の経験がある)クワトロはこれに反対し、宇宙にあるグリプスの攻撃を主張するが、退けられてしまう。その会話の最後のセリフ。 |
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| :口では何だかんだと辛辣な言葉で尻を叩いていたが、内心では彼の再起を信じている事が伺える。 | | :口では何だかんだと辛辣な言葉で尻を叩いていたが、内心では彼の再起を信じている事が伺える。 |
| ;「今日の都合で魂を売った人々の決定などは、明日にも崩れるものさ」 | | ;「今日の都合で魂を売った人々の決定などは、明日にも崩れるものさ」 |
− | :第24話にて、フォンブラウンにおける議会により、地球連邦軍がティターンズの管轄下に置かれる法案が決定する瞬間を眺めて。自己保身に走る人間は、その場はうまく凌げてもツケが後回しになっただけで、後になって大きな形でけじめを付けさせられるという事を意味しており、クワトロなりの深い哲学が感じられる。 | + | :第24話にて、フォンブラウンにおける議会により、地球連邦軍がティターンズの管轄下に置かれる法案が決定する瞬間を眺めて。 |
| ;「よくもミネバをこうも育ててくれた!偏見の塊の人間を育てて何とするか!」 | | ;「よくもミネバをこうも育ててくれた!偏見の塊の人間を育てて何とするか!」 |
| :[[アクシズ]]の指導者としてミネバに対する教育、というより彼のミネバに対する将来の期待をハマーンが踏みにじったことによる激昂のシーン。シャアが本気で怒りを曝け出したのはこのシーンのみ。 | | :[[アクシズ]]の指導者としてミネバに対する教育、というより彼のミネバに対する将来の期待をハマーンが踏みにじったことによる激昂のシーン。シャアが本気で怒りを曝け出したのはこのシーンのみ。 |
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| :地球近くの宙域での戦闘で、[[ハンブラビ]]の海ヘビの直撃を受け、重力圏へと投げ出された。この後大気圏に突入してしまい「意外に早いものだな」と死を覚悟したが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]で難を逃れる。 | | :地球近くの宙域での戦闘で、[[ハンブラビ]]の海ヘビの直撃を受け、重力圏へと投げ出された。この後大気圏に突入してしまい「意外に早いものだな」と死を覚悟したが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]で難を逃れる。 |
| ;「戦いの中で人を救う方法もあるはずだ!それを探せ!」 | | ;「戦いの中で人を救う方法もあるはずだ!それを探せ!」 |
− | :第36話で、フォウと戦う事を拒むカミーユに対して。台詞の意図としてはカミーユを戦わせる事だが、妙に願望の入った台詞である。ララァの悲劇を体験した彼としては、やはりカミーユに同じ経験をして欲しくなかったのだろう。カミーユからは「そんなものあるわけがない」「理想論」と否定されているが。前後の台詞と言っている事が矛盾しているようだが、クワトロ自身も葛藤している様子が伺える。しかしスパロボにおいては、大抵戦いの中で彼女を救う方法が用意されている。 | + | :第36話で、フォウと戦う事を拒むカミーユに対して。台詞の意図としてはカミーユを戦わせる事だが、妙に願望の入った台詞である。 |
| ;「同じ、か…」 | | ;「同じ、か…」 |
− | :フォウの死を嘆くカミーユを見て、かつての自分とアムロ、ララァと同じ結末になってしまった事について。このような事にならないようカミーユに対してフォウに近づきすぎないよう警告していた彼だが、心のどこかでは自分達とは違う結末になる事を期待していたのかもしれない。 | + | :フォウの死を嘆くカミーユを見て、かつての自分とアムロ、ララァと同じ結末になってしまった事について。 |
| ;「戦士は、生きている限り戦わねばならんのだ…!」 | | ;「戦士は、生きている限り戦わねばならんのだ…!」 |
− | :フォウの亡骸を抱えながら咽び泣くカミーユを、百式の手に乗せながら搾り出した台詞。愛するララァを失った経験のあるクワトロには、哀しみにくれるカミーユの気持ちが痛いほど分かったのである。それは自分に対して言い聞かせているようにも聞こえ、クワトロの目にも涙で潤んでいた…。 | + | :フォウの亡骸を抱えながら咽び泣くカミーユを、百式の手に乗せながら搾り出した台詞。 |
− | ;「そうだな、カミーユ…」
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− | :上記の台詞の後、アウドムラに乗って爆破する[[キリマンジャロ]]基地を後にして、フォウの亡骸を抱えたカミーユから「僕はもう、あなたのことをクワトロ大尉とは呼びませんよ。あなたは、シャア・アズナブルに戻らなくてはいけないんです」という言葉に、サングラスを外しながら答えた台詞。今まで偽名を使いパイロットとしての立場にのみ甘んじていたクワトロが、亡き[[ブレックス・フォーラ|ブレックス]]准将の遺志を継ぎ、遂に恥を捨て[[シャア・アズナブル|シャア]]として決起し、エゥーゴを率いながら世界を変えていく事を決意したのである。
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| ;「私はかつて、“シャア・アズナブル”と呼ばれていたことがある男だ!」 | | ;「私はかつて、“シャア・アズナブル”と呼ばれていたことがある男だ!」 |
| :第37話での、[[ダカール演説]]での台詞。劇場版では[[ダカール]]の話がカットされている為、口にしない。 | | :第37話での、[[ダカール演説]]での台詞。劇場版では[[ダカール]]の話がカットされている為、口にしない。 |
| ;「ひと昔前の人々は、この何倍ものGに耐えながら宇宙(そら)に出た。彼らは宇宙にこそ希望の大地があると信じた。自分たちを宇宙に追いやった地球のエリートを憎む事より、その方が余程建設的だと考えたからだ。地球の重力を振り切った時、人は新たなセンスを身につけた。それがニュータイプへの開花へとつながった。そういう意味では、確かに宇宙に希望はあったのだ。」 | | ;「ひと昔前の人々は、この何倍ものGに耐えながら宇宙(そら)に出た。彼らは宇宙にこそ希望の大地があると信じた。自分たちを宇宙に追いやった地球のエリートを憎む事より、その方が余程建設的だと考えたからだ。地球の重力を振り切った時、人は新たなセンスを身につけた。それがニュータイプへの開花へとつながった。そういう意味では、確かに宇宙に希望はあったのだ。」 |
− | :第38話にて、ダカール演説後、[[アウドムラ]]のシャトルで宇宙に戻る際、同乗するカミーユに語った台詞。エゥーゴの指導者やジオン・ダイクンの子としての意見ではなく、純粋に一個人としての[[ニュータイプ]]論をカミーユに披瀝しており、聞いたカミーユの方も「よく分かる話です。僕もその希望を見つけます。」と彼の説に対し全面的に賛同している。このやりとりからシャアはカミーユを自身の優れた後継者で次の世代を担う存在として期待を寄せており、カミーユもシャアをよき師、よき先達として尊敬している事が伺える。もしカミーユがリタイアすることなくシャアの側に在り続けていたならば、シャアも人類に絶望する事はなかったであろうが…。ゲーム版Zガンダムの(シャア編)EDムービーでも流れ、この言葉にカミーユも、「わかる話です。僕も、その希望を見つけます」と返している。 | + | :第38話にて、ダカール演説後、[[アウドムラ]]のシャトルで宇宙に戻る際、同乗するカミーユに語った台詞。 |
| + | :ゲーム版Zガンダムの(シャア編)EDムービーでも流れ、この言葉にカミーユも、「わかる話です。僕も、その希望を見つけます」と返している。 |
| ;「''どうした、カミーユ! 撃て!''」<br>カミーユ「''ダメです、僕には撃てません!''」<br>「''それが出来なければ、お前は死ぬぞ!!''」 | | ;「''どうした、カミーユ! 撃て!''」<br>カミーユ「''ダメです、僕には撃てません!''」<br>「''それが出来なければ、お前は死ぬぞ!!''」 |
− | :第42話で、サイド2の13バンチにおいて、[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]がの[[バウンド・ドック]]がカミーユのΖに迫り来る中、撃てずにいるカミーユとのやり取り。[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]に続いて、強化人間に取り憑かれつつあるカミーユを危惧したのだろう。 | + | :第42話で、[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]の[[バウンド・ドック]]がカミーユのΖに迫り、撃てずにいるカミーユとのやり取り。 |
− | :[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、[[イノセント]]によってより強化を施され心を消されてしまい、暴走したまま[[アイアン・ギアー]]に突っ込もうとした彼女の[[サイコガンダムMk-II]]を撃つように言う場面(原作で言う48話)で使われている。なお、池田氏と飛田氏の[[DVE]]で収録されている。 | + | :[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、[[イノセント]]によって心を消されてしまい、[[アイアン・ギアー]]に突っ込もうとした彼女の[[サイコガンダムMk-II]]を撃つように言う場面(原作で言う48話)で使われている。なお、池田氏と飛田氏の[[DVE]]で収録されている。 |
| ;「君のような若者が命を落として、それで世界が救われると思っているのか!?新しい時代を作るのは老人ではない!」 | | ;「君のような若者が命を落として、それで世界が救われると思っているのか!?新しい時代を作るのは老人ではない!」 |
| :シロッコとハマーンを倒すための捨石になろうとしていたカミーユに対しての台詞。カミーユはクワトロに世界を救ってほしかったが、クワトロはカミーユが自分と共に世界を救う事を望んでいた。しかし…… | | :シロッコとハマーンを倒すための捨石になろうとしていたカミーユに対しての台詞。カミーユはクワトロに世界を救ってほしかったが、クワトロはカミーユが自分と共に世界を救う事を望んでいた。しかし…… |