差分

303行目: 303行目:  
:[[α]]より。Fと同様に甲児との口喧嘩に発展するが、それ以上に[[スーパーロボット]]オタクである[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]の方が怒ってしまう。ただし、この時の甲児はマジンガーZの能力が他の機体より劣りつつある事への自覚はしていた。後の[[MX]]では一転、元祖[[スーパーロボット]]としての存在感に一目おいている節が有る。
 
:[[α]]より。Fと同様に甲児との口喧嘩に発展するが、それ以上に[[スーパーロボット]]オタクである[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]の方が怒ってしまう。ただし、この時の甲児はマジンガーZの能力が他の機体より劣りつつある事への自覚はしていた。後の[[MX]]では一転、元祖[[スーパーロボット]]としての存在感に一目おいている節が有る。
 
;「あら、みんな揃って…使えなくなってきたマジンガーZをどうにかしようっていう相談?」<br/>「だって、そうじゃない。マジンガーZなんて旧式、いつまで使うつもりなのよ?」<br/>「これからの戦いじゃ、はっきり言って邪魔だわ」
 
;「あら、みんな揃って…使えなくなってきたマジンガーZをどうにかしようっていう相談?」<br/>「だって、そうじゃない。マジンガーZなんて旧式、いつまで使うつもりなのよ?」<br/>「これからの戦いじゃ、はっきり言って邪魔だわ」
:α50話「あしゅら男爵、散る」より。甲児がマジンガーZをオーバーホールさせようとしている所に割って入ってさらにとんでもない暴言を言い放つ。…が、[[峰一平|一平]]に「お前だって[[第14使徒ゼルエル|こないだの使徒]]に呆気なくやられた」と言い返された上に、甲児から「お前だってEVAを馬鹿にされたら悔しいだろ」と諭されてしまう。
+
:α50話「あしゅら男爵、散る」より。甲児がマジンガーZをオーバーホールさせようとしている所に割って入ってさらにとんでもない暴言を言い放つ。
 +
:…が、[[峰一平|一平]]に「お前だって[[第14使徒ゼルエル|こないだの使徒]]に呆気なくやられた」と言い返された上に、甲児から「お前だってEVAを馬鹿にされたら悔しいだろ」と諭されてしまう。完全に墓穴を掘ってしまった形であり、先の読みがまるで無く後先考えずに一時の感情に任せて発した自分の言動が、どのような結果を引き起こすかを全然考えていない辺りアスカの若さ故の未熟さが露呈してしまった格好となった。
 +
;「な、何よ…ちょっとからかっただけなのに…真剣に怒って…バッカじゃないの!?」
 +
:上記の台詞の後、癇癪玉のような自分と違い、地下で煮え滾り何時噴火するか分からないマグマの如き甲児の静かな怒りと気迫に圧されタジタジになるが、プライドの高さから自分の非を認めて素直に謝るという選択肢は頭の中になかったようで、言い出した手前引っ込みがつかず、怒られるのを怖がって誤魔化すように捨て台詞を吐き逃げ出した。
 +
:幾多の強敵と戦い血と刃の下を潜り抜けてきた本物の獅子である甲児と、『'''自分を見て欲しい'''』などという幼稚な自己顕示欲と自尊心を振り翳す張子の虎に過ぎないアスカの、決定的な格の差が現れたシーンでもある。
    
=== 単発作品 ===
 
=== 単発作品 ===
匿名利用者